美女と野獣

先日の出張時にタイ人と日本人の皆さんから熱意をもってレコメンドされた映画「美女と野獣」、遅ればせながらムスメと観に行きましたよ。
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思いの外、楽しく観ることができたのですね。文学や教養を大事にする姿勢とか自立した女性に対するエールとか主要人物の性的志向とか、その辺の時代や世相を反映した設定や調整も込みでの安定のディズニー作品ですね。とりあえず愉快なディナーや二人のダンスシーンでの微妙に抑制を聴かせたシーンは見事で、映画館に見に来て正解だな、と。それと魔法で替えられた召使の皆さんのデザインが私の好みでした。そうそう、主要登場人物の一人がですね、私のきわめて親しい友人に似ていたのは、本人には秘密です。
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ムスメも喜んで観ていたようですが、帰りの車の中でボソッと「でも、王子が少しキモかったかな」と。そう、それこそが私が唯一感じた不満点なのだ!魔法が解ける前(野獣の時)のほうが、解けた後よりもずっとかっこいい!というのはどうなんでしょう?はっきり言って野獣、かっこいいんですよね。声がウォーフ並みに渋いし、ルックスだってクリンゴンの一人と思えば、超カッコいいのだ。それに対して、魔法が解けた後の王子は可愛らしいといえなくもないが、なんだが頼りなくてエマ・ワトソンの美貌と釣り合っていない!

ムスメと二人、大いに意見が一致して盛り上がったのだが、一方で一抹の不安を感じないわけでもない。いや、私は断固として野獣のほうがかっちょいいと思いますよ、威厳もあるし。がしかし、10歳女子の好みとしてこれが正しいのかどうか、については少しだけ自信がない感じもするわけですが、冷静に考えてみると、ムスメが普段接している父親が野獣のようなルックスなわけで、ま、ごくごく自然なことであるな、と納得することにしたのであります。

そうそう、映画上映前の予告編でスターウォーズⅧが流れて、父娘ともども大コーフン。なのですが、もう少しいろいろ見たかったかも。とか何とか言っていると、翌日の大阪出張でついに搭乗、C-3PO機!
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年甲斐もなく大コーフン!離陸前の機内アナウンスにもドロイド凸凹トリオが登場。
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ヨーダもいるし、エプロンもヘッドレストもドリンクのカップも特別仕様。
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乗船証明まで!また乗りたいねぇ。
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他のタイプにも乗りたいものだ!
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# by zhimuqing | 2017-07-19 00:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)

お金は決してたまらない

エリカ・バドゥの単独公演@ビルボードの価格が高すぎて唖然とする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?それにしても高すぎる。タイに出張に行っている間に遂に壺三が通貨切り下げの暴挙に出たのかと思いましたよ。
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それはさておき(置いていられないとの話もありますが)、出張中というか日本出発前に個人的には大きな問題が発生していたのです、実は。

後生大事に使用しているiPod Classicの右の音が出なくなったのだ!初めはよくあるヘッドホンの断線かと思っていたのですが、飛行機の機内にあるヘッドホンを使っても右の音が聞こえないし、一緒に持ち歩いているnanoをヘッドホンに繋ぐとしっかり聴こえる。Classicはもう生産されていないし、こりゃあかんかも!どげんしよう?と思っていたのですが、ネットで調べてみると修理してくれるところは結構ある模様。ということで、深夜便で帰国して、仮眠とはいえないレベルの睡眠を貪った後に、吉祥寺の修理屋さんへ。

なんでも構造上、iPod Classicは右の音が聞こえづらくなるとのことで、ちょっとだけ分解するところを写真に撮らせてもらいましたよ。
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オレンジの線がイヤホンジャックの線らしいのですが、配線がバッテリー(左上)の横を通る構造になっているため、どうしても使用しているとダメージを受けてしまい、右が聞こえなくなるそう。
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うーん、手先が器用だという事は素晴らしい。私が自分で修理すると(する気もありませんが)、間違いなく悪化させる自信がありますね。

修理代金はちょっぴりお高かったけれど、個人的には大満足。復活したiPodを片手に吉祥寺のディスクユニオンへ出発すると、あの名著を中古で遂に発見。今は無きBlood & Fireの創設者スティーブ・バロウの大傑作「ラフガイド・トゥ・レゲエ」。
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これでジャメイカ音楽の聖なる三部作、ホーリー・トリニティーが遂に揃いました!
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600ページ強のこのボリューム。古本とはいえそこそこの価格、出費は相当痛いが、これは楽しめそうです。(で、バドゥ資金が一向に貯まらないのであります)
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# by zhimuqing | 2017-07-17 00:28 | BOP GUN | Comments(0)

もう2,3枚は楽勝だ!

