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いよいよ明日!

いよいよ明日、VOODOO LOTUS、ライブです。
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@下北沢 空飛ぶこぶたや
スタート:19時過ぎの予定

とりあえず私はごはんが楽しみです。

当日演奏がまずいと料理にされてしまうかもしれないので、頑張ります!
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こんな姿にならないようにね。


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by zhimuqing | 2017-09-29 15:48 | Funkentelechy | Comments(0)

奇諜妙計五福星

先日BSで観た五福星、多分30年ぶりぐらいに観たのですが、面白かったです。
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ワイヤーアクション無しでのカンフー映画の良さを改めて見直しました。ドタバタ度の高さも最高だし、5人のキャラ立ちも良い。ジャッキー・チェンやユン・ピョウを無理矢理押し込まなくても良かったと思いますが、営業的に不可欠だったのは理解できるし、そういう押し込み感も往年の香港らしくて嫌いにはなれません。



そうそう、最後の挿入歌は元ネタはカリプソだと思うのですが、どうしても曲名が思いつかなくてモヤモヤしております。


それにしてもBSはここに来て謎の香港映画推し。謎が深まるばかりです。

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by zhimuqing | 2017-09-26 21:28 | A Felicidade | Comments(0)

源流発見に思いを寄せてみる

最近の中古LPは10年前、20年前と比べると随分値段がこなれてきていて、財布の紐が緩んでしまうのですが、色々観察していると中身の盤質よりもジャケットの状態がとにかく重視されている感じを受けるのですね。これは私にとってはなかなかありがたい良い傾向で、ジャケ難ありを狙っていくのはなかなか楽しいものです。

ということで、まだCD化されていない77年の5人組のグループ、Lifestyle。アルバムはこれ一枚で終わったグループですが、評判に違わぬ素晴らしい歌と曲と演奏。録音はシグマスタジオ、とはいってもPIRではないのでリズムセクションにはアール・ヤングもノーマン・ハリスもロニー・ベイカーの名前もないのですが、音的には全く遜色ないというかチャールズ・コリンズやデニス・ハリス、つまりシグマのいつものメンツなので、実質変わらなくて当たり前ですね。

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MCAから発売されているだけあって、歌詞もしっかり付いているし、割とお金がかかっているかんじなのですけど、手書きジャケのおとぼけ感が謎の名作。
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10年遅ければ、首から絶対チェーンをかけているはず。あとはアフリカのメダリオンとか。
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なにげに社会派は絵も書かれている。でも中身はほぼラブソングですが。

そんなジャケットも中身を聞けば、不思議と味わい深くなるですが。リードもコーラスも抜群。メンバーによる曲作りも抜群。クレジットによると、リードは3人いるのですが、デトロイトの香りがプンプン。というか、リードの一人はあからさまにリーヴァイ・スタブスの流れをくんでいる男臭さ満点な歌いっぷり。とはいえ、77年のこの時点ではフォー・トップスはあまり勢いがなかったし、ドゥーワップを踏まえたコーラスはトップスよりももっと分厚く、シグマの音に合っています。

アップもスローもミディアムも全て軽く標準レベルを超えるナイスなアルバムですが、私が特に盛り上がるのは、何と言ってもA面1曲目の“Just Want To Be With You”。このリードはリーヴァイ似の人と違って、もっとリズムを華麗に乗りこなす歌いっぷり。フレーズの区切り方が軽やかで、しかもディープ、でも暑苦しくない、という希有なテクニシャン。そう、どうしてもアリ・オリを思い出さずにいられない歌手。というより、このスタイルを突き詰めて80年代のアーバンなグルーヴに乗せた完成形がアリ・オリ・ウッドソンと思ったりもするのです。ま、アリ・オリは大ファンが多いので、即座に否定されそうですけどね。

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歌えそうな顔つきはどうみても左の二人なんだけど。


そうなると、俄然気になるのはこのリードは誰なのだろう?ということ。裏ジャケの写真でのご尊顔を確認すると、左の二人が怪しいような気がするのですが、アルバムのクレジットにはリード・シンガーとして記載があるのは右の3人。Johnny "John-John" Mathisと Charles "Chuckie" LeeとShedrick "Sweet" Wooden。このグループはもともとFerguson, Davis, & Jones名義でシングル3枚、Ferguson, Davis And Leeとしてシングル2枚出しているそうなので、この辺を聴けばアリ・オリの先祖?はCharles Leeかどうかは分かりそう。でも、残りのJohnny MathisとShedrick Woodenの経歴はなかなか調べがつかないです。特にジョニー・マティスは有名なポップに歌手がいるのでますます分からない。Woodenのほうは“Sweet”が付いているので、ファルセッターのほうかもしれない、とか、色々と妄想が膨らむのですね。ちなみに、ファガーソンはThe Tymes(多分ゴスペル・グループ)‎のメンバーとして、アルバム《Tymes Up》1枚を残している模様ですが、これもまだ未聴です。この辺を掘っていくには流石に資金面が追いつかないんですけどね。


