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Slippery when wet

タイの工場の試作室ではしゃいでいたら、滑って転んで右手首を強打。半日経った今も拳を握ってみるとまだ結構な痛みがあり、自称ミュージシャンの私としてはなかなか情けない状況なのですが、おっちょこちょいでドジな性分は子供の頃から少しも変わっていないことを改めて噛みしめている次第です。

そんな私でも工場のスタッフは流石に気にかけてくれていて、謎の塗り薬を持ってきて、私の手首に塗ろうとしてくれるのですが、一応左手はなんのダメージもない訳で、自分で塗ると言うのですが、遠慮しないでいいからと、優しく私の手首に塗ってくれるのです。よほど私への信頼がないのか(結構自信がある!)、あるいは私が頼りないことがバレてしまっているのか(これまた自信がある!)、いずれにしても使えない男だと言うことが、国と言葉の壁を超えて伝わってしまっているのは間違いない模様。
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惜しむらくは、薬を塗ってくれる人が若いお姉さんだったら!とか、そうだったらロマンスが芽生えたのに!とか、いやダメなのだ私には日本に妻子がいるのだ!とか、そう言う妄想が掻き立てられなくもないのですが、そこにロマンスが生まれる可能性がない事ぐらいは自己分析出来る分別は何とか持ち合わせているようです。相当な熟女だったことを抜きにしても。

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こちらは夕方に試作室の入り口の床に貼られていたシール。仕事が早いとも言えますが、なかなか絶妙な感じです。実に私好みです。たしかに出張も旅と言える訳で、そこにハザードは何かしらありますよね!で、喜んで写真を撮っていたら、アンタがこけたから貼ったのよ、と苦笑いされる私。いやまあ、これは大変失礼しました。

さて仕事が終わる頃、突然頭の中でLove gets slippery when it's wet のリフレインが回り続ける。そうだ、部屋に戻ったらコモドアーズを聴こう、聴かなければ!と思っていたのですが、帰ってiPodを見てみると何故か入っていない。いつの間に消したのだろうか?うーむ。

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晩御飯は行きつけのイタリアン。工場に駐在しているイタリア人のおじさんの両親が訪タイしていたようで、大勢で会食していて、なんだかほっこりとした気分に。食後には今日本で話題になっていると伝え聞くティラミスを頂きました。大変おいしゆうございました。
by zhimuqing | 2019-01-24 00:28 | Mickey's Monkey Job | Comments(0)
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