<   2015年 12月 ( 23 )   > この月の画像一覧

それではよいお年を!

ということで、1年を締めくくる年間ベスト10。 

例年の通り、新作でのベスト10なのですが、夏から生活環境が激変したこともあり、今年はこれまでになく新作を聴かない年だったので、10枚選ぶのに時間はかかりませんでした。

今年発売のものではないし、昨年選んでいるので今回は除外しましたが、やはり今年は(今年も)ディアンジェロ。3月に発売されたヴァイナルを今年の10枚に入れるという荒業も考えましたが、さすがにそれはやめておきました。8月のZEPPでのライブはずっと待ち続けた私(私達)の鬱憤を晴らしまくる、凄いライブでしたね。来年の再来日が楽しみすぎます。
e0147206_17455750.jpg
あと、久しぶりにきたロックステディ~レゲエの波に気持ちよく、ひたすら翻弄され続けましたね。特にロックステディとアーリーレゲエは聴けば聴くほど、細胞に気持ちよく染み込んでいくので、来年もこの流れが続きそうです。気が付くとレゲエのバンドやってるかも。
e0147206_1747971.jpg


ということで、2015年のベスト10を!ヘッメー!

e0147206_1747211.jpg
1. Kendrick Lamar “To Pimp a Butterfly”

前作が素晴らしかっただけに、それを超えてくることはないだろうと高を括っていた私の鼻を明かす近年のヒップホップ史上でも屈指の大傑作。

ここ数年の西海岸での面白い動きを全てまとめ上げ、クリントン、ロン・アイズレーの2大巨頭、更にはトゥパックまで召喚して繰り広げられる一大絵巻。

素晴らしいライム、濃密な空気感、息を突かせぬ展開を詰め込んだこの金字塔を何度もブログで書こうとして、ついに書けなかったアルバムでもあります。

このアルバムを超えることは流石に難しいと思いますが、もしかしてもしかするかも!と思わせられます。そうそう、このアルバムだけは歌詞対訳付きの邦盤がいいです。

e0147206_17473421.jpg
2. Kamashi Washington “The Epic”

そのラマーのアルバムにフューチャーされていたワシントンの3枚組。そのヴォリュームに初めは恐れをなしていたのですが、Youtubeにアップされていた怒涛のライブ映像を見て慌てて購入。

ここ数年の西海岸発の面白い音に絡んでいた面々、ドワイト・トリブル、ロナルドとスティ-ヴンのブルーナー兄弟、そしてブランドン・コールマンといった凄いメンツが集結。甘きに流れそうでもぐっとこらえ、暴発する様がロマンティックですね。

ドラムが気持ちいい、サンダーキャットもものすごい。2枚ぐらいに絞ったほうが良かったのかもしれませんが、173分をまとめて聴くことで更に味わいと興奮を増す2枚目の後半あたりから3枚目のラストへ向けての疾走感。これこそがジャズであり、ファンクであり、ブルースなのであります。海外出張で来日公演に行けなかったのがとても残念!3枚組なのに値段を抑えているも◎!ヴァイナルを買うかどうか、目下悩んでおります。

e0147206_1747483.jpg
3. Caetano Veloso & Gilberto Gil
“Two Friends, One Century of Music (Live) (2CD+DVD) ”


ジルベルト・ジルとカエターノ、二人で歌います。 

先日の大コーフンも冷めやらず、今日現在での愛聴盤なのは当然変わらず。ジルの声の張りが少しだけ落ちた気も正直するのですが、枯れたら枯れたでいけるのが、この人達の強み。当然ですが、ギターの腕に衰えは無し!

それにしても、カエターノの声。ストレートの私にもたまらんものがあります。せっかくだったら、DVDとのセットをお勧めします。

e0147206_1748285.jpg
4. Van Hunt “The Fun Rises, the Fun Sets”

ディアンジェロの”Black Mesiah”に一番影響を受けたと思しいのが、このアルバムのような気がしますね。ラサーン・パタースンの盟友という位置付けだったのだが、頭の中に湧き出る妄想を音像化したかのようなこのアルバム、はっきり言って万人に受けるとは思えませんが、私の周囲10m以内では結構評価がもらえそうな音であります。

基本なんでも演奏できるマルチプレイヤーですが、Dやマクスウェル、あるいはベネイやケムのようにバンドとして熟成させた音がそろそろ聴いてみたいと思うのは私だけではないでしょう。次回作にも期待!