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by zhimuqing | 2017-09-25 20:28 | Funkentelechy | Comments(0)

今度の土曜日はこぶたや!

そんなわけで、今度の土曜日30日は下北沢の空飛ぶこぶたやでライブですよ。

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先日も4時間スタジオでみっちりリハを積み重ねているのですが、なにぶんすみジャズに向けてのアコースティックセット(と呼んでよいのか?あの編成は)での練習が長かった分、バンドセットでの練習があまり出来ていないのですね。が、しかしそこは得意のドシャメシャ感で突破するしかないのであります。

小ネタを仕込むも、要領があまりよろしくなく、リハ後もPさんから特訓を受けるケンドリックス氏の図。

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違う、そこはためる、いや、そこは顔と腕の向きは逆!微苦笑するスタジオの受付のお兄さんの巻。

何を食べても美味しいこぶたや、今回もライブは2部構成の予定。幕間には今年もマジシャンのサッサさん登場の予定。人体切断頼む!とか、風呂敷からライオン飛び出したら度肝抜かれるよねとか、色々とリクエストしているのですが、お店にかける迷惑は我々の演奏だけでも十分なのかもしれませんね。ということで、土曜日、お暇な方もそうでない方も是非とも下北沢の

930() 下北沢 空飛ぶこぶたや

OPEN18:00  START19:0 0 (の予定です。少しだけ押しちゃうかも)

ChargeFree (お店でたくさん飲んだり食べたりしてくださいませ)


VOODOO LOTUS 

Kendrix - Lead Vox, Flute, Trombone

Mr. P the Chef - Hypeman, MC, Dancer,Percussions, BG Vox

Preacher – Guitar

Dr. Sandee – Rhymin’, Keyboards, Melodica

Ladies Love Cool Bon - Drums, BG Vox

Magonosheen - Bass, BG Vox

Masheeno - Atmosphere


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by zhimuqing | 2017-09-24 14:55 | Funkentelechy | Comments(0)

ハリガネムシ、味わい尽くそう

上原ひろみはきちんと聴いたことがないのですが、フュンジンスキーを慕っていて仲良く演奏しているのを観るのは実にいい気分ですね。



馴染んでいるというか、バンドの一員という感じが良い!フュンジンスキーとのコンビは他でもなかなか見れない良い組み合わせです。ディーン・ボウマンは思っていたより身軽でイメージ変わりますね。

フュンジンスキーと言えば、ハリガネムシのようなギター。ここでやっているジャック・ジョンソンみたいな曲は本当に合いますね。ファンク時代のマイルスのカバーアルバムをいつか出してほしいものです。



ヘッドレス・トーソズはオフィシャルでたくさんYoutubeに映像アップしていてくれて、盛り上がります!こちらはフュンジンスキ―の知名度が一気にアップした頃のライブが丸ごと!96年ってことは何と20年以上前!まだダブルネックのギター使っていない頃ですね。演奏の壊れっぷりは変わりませんけど。



ジーン・レイクがいるのはンデゲオチェロのセカンドからの流れですね。胸焼けしてしまいそうな、かっとんだ演奏。ボウマンの瞬発力がフュンジンスキのギターに名うてはならないのがよく分かります。一度生で見てみたいものです。上原ひろみと来てくれるのが一番可能性が高そうだけど、もう10年ぐらい一緒にアルバム作っていないみたいだし、難しそうだし。ニューヨークに行かないと難しいのかな?

