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ありがとう2016!

早いものであっという間に年末ですね。

転職して一年あまり、ようやく自分のペースが掴めるようになってきたのですが、時間があまりないのは相変わらず。特に今年は年末の売り出しに加勢しているので、30日夜の今の次点でも全く時間がありません。でも比較的楽しく過ごせていることに感謝ですね。

さて、今年の個人的なトピックと言えば、なんといってもプリンスに尽きるわけです。ポッカリと空いた穴はどうやっても埋まりません。なんだかんだ言ってもプリンスとマイケルは私の2大アイドル。この穴を埋めてくれる人はもう二度と現れることはないでしょうね。
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もっともプリンスについては、数年前、友人に幸いプリンスのブート関係をまとめて借りたことがあり、そのおかげで最近までしっかり聴きこむことが出来ていたのと同時に、当時の追体験も出来ていたこと、というのがマイケルの時との違いでしょうか。喪失感の大きさは変わらないものの、より身近に感じたというか肌に染み込ませることが出来たというか、そういう感触があるのにとても助かりました。といっても、喪失感は変わりませんけどね。

あとはバーニーとファイフとプリンス・バスターとアリとオーティス・クレイと若きチェコフと千代の富士とトゥリスコとカシーフとジョージ・マイケルとレイア姫と。今年はあまりにも多すぎました。バーニーのグニャグニャシンセがもう一回生で聴きたいなぁ。
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気を取り直して、恒例の新作の年間ベスト10。今年は例年にない当たり年だったので、選出に本当に苦労しましたよ。でも、これって嬉しい悲鳴ですよねってことでワ~~ィンディミアッ!

1. Solange “A Seat at the Table”
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じわじわと細胞に染み込んでくる歌、聴けば聴くほど良さが引き出される音。サディークのプロダクションの素晴らしさ、切れ味も文句なし。アイドル然としていた1stから全く想像もつかないレベルまで進化しましたね。まだまだ音の中に潜む様々な仕掛けがあることは分かっているのでもっともっと聴きこまないといけないわけですが、それと同時に歌詞をもっときちんと読みこまないといかんな、と感じております。文句なしの1枚。

2. KING “We Are King”
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ソランジュを聴くまでは、今年の№1はこのアルバムだと決めておりました。まさに待望の一枚だったわけですが、これまた私の予想を大きく超えてきたアルバムでした。新しくて懐かしいメロウネス。何はともあれ、まだまだ底を見せていないパリス・ストローザーの才能に今後も滅茶苦茶期待しますね。日本で売れているようなのが嬉しい。

3. Common “Black America Again”
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初めは買う事さえためらっていたのです、恥ずかしながら。最前線でいる必要はないですが、鮮烈な音を聴かせることはないのではないかと。がしかし、怒りと悲しみとそれを上回る未来への希望に満ち溢れたコモンが魅せるスリリングなのに円熟味溢れる音像に神速痺れました。さて、次はどうなる?

4. João Donato “Donato Eletrico”
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ブラジルは歳をとればとるほどかっこよくなる奇跡のミュージシャン揃いですが、2大ジョアンの一人、ドナート翁はまた別格。枯れてかっこよくなるのではなく、よりメロウによりファンキーに。この瑞々しさは奇跡といってもよい、というか奇跡としか思えない。

5. Keith Sweat “Dress to Impress”
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変わり続ける同じもの、どころか、変わらない同じもの、で堂々と攻めてきたキース・スウェットの素晴らしさ。名作の度合としては20年ぶりでしょう。私が、そして世界中のソウルファンが待っていたスウェット節の大復活。ジェラルドとのデュエットに泣けました。

6. Anderson .Paak “Malibu”
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アンダーソン・パックのこのアルバムは今年前半の私のヒットチャート首位を独走しておりましたね、初めて聴いた瞬間から良い!と思ったのは、ティップの影を感じるからでもありますが、なによりリズムに対する決定的なセンスの良さに惹かれるから、です。来年以降、一番期待している人でもあります。

