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カテゴリ:Funkentelechy( 731 )

40周年を目撃するぞ!

ネットでいきなり発見して驚いたフィッシュボーン来日の報。しかも結構間近に迫っている(27日)。あやうく出張を入れるところでした、危ない危ない。

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なんと今回のメンツは、アンジェロ、ノーウッド、ウォルター、フィッシュ、ビガム、ダウド!これは全盛期の布陣ではないですか!私が福岡で観た時と同じメンツ。最高です。

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私が見たのはクロッシング・ホール。≪Give a Money a Brain≫の発売後のツアー。ダウドがいたから、多分94年ですね。アルバムのクレジットにはケンダルーの名前があったけど、たぶんツアーには参加していなかったはず。もうずいぶん昔のことになるので、音のことはあまり覚えていないのですが、いくつか鮮明にお覚えていることもありますね。

・入場すると入り口のすぐ横に山高帽をかぶり杖を持ったアンジェロが立っていてびっくり

・ライブ1発目でアンジェロが客席にダイブして1列目真ん中にいた私の眼鏡が吹っ飛んで無くなったこと

・横で叫んでいる兄ちゃんを見たアンジェロがマイクを向けたけど、思いのほか効果がなくて苦笑いしていたこと

・上手にあるPAスピーカーの山の上にアンジェロが飛び乗って慌ててスタッフがスピーカーを支えに行ったけど、激揺れしていたこと

・ノーウッドの腰に巻いたバスタオルの安定感

・ダウドのキーボードが可動式でステージ中央あたりをウロウロしながら演奏していたこと

・終演後にアンジェロにサインを貰ったら、ジャケットの猿のえに辮髪を書いたので爆笑したこと
 (出張中なので、写真がアップできないのが残念)


ま、フィッシュボーンのライブは見るものというより体験、もっと言えば目撃するという行為に近いもの、ということを踏まえれば、私の猿の脳髄に残っている記憶は正しいもののような気がしますね。帰りに友人のバイクの後ろに乗って"Unyielding Conditioning"歌いながら帰ったことも思い出します。W君は今も元気なのでしょうか?

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実は学生時代に買ったワーウィックのサム・ベース(スルーネック)はノーウッドに憧れて買ったもの。今は大阪のアパートに置いているので触るのは月に5,6回しかありませんが、もう少し可愛がらないけないですね。というか、ノーウッド、さすがにもうバスタオル1枚巻いただけではステージに出てこないよね。(出てきてほしいけど) ということで、木曜日に帰国したらその足でチケット買って、ライブに行きますよっ!

ちなみに皆さん、フィッシュボーンで一番好きな曲は何ですか?私は"Fight the Youth"も"Nutt Megalomaniac"も"Everyday Sunshine"も"Sunless Saturday"も大好きなんですが、一番好きというか脳髄に焼き付いているのは"I Like to Hide Behind My Glasses"なんですね。フィッシュボーンによるジャイブの解釈。何だったら、今でもバンドで演奏したいぐらいです、はい。
by zhimuqing | 2019-05-18 21:28 | Funkentelechy | Comments(0)

むきむきだ

今更過ぎるわけですが、プリンスの『Rainbow Children』の素晴らしさに感動しているところです。

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この時期、私はプリンスから少し興味が離れていた時期で、アルバムも発売された時には知り合いのCDを借りて軽く聴いていた程度。当然02年の大阪城ホールのライブは観に行きましたが、会場の大きさもあり、福岡の国際センターの時の方が良かったかもと思ったりしていたものです。マイテもいなかったし。

何はともあれ、ジョン・ブラックウェルのドラムのかっこよさにつきますね。ライブで観た時は、バカテクのメタルとフュージョンをミックスさせた感じのバカテク・ドラマーという印象があったのですが、改めて虚心坦懐に聴き直してみると随分と違う印象で、自分の耳の信用出来なさに驚きます。マイケルBにもシーラEにもボビーZにも出せない大きくて筋肉質なノリ。