というか、本当に観たいのはこのコンビです。言うまでもなく。




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by zhimuqing | 2017-09-22 22:28 | On The Corner | Comments(2)

なんちゅう若々しさ

御年83歳のジョアン・ドナートの新作は息子ドナチーニョとのコンビでのシンセなファンクというかブギー。若手バンドを引き連れ、アフロビートを見事に解釈した前作にもずいぶん驚きましたが、なんちゅう若々しさ。

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音自体は最近の流行に乗ったシンセ・ブギー、ザップだったりスレイブだったりと元ネタが透けて見えるものではありますが、そういう音作り自体が私のストライクゾーンなわけで、気持ちの良い音にただ身を任せるだけです。そうそう、曲自体の出来が良いのもポイントです。ドナチーニョによるトークボックスもヴォ―コーダーもかっこよいというか、ツボを見事にとらえたもの。センスいいです。
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つまり、一聴するとドナチーニョのソロ作にスペシャルゲストでジョアン・ドナートが参加しましたよ、と聞こえてしまうもの。なのですが、いえいえどうしてあの合気道の達人のような、重力を自在に操るような鍵盤のカッティングが結局は全てを握っているという、ドナート翁の威力がまたもや発揮されたアルバム。名盤すぎる前作≪DONATO ELETRICO≫を聴いた時にてっきりバックを務めているビシーガ70の功績かと思い、慌ててビシーガ70を聴いてみるとそんなに騒ぐほどのものではなく、改めてドナートの凄さを思い知らされたのを思い出しました。
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ドナートは数曲で歌も歌うし、あのメロウすぎるコード進行も聴かせてくれるわけで、個人的には当然大満足。ですが、せっかくなのでドナートがシンセ・ブギ―な曲でどんなメロディーを紡ぐか?とか、シンセ・ブギーなリズムにどんなコード進行を乗せるか?というところまで聴いてみたかった気もしますが、それは贅沢なのかもしれませんね。仲睦まじい二人の様子を見ると、ドナートはもしかするとドナチーニョの才能を世に知らしめたかったのかもしれないし。メロウサイドなドナートを味わってほしい向きには、なんと今年もう一枚ボッサなアルバムが出ているらしいので、そちらで楽しんでくれという事なのでしょう。ということで、LPは日本盤出てますけど、これは音も相当良いので、あるうちに入手して降りたほうが良いかもしれませんよってことで。
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ドナート翁、満面の笑み
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二人でモントルーでライブやったりしている模様
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by zhimuqing | 2017-09-17 16:06 | A Felicidade | Comments(0)

参加してましたっけ?って話

何度でも言いますけど、2000キロのかなたですよ。

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正確には「領空外の宇宙空間を飛行し、カムチャッカ半島の南東に落下した」でしょ?不必要に煽るのは何故?
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北朝鮮の核兵器開発を非難するのはいい。私も賛成だ。でも、それって核兵器禁止条約成立に当然参加してましたよね?ボイコットなんかしてないですよね?って話。

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核兵器禁止条約交渉をボイコットした日本政府代表の席に置かれていた折り紙。
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by zhimuqing | 2017-09-16 19:46 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

ロック、紛れもないロック

タイへの出張から帰ってきて家にいったん荷物を置いて、向かうは代官山。ReggalationIndependanceのライブ。アルバム≪Reggalation Rock≫のリリースパーティー。

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8月頭に下北沢のド深夜に観た時よりも低音が引き締まっていて、バンドの凄みが3割増しで堪能できました。素晴らしいライブ。特にドラム、ベース、パーカッション、ギターの4ピースの怒涛のリズム隊に燃えました。ドラムの一音入魂の引き締まった音、全盛期の武双山の突進を思わせるコウチさんのベース、センスしか感じさせないギター。前回観たときもそうですが、あのギタリストは本当にかっこいいです。見た目がハンターxハンターに出てくる蟻にやられた人に似ていると同行のサンディーと盛り上がったのですが、そのキャラの名前が思い出せずにモヤモヤしていましたが、帰りの電車で思い出しました。「カイト」です、ああすっきりしました。

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それにしても変則的なリズムがさらに磨きがかかっていて面白い。曲を聴きながら必死で拍を捉えようとしてみたのですが、これがなかなか難しい。17拍子(2017年にちなんだそう)までいきなり出てこられると、流石に捉えきれない。捉えきれなくても、十分に躍らせてしまうのがまた凄い。変則的な拍でドッカンドカン叩きまくるドラム、アフロ度の高い呪文のようなリズムを刻むギター、淡々と肝を押さえているかと思わせておいて突然ズドーンとぶち込むベース(この場合、ベイスというのが正しいのかと)。フォーマットとしてはジャマイカ音楽がベースなんでしょうけど、レベル・ミュージックとしての佇まいは紛れもなくロック。痺れました。
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ゲストも凄くて、ランキン・タクシーにこだま和文。芸人魂炸裂のランキンさんは合間の素に戻る瞬間の感じが実に可愛らしくて面白い。オウトオブキー唱法は気持ち悪いのだけど、気持ちよいという変な展開。いつものようにアジテートも笑える。こだまさんは生で観るのは二回目ですが、一音吹いただけで景色を変えてしまうのが凄い。あのトランペットに合わせて/その後にホーンを吹く人は気の毒だな、と。卵の殻の上を歩くのはマイルスですが、殻を割らずに彫刻する、いや違うな、これでは表現できていない、もっと的確な表現がありそうだ。やはりDub Station Bandを観に行ってじっくり味わうしかありませんね。