7. 坂本慎太郎 “できれば愛を”
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おそらく今年聴いた新作では一番音がカッコいい。あまりにも凄すぎた前作を超えることは流石にありませんが、でも頂きの高さはあまり変わりません。シングルカットされた「ディスコって」の鬼ドープな仕上がりも含め、依然として日本最強のファンカティアーでもあり、ロックンローラーでもあると思います。それにしてもその詞が歌う社会情勢が早く変わるといいのですが。

8. A Tribe Called Quest
“We Got It From Here...Thank You 4 Your Service”
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まさかのATCQの新作。アリが参加していないというのが気に食わない(しつこいですか?)ですが、でもファイフとティップの声が重なる瞬間、ジャロビの復帰、ルイス・ケイトーの異彩ぶり、燃えました。それにしてもティップとファイフの掛け合いがもう聞けないなんて。

9. Teresa Cristina “Canta Cartola”
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カエターノと来日したテレサさんですが、事前情報を入手していなかっただけに、カルトーラの曲ばかりを歌うという展開に度肝を抜かれました。ギターのカルリーニョス・セッチ・コルダスの超絶サンバギターのみで歌こまれるカルトーラの名曲の数々。私の穢れた心が洗われるような思いで溢れました。優しさと力強さと敬虔さとが混在する歌力も素晴らしい。

10. Bruno Mars “24K Magic”
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最後の1枚はUAにするかどうか、ずいぶんと悩みましたが、私の青春時代のファンキーな音を勢いよく聞かせるブルーノ・マーズにしてやられた感じです。というか、冒頭の24K Magicでいきなり登場するバイロン・チェンバースのトークボックスでKO。アルバム全体通すとポップすぎる面もありますが、旬の勢いというのはやっぱりいいものです。ウン十年前の私(と弟)に聴かせてあげたいですねぇ。

次点はUA。ライブが最高すぎたマックスウェルは前作があまりにも神がかっていたので、その割を食ったかな。チャイルディッシュ・ガンビーノはやや露骨すぎる気がして。デ・ラ・ソウルは数曲最高な曲がありましたが、トータルではやや弱いかと。アンソニー・ハミルトンは時々垣間見るライブの映像の方が凄かったですね。

【番外編】
・ジョージ・クリントンの自伝『ファンクはつらいよ』
・丸屋九兵衛の最新刊『ジョージ・クリントンとPファンク軍団の決めゼリフ』


わたしがQB師のことを認識したのはおそらくJEUNE(いまだに読み方が分からない)の『Back to Reality』を熱心に押していた時期の事だと思いますが、その頃から膨らみ、BMRの編集長になった時に一気にビッグバンのように広がったQB師への期待が見事に実ったと言えるでしょう。クリントンの自伝の邦訳の素晴らしさは勿論だが、むしろ『決めゼリフ』のほうが素晴らしい。ただ、私としては分量が10倍でも50倍でも、いや10倍でも良かったのですが。いつか、Pファンク完全訳詞集なんかを出してほしいものです。それはともかく、今年度のMVP級の活躍でしょう!年間ベスト1に入って然るべき偉業だと思います。

ライブでは最高に恵まれた一年。多分、こんな年はもう二度とないでしょう。3月のディアンジェロ祭り、6月のUA、8月のマックスウェル、10月のカエターノとローリン・ヒルと、これだけ私の本当に好きなミュージシャンのライブを見ることが出来た年というのも珍しい、というか初めて。なかでもディアンジェロとマックスウェルにサインがもらえたことは大興奮しました、はい。どれも素晴らしかったライブでしたが、僅差でマックスウェルがベストかな。
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それにしても両巨頭のサインは適当過ぎる。

旧譜では相変わらずジャメイカ関連を熱心に聴いていていましたね。特にメイタルズやミットゥーを中心に。その他、ライブの備えてのマックスウェル探究とか、当然プリンス、そして最近はずっと70年代後半のパーラメントを聴いておりました。ジューニーについては、更なる研究が必要なのですが、初期リー・ペリーの研究とともに、これは来年に持ち越しなのです。
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今日の次点での愛聴盤はこれ。