私が滞在しているのは南タイの田舎町ですが、スーパーに行ってCDコーナー見てみると、なんとケンドリック・ラマーの新作が置いてあって、驚きました。こんな田舎にまでラマー先生が進出しているとは。世界は狭くなったものです。
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価格は399バーツ、なのにレジに行くと謎の割引で385バーツ。円安な為替を考えても1300円弱。ということで、当然の助動詞べしで購入。

さて肝心の中身ですが、まだ十分に聴きこんだとは言えないのですが、またまた紛うことなき力作です。分かりやすさでは≪Good Kid, M.A.A.D City≫に、音楽的な刺激度では≪To Pimp a Butterfly≫に負けると思うのですが、絶品の語り口は健在。

前作に比べるとざっくりとした音作りのように聞こえるので、フロウにあまり興味のない人が聴くと、初めのうちは面白みを掬い取りにくいかもしれません。でもね、聴けば聴くほど噛めば噛むほど凄みが増してくるというもの凄い作品です。自分の声を活かすために計算しつくされた音。同時にトラックに合わせて完璧に乗せてくる声。それぞれのトラックで見せる(魅せる)バリエーションの多さとその完成度。アルバムでの全体の流れを構築する能力。現在、世界最高峰のMCの実力を存分に見せつけられた気持ちです。リアーナとU2がゲスト?と一瞬でも疑った私が間違えていました。

惜しむらくは、ざっくりした音作りに合わせたのか、ブックレットも超簡素で、ライムが載っていないこと。この人の場合はじっくり読みたいのでね。ま、ネットを探すといっぱい出てくるだろうから、構わないと言えば構わないのだけど。

ヒップホップの歴史を振り返ると、アルバムで大傑作を3枚続けて出すことが出来た人やグループはいても、4連続で傑作を残せた人はほとんどいません。そこそこの作品は残せても。なんですが、ラマーの場合はまだまだ余力たっぷり、伸びしろもまだまだありそう。どこまで突き進めるのか、今後も本当に楽しみですね、はい。
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# by zhimuqing | 2017-07-14 17:28 | On The Corner | Comments(0)

夏の訪れとか

某月某日

夏の訪れを告げるミヤマカミキリ。これはずいぶん久しぶりに見つけました。九州の子供の頃は割と珍しかったイメージがあるのだけど、関東ではそうでもないのかもしれません。家の階段のところに止まっていて、何じゃこりゃ!と言いながら捕まえたのですが、いかんせん薄暗い階段、長い触角、ゴキブリと勘違いしてダッシュで逃げるムスメ。
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ミヤマカミキリ、もっと堂々としたイメージを持っていたですが、捕まえていると脚を猛烈にばたつかせる、なかなかの小物っぷり。金色がかった微毛で覆われた翅鞘がきれいだと思うのだが、ヨメの評判は悪くなんとも残念。
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実に立派なあごですな。

某月某日

サンディーの夏衣装、つまりヴードゥー浴衣が完成したとのことで、天才美人デザイナーのミッコさんから連絡があり、都内某所で衣装合わせ。ここでお披露目すると後の楽しみがないので、ほんの一部のみ。相変わらず素晴らしい。お披露目は月末の柏祭りです!詳細はまた後日。
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なお、子供二人を連れて行ったのだが、ヨウご機嫌で大あばれ、ミッコさんの指をタッチペン代わりに使う、サンディーの膝の上に座って涎を垂らす、炊事場のお湯をこぼす、で大騒ぎだったけど、まあ楽しんでいるようで良かった。写真を撮り忘れたのが失敗ですね。ちなみにサンディーは中学を卒業して高校へ入学するまでの間、お母さんの発案でボランティアに行っていたそうで、ヨウのようなこの扱いが非常に上手。なかなかの完璧超人ぶり。素晴らしい。

某月某日

このオフ、大最高だったドラフトの後、積極的にベテランを取っているサクラメント・キングスですが、なんと今度はあのヴィンス・カーター!を獲得!驚きました。ザック、カーター、それからクーフォス、みんなグリズリーズから。前グリズリーズのヘッドコーチだったイェイガーの人望の厚さに驚きます。
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私がNBAを見始めたのは、まさにカーターが大ブレイクした頃。猛烈にかっこいいダンクに感動したのですが、当のカーターはダンクだけに注目されるのも嫌がっていて、アウトサイドのシュートの回数が多く、初心者の私はがっかりしていたものです。が、あれからバスケ界の時間で考えるととてつもない時間が流れたのに今も素晴らしい現役として活躍出来ているのは、年齢とともに自分の役割をしっかり果たしつつ、体のケアも丁寧に行ってきたことの証。本当に素晴らしいことです。
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うーむ。期待感しかない!

