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備忘録その1

赤報隊事件から30年、満を持して壺売りに対して反撃に出た朝日新聞の動きに燃える今日この頃。壺が割れるのももう一息。でも首を取るまでは安心できないし、首を取るだけでは済ませられないのもまた事実。

有印公文書変造問題で早くも過去のこととなった感もある裁量労働制ですが、個人的な備忘録としてまとめておこう。

裁量労働制の拡大を決定したのは、官邸直属の産業競争力会議、つまり現在の未来投資会議。議長は安倍壺三、民間議員に竹中平蔵。

今回の「裁量労働制」は「裁量労働をしている(とされる)労働者には固定的な賃金払で済むようにする制度」であり、「労働者に裁量労働をさせる制度」ではない。圧倒的に終わらない量やノルマの仕事を渡しておいて「早く帰らないのはきみの能力のせい」だとなるのは誰にでも分かる。

『日本人労働者の質は世界第4位で、大手先進国の中ではトップです。であるにもかかわらず、日本の最低賃金は大手先進国の中の最低水準です。』東洋経済

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と言うわりには、

経団連榊原:期待していただけに残念に思う
経済同友会小林:今回の事態は極めて遺憾である
日本商工会議所三村:非常に残念だ。できるだけ早く実現してほしい

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榊原経団連会長発言集
「国民の痛み伴うものだが(14/11/10)」
「国民に痛みを伴う施策を講じる必要性(15/9/11)」
「社会保障制度改革など、痛みを伴う構造改革にも果敢に取り組み(16/8/4)」
「国民の痛みを伴う改革に真正面からより一層強力に(16/10/11)」
「国民の痛みを伴う改革を(16/10/12)」
「痛みを伴う改革が避けて通れない(16/10/24)」
「国民の痛みを伴う改革(16/10/27)」
「国民の痛みを伴うような思い切った改革案(16/12/5)」
「国民の痛み伴う改革(17/1/1)」
「痛みを伴う改革にも真正面から取り組む必要(17/5/31)」
「国民の痛み伴う改革を(17/10/23)」


by zhimuqing | 2018-03-05 00:38 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)
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