バンド関係では、なんといってもドクトル・サンディーの電撃加入につきますね。バルサミコスとの邂逅を含めて、若いエキスというのは素晴らしいな、と!
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あと、7月から5か月連続ライブとか、ヒロム君をゲストに迎えてのライブとか、新しい試みが出来たのも嬉しかったですね。ライブにわざわざお越しいただいた皆様、ありがとうございました。来年のVOODOO LOTUSはもっとファンク度を掘り下げていきたいと思います。密かに色々な目論見を画策しているのですが、果たしてどこまで実現できるのでしょうか?そうそう、バルサミコスと合同で何かをやりたくもあります。

読書関係では、実は今年後半に読み始めた向田邦子の本を猛烈な勢いで読み進めているところで、おそらく約4分の3は踏破したと思うのですが、これが一番最近のトピックかな。そうそう、毎週楽しみにしていたのは、キン肉マンの続編のWEB連載。あまりにも素晴らしい展開に毎週燃えました。悪魔将軍は最高だ。
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でも、一番うれしかったのは私が興奮した宮部みゆきの『ソロモンの偽証』を私のムスメが熱心に読んでいること。父娘で共有できる楽しみ、素晴らしすぎます。来年読まなきゃいかんのはHiさんと話をしていて思い出したクッツェーかな。

映画はあまり見ていないのですが、例年のごとく見逃した映画が多数。いうまでもなくベストは、全国のロードショーが終わる直前に観た『スタートレック・ビヨンド』でしょうか。予期せぬ爆音放映だったのが嬉しかったですね。その他には、飛行機の中で結構映画を見ましたが、あまり当たりの映画はなかったかな。シヴィル・ウォーぐらいでしょうか。来年はしっかり見逃さないよう、気を付けたいと思います。

モヤーン氏、結婚おめでとう&ちひろちゃん、生誕おめでとう!
立派なファンカティアーに育つことを期待しております。
マクンヴァ再結成の日は何時になるのか?
プリマク氏と私は待ち続けております。

ケンドリックスはキーポン・シャウティン、プリーチャーはキーポン・プリーチン、ミスターPはキーポン・アジテイティン、サンディーはキーポン・フライイン、ボンさんはキーポン・ロッキン、マシーンはキーポン・ステイイン・クアラルンプールではなく、カムバック・ジャパンで、みんなでキーポン・ファンキン。

ロンマクはケリを付けるように。
58兄さんとアマゾネスシスターズ、年明け早々の目論見を楽しみにしております。
ハイさん、ソウルバーの探求、次回こそ!
MAさんは早く復活してください。
サクラメント・キングス、久しぶりにプレーオフへ私を連れて行って!
プリンスは早く生き返ってください。

そのほか、不義理をしてしまっている皆様、
決して忘れているわけではないのですが、
忙しさにかまけている私をお許しください。

ブラザG、来年こそいろいろ試してみよう。
孫の言いなりの鵜雛&Hはとりあえず元気が何より。
ヨメさん、色々とすまん。
レイとヨウ、君たち二人が私の世界中心。

それでも皆さん、よいお年を!
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by zhimuqing | 2016-12-31 00:00 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

いつか会いましょう

こう連日、悲しい話は聞きたくないですね。
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レイア姫がポール・サイモンと結婚していた(でもすぐに離婚)と知ったのはたしか高校2年の時。小学生でスターウォーズにハマり、高校でポール・サイモンのソロ作を熱心に聴いていた私には、非常に不思議な感じを受けたものです。その一年後ぐらいにブルースブラザーズを初めて知り、爆弾バズーカ女がレイア姫と気付いた時には、なんだか猛烈に嬉しくなりましたが、それは今考えると私の好きな世界に住んでいるスターという気がしたせいでしょう。
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伝え聞くところによると、相当シニカルなところがある人との話ですが、それもまた嬉しく思いますね。ヒップスターですから。
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ということで、ファーギャラクシーアウエイ、銀河系の彼方でいつか会いましょう?
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by zhimuqing | 2016-12-28 23:19 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

