我が家のヨメが熱心に見ているスタートレックですが、
この度、めでたくヴォイジャーを観終わりましたよ。
ネクスト・ジェネレーションズ、ディープ・スペース・9と合わせて
524話を踏破している訳ですが、その後、エンタープライズに行かず、
オリジナルのTOS(宇宙大作戦)を観始めた模様。
で、何気に横で観ていると、全てのシリーズの原点である「宇宙大作戦」、
登場人物はやっぱり魅力的ですね。
特にカーク、スポック、マッコイの3バカトリオが動いている図は
分かっているけど、なんかこう、いちいち深い余韻が残ります。
ストーリーは流石にこの後のシリーズに比べると進行が遅く、
笑わせるシーンもいまいちテンポが甘いかな?大昔の作品だからねぇと
ヨメと話している時に恥ずかしながら初めて気が付いてしまいましたよ。
この「宇宙大作戦」は1966年スタートの映画なんですね。
勝手に75-6年ぐらいの作品だと思いこんでいましたよ。
1966年!でこの作品、この内容!
しかもジーン・ロッデンベリーが企画を持ち込んだのが64年。
キング牧師が暗殺されたのが1968年ですよ。
その2年前に黒人女性、スワヒリ語で自由を表す言葉のウフーラが
メイドではなく、宇宙船のブリッジで士官として働き、
異人種間のラブシーンに登場するという、この先進性。
ウフーラの姿を観て、ウーピー・ゴールドバーグが女優を目指し、
黒人女性初の宇宙飛行士マエ(メイ?)・ジャミソンが宇宙飛行士を目指し、
ウフーラは黒人の子供たちにとって目標である、とキング牧師が発言したのも
この時代設定を知って初めて、より腑に落ちるというものだ。
ラフォージとマエ・ジャミソン(左)、ジャミソンのほうがずっと優秀そうだ!
宇宙でのマエ・ジャミソン!かっちょいい!
こちらは米俳優組合が定める最低賃金、つまりタダ同然で恩返し出演、
しかも準レギュラー、のガイナンことウーピーさん。かっこいい!
今更ながら、本当に今更ながらですが、驚きました。
やはりスタートレックは素晴らしいですね。映画の続編、早く作ってくれ!