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極めつけはやはりみんな大好きな“Family Name”から、Do That Stuff”のアップデイト・バージョンなイントロがたまらない“The Everlasting Now”へと続く流れでしょうか?専業の人は普通弾かない独自の間合いで攻めるプリンスのベースとの絡みが完璧。ちなみにその間合いは、殿下が他の楽器も弾いていることから生まれているもの(スティービーと同じように)だとも思いますが、そこに生々しい筋肉質なドラミングが合わさることで猛烈にカッコよくなるという。マックスウェルの『Now』もブラックウェルが叩いていたら、と想像すると身震いしますねー。

ということで、やはり殿下の作品、満遍なく聴き直していかないとダメなようです。これまでサボっていてすみません。大いに反省です。明日から『Musicology』100回聴きます。

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思えばこのバンドは実に強力でした涙

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ハマると色々気になってしまうのが私の悪いところ。

シグネイチャードラムスティックなんかも欲しくなってしまいますね。

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教則DVDは盟友が子供の教育のために買ってくれるのではないか?と期待しておきたい!

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それにしてもこの映像は何度観ても飽きることがない。完璧です!



ギターソロで出だしの後をホーンが追いかけていくアレンジ、プリンスの十八番ですが、私は大好きなのですね、これが。
by zhimuqing | 2019-05-12 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

これは嬉しすぎる!

誰になんと言われようと、プリンスの最高傑作は『Sign O’ The Times』の映画だと思っている私には最高の朗報です!

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デラックス版の発売!正直、Originalsの発売より嬉しいかも。

ブルーレイとDVDのそれぞれ二枚組セット。本編と90分のドキュメンタリーということで、これはリハのシーンとか入っているのではなかろうかと期待が膨らみます。

インタビューは殿下本人のはあまり無さそうだけど、それはそれで楽しみ。個人的には、故ボニー・ボイヤーの姿があれば嬉しいけど、そこまで期待しないでおくとしても、リーヴァイとかミーコのインタビューはやっぱり欲しいところです。大昔、レーザーディスクからカセットテープに音を落として聴いていた私としては、ついでにCD、それが難しければデータでも出してもらえると嬉しいのですけどね。

で、この次はLovesexyツアー、ドルトムントのリマスター版を期待していますよ!頼みますお願いしますお頼み申し上げます。



by zhimuqing | 2019-05-10 00:28 | Funkentelechy | Comments(2)

気長に待ちましょう

プリンスが他人へ提供した楽曲の本人バージョンをまとめたアルバム『Original』が発売されるということで、一部で盛り上がっておりますね。

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本人に無関係に出る未発表作品はなぁと思っていた私も、先日のブラック・クランズマンのラストのプリンスに思いがけず涙してしまったわけで、以前の少しヒネた態度を大いに改めて、楽しみにしているわけです。個人的には、Timeへ提供した曲がもっと欲しいかな。

さて、先日のRSD2019のプリンス関連の3作品はあえなく売り切れになったようで、そうなると欲しくなってしまうのが人の性なわけですが、一方で無視していたJBのインストアルバム『Sho Is Funky Down Here』はよく考えたら71年発売。だとすると、これは初代JB’sの時代なわけで、これは購入しておくべき一枚なのかと思い直すわけです。

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しかもネットで調べてみると、発売元のRappcat からは同時にデイブ・マシューズのJBのレーベルPeopleからの幻の1st『The Grodeck Whipperjenny』も2500枚限定で同時発売されてるとの由。さらにこれはあまり日本へ入っていてない模様。しかもこれも71年発売!となると、というわけで、ネットで購入、待つことしばし、先日ようやく到着したわけです。

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手元にある資料?には参加ミュージシャンの名前がなく、手元に来たアルバムを開封すると、ブックレットにブーツィーをはじめとする初代JB’sの面々の写真がドーンと載っていて嫌が応にも期待が高まっていきます。が、針を落としてみると、割と普通のファンクロックというか、アクの無い初期ファンカというか、そんな感じ。