ということで、燃えたRI、次回は10月にリトル・テンポ、リクル・マイとのライブがあるそう。25日水曜日、果たして時間を確保することが出来るのか?うーむ。

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by zhimuqing | 2017-09-16 00:28 | Open the gate | Comments(0)

壁を破ることの最大の美点は

マーゴット・リー シェタリーの『ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち』を読了。今年屈指の映画『ドリーム』の原作ですね。正直既に「Hidden Figures」で馴染んでいるので、なんだかドリーム表記は恥ずかしい感じもありますね。

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流石に映画のように分かりやすいストーリーではありません。というか、映画化に際してドラマチックになるよう随分手を加えたのだな、と分かってしまいます。もっとも、だからと言って映画の良さが変わるわけではないのですけどね。2時間の映画には映画なりの表現があるし、400ページの本には400ページの本なりの表現方法があるということなので。個人的には、映画でのメインとなるシーンがあまりに良く出来ていたのでここが完全に作り話だったらどうしよう?と思いましたが、おおむね事実通りだったのでほっとしました。
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キャサリン・ゴーブル・ジョンソンとオバマ。

「壁を破ることの最大の美点は、もう二度とそれを破る必要がなくなることなのだ」。映画と原作の最大の違いはこの一文に尽きると思いますね。実際、キャサリンもドロシーもメアリーももの凄い努力と闘いを重ねて自らの道を切り開いていったわけで、その描写に焦点をあてた映画の表現はそれはそれで正しいとは思います。ですが、本を読んで一番深く印象に残る部分は、自己の実現欲だけではなく後進が進むための道を切り開こうとして奮闘する姿だったり、気の遠くなる努力(と忍耐)の積み重ねで少しずつ広がっていった道だったりします。映画でもドロシー・ヴォーンが周囲のスタッフのために尽力する姿が描かれていましたが、あの数倍、数十倍も努力しているし、組織内だけでなくコミュニティーの中でも尽力する姿に大きな感銘を受けました。

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それと公民権運動と戦争や冷戦との関係についてあまり考えたことが無かった私はその両者の関連に合点がいくというか、腑に落ちる感が強い。戦争での人材不足での門戸の開放はアメリカならではの判断だと。当時の日本にそんな度量があったとは私には到底思えない。一方で、米ソの冷戦が公民権運動に及ぼした影響というのは、例えばブラックパンサーを抜けて以降のマルコムXの思想と合致する部分もあり、一つの環がつながった感があります。それにしても驚くのは当時のバージニア州の悪意丸出しの人種隔離政策の数々。

極私的には、話がスタートレックに繋がるところに燃えました。宇宙とアフロアメリカンの話になると、必ず登場するウーフラ。やはりここでも出てくれないとね。ウーフラとキング牧師の感動的な逸話につながる話の展開、それそれと盛り上がる人は少ないかもしれないですが、やっぱりこれは出してもらわないとね。ついでにウーピー・ゴールドバーグの話に繋がれば最高なんですが、さすがにそれは筋がずれてしまいますね。

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オバマは良かったよね!と改めて感じる写真。遠い昔のようだ。

日本公開が決まった際に、邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」に決まりかけ、アポロ計画とは関係ないやんけ!騒動が起きたのも記憶に新しい(私も大いに賛同しました)ですが、本の中ではNASAの前身NACAから始まり、アポロ計画のところまで続いていくので、邦題は期せずしてギリギリセーフな気もしますが、ま、邦題決めようとした人は絶対原作読んでいないので、叩かれたのも仕方ないのかもね。原題の『Hidden Figures』のFiguresは数字を意味すると同時に、隠れていた「姿」のことも指している、なかなか良く出来たタイトルなんで、やっぱり私としては無理に『ドリーム』にしなかったほうが良かったと思います。

さて、この素晴らしい原作と映画ですが、映画を最近観たHさんの感想は「フラストレーティング、悔し涙出まくり」というもの。これはなかなかに響きました。アメリカでマイノリティーの女性として生活している人ならではの地に足が付いた観点で、のほほんと外野というより安全地帯からあれこれ考えて分かっている気になっている自分との差、ですね。とはいえ、そんな当たり前のことにさりげなく気づかせてくれるお話。本を読んでくれとは言わないので、是非とも映画の方はたくさんの方に見ていただきたいものです。私は家族で行きます!