某月某日

前の会社の飲み会をキャンセルして、急遽またタイへ。こんなに往復していると、タイに出張に来ているのか、はたまた日本に出張しているのか分からなくなりそうです。それはさておき、ANAの機内誌の最後の方に載っている機種案内、よく見ると面白い。
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実はまだ乗れていないこの機体。
でも、本当に乗りたいのは、12パーセクで飛ぶ6人乗りの機種なのですが。
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乗り心地は決して良くないと思いますが、

さて、機内プログラムで「キングコング: 髑髏島の巨神」を鑑賞。肩の凝らない娯楽作。一言で言うと怪獣映画ですが、期待していなかった分、楽しめたかも。途中で出てくるデカい動物、ああいうのがワクワクするのだけど期待したほど出てこなくて残念だったのとキングコングが物わかり良すぎるんじゃない?という気も。でも、これは映画館で見るべきものですよね。続編は怪獣界で一番カッコイイ金色の龍が出てくるそうで、これは楽しみかも。
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となると、これが聴きたくなるのは人の常!
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# by zhimuqing | 2017-07-10 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

ビール瓶、割れました

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未明の新宿御苑はいい雰囲気に溢れておりますね。
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さて、新宿の老舗OPENでの生ダブ。恥ずかしながら初めてのOPEN体験。Dub Organizerというバンドは、齋藤徹史:Trombone、コウチ:Bass、YAGGY:Drums、Ryuichi Matsumoto:Guitar、小西 英理:Piano,Organ。その界隈にあまり詳しくない私でも知っている強力な布陣。ほぼReggaelation independenceですね。
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登場は25時。先に演奏していたCo-Flyというバンドも相当なもんでしたが、いや凄かった。生ダブはギターを弾きながら卓をいじるというスタイルで、これは私の友人にも一度見せないといけない感じ。リズムセクションの素晴らしさは感動。それにしてもレゲエのクラブだけあってもの凄い音圧。スピーカーから飛び出してくる空気でテーブルに乗せたままになっていたビール瓶が床に落ちて割れるぐらい。観るというより、体験するという感じ。なぜか全身の細胞に原形質連絡が出来ちゃった感じ。素晴らしい。
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# by zhimuqing | 2017-07-08 10:28 | Open the gate | Comments(0)

七夕にラーを聴く

久々のサン・ラー。Sun Ra And His Interplanetary Vocal Arkestra名義による“The Space Age Is Here To Stay”。これはプリマクさんより教えてもらった1枚(LPは2枚)。サン・ラーの歌ものを集めたブツ。プリマクさん曰く「初心者向け」だそうですが、私にはこれくらいがちょうど良い、というか、ここに収められた音こそが今の私が聴きたいサン・ラーなのかなという感じですね。
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もちろんサン・ラーの超代表曲もあれば、ラウンド・ミッドナイト等のスタンダードも入っております。度外れたロマンティックかつ優美な音である一方でヒリヒリした感触もあり、聴いていると頭の中の妄想という妄想が秒速20キロで衝突し双極ジェットを噴射して宇宙竜巻が発生してしまうかのよう。

幻惑的チャントを従えてジューン・タイスンをはじめとするヴォーカルが全16曲の間、我々を様々な宇宙へ誘ってくれますね。もちろんワープの推進力はサン・ラーの鍵盤に他ならないわけですが、70年代の録音が多いせいか、フリーキーなギターがカッコいい曲も多く、実に刺激的です。アフロなパーカッションの活躍ぶりも少し意外。というか私が持っているサン・ラーにはあまりこういう要素がなかっただけに、実に新鮮です。