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有名な写真ですね。ブーツィーの横にマシューズ先生。

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よくみると、ブックレットにミュージシャンの記載もあり、残念ながらブーツィー、フレッド等お馴染みの面々の参加は無く、いずれもマシューズとシンシナティのジャズ仲間3人の演奏がメイン。調べてみるとベースのマイケル・ムーアとドラムのジミー・メディスンは御大の曲に結構参加してますね。特にメディスンは結構遅い時期まで参加しています。まあ、少し勢いのなくなった時期ですが、それでも重要人物だったのですね。勉強不足で申し訳ない。

『Sho』の方は御大のピャラピャラした鍵盤(ハープシコード!)が入ってくるのが珍味な感じで面白いかな。バンドの演奏自体はかなり上手なんですが、ファンクとしては生真面目というか笑えないというか、何か欠けている感じがあるのもまた事実。ジャズ畑出身のミュージシャンによくありますよね。

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ブーツィーと並んで座るマイケル・ムーア。ブーツィーのやる気のない表情が笑えます。

ということで、これはなかなか愛聴盤にはならないかもしれませんが、もう少し寝かせるとうまい具合に私の中で熟成してくれそうな感じもあるし、気長に待つこととしましょう。いえ、プレミア付くのを狙っているわけでは無いんですけどね。(1ミリぐらいは期待してますけど)


by zhimuqing | 2019-05-03 22:28 | Funkentelechy | Comments(0)

無事?不時着陸

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ということで、地球屋のライブ、何とか着陸。着陸といっても不時着陸のようなもので、怪我人多数、私は大怪我って感じですが、何とか生きて帰ってこられただけでも良しとしようではないか!とまあそんな感じかな。ま、トラブルが起きない惑星探査なんかありませんからね(多分)。

1㎜でもベースを良くすれば!と思って臨んだ私ですが、うまくいかない時はなかなか好転しないものです。途中持ち直しそうと思ったのですが、結局浮上できず。帰り道に今回は色々と悔やまれるライブだと思っていたのですが、まあこれまで行ってきたライブで悔やまれないライブなんかほとんどなかったことを考えると、これは通常運転でもあったことに気づかされ、さらに悔しくなる連休直前の夜なのでした。

もっともそんなライブでも今後に繋がる収穫があったわけで、後半のサンディーの奮闘ぶりやマシーノまさかの渾身のネタ仕込み(爆笑させてもらいました)とか、そういう頼もしい仲間の姿にも大いに励まされるわけで、まあ私なんかもまた頑張っていくしかないわけです、はい。あと、終演後、他のライブハウス、なかなかディープな場所の、からお誘いいただけたのも大変ありがたいことです。

それにしても対バンのZAZZとBen’s Pop Clubはやっぱりかっこよく、純粋に観客として楽しませていただきました。地球屋の出ているバンドはやはり皆さん凄いですね。ものすごく勉強になります。地球屋のスタッフの皆様もいろいろとお手数をおかけしました。ありがとうございます。もう少し手際よくやれるよう修正いたします。

さて、次回のライブの予定はちょっと間が開くと言いますか、まだ未確定のものが合ったりしてアレなんですが、とりあえず今年もすみだストリートジャズフェスティバルに出ますよー!嬉しいですね楽しいですね!8月18日はVOODOO LOTUSでジャズバスかいしゅう号、17日には聖地ニシキ屋で58 Special。何と10回目を迎えるすみジャズ、楽しみすぎます!その他の予定も決まり次第、随時ご報告させていただきます!


2019年4月26日 国立地球屋

Kendrix – Lead Vox, Flute, Trombone
Mr. P the Cheff – Hypeman, MC, Dancer, Percussion, BG Vox
Preacher – Guitar
Dr. Sandee – Keyboard, Rhyming, Pianica, BG Vox
Masheeno – Trombone, Keyboard, BG Vox
Madvive Muddy – Drums
Magonosheen – Bass, BG Vox


1. Intro Jam ~ Here Comes VOODOO LOTUS
2. D
3. パンツ
4. 蛹の間
5. ハトサブレ
6. 草いきれ
7. 光る糸
8. Here Comes VOODOO LOTUS Reprise

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by zhimuqing | 2019-04-28 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

