ということで、舞台に激しく興奮した私はその勢いのまま、丸の内のコットンクラブへ、裏テンプスのテンプテーションレビューへ突撃!
お目当ては先日も書いたようにアリオリの代役のG.C.キャメロン! 個人的に一番好きなのはアリオリなんですけどね。やっぱり生のGC、見てみたいからねぇ。 デニスは声で無いだろうけど、デイヴィッド・シーもいるし。 などと考えていたのですが、実際にメンバーが入って来て、デニス・エドワーズの姿を見たら、大興奮してしまいましたよ。 鳥の刷り込みではないが、始めて見た動くテンプスはモータウン25のLDだったんで、動くテンプスとなると、やはりデニス・エドワーズの印象が強いのです。マイクの位置を調節する動きなんかも昔と同じで、それだけでも嬉しい。予想以上に体型が変わっているが、予想以上に声も出ている!!! 長きに亘ってテンプスの顔だった男をナメていました。 ミスター・エドワーズ、申し訳ございません。剛速球しかないのは変わらないけど、やはりいい声、でかい声。コミカルな動きも含めて、これまたプロのお姿拝見いたしました。 デニスメインの1曲目のStanding On The Top (!)でもう危なかったのだが、3曲目のAin’t Too Proud To Beg、4曲目のLady Soul でアラバマ州バーミンガムから来た男、デイヴィド・シーが爆烈歌唱を炸裂させるので、私の涙腺はノックアウト! この歳で一日に二度も涙腺が危うくなるとは思わなかった。 さてお目当てのGCですが、あれ?何処に居るの?って感じです。それはそうだ、私の知っているGCは70年代のGC。30年以上前の顔しか知らないからね。他の3人を見ると、1人だけ振り付けが出来ていない人が。あの人がピンチヒッターだ。 往年のマッチョなお姿とは大分変わってしまったが、だがしかし、歌の実力は一切のかげりなし! Some Enchanted Evening でリードを取ったが、これがまた素晴らしい。シャウト、ファルセットを織り交ぜつつ丁寧に心の襞をなでるような歌。ハートストリングスをグィっと押されまくりに触れまくりです。 ![]() しかし5人ともリードが取れるグループは凄いね。分厚いハーモニーもさることながら、随時入ってくる合いの手がまた良い。しかも息つく暇のない名曲の連打!ソウルヴォーカルの真髄を味わいましたよ。ありがたやありがたや。 バックバンドは堅実なプレイで歌を支えますが、管を4人も連れてくる所に老舗出身のこだわりが見て取れますね。しかもキーボードはあのアール・ヴァンダイク!!!!!の息子さん!顔は確かに似ていたが、横幅はアールの2.5倍はありそうでしたよ。 しかし今回のライブは本当に音が良かった。コットンクラブは六本木のあの店にアーティスト押さえられて、なかなか大物や目玉を呼ぶことが出来ていないようですが、個人的にはビルボードよりもブルーノートよりも音はいいし、接客も良いし、内装も好みだし、なんとか盛り返して欲しいですねぇ。 ということで、最高の状態で37歳に突入だ!!!! ![]() ![]() ニコニコGCさんとアラバマ男。歌はいずれもマッチョだけど、ルックスは対照的! 暗すぎてよく見えないのが、本当に悔やまれる。 ■
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by zhimuqing
| 2008-12-27 23:58
| Funkentelechy
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