この辺はエリントンのジャングル・サウンド直系というか発展型でもあるのですが、古代アフリカを経由して宇宙に到達するのが宇宙船アーケストラの本領でもありますね。もう一歩激しくラテンの血が入ればとも思うのですが、未知なる宇宙に飛び立つことを考えると、この塩梅がよかったのかもしれません。でも、まあこういう音を聴くと、例えばジミ、例えばローランド・カーク、そのあたりの人とアーケストラの邂逅がなかったことを本当に残念ですね。もっともラーとカークは何度か話をする機会があったそうですが、ウマが合わなかったそう。さもありなんという感じでもあります。ちなみに昔はリー・ぺリ-がミックスをしたらもっと凄かったのではないかと思っていたのですが、もうナチュラルにダビーな演奏なので、そこはいらないのかもしれません。
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毅然としたジューン・タイスンの歌に導かれ、めくるめくリズムアンサンブルをバックに艦長ラーと乗組員によるチャントが楽しすぎる“Along Came Ra / The Living Myth”、これぞアーケストラのチャントが聴ける“Interplanetary Music No.1”。アーケストラでよく聴くこのキーキーと鳴る楽器は何なのでしょう? オルガンの左手ベースのペタペタした感触がスペイシ―な“Enlightenment”はジョン・ギルモアとタイスンの絡みが楽しい。

寡聞にして始めた名前を聞いたハッティー・ランドルフはオーソドックスな実力派でなかなか気持ちの良い歌を聴かせますが、サン・ラーの描きたい世界によりフィットしているのはやっぱりタイスンのほう。ランドルフがサン・ラーと宇宙旅行していたのはクレジットによると50年代だったようで、二人の空気感の違いには時代性もあるのかもしれません。

スタンダードも数曲入っており、これは月の裏側(もちろん表はエリントン)にいるサン・ラーの立ち位置が分かりやすくなっていますね。とはいえ、バックのピアノのフレージングやホーン・セクションのハーモニーのがどこか捩れていて面白い。このスタンダードが間に挟まっているおかげでこの2枚組のメリハリがついて、プリマクさんのように定期的にお布施を行うハードコアな聴き手でない私のような聴き手には聴きやすい(効きやすい)アルバムになっている気がします。

と思わせておいて、B面でいきなりアーケストラ節が全開になるのがいいところ。ラーのアジテーション、唸るアーケストラの面々の中でもひときわ目立つギターは誰なんでしょう?とは言っても、結局ラーの鍵盤が全てを持っていくわけですが。で続くラーが切々と歌う“Moonrish Nights”はこのアルバムの山場の一つかな。これが未発表だったとは。霞むように歌を重ねるタイスンもいいですね。いつかバンド名か何かで使いたいタイトルです。

タイスンの歌が可愛らしい“Walking on the Moon”はバリサクとオルガンのグリグリウネウネに尽きます。ハープシコードかクラヴィのラーのカーティングとわさわさ鳴るパーカッション、アウトに逸れるギターで古代のエジプトに飛ばされる“Nature’s God ”、この辺の流れは想像力がひたすら掻き立てられる出来。

サイドCはファンキーでアフロな音メイン。“1984”は普通に燃えるファンキーな1曲、ベースは相当かっこいいです。ビッグブラザーが出てくるので小説の方に影響を受けたかと思わせておいて、さりげなく宇宙につなげるところが面白い。ここのジョージ・クリントンも登場させたかった。必殺の“Space is the Place”は私が持っている複数のヴァージョンよりも大幅にドラミングがファンク寄り。サックスの狼藉振りがまたいい気分。エレピとトロンボーンのソロの前に出てくるハリガネムシみたいな楽器は何でしょう?C面ラストはまさかのデェズニ―のおもちゃの王国のナンバーのカバー。こういうセンスって脈々と今につながるセンスですよね。(もっとも録音は78年ですけど)

ちなみにラベルの貼り間違えがあり、私のLPはC面とD面がひっくり返っております。でも、昔資金をねん出するために自分たちでレコード自主制作していたころのアーケストラを思えば、こんなもの可愛いものです。というか、もっと激しく間違えていてほしかったと思ってしまう私はアーケストラ成分の蓄積濃度が少しずつ増えてきているからでしょうか?