Gaining through Losing

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by zhimuqing | 2019-04-22 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

まさに天が授けた才能

安易に天才という言葉は使えるものではないですよね。この姿を思い出すと。

素晴らしかった4枚目のアルバムの勢いがコロンビアとの対立→移籍からのごたごたでなかなか持続出来なかったは本当にもったいないことです。それにしてもこの時期、アーティストとレーベルの対立問題、本当に多かったですね。



他の映像もたくさん残されているはずだし、世界中の有志の今後のアップに期待したい、と同時に、本人の復活にも大いに期待しているのであります。

ちなみにテレビのドラマでジャッキー・ウィルソン役を演じていますね。



多分探すともっと出ているはず!ジャッキーウィルソンというのはキャラ的にもばっちりですね。ボクシングという繋がりもありますし。
by zhimuqing | 2019-04-20 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

ライブのお知らせ

水かけ祭り直後にまたタイへ出張で来ているわけですが、さすがに夏真っ盛りのタイ、その暑さは相当なものです。幸い昼間は空調の利いた屋内にいるので、直接のダメージは受けないわけですが、外は38℃とか聞くと、それだけで仕事のやる気は一気に減退するてなもんです。ま、常日頃からなんですけど。

そんなわけで、夜はアイスクリーム。このタイの片田舎にも日本料理屋がなんと3軒もあるのですが、このお店は静岡出身の日本人がやっているお店。静岡出身なので、お茶に凝っていて、普通の緑茶もかなり美味いのですが、特注して作らせているというほうじ茶アイスと抹茶アイスはかなり濃厚で美味。何個でも食べてしまいそうなところが要注意なのです。
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さて話はここで大幅に変わるのですが、そんな暑いタイに負けず劣らず暑苦しい夜がもうすぐ始まりますよ!ということで、来週4月26日金曜日、10連休突入前夜という絶好の日和に我々VOODOO LOTUS、またしても国立地球屋に着陸いたします。


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地球屋というだけで我々なんかは大いに盛り上がるのですが、今回は対バンの方々がこれまた一癖も二癖もありそうな感じで、バンドはもう勝手に盛り上がってというか、舞い上がっております。調子に乗っちいきりたつおいしゃんば見て爆笑きる絶好ん日和たい。お暇な方もそうでなか方も来週26日はさっち国立まで足ば延ばしちくれんね。メンバー一同お待ちしておるけん。

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4月26日(金) 国立地球屋
Open 19:00 Start 20:00
Charge ¥1,000+1Drink
出演:ZAZZ、Ben’s Pop Club、Voodoo Lotus
我々の着陸は20時50分ごろを予定


VOODOO LOTUS are

Kendrix - Lead Vox, Flute, Trombone
Mr. P the Chef - Hypeman, MC, Dancer,Percussions, BG Vox
Preacher – Guitar
Dr. Sandee – Rhymin’, Keyboards, Melodica
Masheeno - Trombone, Timbales, BG Vox
Madvibe Muddy - Drums, BG Vox
Magonosheen - Bass, BG Vox

by zhimuqing | 2019-04-19 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

今年も踊らされる

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昨日はレコード・ストア・デイ。HMVの渋谷が1番早く開店する上、ツイッターで入荷点数に自信あり!9時開店、8時半に整理券配ります!と煽るので、煽り耐性の弱い私は頑張って早起きして渋谷へ。

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土曜の朝8時過ぎの渋谷。スクランブル交差点もガラガラです。

センター街を心待ち急ぎあしで抜けて、お店の前に着くと、すでに並んでいる人多数。

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私もそそくさと行列に並んで、8時半に整理券ゲット。112番。

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北京語を話す人もチラホラ。もちろん英語も。みなさま、朝早くからご苦労様です。

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さて、私のお目当てのブツはとりあえず2点。エリカ・バドゥとジェイムズ・ポイザーのコンビの7inch 。これは入荷数はそこそこありそうなんで、心配はないかと判断。

