ミュージックマガジン、またもやパフューム特集で
一体どこに進もうとしているのか?
全曲解説なんか要らない、何を考えとるんや?と
ヨメサンに文句言ってたら、だったら何で買ってるの?、と言われ
答えに窮してしまった私であります。
惰性で買ってるといえば、そうなんでしょうけど、
でもまあ、石田昌隆の『音楽の発火点』あるし、
今月号はヴィクター他からのラテン再発の記事もあったし、で
やはり情報源としてはまだまだ有効なんですけどね。
ただ、全体的に雑誌としての企画力は随分と弱くなってきているけどね。
今月は別原稿でマイケルの追悼記事がありましたけど、
『音楽の発火点』での文章がなかなか心に沁みました。
ステージ(=現場)の出来で評価しているところや
ダンスが進化していることに着目する視点は
肉体を重視する現場主義の石田昌隆ならではで、非常に信頼が置けます。
弟にも読ませてあげなくては。
マイケルの追悼記事、色々なところに色々な人が書いていますけど、
中にはひどいものがありましたからね。
「スティービー・ワンダーの眼が見えていたら、マイケルがやっていたことは、
全部スティービーがやってしまっていただろう」なんて、
ずれた事を平気で書いている、したり顔の評論家がいたりしますからね。
スティービーはスティービー、マイケルはマイケル、
どちらもとても素晴らしいけど、二人を比較して何の意味があるのだろう?
思考停止して、自動書記しているだけだとしか思えない。
さて2年前ぐらいでしょうか、『ボンバ竜巻』と一部で名づけられた
プリマク氏と私の財布を直撃したボンバ・レコードの再発ラッシュがありました。
というか、今でもジワジワと私を攻撃していたりするのですが、
なんとこの度
タワレコの通販で怒涛のセールですよ。
ああ、私の懐を直撃したサルサやブーガルーやブラジルの数々の名盤が
最大50%オフ!(といってもほとんどが25%以下ですけどね、値引率)
若干複雑な気持ちもありつつも、まだ未入手で気になる盤もあるので、
値引率と参加メンバーのメンツ、録音年を基にして
色々検討を重ねているところであります。
チャーリー・パルミエーリやプエンテ山脈、レイ・バレットにモンゴ・サンタマリア!
なかなか悩みは尽きませんね。
またもや竜巻来週で、私の財布からお金が巻き上げられていくのだ。
誰かお小遣いを増額してくれないかなぁ。
一連のボンバ竜巻の中で一番気に入っているCDはこれなのだ。