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マシーノ氏と芳垣鈴木コンビを         楽しんでみる。

あっという間に12月という訳で、今週は忘年会?ラッシュなのであります。

ということで、師走初日はマシーノ(マシール)・マクンヴァとの忘年会。
なんと今年会うのは初めてだということもあり、
11ヶ月遅れの新年会+忘年会ということになりますね。

ただ二人でごはんを食べてもしようがないので、
大きな感銘を先日受けた芳垣安洋のライブを観戦。
場所は前回と同じく渋谷の7th Floor。
ULTIMATE FINGERS と題されたピアノ3人とのセッション。
ベース鈴木正人、ドラム芳垣安洋ということで、
UAの鉄壁なリズムセクションですね。
マシーノ氏と芳垣鈴木コンビを               楽しんでみる。_e0147206_0504621.jpg

ピアノ3人入り乱れてどうなるのか?とワクワクしながら会場入りすると、
グランドピアノが1台セッティングされているだけ。
芳垣安洋はツインドラムとかドラム4人とか変わった編成が多いので、
私は完全に早とちりしていましたね。
しかし、この7th Floor、なかなか良い雰囲気ですね。

で、肝心のマシーノ氏は来るのか?という一抹の不安を感じる中、
マシーノ氏から少し遅れる、と電話があり、でもまあ予想通りの展開だな。
定刻過ぎること20分、マシーノ氏不在の中、ステージはスタート。

ピアノのセッションがメインなので、芳垣さんは先日のようには
叩きまくらないものの、即興にあわせたドラミングはやはり絶品。
音の端々への気の配り方が本当に素晴らしい。
鈴木正人のベースは言うまでもなく絶品。
このコンビ、日本有数のリズムセクションであると、改めて感じ入りました。

ピアニスト3人のうち、トップバッター石橋英子の出番がほぼ終わるころ、
マシーノ氏から「着いたけど・・・」という電話が。
なぜさっさと入って来ないのか、いぶかしみながら入口に行くと
見覚えのあるスキート体型のマシーノ氏が立っておりました。

いやいやいやファンクのライブと思って来たら、
音が小さいので入ったものかどうしようか迷ってたよいやいやいや、
どうもどうもどうもビールビールビールまあまあ。
え、なになにドラムとベースを見てくれって?
まあまあまずビールビールいやいやいや。


なんだかんだで会うのは昨年9月以来なのだが、
お変わりないようで良かった良かった。

ここで、終演後のマシーノさんのお言葉を少々。

いやぁ、ドラムいいねぇ。
えらくトリッキーな動きとリズムなんだけど、
ピアノとベース、トータルで聞いてみると、
すごくきれいに構築されてるというか、考えられてるね。
ルックスもいいねぇ。
体の動きは少々キ〇ト(注:モヤーン氏の本名)に似てるんじゃないの?
どうでもいいけど。
ライドの音が本当にいいね。
ベースも凄いね。
なんか南米のあたりにいる赤い目のアマガエルに似てるんじゃないの?
(注:アカメアマガエルのことを指していると思われる。)
いや、しかし細いね。(私の方を見て)半分ぐらいの細さじゃないの?
(それだったら、お前の3分の1じゃないか?という私の声を無視して)
あの弓でキューキューやった時のピアノの反応も良かったね。


誘った私としても、お気に召していただけたのは嬉しいです。
どこが良かったと思ったのか、今一つ把握できないけど。
あと、ドラムのリズムに合わせて、つんのめっているマシーノ氏の動きが
これまた別の意味で面白く、私個人としては非常に満足できる一日なのでありました。
マシーノ氏と芳垣鈴木コンビを               楽しんでみる。_e0147206_051832.jpg
それにしても、汗とかまったくかかなさそうな鈴木氏。体脂肪率はマイナスだと思われる。
外山和尚と並んで、宇宙人とかインセクト系といいますか。
この日はウッドだけだったが、非常に素晴らしい演奏。
押しつけがましくないリズムなのだが、
コシとバネがあって非常に瑞々しい。
非常に良いものを見せていただきました。
by zhimuqing | 2009-12-02 23:56 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)
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