エミネムとか50 cent とかには全く興味が湧かないので、
ずっとスルーしているのだが、この度50 centが契約したという
女性ラッパー、MCパリスの写真には反応してしまう私。
何事も隠しておいた方が、殿方にはより魅力的に思えるということなのでしょう。
思うに、ムハンマドはなかなか良く分かっていたということでしょう。
ウーム、ウーム。
さて、ごくごく一部で話題になっているRitmo Machine、
注文から4週間後の今日、ようやく我が家に届きました。
4週間かかるとなれば、早く聴きたいという気持ちを取るか、
それとも数百円安いのを取るか、ということになりますが、
なかなか悩ましいところですね。
しかしまあ、私というか我が家には聴くべき音楽、たくさんありますから、
どうしても後者を選んでしまうのであります。
ということで、プリマク氏の聴いてみる?という誘惑を振り払いつつ、
ここまで我慢してきたリトゥモ・マシーン、
まあ我慢した甲斐があったかな。
一聴チープな感じが無きにしも非ずだが、
そこが(そここそが)カッコいいっすね。
ラテン音楽マニアの先生方の耳にどのように届くかは分からないけど。
サイプレス・ヒルのメンバーであるEric Boboと
ターンテーブリストであるLATIN BITMANとのコンビ初作。
とはいえ、サイプレス・ヒルと言えば、1stと2nd、
メンバーはDJマグスとB・リアル、センドッグ、
スペイン語ラップの創始者ねって感じの私なので、
知ったかぶり出来ないのですけど、エリック・ボボって
あのウィリー・ボボの息子らしいっすね!
うんうん、素晴らしい伝統だ!
ということで、基本路線はヒップホップなのだが、
エリック・ボボの叩くパーカッションが全面に散りばめられており、
大変心地よいです、はい。
しかも、それぞれの曲で色々なリズムを使い分けているのも
架空のラテン音楽世界一周って感じで、ポイント高いです。
しかも、頭で考えた、とか、学究的に突き詰めてみました、という感じがなく、
手(と腰)が勝手に動いてしまいました、という感じには、
初期衝動に溢れていて、とても好感が持てます。
あと、ヴァイブやオルガン、アコーディオンの散りばめ方もセンスを感じますけど、
随所に入るギターのダサカッコ良さが耳を惹きます。
C-FUNKという人が弾いているらしいが、実に効いています。
サイプラス関係では、ゲストでセンドッグが入っているのも嬉しいけど、
個人的には、Bリアルも入っていたら、もっと嬉しかったんですけどね。
ということで、耳にした初日、あまり聴き込めていない段階で、
早くも次作にも期待してしまう私ですけど、
やはりこの二人のセンスに期待した私は
プロデュース関係にも大いに期待したいところです。
BANDCAMP で検索してみるとするか!と思ったりするも、
そうなると、大幅に夜更かししてしまいそうで、
少し躊躇してしまうのであります。
とはいえ、親父ボボのほうが、まだカッコいいかな?
ふぅ、それにしても、4レターワード、たくさん使ったな、今回。
パリスたんからの流れは何と申しましょうか。