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頑張って原書を読んでみたほうがいいのかもしれん。


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by zhimuqing | 2017-09-15 00:44 | Change! | Comments(0)

マンボ、独走!

代官山は意外に遠くてなかなか足を延ばす機会がないので、「晴れたら空に豆まいて」に入るのもかなり昔の梅津和時依頼の2回目。今回はギター・マガジンのカリブ海特集のイベント。あの特集自体が無茶な感じだったのですが、その筋のギタリストが一堂に会してみんなでギターを弾くという、これまた無茶な催し。

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イベントはギター・マガジンの編集者とワダマンボとのトークから始まったのですが、ワダマンボのトークは吾妻さん直系で大変面白く、しかも色々と気づかされることも多くて、もっと聞きたかったというのが正直な感想。ギター・マガジンの特集がジャメイカの偉人3名が中心となっていたため、話の流れがどうしてもロック・ステディやレゲエ方面に偏ってしまうのは仕方がないところ。


でも折角のワダマンボですから、もっとカリブ海全体に話を広げても良かったもと思いますが、それは仕方ないのでしょう。誰もついていけませんから、ワダマンボ。カリプソ界を中心としたギタリストについてのワダマンボの記事、編集部の人は誰もチェック出来なかったそうですから。記事で紹介されているギタリストの音源どころか名前を誰も聞いたことがなく、しかもネットで探しても音源がアップされておらず、原稿のチェックが何も出来ない(=ワダマンボが適当に記事を書いていたとしても誰も真偽が分からない)レベルですからね。


他にも編集時の裏話的なものでも興味深い話がたくさん。少し耳が遠くなってきているアーネスト・ラングリン、電話インタビュアーの質問に対して全く違う趣旨の答えを返してくるのだけど、その答えがいい話なので仕方なく記事では質問の方を回答に合わせて編集したとか、ハックス・ブラウンのインタビューが急遽取れたので、奏法解説のページを泣く泣く削ったとか、編集部の試行錯誤が随所に伺えるいいお話。ビザールギターという言葉を作ったのは前の編集長だとか、特に名を秘しますがカスラックと音楽誌の攻防の話も。

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ステージに置いてあるビザールギターの数々について熱く語るマンボ氏。


トークの後は、ワダマンボ+アンドウケンジロウのデュオ。ワダマンボ、実に聴かせます。ゴリゴリ、いや違うな、原石のゴツゴツした部分をうまいこと残して磨き上げたかのようなギターが実に素晴らしい。ちょっとしたカッティングでも別格の輝きが。鋭角にねじれるようなソロもかっこいい。カリブ海の北から南まで自在に漂うようなスタイリストぶりはお見事。私はカセットコンロスのリズムセクションがもの凄く好きなのですが、ワダマンボのソロや今回のデュオも観ておくべきだなと痛感。かっこいいっす。


第3部の東京のロック・ステディ/レゲエ界隈の猛者を集めたセッションバンドでは、ヤギー&小粥鐵人両氏のドラム&ベースがいつものように快調で素晴らしい。何度見ても勉強になりますね。Matt Soundsの二人のギターの絡みを楽しみにしていたのですが、ステージ上には4人のギタリストがいるわけで、二人の微妙な絡みをじっくり聴けなかったことが少し残念ですが、それでも秋廣シンイチロウの音価を自在に変えるカッティングの凄みには改めて感じ入りましたし、何よりも今年屈指の名曲と思っているBaku’s Steadyが聴けたのが嬉しかったです。これはなんとか7インチをお願いしたいところですね。

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ということで、驚きのギター・マガジンのイベント、10年殺しの特集(一度やると10年間はその特集は出来ない、という意味らしい)なので、今後私の興味を引きそうなイベントはそうそうないとは思いますが、なかなか面白い企画。こういう事だったら去年やっていたジャズファンクのイベントも観に行っておくべきだったなと後悔しながら帰ったのであります。


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by zhimuqing | 2017-09-11 00:07 | Open the gate | Comments(0)