ジョージ・P・ペレケーノスのワシントンサーガ・シリーズの「King Suckerman」中、
レコード屋での会話にブラザーズ・ジョンソンについて語る場面があり、
Pファンクに比べるとファンクとしては全然駄目だと議論になるくだりがあります。
私もブラザーズ・ジョンソンはファンクではないとは思うけれど、
1プレイヤーとして見た場合のルイス・ジョンソンの凄さ、革新性は
もっと評価されるべきだ、と常日頃考えています。
重くなくて歯切れの良いスラップというかチョッパー、
どのような曲でも的確に弾き分けるセンス、
歌のバッキングに回っても決して歌の邪魔をしない演奏、
もっともっと評価されるべきですね。
ブラザーズ・ジョンソンがカッコいいのは1枚目と2枚目までだと思いますが、
私が選ぶ名曲ベスト3は次のような感じかな。
・Get The Funk Out Ma Face
・Land Of Ladies
・Strawberry Letter 23
そうそう、ルイス・ジョンソンの場合はセッションワークも重要ですね。
マイケルでの名演の数々は言うまでもありません。
ドントストップもビリー・ジーンもゲット・オン・ザ・フロアーもPYTも全部ルイス・ジョンソン。
でも個人的に一番好きなのは、ポインター・シスターズとのI Need A Man、
これに尽きますね。
初めて聴いてから今日に至るまで何度もコピーしようとして、
いまだに満足出来る演奏になったことがない演奏。
教則ヴィデオでの物腰柔らかい感じも物凄く好きでした。
ゆっくりお休みくださいませ。