雨が降るたびに、3月後半に降っていた雨を思い出してしまうのは
私だけなのかな?
職場から東京へ仕事帰りに歩くことが多いのだが、
そうなると、新橋から有楽町へと至る間に
「Public Enemy #1」認定の某社本店の横を通ることになる。
私達の税金で雇われている警官が警備する中、
正面玄関あるいは裏の通用口から出て来る、勤め人と思しき人達の
緊張感がない、がしかし、無表情だとも見える表情に
様々なことを考えさせられる。
「事象」、「高経年化」、「滞留水」に「冷温停止状態」。
70年前に日本で多用された「転進」用語は、
その後、主にここで生きながらえてきたのか?とか。
震災後、結局一番復興が早かったのは、原子力村ではないか、とか。
この本店の中にある辞書には、「気概」や「矜持」や「諦観」という言葉は
記されていないのだろうか?
変革への勇気を持つ人、責任の何たるかを知っている人はいないのか?
メロリンQ時代からずっと好きだった
山本太郎のインタビュー記事、
人権団体への憤りもまさにその通りという感じだが、
政治家に伝えるべき3つの話のくだりに特に興奮する。
男前な気概と矜持、変革への勇気に満ち溢れている。
200%支持。
逆に言うと、失ったのは収入だけ。
こんな言葉が政治家から聞ける国だったら、どんなに良いことか。
この人が早くこんなことが出来る世の中になると良いのだが。