めでたく45周年

無事、今年も誕生日を迎えたわけですが、毎年渋い大人の男になりたいと野望を膨らますものの、単に目標を掲げただけになってしまっている現状を鑑み、ここは一人の成熟した大人として、実現可能な目標を立ててみたいと思うわけです。

『おっちょこちょいを克服する』

空港で両替する時にパスポートを窓口に忘れないとか、ホテルの鍵をポケットに入れたまま散歩に出かけて鍵を落とさないとか、フロントで鍵を再発行してもらった時にスマホをカウンターに忘れない、とか、バンコクの空港のゲートでディレイした飛行機に乗り遅れないとか、まあ、実に様々な落とし穴がバンコクに、いや、人生にはありますが、そんな落とし穴に落ちることなく、まっとうな45歳になりたいというのが、この一年の最大の目標かと。
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娘に貰った誕生日プレゼント。
私の好みを的確に把握している!

とまあ、そういう決意をした誕生日の当日、仕事に出かけようとすると、iPodとヘッドホンがない。どこにやったとさんざん大騒ぎした結果、自分の首にヘッドホンがかかっているのに気づき、流石にバツが悪い中、仕事に出かける45歳の初日なのでした。
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by zhimuqing | 2016-12-28 00:28 | Change! | Comments(0)

本物の才能と芸人魂と

"I Want Your Sex"で偏見に縛られない自由な生き方について高らかに歌い、"Outside"でそういう偏見を笑い飛ばす、本物の才能と本物の芸人魂を持ちあわせた不世出のアーティスト、ジョージ・マイケルのことは絶対に忘れない。
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それにしても、この天才の時間と才能を無駄に費やさせたソニーレコードの罪深さたるや。
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by zhimuqing | 2016-12-26 15:09 | Make Me Wanna Holler | Comments(2)

BLACK AMERICA AGAIN

まずはこの映像を見たほうが早いかな。タイニーデスク、まさかのホワイトハウスの図書館でのこのパフォーマンス。コモン、マスター・カリーム・リギンズ、シュープリーム・ロバート・グラスパー、インコンパラブル・デリック・ホッジ、キーヨン・ハロルド、レイナ、そしてビラル。




涙が出ますね。


大統領選挙に合わせて発売したコモンの新作は復活の狼煙を上げる久しぶりの力作。前2作は結局買わなかった私が言うのもなんですが、“Be”以来でしょう。いやもしかすると、Like Water以来かも。
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BLACK LIVES MATTERに深くコミットしたアルバムという意味では、DのMessiahやラマーのButterflyに続くアルバムであることはすぐに分かることですが、ソランジュの新作とも波動を一つにする作品でもありますね。アフロアメリカンを取り巻く状況の酷さという厳しい流れではあるものの、コンシャスな姿勢はそのままにコモンがかつての力強さを取り戻してくれたのは1ファンとして本当にうれしいところです。(状況は良くなりそうにないことがつらいところですが)
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なんといっても黒幕のカリーム・リギンスに尽きるでしょう。コモンのバックバンドでドラムも叩いているリギンスによるトラックの切れ、これがないとコモンに力感が戻っていても映えないわけで、というより、このトラックがあったからこそ、の復活作かと。

プログレのキュラキュラしたキーボードをこれ以上なくドープにチョップした上にビラル、元フロエトリーのアンブロージアス、BJ・ザ・シカゴ、パリス・ジョーンズ、シド・ベネットによるホーリーゴースト漂うコーラスで包んだ最高のオープニング、その直後にまさかのO.V.ライトの大傑作“I’m Going Home”から地を這うファンクネスを抽出した“Home”で完全にノックアウトです。カチカチしたドラムは勿論リギンスの手になるもの。オルガンは名盤の陰にこの人あり、のポイザーさん。この2曲だけでも傑作の名にふさわしい出来かと。それにしてもO.V.のこの曲を使うとは驚きました。