そしてこれが相当悩ましいアル・グリーンのハイ時代の7inchシングルをコンプリートで詰め合わせたボックス。馴染みのお茶の水のお店に問い合わせると、当日入荷するかどうか微妙、競争率は特に高くはないと思いますけど入荷数は一点のみ、値段は入荷していないのでまだ確定しません、とのことで、私を悩ませます。アル・グリーンのボーカルのスタイルの如く、私を悩ませます。

時間つぶしで読んでいた本がちょうどデッカードが懸賞金を握りしめ山羊を買う場面に差し掛かったところで、9時開店で微苦笑。

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整理券の番号順なので、なかなか入店出来ませんが、なんとか入店し、波をかき分けかき分け、ソウル・ダンス・レゲエ・ジャズ売り場の2階を目指します。

ま、結論から言いますと、やはり皆さん、ロックがお好きなのね、という感じで、大混雑している1階と違い、2階はわりと優雅に空いている。アル・グリーン箱はやはり倍率は高くなかった模様で、優雅に2箱置かれているのを発見。素早く手に取り、たくさん置いてあるバドゥも手に取り、まずは一安心。

悩むのは、その他のブツ。パーラメンツの60年代未発表曲の10インチ、そしてプリンスの当時日本限定だったPop Lifeの拡大シングル、”His Majesty’s Pop Life”に大いに悩む。“Erotic City”のロングバージョンが入っているし。

でもまあパーラメンツは貴重だけどほとんど聞かないだろうし、プリンスの12inchはRSDで過去再発されているけど結構後まで売れ残っていることが多かったはず。来週から連休前までタイに出張なので、帰国して残っていたら買いに行こう!ということで、なんとか踏み止まる。単純に資金の問題でもあるわけですが。

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スライのウッドストック完全盤はスタンドとの抱き合わせCDで出ていること、結構な入荷数だったこと、3年前にRSDで出たフィルモアイーストが割と売れ残っていたことを思い出し、これも我慢。レジの長蛇の列に並んでいた時に店内でかかっていたので心揺らぎましたが、もう長蛇の列に並び直す忍耐がなかったというのもあります。

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リー・ペリーのブラックアーク・ボックスも当然気になりましたが、並んでいる最中に確認すると、昔の音源を最近ミックスし直したものであることが分かり、これは却下。アリサのシングルとオーティスのライブ盤は早々に買われてしまったのか見当たらず。まあ、これは狙っていなかったので、特に問題なし。

ということで、結局なんだかんだと踊らされるレコード・ストア・デイ。今年も見事に踊らされた訳ですが、それはそれで楽しいということで、本日のブツ。

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あれっ?なぜかスライもありますね。結局夕方に買いに行きましたとさ。完全に金欠です、はい。

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アル・グリーンの箱はこれはやっぱり買っておいてよかったかと。箱を開けると、シングルがごそっと入っていて、分厚いブックレットに可愛い7inchアダプターも。なぜかうっすらとチョコレートの香りが漂って来るのはわざとかしらん?

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音はリマスターされただけあって、なかなか分厚くてよろしい。ハイでのデビュー作から順に聴いております。1枚目のシングルのA面とB面、ラベル貼り間違えてて、いきなりずっこけますが、中身は極上。良い曲揃いで延々リピートしてしまってなかなか進まない。家族に怒られない程度に部屋に篭ってずっと聴いているの、なかなか進まない。別に早く進める必要は全くないのですが。

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とりあえず今日のところはブックレット読みつつ、7枚目まで。つまりはハイでのアルバム二枚から切られたシングルまでで終了。スタイルを確立する直前までの音ですが、なかなかにファンキー。ミーターズの音にも共通する良さがあって猛烈に好みです。この辺、きちんと聴いてなかった自分に猛反省を促したいところです。(おかげで今楽しめているのですけどね)

ということで、なかなか長く楽しめそうな予感しかありませんが、これまた火曜から出張なのが口惜しいところです。いっそのこと、タイのアパートにもプレーヤーを置こうか?と思いつつも、流石にそこまでは踏み切れないところなのであります。

by zhimuqing | 2019-04-14 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

これもなかなかしぶとい!