e0147206_17481573.jpg
5. Hiatus Kaiyote “Choose Your Weapon”

これまた世評が滅茶苦茶高かったアルバムですね。おそらく各所での年間ベストに顔を出しているはず。リズムの処理等が非常に面白く、当然凄いアルバム。

でもね、正直言うとこの音はエリカ・バドゥが何年も前に通ってきた道じゃないの?と言いたくなるのは私が天邪鬼なためでしょうか?ライブを見に行ったプリマクさんによると、「Nai Palmはガンマ宇宙域のミューズ」だったとのことで、ライブで観ていると、もっと評価が変わったかも。ということで、期待値を込めてのこの位置です。

e0147206_17482678.jpg
6. TONY SUCCAR
“Unity - The Latin Tribute to Michael Jackson”

これは、もうひたすらラテンの世界のミュージシャンの力技を楽しむ、そういうアルバムですな。理屈は要りません。

でも、理屈っぽく聴いてみると、それはそれでもの凄い演奏とアレンジ、そしてソネーロの自在な歌いっぷりに圧倒されるという、そういう恐ろしいアルバムでもありますね。コアなファンにはもっと凄いアルバム、ゴロゴロあるよ!と指摘されそうですが、躍らせてナンボ、楽しませてナンボの世界、私は十二分に楽しませていただきました!

e0147206_17483748.jpg
7. Rankin Taxi “Ruff Guide to...”

今の日本が誇る問答無用のランキンタクシー。

ボンボオヤジを初めて聴いた時の衝撃、ストレートなのに変化球。この人の視点が今の日本の色々なところに少しでも広まるといいですね。というか、本当はボンボオヤジみたいな歌をランキンタクシーが歌わなくていい社会になるのが一番なんだけど。

e0147206_17485330.jpg
8. Funkadelic “First Ya Gotta Shake the Gate”

昨年末に出たファンカの3枚組(これも3枚組)。

ここ数年のクリントン先生のダメダメぶりに全く期待していなかったのですが、各方面での高評価に違わず、たしかになかなか良いです。

ただし、優れた曲の多くは明らかに90年代後半の音。例えば96年の大傑作“T.A.P.O.A.F.O.M.”がほぼ無視されていたことを思い起こすと、なんとも複雑な気分になりますね。当時積極的に評価していたのは、Q兵衛師ぐらいだったのではなかろうか?

とはいえ、あの最悪な“His Gangsters of Love”からよくここまで戻してきたものだと私は嬉しくなるのでありますね。でも、やっぱり1枚で十分だったと思うかな。

あと、ベリータ・ウッズの声に泣けますね。(涙)ベリータの音源まとめて出してみようよ、ジョージ。ちなみに来年初頭の目玉はQ兵衛師と押野素子の黄金コンビによるクリントン先生の自伝出版ですね、はい。

e0147206_17491077.jpg
9. Quantic Presents the Western Transient
“A New Constellation”

クァンティックのこのアルバム、コロンビアでの音楽修行の成果をまだまだしっかり刈り取るべきなのに、なぜにアメリカなの?と発売後もなかなか聴く気になれなかったのですが、繰り返し聞いているうちに結局気に入ってしまったのですね。

肝はウィルスン・ヴィヴェロスのドラム。来日公演で絶妙なティンバレスを叩いていたウィスルン叔父貴、ここでは主にドラムに専念しているのですが、うまくは説明できないが、普通のリズムを刻んでいるだけでも、どうしても漂わせてしまうカリブの芳香。それを聴いているだけで気落ちが良くなってしまのですね。

アナログな音質も私好みで、これもLPを購入するかどうか、迷っている一枚ですな。そうそう、曲によっては坂本慎太郎が歌ってもおかしくない感じ。いっそ、一度セッションを試してほしいものです。

でもね、私が待っているのは、オンダトロピカの第2弾なんですけどね。それは来年に期待かな?

e0147206_17492320.jpg
10. Jodeci “The Past, the Present, the Future”

結構無視されていた感が強いジョデシの再結成作。

あまり期待されていなかったデヴァンテの音作りだけど、時代が一周して、復活のタイミングとしてはばっちり。ケイシーの鋼鉄の声もかっこいいまま。(ソウルトレインアワードでの雄姿も嬉しかった)