で、ここからはロバート・グラスパーが登場。アルバムタイトル曲はJBの“Say It Loud”のライブ盤でのイントロダクションから御大の声を、コモンの声にかぶせてMCライトにチャックD、最後にスティーヴィー。ベースはエスペランサ。チャックDの居場所がまだ分からないのが悔しいと言えば悔しい。ちなみに、この曲は全く異なるけど、21分に及ぶ力作ヴィデオを見ることをお勧めします。というか、私の感想文なんか不要です。ヴィデオを見て、あとは音を聴けば十分です。



大半の曲に参加しているグラスパーの音も心持ちいつもより強度があるように聞こえるのは、コモンとリギンス効果なのか?それにしてもリギンスのリズムはディラ以降のあの撚れた感が強く、しかもビラルをはじめとする歌の絡み方を含め、ソウルクウェリアンズの心意気に非常に近い感じがしますね。リギンス自身の新作は来年早々に出るそうですが、これは大いに期待できそうな予感ですね。先のタイニーデスクにも出演していたフルートのレイナは全編で相当効いています。
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後半にはロイ・ハーグローヴ登場で更にソウルクウェリアンズな空気感に。ジョン・レジェンドとのグローリーコンビもあり、沈鬱な表情からポジティブな心持ちに変わっていったところで、ビラルとのコンビでの魂の祈りで大団円。それもまたコモンを象徴するかのような流れ。アルバムトータルでしっかり練られていて、後味がまた素晴らしい。閉塞感が漂う今の日本にもしっくり来る(来てしまう、残念ながら)アルバム。アメリカの状況はもっとひどいのかもしれないけど、ここで見せるコモンの力強さはまた別格。力づけられます!末永く楽しめるアルバムになりそうです。必聴。
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by zhimuqing | 2016-12-24 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

地下鉄博物館

無我夢中。
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君にどのような可能性があろうとも無かろうとも、
夢中になっている姿を見るのはとても嬉しいこと。
また一緒に来ような。
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by zhimuqing | 2016-12-23 17:33 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)

前半は完璧ですね

アフター7の新作。
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私が高校生の時にデビューしたアフター7は、ベイビーフェイスの兄弟+LAリードの従兄弟ということで、割とハードコアな歌ものを求めていた当時の私にはなんとなく軟弱なイメージがあり、長いこと私のレーダーの範囲に入っていなかったのです。見直すきっかけとなったのは、ヘイリー兄弟とのユニット、Milestoneでの曲“I Care For You”ですね。



一番かっこいいベイビーフェイスのアンプラグドでのライブがYoutubeで見つからないのが残念ですが、スタジオ版もやっぱりかっちょいいですね。

今聴いてもK-Ciに痺れますが、ここでのエドモンズ兄弟の歌も相当なもの。ジョジョに続いて歌うのがケヴォン、その後がメルヴィンですね。当時のヘイリー兄弟と並んで負けない喉!ちなみにこのマイルストーン、実はグループとしてきちんと活動する予定だったのに、所属レーベル間でのいざこざでポシャってしまったのは返す返すも残念。声質のバランスが最高、全盛期のテンプスに並べた可能性もあったというのは褒め過ぎ?

カッコいいので、スタジオライブも貼っときましょう!



この頃はまだジョジョがしっかり歌っていますね!

