今年4月に入社した新入社員に対して、S県の某社で研修を行ったのです。
大半がこの春高校を卒業したピチピチの若人なのですけど、 一人の女の子が気になる男子?に軽くチョッカイをかけている様子が なんといいますか、大変甘酸っぱい、と言いますか、 随分長い間忘れていた感触を思い出させてくれるのであります。 私がリアルタイムで聞いていた音楽でいえば、どのへんでしょう? うーん、トゥループのJ5のカバー、All I do is think of you とか、 ボビー・ブラウンのRoni あたりの気分でしょうかね? さて、その時代よりは10年ほど後になるのですが、 私が当時こよなく愛していたグループ、SOLOが遂に再結成、 更に来日公演!ということで、見に行ってきましたよ。 しかも以前音とサービスのあまりの悪さに閉口して、 二度と行かないと決めていたはずのビルボードライブ東京。 出張で行けなくなりそうだったのが、急遽予定が変更になったので、 見に行くことが出来るようになったのです。 自由席の前の方の番号は早々に無くなっている。 席をどうするか悩んだ末に、3階!席を選んだのですが、 ここでは音がこもったり、回ったりすることはなく、 まあまあの音でしたが、なにせ見下ろす形となるので、 盛り上がりに欠けてしまうのは仕方ないですね。 でも、チャージが安めなので、まあ良いとしますか。 さて、ソロなのであるが、ライブを見るのは1998年3月30日以来。 今でも良く覚えている生涯屈指のライブだったんですけど、 12年ぶりの今回はどうだったのか? 今回一番良かったのは、ダントツでダーネルですね。 12年前は割と抑え気味に歌っていたが、 当時はやはり喉が疲れていたのだろう。 10年近く喉をあまり酷使しなかったのだろうか、 今回は最初から最後まで絶好調、声量もデカイし、節回しも豪快。 スキンヘッドになって、以前よりもずっとカッコ良くなった気もします。 久しぶりに思い出しましたが、この人、ドラムの音への反応が良く、 ドラムのフィルに体が反応して動き、フレーズが微妙に変わるのが とてもカッコいいと、改めて思いました。 一番ジェントルなダニエルは依然としてスムーズに歌い安定感も抜群。 ハイテナーからファルセットに移行するあたり 以前のほうがより滑らかだった気もしますけど、 それでも素晴らしいシンガーですね。 この人がいるから、3人のコーラスがより美しく決まりますね。 体型も見事に維持、可愛らしいルックスも健在です。 12年前、福岡で見た時に一番絶好調だったユニーク・マック。 ソウル・ヴォーカルの歴史を背負ったように 縦横無尽に歌い上げていたのですが、 今回見ると、かなり体型が変化していて、 しかも前半は声がなかなか出ない。 瞬発力が落ちて、アップナムバーでの節回しがぎこちない。 少し心配してしまったのですが、中盤以降、調子を取り戻し、 Change is gonna come とか、In Bed なんかは 以前と変わらず素晴らしかったので、単なる練習不足かな。 オージェイズの曲で始まり、その後はいきなりアカペラメドレー、 残る選曲は2枚のアルバムからバランス良くピックアップしたもの。 選曲もボーカル・パフォーマンスも良かったのだけど、 残念なのはバンド編成、ドラム+3キーボード+ロブのウッドベース。 1stのジャム&ルイスとか2ndのリヴァートの曲なんかは シンセ主体の音作りなんで、そんなに違和感はないですが、 ラファエル・サディークの曲なんかだと、全く別の曲に聞こえてしまうのだ。 バックの音があまりにしょぼすぎて、歌の良さも半減してしまう。 昨年のラファエル・サディークのバンドだったら、 物凄いショーになっていた、と思うのですけどね。 まあ、最前線だった98年もシンセ主体のバンドだったのだけど、 当時はそれをカバーできるほどの勢いがあったし、 なんといっても、ほぼ最前列で見てたし、 福岡を離れる最後の夜だったという個人的な事情もあったし、 それと単純に比べることも出来ないのでしょうけどね。 新作はフィリーソウルのカバ-中心のアルバムらしいのだが、 バックの音はできるだけゴージャスにしてほしいですね。 曲目がどうなるか分からないけど、でもまあ、この3人だったら、 何を歌っても外れはないでしょう。 でもって、ゴージャスなバックバンドを引き連れて 日本にまた来てほしいものです。 あと、ユニークはもっと体重落としておくように。 貴重というべきか、イマイチ他の人に信頼されにくいというか。
by zhimuqing
| 2010-08-08 23:59
| Funkentelechy
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