本国でも結構ツアーをやっているようだし、ここは一発来年あたりジョデシでの来日を激しくお願いしたいところでありますね。

とまあ、いつものことながら変なラインアップですね迷った挙句、選外になったのはThe Internet, Jill Scott, Cee-loあたり。まだ聴いていない、買っていないものもいくつかあって、ケリス師匠の新作とか、Le Jitのロイ・チップ・アンソニーはとりあえず早く聴いてみたいかな。来年はとりあえずエリカ・バドゥやアンドレ3000の新作が何としても聴いてみたいっす。

古い音の再発モノ、発掘モノは結構手ごたえがありましたね。以下、私が大コーフンしたものをパッと思いつく限りで。
e0147206_17495141.jpg


①The Fantastic Four
  “The Lost Motown Album”

②Sly & The Family Stone
  “Live at the Fillmore East October 4th & 5th. 1968”

③The Nitty Gritty Sextet

④The Isley Brothers
“The RCA Victor And T-Neck Album Masters”

⑤E.T. Mensah & The Tempos
 “King of Highlife Anthology”

⑥Johnny Adams
 “I Won't Cry ~ The Complete Ric & Ron Singles 1959-1964”

⑦Clarence Gatemouth Brown
 “Okie Dokie Stomper - Peacock Records Years”

e0147206_1750247.jpg
いずれも長く楽しめそうな素晴らしい発掘、再発盤。一番興奮したのは①かな、やっぱり。かねてからの念願が遂に適った喜び。内容も最高最強で文句なし!

②については4枚組というヴォリュームもさることながら、演奏がどんどん良くなっていく様に感動。レジェンド大集合でのブーガルー爆発の③、E.T.メンサーのヴィンテージ録音を集めた⑤はiPodで聴いた回数がかなり多かったですね。

④⑥⑦に関しては、中途半端な編集盤に対する長年の鬱憤を晴らす、これまたリスナー寄りの素晴らしいCDですね。苦戦が伝えられるCDの売り上げですが、この辺のフォローをしっかりやらずして何を、とも思うのです。そういう意味では英KENTそして日本のOldays Recordはやっぱり偉い!再発盤で買い逃しているのは、ステイプルスとボビー・ラッシュ。買い逃さないよう気をつけておかねば。他はライ・クーダーとかプエンテとかミラクルズとかローリン・ヒルをレゲエとディアンジェロの間によく聴いていました。

e0147206_17501352.jpg
ライブに関していうと、これはもうD一択。

あの興奮を3月にもう一度味わえるとなると、お尻のあたりがむずむずしてきますけど、箱がデカめなのが少し心配です、はい。仕事で観ることが出来なかったハイエイタス、カマシ、そしてリロイ・シブルズ、これを逃したのは痛かった。来年はモネイちゃんが観てみたいけど、来ないだろうなぁ。

そうそう、忘れてはならないのがWASABEATS!
来年第3弾も決まっているそうで、楽しみです、はい!
e0147206_17502766.jpg
映画に関しては、当然スターウォーズですね。

音楽映画ではさすがに一昨日観たNWAの印象が強いですが、JBの映画にも燃えました!関連イベントでのQ兵衛師との遭遇にも大コーフン。見逃したのはサルガドの映画ですね。DVDは出るのかしらん。

来年は何といってもスタートレックですね!楽しみすぎます!
e0147206_17503796.jpg


e0147206_17505542.jpg
本関係では、カズオ・イシグロの「忘れられた巨人」に尽きますね。次に新作を読めるのは一体いつになるのでしょう?ディアンジェロの新作とどっちが早いかな?

他には、高村薫の文庫本になっていない単行本を一気に読みました。が、まだ空海を読んでいないので、これは来年の楽しみかと。あとは、続編が出ているのを知らずにいたゲド戦記のも興奮しました。とは言え、ややネタ切れの感もあるのでそろそろ他の好みの作家を探さないと、苦しいかもしれないですね。

e0147206_1751835.jpg
自分のライブでは、スミジャズでの銭湯とバスでの演奏、次郎吉でのダブルヘッダー、年初のレコーディングなんかが特に楽しかったですね。楽しかったのと同時に、課題も山ほど見つかりました。マシーノが東南アジアへ転勤になったのは寂しい限りですが、奴が戻ってくるまでファンクネスをいかに高められるか?それが最大の課題ですね。
e0147206_17512026.jpg
e0147206_17513127.jpg
e0147206_17513991.jpg
e0147206_17515527.jpg


