さて、コルティーホとスパロウにどっぷりはまっている今日この頃ですが、
そうそう、全く関係ないですが、ベーコン燻す時に利用する近所の公園で
スズメならぬ、フクロウを見かけましたよ。
夜なので、当然細かい部分まで見ることはできなかったのだが、
サイズ的に、まちがいなくフクロウですね、あれは。
カメラを持っていなかったのが、大変残念ですが、
持っていたとしても、暗闇の中でうまく激写出来たかどうか?
なかなか見かけることが無いというか、野生のフクロウを観たのは初めて。
アオバズクだったら、2回見たことあるんだけどね。
電線に止まっていて、しばらく逃げなかったのだけど、
「ボロ着て奉公」と語りかけること数回、呆れたように飛んで行きました。
しかし、デカイですね。
ヨーロッパでは知の象徴、ホピ族や青森では死の象徴、
年の頭から、なかなかヴードゥーな鳥に遭遇したのだ。
これが、けた違いにでかいシマフクロウの場合だと、
飛んでいる姿は畳が飛んでいるように見えるらしい!
知床まで一度見に行ってみたいものだ。
さて、レアものといえば、ラテン関係のCD再発は市場が狭いこともあり、
数年前に再発されたFaniaレーベルものも入手が難しくなっていて
アマゾンなんかでもボッタクリ価格が堂々提示されていて、
なかなか困ったものです。
コルティーホやプエンテだけではなくて(それも物凄い量だが)、
ジョー・バターンとかパルミエリ兄弟とかレイ・バレットとか、
まだまだ聴いてみたい音源が山ほどあるのだけど。
ということで、以前プリマク氏に教えられたCD、
Puerto Rico All Starsの≪Tribute to the Messiah≫もその中の1枚。
エディ・パルミエリへのトリビュート盤ですね。
廃盤状態になっていて、ずっと探していたのだが、
このたび無事に津田沼で捕獲しました。
何と600円なり!探してみるものだ!
本家が持つ何かと紙一重のあの殺気ほどではないが、
改めて聴くと、パーカッションが凄いですね。
7曲それぞれで押し出されるパートが違っていて、
それぞれに聴き応えがありますね。
コンガやティンバレスの乱舞が美しいが、
狂ったように叩きまくるカウベルがツボですね。
プリマク氏所蔵盤と異なり、クレジットが付いていないので
良く分からないのだが、カウベルは一体誰が叩いているのでしょうか?
ティンバレス担当がそのまま持ち替えているのか?
それともコーラス担当の人なのでしょうか?
歌も演奏も一流で、暑苦しくもスタイリッシュなのだけど、
あえて贅沢に注文を付けさせてもらうと、曲数かな。
もちろん当時のラテン~サルサの世界では通常の収録時間なのだが、
興奮して聴いていると、あっという間に終わってしまうではないか?
勿論リピートすれば良いだけの話なんですけどね。
それにしても、こういうラテン界の人々の暑苦しくも男前な感じ、
どうやったら再現できるのでしょうかね?
このアルバムだと、1曲目と5曲目を歌うアンディー・モンターニェスなんか、
いい感じで男臭さ満点だ。
私の場合だと、こういう真似をすると、どうしても暑苦しくかつ鬱陶しくなってしまいそう。
やはり食べ物から変えないといけないのでしょうか?
とはいえ、アボガドはメキシコだし、あちらの人は何を食べているのか、
皆目見当がつかないのであります。
カッコいいと言えば、アフロフィリピーナのバターンさま。
他の追随を許さない。
牛のペンダントもアフリカのメダリオンの魁として評価できるのでは?