レオン・ヘイウッドというと、Dr.ドレイがサンプリングした“I Want'a Do Something Freaky To You”ばかりが取り上げられるわけです。もっとも私もその曲でヘイウッドを聴き始めたので偉そうには言えないのですが、はい。

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最近一部で60年代のキーボード奏者としての働きがクローズアップされているなんて話もありますが、最近聴いていてムムムと唸ってしまうのはむしろずっと後。ヘイウッドが頑張って活動していた最後期の78年から83年。時代が一巡したというか、私の耳がようやく追いついたというか、この時期のレオン・ヘイウッドはなかなかしぶとくて馬鹿にできないというか、実は結構凄いのではないか!と。

常にヒット曲の動向を追ってしぶとく活動を続けてきたヘイウッドが最新の音に頑張って食らいつく姿。絶妙にオサレではないので、一般受けはしないでしょう。でも基本となる素養が十二分に出来上がっている人なので、かっこ悪くはならないというのが大事なポイントです。

ジェリー・ヘイだったり、ブラザーズ・ジョンスンだったり、ジャクソンズなコーラスだったりするアレンジが満載。当然そこにはクインシーを意識している影が見えるわけですが、一方でそこにギャップバンドやオハイオ・プレイヤーズやダズ・バンドなんかのリズムの構造を絡み合わせたり、ノーマン・ホイットフィールド感の強いストリングスやブラスをこっそり加えたりと、一筋縄でいかない音楽性。アイデアの活かし方、引き出しの多さは流石に叩き上げのミュージシャンです。

そんな音に乗っかるタフなヴォーカルがヘイウッドならではの個性を生みます。というか、違いが生まれてしまうと言った方がいいのか?狙っていたのかどうかは分かりませんが、強引に引き延ばすフレージングや声質にジョニー・ギター・ワトスン的いなたい成分が豊富に含まれているのがミソ。さすがにJG御大のように真夏のじりじりと灼けたアスファルトの上でのたうち回る蝉のようないがらっぽさ (これ、誉め言葉です)はありませんが。

70年代前半のハイサウンドやステイプルスを向こうに回していた時代の歌にはそんな風味はほとんど感じられず、少しお洒落で素直な南部風味だったので、やっぱり意識的にJGに寄せたのかもしれません。しかし何故このタイミング?という感は否めません。(単に歳をとって声質が変わっただけという可能性も十分にありますが)

バックのミュージシャンはクレジットがないものが多くて不明ですが、西海岸のいつもの面々なのは間違いないでしょう。エド・グリーンとかギャドスンとかレイ・パーカーとかデイヴィットTとか。さりげなく全体のムードを決定するオルガンを中心とした鍵盤はもちろんヘイウッド自身。長いキャリアに裏付けされた演奏です。

私が目下気に入っているのは“Don't Push It Don't Force It”。Aメロ頭の八分音符2発の何気ない簡単な2音が気になってしまうのです。シンプルと言えばこれほどシンプルなフレーズはないのですが、これを「完璧に」弾くというのは実はハードル高いよね。掴めそうな気がするけど、いつも指先からすり抜けて行ってしまうものです。何事もシンプルなものこそ奥が深いとよく人は言いますが、これもまたその一例。ま、そんなフレーズや曲は山ほどあるよなあ、とため息にまみれてしまうのです。ふー。


後期のジャケは見事なまでの味わい深さを誇ります。今こそ再評価?すべきかと。どういうジャンルでの評価になるかは分かりませんが。

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79年のEnergy。購買意欲はあまりそそられないっすね。

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80年のNaturally。なんとも絶妙な配色で購買意欲をそそり・・・ますかね?

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78年のDouble My Pleasure。ある意味突き抜けています。功を奏しているかどうかはみなさんの判断にお任せます。

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83年のIt's Me Again。タイトル同様、現役感が減少したかもね。

そうなると、やはり代表作とされる75年のCome and Get Yourselfは一番まとまっているかな?

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by zhimuqing | 2019-04-04 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)