寂しい出来事もたくさん。

やっぱりレナード・ニモイですね。
e0147206_17591212.jpg
私の心の半分ぐらいはこの人と関係があるのではないか?と。ある意味、マインドメルトされたようなものです。ヴァルカンで安らかにお眠りください。

その他にも、BBキング、船戸与一、トゥーサン、水木しげる、シンシア、サンダーサム、フェルダー、野坂・・・。寂しいですが、残された宝物を味わい尽くすしかありません。

だんだんといやな空気になってくる昨今の日本ですが、もちろん楽観視しているわけではありませんが、悲観論だけで生きていくわけにもいきますまい。いつまでもヤツらのいいように進むはずはないのだ。来年こそはいい年になりますように!

それでは皆様、1年間大変お世話になりました!
来年もよろしくお願いいたします!
e0147206_17595317.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2015-12-31 00:00 | Change! | Comments(0)

ストレイトアウタ

ということで、フォースが覚醒したところで、
次に観るべきなのはあの映画ですね。
「Straight Outta Compton」。
無事に日本でも公開出来て良かった良かった。
e0147206_9194971.jpg
私はNWAを完全にリアルタイムで味わっているので、
イージーEとNWAの話が映画化されるということ自体、
なかなか感慨深いものであります。

e0147206_9204839.jpg
私は当時の若造と同じように、NWAの登場にびびり、
NWAが中心となった”We’re all in the same gang”にはまり、
キューブのソロ作に大興奮し、ドレーの離脱に驚き、
クロニックとスヌープにどっぷり漬かり、
ボンサグのお経ラップの真似を試み、という流れを
体験していただけにね。

なかでもキューブには福岡はクロッシングホールでの終演後、
サインと一緒に汗でぐっちょりになったキューブのTシャツを
貰うという経験をしておりますからね。
1枚目から3枚目までは文句なしのマスターピースだと思いますね。

ドレーはやはりディープ・カバーからクロニック、スヌープ、
そしてキャリフォルニア・ラブまでかな、個人的には。
2001なんかはもう一つ乗り切れません、はい。

イージーはやっぱりNWAの頃かな。
ソロ作はあまり記憶にないな。
でも、あの甲高い声と変なフロウはオリジナリティーに溢れてて、
強度のあるキューブの声よりも、もっと切迫感があって、
一番かっこいいのかもしれませんね。
若造の当時は本当の良さには気が付いていなかったかも。

e0147206_935667.jpg
おっと、脱線しました。
映画の方はもうドの付くストレートな青春映画ともいえる、
よくある音楽伝記映画。
これだけ思い入れのあるグループなので、
単純な私はもうそれだけでうれしくなったり悲しくなったり。
逸話はほとんど知ってはいますけどね。
なんだかみんな美化されすぎている気もしますが、
でも、それでいいんです。
チンピラなイージーが義理堅いのがいいじゃないですか?
実際にどういう人だったか分かりませんが、
CDから聴こえてくるイージーのイメージ通りだし。

まとめる気分にはならないので、以下箇条書きにて。

ワールドクラス・レッキング・クルーでのドレーのへなちょこぶりは
あんな程度じゃ済まないぞ!っと。


ドレーはまあ悪い人ではないのだろうけど、
あのラキムを飼い殺した男でもあることも
きっちり描いてほしかったかも


あと、ドレー役はもう一つ顔がしっくりこない。
せめて眉毛のところの傷は再現してほしかったな。


ミッシェレイが出てこないのは不満。元奥さんなんだし、
初期には結構目立ってたんだから、登場させてほしかった。


実の息子が演じるキューブ、眉毛の10時10分眉毛度が足りない。

キューブの優れたリリシストぶりがしっかり描かれていてよかった。
特に、ソロになったNWAをディスる“No Vaseline”の見事なライム!
一番の見どころにして、爆笑シーンですな。


キューブのボムスクワッドとの録音シーンではチャックÐは勿論、
エリック・サドラーの姿が確認できるのは超嬉しかった。


イージーEはちょっと顔が丸すぎるかな。
後から見た髪型はQ兵衛師に似ていますな。
Q師、流石にリスペクトしているだけあります。


キューブ離脱後の“Niggaz4life”がビルボードで1位になったことや
アバブ・ザ・ロウ(キューブ襲撃シーンで出てくるけど)や
ボーン・ザグズン・ハーモニーを発掘したイージーEの手腕は
もっと強調してほしかったかな。