でもって、アフター7に注目するようになったもう一つが、メイズのトリビュート盤でのケヴォン・エドモンズのソロ、"Never Let You Down"。



ほとんどの曲が名カバーだったアルバムの中でもケムと並んでマーヴェラスな出来だったこの曲、本家よりも良い出来かも。

そんあこんなで、私の中での待望の新作。エドモンズ兄弟2人+キース・ミッシェルのオリジナルメンバー3人にメルヴィン・エドモンズの息子のジェイスンが加わり4人組になっております。ま、コーラスグループとしては分厚いほうがいいので、これは良い傾向ですね。そうそう、キース・ミッシェルは昔LAリードの従兄弟という触れ込みだったんですけど、これは嘘だったということで、私は30年近く騙されておりました、はい。
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で肝心の中身ですが、オーソドックスな童顔印の美メロと美しい節回しが多くて、前半は文句なしですね。生音重視なのもいいところ。これこそが世界中のファンがエドモンズ兄弟に求めているものでしょう。冒頭の2曲や4曲目のドラムが気持ちよいミディアムものはとてもいいっす!

ただベイビーフェイス(とダリル・シモンズ)の曲作りにムラがあるのと、若作りした音作りでちょっと後半に少しだれるのがもったいない。アップものはもう一つなのは、初期を除くと童顔氏の弱点なので仕方ないかな。今風な音作りに軽い声質が全面に出てしまい、普通なポップスになってしまっていて勿体ない。昔のデバージの失敗を思い出しますね。私としては6曲目とか8曲目を取り除いて、冒頭の“Runnin’ Out”のように、もっともっと美メロ全開で磨き上げた曲を集めてもらったほうが好みというか実用的というか、ありがたかったかな。

とはいえ、主役の歌は流石の貫録。絶妙な節回しは健在だし、特にケヴォンの声の若々しさは凄いですね。50歳なのに少年の声にしか聞こえない。まだまだいけるぞ、次作にも期待しています!
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このインタビュー写真を見ると、年相応というか、もっと老けてるかも。なんというギャップでしょう。
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by zhimuqing | 2016-12-22 19:28 | Funkentelechy | Comments(0)

プリンスに聴かせたかった

今年は本当に音楽の当たり年で名作が連発した年。毎年、クリスマス商戦に向けてアルバムが多く発表されるのですが、今年も例年の通り。というか、充実した一年を象徴するかのように名作が連発で、嬉しい悲鳴ですね。

ということで、これは今年の名作群の中でも屈指の一枚。
Solange “A Seat at the Table”
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デビューした時は姉と比べて圧倒的に非力なアイドル路線の人だと思っていた私の見る目がなかったようですね。思い切って路線転換したセカンドを出した時にも結構びっくりしたのですが、ソランジュ、ついにこのサードで化けました。自由自在な音、滑らかに聴かせる声、才人を次々と首位に引き付ける力、ビヨンセほどお金持ちというかセレブになることは今後も多分ないでしょうが、長い目で見ると音楽性では姉のずっと上を行きそうな気がします。
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周囲に才人を呼び寄せるという意味では、このアルバムでは何といっても、ラファエル・サディーク‼に尽きますね。名作、というか化ける作品の陰にこの人あり!一時期のワーカホリックな感じがなく、少しペースダウンした感もあったサディークですが、こんな隠し玉を制作していたとは。全曲に絡んでいますが、いつものように縦横無尽の活躍ぶり。サディーク印のアルバムとしてはここ10年で最高峰だと思います。
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しかも最近こだわっていたレトロ・ソウル(でも実は新しい)路線ではなく、今のトレンドを踏まえての未来に向けたアフロ・フューチャリズムというか、未来のスピリチュアルなソウル路線での勝負!なのに、突き抜け過ぎずにポップな味わいも過去のブラックミュージックの精髄もしっかりと残すという。天才ラファエル・サディークの帰還ですね。もちろん、あの何気ないのにもの凄いサディークしか弾けないベースもたっぷり。たまりません。

