タイの田舎のレストランでいきなり“Pynk”がかかるほど、モネイちゃんの勢いを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
いつものようにタイに出張に来ておりますが、今回はお客さんもタイ在住19年のF氏もおらず、晩御飯は一人で食しているわけです。ま、他の人と来ても、おっ! Pynkがかかっている!モネイちゃんやん!等の会話はないわけですけれども。
で、そのままアパートに帰っても退屈なわけで、日本から持ち込んだ本を読んでいるわけですね。アパートの部屋に置き忘れて鞄に入ったまんまの本が三冊あったので、まとめてテーブルの上に置いて、つらつらと本を読んでいたわけですが、レストランのオーナー、在タイのイタリア人と結婚しているおばさん、が置いてある本を見て感心するわけです。
本を読む人はなかなか素晴らしい、とかなんとか。で、持っていた中で一番分厚い本を指して、難しい本なのでしょうね?等と聞いてくるわけです。ちなみに本には全てカバーをかけているので、どういう本かは分からないわけです。会話を再現してみましょう。
難しい本なのでしょ?
アメリカの詩人の詩について書かれた本なのです。
ワンダフル!ビューティフル!
イタリア人と結婚しているせいか、表現もストレートです!
・・・ごめんね、おばさん。確かに詩について書かれた本ではありますが、その正体はこれ。
R&B馬鹿リリック大行進 ~本当はウットリできない海外R&B歌詞の世界~
・・・ごめんね、おばさん。私はそんなに知的なタイプではないのですよ。ケリスとかケリスとかケリスとかの馬鹿すぎる歌詞を徹底的にいじりまくる宇多丸師匠のラジオをまとめた本なのでした。自分のブログでもそのまま引用するのは抵抗がある、そんな歌詞が羅列された本。海外とはいえ、外でそのまま読むのはアレなんでカバーをかけておりました、はい。なんだか騙したようで申し訳ないです、はい。とまあ、そんなわけで、読んでる本でその人となりが分かるといいますが、やはり外で読む本にはカバーが必須だな、ということで。