アラビアン・プリンスの存在感がゼロ。
DOCの方が目立っていたぞ!(気持ちはよく分かる)
スヌープ役は本人のほうがずっとかっこいいので、
違和感ありましたが、トゥパックは似ていたかも。


ブラッズやクリップスのくだりはウェッサイにある程度なじみがないと
分かりにくいかな。


ラストの和解シーン、あれは本当なのかな?
なんかイージーを偶像化すると同時に、
いい話で終わらせようとしすぎている気もするんだけどね。
(もし、本当に映画のようなながれになっていたのだったら、
それはそれで本当にうれしくもあります)


Q兵衛師(ナイス監修!)が出したクイズに答えようと、
必死でキューブのセリフをチェックしたのに、
すでに回答者がいたということに気が付いて、
激しく脱力しました。くそー。


e0147206_9355110.jpg
ということで、今年は本当に音楽映画多かったですね。
というか、映画館に観に行ったのはスターウォーズを除いて、
音楽映画しかなかったことに今気が付いて
驚く次第であります。
JB、スライ、ジミときてNWA。
来年はいよいよマイルスの映画、来るのかな?
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-30 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

大満足の巻

さて44回目の誕生日だったわけですが、
大阪に単身赴任?中の私、家族とは離ればなれ、
会社の同僚はいるものの、バンド仲間のように話の合う友人が
いるわけもなく、さてどうしよう、という本日。
e0147206_1071145.jpg
朝はとりあえずデスモンド・デッカーを聴きながら
出社したわけですが、問題は夜。
さて、どうしよう?ということで、
そうだNWAの映画があるではないか!と思ったのですが、
よく考えると、エピソード7があるではないか!
ヨメさんと観に行くという前提で動いていたので、
頭からすっぽりと抜けていました。
よく考えると、どうせ2回3回見たくなるに違いないわけで、
だったら今日行ったほうがいいではないか!ということなのだ。

さて、私は前情報をほぼシャットアウトしていたので、
中身については、全く把握しない中での新作となったわけですが、
小学生5年生だったかの時にエピソード6を見て度肝を抜かれ、
親に買ってもらったパンフレットをそれこそ熟読していた訳で、
4から6までの展開、およびパンフに書かれていたそれ以降の構想は
ばっちり頭に入っているわけですよ。
(逆に1から3は心もとないです、はい)
というわけで、33年ぶりに観る続編だったわけですが…。


もう感涙です。最高です。
私の希望する形での伝説の継承。
ミレミアム・ファルコンでは我慢できた涙ですが、
ハン・ソロが登場しちゃうと、まあアレですな。
それ以降も30年以上待たせた私(というか世界中)の琴線を
揺さぶる、素晴らしい展開。
e0147206_1085380.jpg
これは懐かしい4ですね。

正直少し心配していたんですよね。
ジャージャー・ビンクスとか子供アナキンのレースとか、
ああいうのてんこ盛りだったらどうしよう、とかね。
(6でのイウォークのことはおいといて)
でも、そういうのが全く無し。
というか、割とおっちょこちょいな新キャラがいたりもしますが、
でも嫌味にならない按配。
悩むストームトルーパーというのも新鮮、
その白いヘルメットに赤い血が付くのも新鮮。
e0147206_10101047.jpg
そう、このバランスがいいのですよね。
新キャラと旧キャラのバランス、敵味方のバランス、
昔の継承と新しい話のバランス、男女のバランス。
ジョージ・ルーカスが指揮を執っていなかったのが
功を奏したのかもしれないっすね。
スタートレックでもそうだったけど、エイブラムス先生は
昔の名作の続編への繋げ方、見せ方が本当に巧みですね。
e0147206_10111776.jpg
あとはやっぱり新キャラの魅力が抜群かと。
メインの4人が実に新鮮なのに、スターウォーズ感もあり、
もう手放しで褒めたいですね。
特にレイ‼‼役のデイジー・リドリー!
e0147206_10165777.jpg
私はこの人を今回初めて観たのですが、もうたまらん。
謎だらけな設定もよいですが、何よりもセクシー過ぎず、
強すぎず、甘すぎず、厳しすぎず。
もう絶妙なバランスとしかいいようがありません。
何といってもレイという名前がいいではないですか‼‼‼
まあ、ほとんどの人には関係ないですが、うちの娘と同じ名前の主人公が
活躍するというのは本当に胸が熱くなるというもんです。
自分の娘にレイと名付けた自分を激しく褒めてやりたい気分です。
e0147206_10171630.jpg
e0147206_10173452.jpg
そうそう、BB-8、これがまた死ぬほどキュートですね。
私の中のキュート大賞はずっとPINGUのピンガだったわけですが、
それに勝るとも劣らない、可愛さ。
BB-8のフィギュア、欲しいなぁ。
子供の頃に欲しかったライトセーバー以来かも。
e0147206_10181521.png