主役の実力を引き出すのがサディークの音作りですが、それを差し引いても主役ソランジュの良さがあってこそ。やはり頭一つ、いや二つも三つも突き抜けた感があります。大声でシャウトすればソウルフルになるわけでないという事をここで見事に実証。丁寧、というより、誠実とかひたむきとか、そういう響きに満ち満ちた歌。もちろんそれだけでなくキュートな場面も艶めかしい場面もあるわけで、端的にいうと美しいということです。
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QティップとかAndré3000とかリル・ウェインとかThe DreamとかBJとか豪華なゲストの参加も目を引きますが、ソランジュの滑らかな声にふわふわとくるまれて、アルバムの流れを崩すこともなく、そこにその声がある必然性を感じさせるもの。そう、アルバムの流れが実の良い。インタールードを含め、個々の曲は文句なしの出来なのは言うまでもなく、アルバム一枚を聴きとおした後の充足感は格別なものがあります。全盛期に差し掛かろうとしている一つの才能に充たされる心地よさ、ですね。聴けば聴くほど味わいが深くなる大傑作。来年、このアルバムに匹敵するアルバムを聴くことが出来ればいいのですが、さすがに難しいのではないか、と思うのですね。個人的にはプリンスに聴かせてあげたかったな。ですよね?うう。
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モネイと仲良しなのはとても嬉しい!
で、エスペランサとトリオでグループ結成みたいなミラクルが起きてくれないかな?

ウィギンズ家に期待する件
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by zhimuqing | 2016-12-20 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

タイでの日々

某日

タイへ出張。ホテル近辺の空港で一泊。テレビをつけると、なぜか大相撲をやっている。
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両国でのトーナメントの模様。まわしの色を明記する等、馴染みのない人にも分かりやすく表記するのはいいけど、SASUKEに見えてしまうのはなぜ?
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某日

いつものお店に行くも、最近あの別嬪が寄ってきてくれず、代わりの闘鶏が近寄ってくる。
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接写しようと思うもつつかれるのではないかとビビッてしまい、どうにもピントが合わないのだ。
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それにしても別嬪猫ちゃんはいずこへ。

某日

パッタイで世界チャンピオン、トムヤンクンでタイ国内のチャンピオンになったというお店にて食事。
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もちろん美味いのだが、果たしてこれが世界一のパッタイ、タイで一番のトムヤンクンかどうかの判定は私には難しい。というか、その世界大会等についてもう少し詳しく知りたいという思いは膨らみました。
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某日

友人の結婚式に参列するため、バンコクへ。珍しく時間が出来たので、楽器屋とCD屋を巡ってみるが、東京よりも品揃えが凄いわけでもなく、フェンダーやギブソンのベースが安い訳でもなく、私が思うところのレアなCDがあるわけでもなく、記念にブルーノ・マーズの新譜を買って帰る。結局やってることはどこに行っても同じであることを痛感。帰りしな、街路樹に|480|640#]動きが早いので、写真がうまく撮れず、悔しい。" width="480" />バックの看板の写真が邪魔すぎる。

これは謎の落書き。
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秘密基地に関する暗号かと思われます。
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某日

結婚式に参列。
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招待状に18時半開始とあるも、渋滞でギリギリに到着。
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が、しかし全く始まる気配がなく、結局19時半過ぎにスタート。が、しかし、日本のようなパッケージングされた式でもなく、かといって中国のように一大酒飲み大会になるわけでもなく、なんとなく空気管を掴むことが出来ないまま終了しましたが、結婚式というものはいいものだなぁと思うのは私がオッサンになったからでしょうか?
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新郎と新婦の年の差は一回り以上、新婦の友人にも皆さんお綺麗で眼福でした、はい。
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ブーケ投げを待ち構える皆さん。なぜか男性がいるように思いますが、そこは本場のタイですから。
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飛ぶブーケ!
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両親へのあいさつはタイのオリジナリティを感じますね。
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末永くお幸せに!
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by zhimuqing | 2016-12-18 00:28 | Mickey's Monkey Job | Comments(0)

12月15日は

12月15日は自分の誕生日よりもずっとずっと嬉しい日!
私の誇り、私の目標、私の喜び。
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お誕生日、おめでとう!
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by zhimuqing | 2016-12-15 00:00 | Popper's Delight | Comments(0)