最後のD面は社会を突き詰めた結果、スペイシーでロマンティックになったというサン・ラー本領発揮の一面。77年から83年の録音でまとめられているけど、マイケル・レイとジョン・ギルモアが真実について語りかける“Truth about Planet Earth”にしても、当時のラップそのもののような“Nuclear War”にしても、完全にダーティーダズンから続くアフロな口承文化の発展形ですね。ラストの“Space Chant”なんかも完全にストリート感覚しかないしね。この曲で締めるというのもなかなか乙なもの。
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ということで、選曲は発売元Modern Harmonicのジェイ・ミラーのようですが、実にうまく流れを作っていて、感心しました。ジャケにチェスリー・ボーンステルをチョイスするセンス、カラーヴァイナル仕様も含め、愛情と尊敬と遊び心が存分に発揮された最高の仕事ぶりで、すべての模範となるものかな?と、ここまで書いて気付きましたが、もしかしてラベルの貼り間違えもワザとなのか?その真偽はさておき、このModern Harmonicはサン・ラーの10インチも3枚出していて、またこれがそそる曲なんですよね。
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とりあえずは“Rocket Number Nine”は欲しいかな。

チェスリー・ボーンステルの絵はいいですね。部屋に飾りたくなります。
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# by zhimuqing | 2017-07-07 07:07 | Funkentelechy | Comments(0)

某月某日

某月某日

無事お客さんのお偉方との案件が済み、バンコクへ戻る。機内にオーラが出ているほど可愛くてきれいな客室乗務員が一人いて驚く。機内販売をしていると、男性陣がこぞって買い物をするのを見て、さもありなんと。私の隣のオジサン(タイ人)も何だかよく分からないTシャツを買ったので、彼女が私の目の前に。ふと名札を見ると、なんと彼女のお名前はPantiraさんだという事が判明。飛行機を降りて、バンドメンバーに早速報告するも、ネタだ!盛り過ぎだ!写真を撮らんかい、写真をと理不尽な非難を浴びる始末。
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某月某日

バンコクのバスに乗りながら、都議選の結果に胸を熱くし、モヤーン氏とショートメッセージでやり取りを。結果は悪くない。小池百合子のこと、私は信用していないですが、基本的に風見鶏だと思うし、壺三よりもずっとましかな。でも、やっぱり信用できないよね。
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日本会議所属の議員が28人落選するという結果には久々に胸が熱くなりました。でもまだ油断しちゃだめだ。

某月某日

知り合いから入手したHunter x Hunterの単行本を一気読み。ある程度は読んでいたのですが、こうやってまとめてゆっくり読むのは久しぶり。いや凄い、やっぱり凄いね。でもここ最近の文字の多さと複雑な戦いっぷりに驚きました。それにしても、メルエムとコムギのラストは何度読んでも震えます。漫画に限らずここまで痺れるものはあまり思いつけません。
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某月某日

渋谷で我らがサンディー率いる?ワイルド・バルサミコス。
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このバンドは程よくラフでルーズなところがあって、これは多分4人の絶妙なバランスから産まれるものだと思って、いつもライブを観るたびにカッチョいいなぁと感心してしまいます。マウンテンモカキリマンジャロ関連のイベントなのに、モカキリ(と訳すのですね)の曲を一切演らずにミーターズで通すところがまたいいではないですか。よっしゃこれから!というところで終わってしまったのが残念。倍の尺は観たかった。
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某月某日

NBAのフリーエージェントでも基本的にサクラメント・キングスは負け続けているのに、朝起きてみるとジョージ・ヒルとザック・ランドルフの二人と契約に成功!とのニュースが飛び込み、一人電車で大コーフン。
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スパーズのポポヴィッチが愛してやまないヒルが取れるとは!

まさにデビッド・イェイガーHCのおかげでしょう、これは。ジョージ・ヒルはこのオフの目玉の一人だったのに、まさかキングスと契約してくれるとは!しかもザック神まで!ドラフトも大成功だったし、この補強。しかもサラリーキャップはまだ余裕がある。もう一人、昔のダンク王が来るとの噂もある。これは17-18年、イケるかも!いけるぞキングス!(毎年言っているような気もしますが)
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ザックが来てくれてとても嬉しいのだけど、一方でメンフィスのファンの落胆ぶりには身をつまされる思いも。
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# by zhimuqing | 2017-07-05 20:11 | Funkentelechy | Comments(0)

懐かしい面々

ディアゴスティーニから出ているビートルズのLPシリーズ、買うかどうか迷っていたのですが、ラバーソウルのジャケを見て我慢できなくなり、買ってしまいましたよ。3000円。価値感は人それぞれでしょうが、中身の素晴らしさと値段を考えると、物凄いコストパフォーマンスかと。とか、そんなことを考えながら、鼻息荒くして(荒くする必要もないのですが)レジに並んでいる時にふと気が付きました。
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第5号で終わり?全部買うつもりはなかったのですが、これは全く困ったものです。正直あとリヴォルバーは欲しかったのですけどね。
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それにしても中身は絶品です。ドラムとベースの演奏の黒さが嬉しい!