それにしてもハン・ソロですよ。
昔のギラギラした感じがそのままくたびれたような
猛烈にいい味出していますね。
ネタバレを避けるために詳しくは書きませんけどね。
わたしゃグッときちゃいましたよ。
e0147206_10213242.jpg
ラストも最高。はっきり言って最高。
続編、続々編はこれから2年おきにあるということで、
30年も待たされることはないわけですが、
もう今から待ち遠しくてたまりません。
うーむ、あと5回は劇場で観たいかも。
なもんで、パンフを購入するのは我慢我慢。
それにしても早くレイの姿が観たいぞ!
e0147206_10232283.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2015-12-29 02:28 | Funkentelechy | Comments(0)

44回目

44回目。
一向にかっこいい大人にはなれませんが、
目標はきちんと抱いておくべきだと思うのでありますね。

ということで、私がかっこいいと思う大人の男、7選。
e0147206_1947415.jpg
ヒップとしか言いようがないゴンザレス様
e0147206_19475359.jpg
ゲイラード様は若いころも老人になってからも常にかっこいい。
e0147206_1948835.jpg
キャブのデカさには誰もかなわない
e0147206_19483036.jpg
カエターノのセクシーさの爪の垢が飲みたい
e0147206_19544443.png
酸いも甘いも嚙み分けたドクター
e0147206_19484579.jpg
漢の中の漢!アニクラボ様
e0147206_194905.jpg
宇宙から来た男!
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-28 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

meqleH

e0147206_1424793.jpg
クリンゴンにクリスマスがあるのかどうかわからないが、
この子はmeqleH(メクラフ)よりもbetleH(バトラフ)が欲しかったのだと推測。
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-25 06:28 | BOP GUN | Comments(0)

沁みこみすぎて困る

これは思いがけないクリスマス・プレゼント!
e0147206_120658.jpg
ジルベルト・ジルとカエターノ・ヴェローゾ。
世界に名コンビあれど、はたから見ていて、
これだけお互いを尊敬し、敬愛し、切磋琢磨していることが
はっきりと傍目から感じ取れる二人というのは、
ちょっと思い当たらない。
現在、齢73歳の二人、初めの出会いは大学生の時ですからね。
ふー。
e0147206_120316.jpg
今回のCD/DVDはこの二人のデビュー50周年!合わせて100年!を
記念する二人だけのツアーの模様を収めたもの!
CD2枚組、DVD1枚のみ、なんてのもありますが、
ここは当然の助動詞べしで全部セットをゲットです。
このツアー。世界各国を回っている模様なのですが、
何で日本に来てくれないのか?それがなんとも残念過ぎますね。
これが滅茶苦茶悔しいです、はい。
e0147206_1222935.jpg
それにしても73歳にして、この意気盛んは二人はどうだ!
トロピアカリアはアパルトヘイトに反対だ!と
イスラエル国内でパレスチナ系アラブ人がユダヤ人に差別されていること、
更にはパレスチナの現状について批判するだけでなく、
テルアビブまで乗り込んでコンサートを開くというのが凄まじい。
e0147206_125731.jpg
しかも、その内容について聞かれたジルは、
基本的にイスラエル国内のパレスチナ人のために歌うが、
ユダヤ人も全てが反パレスチナというわけではなく、
友好関係を求めている人だっている、と答えているわけで、
伊達に、若かりし頃に軍政に追われて亡命生活していた訳ではないな、と。
e0147206_1253743.jpg


