ジャマイカ1982

石田昌隆の写真集「ジャマイカ1982」。黒いグルーヴが99年、オルタナティブ・ミュージックが09年。10年ごとに放たれる石田昌隆のグルーヴ。
e0147206_1631527.jpg
個人的には待望の写真集。黒いグルーヴが刊行されたときから待っていましたからね。さらにずっと期待していた市井の人々の写真もたんまり。匂い立つ写真がたんまり。モノクロの写真だけでなく、カラーの写真もまた同じように素晴らしい。そして写真集なのに小さい字で写真集の分量を超えて掲載されている文章。写真と同じように文章も魅力たっぷりな人なだけに、それもまた嬉しいのだ。
e0147206_164624.jpg
e0147206_1642699.jpg
すでに発表されていて見たり読んだりしている写真や文章も多いのですが、鮮度が全く落ちていないことに驚きます。前2作でも目玉だったイエローマンのライブやNo Woman No Cryのくだりも何度読んでも新鮮だし、写真が訴えかけてくるインパクトも変わらない。その場で感じて捉えた五感の感覚がそのまま細胞に染み込み、石田昌隆という人の中でずっと生々しい感触のままで残り続けているということなのでしょうし、またそれだけの深度で向きあっていたということでもあるのでしょう。それは取りも直さず、対象への深い共感と愛情の現れということもできます。
e0147206_164491.jpg
それにしても90年代以降、シズラやケイプルトンで知られるようになったボボ・アシャンティに82年の時点で触れているアンテナの感度の良さは凄い!

e0147206_165569.jpg
7月6日の原宿でのレセプションは満員御礼。ゆっくり写真を見たのですが、人が多すぎてなんだか落ち着かなかったわけですが、それでも石田昌隆の作品の希求力を目の当たりにできたのは良かった。当たり前ですが。会場で販売されていたTシャツ、あれを買わずに帰ってしまったのが唯一の心残り。Riddim Onlineでも売られていない模様。うーむ。
e0147206_1654725.jpg
サインもらったけど、インクが乾いていなかったので、かすれてしまった。いつの日かバンドの写真を撮ってもらうのが私のひそかな野望ですが、その時にサインを貰いなおすこととしましょう!
[PR]
by zhimuqing | 2018-07-14 00:28 | Starship Troopers | Comments(0)
25年後の7月29日 >>