このビートルズもそうですが、やはり中高生の頃に聞いていた音楽というのはどうしても自分の根っこにあるもので、40も半ばにもなると当時の音楽を突然耳にすると、懐かしさで痺れてしまうわけですが、昨日タイのレストラン(先週からずっといるのだ)で突然耳にしたビリー・ジョエルの“アップタウン・ガール”、痺れました。

高校生の頃、人気がありましたからね、ビリー・ジョエル。周りの友人が好きだったのは“素顔のままで”や“オネスティ”だったのですが、私が好きだったのは“アップタウン・ガール”、“ロンゲスト・タイム”。ちなみに先ほどネットでものすごく久しぶりに聴いてみると、今の耳で聞くと当然かっこ悪いところは多々ありますが、完全に60年代ソウルのリバイバルだったのね。当時はまったく気が付かないというか、分かる由もなかったわけですが。

でも当時、私が好きだったのはどちらかというとエルトン・ジョンの方。クラスでは少数派でしたけど。マイケルやプリンス、ホイットニ―と並行してエルトン・ジョンとポール・サイモン、ジョージ・マイケルを聴いていた私、なんと平和で平凡な普通な高校生の姿でしょう。ベスト盤を一枚買ってそれを繰り返し聴いていたものです。今思うとアルバム一枚に対する当時の集中力は大したもの。この辺は反省したほうがいいのかもしれません。

ということで、先日クインシーを買う時に見かけて買ってしまったのがエルトン・ジョンのベスト盤。当時私が持っていたベスト盤(当時Vol.1とタイトルに付いていた)とその続編的なVol.2を合わせての2枚組。Vol.2は当時未聴。これは私の中で理由がはっきりしていて、Vol.1を買った後、自発的に黒い沼地にズブズブと沈み込んでいったからですね。ま、エルトン・ジョンを聴く暇もそこに回す資金とが無かったということです、はい。
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それにしても名曲だらけのVol.1。懐かしさもありますが、やはり曲も演奏も歌も良くて、驚きますね。今聴くと黒人音楽の影響というのも微かに匂います。 “Bennie and the Jets”がデトロイトのブラック局で1位になってエルトン・ジョン自身が驚いたという逸話も頷けるものです。甘めの曲でもやわな方向に振りきれるのを頑なに拒んでいる感じもあるし、湿度が高いというより霧で視界が悪くなったような空気感もあるし、改めて聴くと相当屈折した感じで、その辺が当時の私の気持ちにフィットしたのかもしれません。
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と、大変楽しく聴いたVol.1ですが、初めて聴くVol.2のほうは案に相違してグッと来ない、というか全く良いと思えないのが不思議なところ。Vol.1のほうが耳に良く馴染んでいることを差し引いても(その部分はものすごく大きいのでしょうが)。LPに付属していた解説によると、Vol.2の時期はチャートアクションでは絶好調の時期だったという事ですが、耳に引っかかってくる部分がない。売れるために何かを捨てたのか、あるいは何かが薄まったために売れたのか、それはロックには全く疎い私にはよく分からないのですが、イギリスの靄とか湿気とか、言ってよいのなら陰湿さ、そういうものが濃厚に残っている初期の方が圧倒的に面白いし、やっぱり好きなのですね。ベースとドラムがトラフィックの人達というのも大きいのかもしれないけど、なにぶんトラフィックについてもよく知らないので、偉そうなことは言えません。

とここまで偉そうに書いてきましたが、もしかして私が当時エルトン・ジョンが好きだったのは単に衣装の問題ではないか?という事に気づいてしまいました。というか、間違いなくそうだよね。
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この衣装、今見るとどこかで見たような気がするし。変わり続ける同じもの、どころか全く成長していないのかもしれません。

エルトン・ジョンに関して言うと、もう2枚欲しいアルバムがありますね。1枚は初期のライブ盤の“17-11-70”。これは確か出来が相当良かったはず。でもう一枚は最近のアルバム“Diving Board”。なんとベースで全曲愛しのラファエル・サディークが参加しているもの。デラックス版があるのですが、これにサディークが参加しているかどうか、そこがどうにも分からないのがなかなか悩ましいところなのです。
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サディーク、新作そろそろ出ると聞いているが、どうなんでしょう?
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00年代以降で私の好きなベーシスト、トップ3のうちの二人が邂逅したらしい。素晴らしい瞬間だ!
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# by zhimuqing | 2017-07-01 08:28 | Blues 4 Terapin | Comments(0)