このステージは二人がギターだけを持って、
ステージでお互いの曲を歌い継ぐという構成。
はっきり言って超が付くほどの有名曲ばかりですが、
その何千回、何万回と歌ってきたであろうそれらの曲は
手垢がつくことがなく、しかし深みと慈しみを湛えて
歌われていくわけで、聴いているほうは
ただただ身を任せるしかありません。
e0147206_1224931.jpg
でもね、素晴らしいと思うのは、深みと滋味だけでなく、
瑞々しさが迸っているところ。
カエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジル、
この二人がものすごいことがその要因だとも思うけれど、
サンバの古豪なんかの歌にも同じような気持ちになることが多く、
これはやはりラテン音楽の魔法のようなものでもあるなと
感じるわけでありますね。
ソウル、ファンクやロックではなかなかこうはいきません。
あえて言えば、ニューオリンズ関係、例えばドクター・ジョンや
先日亡くなったアラン・トゥーサンなんかには
そういう魔法がかかっている気もするし、
やはりカリブ海を中心に何かがあるような気もしますね。
e0147206_1215635.jpg



最後はジルベルト・ジルの言葉で。

ステージに立つと今でも緊張するし、手が冷たくなって、
鼓動も早くなる。
でも、彼が横にいると楽なんだ。
世界中のミュージシャンのなかで、
一緒にステージに上がって一番落ち着けるのは
カエターノだよ

e0147206_1232962.jpg


e0147206_1293982.jpg
e0147206_1294522.jpg
e0147206_1295220.jpg
e0147206_1295794.jpg
e0147206_130333.jpg
e0147206_130856.jpg
e0147206_1301687.jpg
e0147206_1302698.gif
e0147206_130561.jpg
e0147206_1313017.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2015-12-25 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

レアなタイプに遭遇

e0147206_20275828.jpg
先日、某所で秘密?でもないけど、手応えのあるセッションを。
これまで身近にいたことがない、レアなタイプに結構興奮。
早くも次回(全く未定ですけど)のセッションが楽しみになりますな。
スタイルとしてもレアなタイプだと思いますが、
フェイヴァリットがルーファス・トーマスというのが最高にセンスがいい。

ルーファス・トーマス、観よ、この雄姿を!



e0147206_2029793.jpg
個人的には、ちょっとノーマーク気味だっただけに、
少し悔しかったりも。

e0147206_20333929.jpg
さて、こちらは大分から送られてきた謎の招待状。
よく見ると、アレルギーで食べられないものはありますか?と書いてある。
言っときますが、ファンク成分が極度に低いものは受け付けませんYo。
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-22 00:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

かっちり腑に落ちる

水野和夫の「資本主義の終焉と歴史の危機」は
もしかしたら今年読んだ全ての文章の中で
もっとも感銘を受けたものかもしれない。
e0147206_21195711.jpg
目に見えて閉塞感が高まっていく今の日本の状況、
強欲という言葉がふさわしいグローバル企業の行い、
上がらない賃金と広がっていく社会格差、
崩れていくように見える民主主義。
そういうものがなぜ起きているのか、
短期的なスパンでなく、長期的な視野から捉えた本。
e0147206_21205024.jpg
資本主義というのは、「周縁」の区分と成立、
そして「中心」による「周縁」からの収奪をもって
初めて成り立つ性質であること、
そしてなぜ今資本主義が曲がり角を迎えているのかについて
歴史的な事例に沿って語られています。
論述がいちいち説得力に満ちていて、
その歯車の一部である私の胸にも様々なことを語り掛けます。
当然アベノミクスがなぜうまくいっていないのか、についても
きっちりと説明されていますね。
e0147206_2124350.jpg
この本を読んでいると、ウェーバーのプロ倫と今の状況が
自分の中ですごくしっくりと来たのも新鮮でした。

本の中では成長至上主義をやめた(諦めた)資本主義以降の世界について
はっきりと語られることはありませんが、
やはり小さな地域、小さな環のなかでお金がうまく循環するような
仕組みなのかな、と。
あるいは、ミヒャエル・エンデが語っていた「腐っていく貨幣」、
時間とともに減却していくような貨幣の仕組みかもしれないな、とも。
それにしても、ミヒャエル・エンデの遠投力はもの凄かったなと
今になって思い知らされるわけですけどね。
e0147206_21265762.jpg
いずれにしても、今、このタイミングで読んでおいたほうがいい本。
新書でそんなに高くないし、是非とも。
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-18 23:28 | La Sombra Del Viento | Comments(2)

タイの空港にて

タイの空港にて。
e0147206_1954427.jpg
トイレ、外から丸見えやん!
その手の趣味の人にはたまらんね。
(私は違います)

e0147206_19542154.jpg
食べると幻覚起こすやつなのか?
いい感じでテカってますな。
試す気はないですけどね。

【追伸】
さっきから隣にいるインド人(かな?)のカップルが
熱烈ブッチュンコ大会を実施していて、
困惑半分、面白さ半分の状態なのであります。
ちなみに上のキノコとは全く関係ないのであります。
お間違えの無いように。
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-17 19:55 | Mickey's Monkey Job | Comments(0)

タイの出張も今日まで

e0147206_11272655.jpg
タイの出張も今日まで。
仕事でのトラブル処理というか、爆弾処理というか、
そういうものが多かったので、長くもあり短くもあり。

ここは南タイなので基本料理はほとんどが辛いのですが、
私は割と平気(でも大量の発汗を伴う)のですが、
À Procura da Batida Perfeitaならぬパンチの効いた料理を探していると、
結構いろいろ出てきますね。
e0147206_1127258.jpg
これは激すっぱい(&辛い)スープ。
私はすっぱさに対する耐性はかなり高いので
美味しくいただきましたが、同席していたタイ在住17年のF氏は
一口舐めてみただけでギブアップ。
ブラックアーク時代のリー・ペリーのダブをスープにしたような。

タイ語での発音は分かりませんが、
レモン豚という料理。
e0147206_11263772.jpg
豚肉の上にこれまたすっぱくて辛いソースがたんまりと。
これも何とかクリアー。
体調が悪い日に食べると一気に持っていかれそうな味。
というか、豚肉が少し赤いのがなんだか恐ろしくもあります。
キース・ハドスンのハードコアなダブ的な味わいとも言えますね。

e0147206_11261531.jpg
これが今のところ、最高峰。
辛さと酸っぱさはまだ許容範囲だが、
更に塩っ辛さが加わった三位一体の攻撃に私も降参。
10日間煮込んだムラトゥ・アスタトゥケみたいな味。

もしやと思い、これはまだ幕下級ですか?と聞くと、
いや最低でも関脇、もしかすると大関クラス、
3場所合計で30勝ぐらいのレベルですね、と言われ、
なぜか安心する私。

さて、この手のハードコアな料理とは別に、
今回気に入ったものもいくつかありまして、
まずはこれ。

工場の近くにある肉まん屋さん。
e0147206_11244257.jpg
肉まんやクリームまん、そして激辛カレーまんもありますが、
私のお気に入りはこれですね、キノコまん。
e0147206_11251129.jpg
やや濃厚ではありますが、やさしい味付け。
朝ごはんとしてよく買うのですが、
すぐに売り切れてしまうのが難点。
e0147206_11254436.jpg
日本でも絶対に売れそうな味です、はい。
1個15バーツ=50円ぐらいかな。

e0147206_11241368.jpg
これは今回発見したアイスクリーム。
英語で小さくChili Mangoと書いてあったもの。
マンゴ―味なのだが、唐辛子が中に入っとります。
なんでも、成熟しても緑のマンゴーは唐辛子や塩を付けて
食べるそうで、それにヒントを得た?アイスクリーム。
結構イケます、というか、かなり美味い!

ただね、タイで冷たいデザート食べると、
急激にお腹が冷えてトイレに行きたくなるので、
個人的には要注意です、はい。

最後は、動物たちを紹介。

まずは部屋に登場したヤモリ君。
e0147206_11224830.jpg
捕まえようとしましたが、窓の隙間から逃げていきました。
ひそかに狙っているトッケイヤモリは鳴き声は聴くものの、
本体を見つける事がまだ出来ていません。

こちらは街角にいる動物たち。

ニワトリもいます。
e0147206_11185622.jpg
シカもいます。
e0147206_11164136.jpg
キリンもいます。
e0147206_11202676.jpg
そうそう、もちろんゾウもいます。
e0147206_19563082.jpg
ワシもいます。
e0147206_12332968.jpg

かなり緯度の高い地域しかいないと種類だと思いますが、
タイには何でもいるのだ。

サギもいます。
e0147206_12334935.jpg

こんなに深くまで潜るサギがいるとは知らなかったけど。
タイのサギは鵜のような動きもできるのだ!

あまり見たことがない動物もいますね。
e0147206_1121966.jpg
多分絶滅種だったと思うのですが。
e0147206_11213959.jpg
目つきはかなり陰険です。
よく見ると首が切れていますが、
これはひそかにヴードゥーの儀式に使われたと推測。
やはりタイはなかなか奥深いです。
[PR]
by zhimuqing | 2015-12-17 08:28 | Hot Barbeque | Comments(2)