<   2014年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

大仏さん、立ち上がって踏み潰して!

e0147206_9571329.jpg
知人に招待されて鎌倉へ家族で行ってきましたよ。
昨日東京都内では悪天候だったみたいですが、
私の日頃の行いが良いため、鎌倉は曇りのち晴れ。
とはいえ、日差しが強すぎて、それはそれで大変だったのですが。

それにしても鎌倉、実にいい所ですね。
一度住んでみたいものです。
何気ない小道に魅力が潜んでいるところは古都ならでは。
海も山も近くて楽しそうだ。
観光客が多いので、休みの日に車で出かけるのは大変そうですけど。
e0147206_1265978.jpg
江ノ電を見守る!

バスで横にスペイン人母娘が座ったのだけど、
撮っていた写真(ムスメに見せてくれたのだ)は実にハイレベル。
もちろん才能もあるのだろう(それは間違いない)けど、
私が気がつかないジャポニズム的なものをうまく捉えていて、驚きました。
才能がある人が歴史のある場所を訪れると、一発で切り取ることが出来るものが
たくさんあるのかもしれませんね。
才能がない私には何度も訪れても判らないであろうところが残念ですな。

凡人の私は家に帰って寝る前に、マルコス・ヴァーリのことを思い出し、
葛きりを食べるのを忘れたことに気がつきました。
e0147206_9581722.jpg
小品"Mushi Mushi"は鎌倉で食べた葛きりにインスパイアされ
ヴァーリが日本滞在中に作詞作曲を仕上げた一曲。
やっぱり才能ある人は凄いな。

鎌倉といったら、なんといってもこのイケメン!
e0147206_948242.jpg
イケメンを前にご満悦。最近いつもこのポーズ!
e0147206_953294.jpg
イケメンの周りを走り回る!
知人によると、この大仏さん、立ち上がって走ると30分ぐらいで都心に着くらしい。
一走りして、永田町あたりのバカモン達を粉砕してくれないでしょうか?

e0147206_1274271.jpg
こちらは個人的にはずせないロータス。
[PR]
by zhimuqing | 2014-06-30 23:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(4)

巨星がまた一人

e0147206_0393617.jpg

プリマクさんより、ボビー・ウーマックが亡くなったとの悲しい話が。
ロジャー、JB、シャイダー、そしてウーマック、
何故か悲しい話を私に教えてくれることが多いな。

ウーマックはまずはそのソロアルバム群の素晴らしさが特筆もの。
最近のものにはさすがに一時の凄味こそ薄くなってしまっていたけど、
60年代後期から80年代半ばまでのアルバムは基本どれも最高と呼べるものだ。
e0147206_0433190.jpg
もちろん他のソウルの巨人に比べると、歌唱にガサツな部分はあるかもしれないが、
その部分さえも一人のソウルマンとしての生々しい感情が表れているからこそ、
聴く者の心を揺さぶることが出来る、そういうものだったと思う。
意外に軽んじられることが多い歌だけれども、
例えばアリオリ、ジェラルド・アルストン(オールストン)、ドラマティックスのウィージー、
ジョデシのケイシー・ヘイリー、このあたりの歌手が好んでウーマックの曲を
取り上げたのを考えると、歌詞を叩き込むフレージングともども、
まずは歌手ウーマックの素晴らしさについて、改めて力説しておかなければ。
e0147206_0435420.jpg
更に、曲作りの巧みさ。どのアルバムにも必ず聴き手を捩じらせるような
ものすごくよく出来た曲が必ず入っている。
曲を一つ一つは上げない(上げきれないので)が、必殺のコード進行とか
メロウなのにビターな味わい、いや逆だな、苦いのに甘みを感じさせるメロディー。
コンポーザーとしての才能も相当なものだ。
他人によるカバー曲集は多分出ていないけど、一度誰かが作ってみると、
サム・ディーズ級であることが絶対にわかるはず。
(ディーズより上と断言したい気持ちもある)
メロ作りの才能が抜群なので、1曲に無駄な部分をあまり詰め込まず、
そのため、ブレイクビーツ的な抜きドコロが少ないのが、
90年代以降もう一つ盛り上がらない部分だと言われるが、
はっきり言いますと、抜けるところはいっぱいあるはずだぞ!
e0147206_0403972.jpg
それはさておき、さらに素晴らしいのがギタリストとしての腕前。
例えば、ピケットの"Sound of Wison Pickett"、アリサの"Lady Soul"、
ここで聞ける素晴らしいギター、まったくどうだ!
スライの"暴動"でのギターだって、ウーマックが弾いている。
(どこまでがウーマックかはわからないけど)
いずれもそれぞれの最高傑作もしくはそれに準じるアルバム!
若い頃にJBにスティックで頭を叩かれながらしごかれた経験があるだけのことはある。
ちなみにサム・クックの"Harlem Square Live"にも参加しているとの噂もあるが、
あれはデュプリー!!ともう一人も別の人らしいです。少し残念!

e0147206_0424222.jpg
で、最後はやっぱりコラボレイターとしての力量。
この人はややこしい人をうまく扱える人。
ピケット、スライ、アリサ、ジャニス、この辺の人とコラボした(面倒を見た)だけで、
もう聖人の域に達していると言って間違いない。(特にピケットとスライ)
もちろん、パティ・ラベールなんかとの共同作業も素晴らしいの一言だし、
ガザール・サボとのブリージンだって最高だし。
e0147206_0401180.jpg
ピケットとの伝説のセッション!

ということで、数年前に来日した時にかなり体調が悪いと聞いていたのだが、
何とも残念なことです。
本当に巨星墜ちる、といった感じですね。
ソウルの歴史の偉大な生き証人がこれでまた一人。大変さびしいですね。
月並みですが、ご冥福をお祈りすると同時に感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました!
e0147206_045759.jpg
e0147206_0493541.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2014-06-28 23:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

Missing You Too Much!

e0147206_13182787.jpg
e0147206_13162266.jpg
e0147206_13166100.jpg
e0147206_13155054.jpg
e0147206_13152792.jpg
e0147206_1315216.jpg
e0147206_131583.jpg
e0147206_221768.jpg
e0147206_2217195.jpg
e0147206_22173735.jpg
e0147206_22174871.jpg
e0147206_22181461.jpg
e0147206_22184416.jpg
e0147206_22191893.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2014-06-26 12:21 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

試掘する余力はないのだけど

クインシー・ジョーンズが手がけたサントラ≪Dollar$≫。
サンプリング・ソースとしても人気があるアルバムですが、
フラッシュ・ディスク・ランチにて捕獲。
e0147206_232514.jpg
71年のクインシー作ですから、メンツは超豪華ですね。
ギターはデヴィT、エリック・ゲイル、アーサー・アダムズ他、
ベースはレイ・ブラウンとチャック・レイニー、ドラムはポール・ハンフリー。
キーボードにはビリー・プレストンの名も。
まあ、間違いないメンツですよね。
ボーカルには、ロバータ・フラックに加え、リトル・リチャード!
個人的にはハンフリーの名前が決め手になったかな。

アルバム自体はわりと純然たるサウンドトラックという感じで、
インストの小品が並ぶわけですが、流石にこの演奏陣で、しかも71年。
ゴージャスかつメロウかつファンキーな音がそこかしこに満載で、
DJに重宝されるのも、頷ける話ですね。

一発でその人と分かる音を出すチャック・レイニーは、
多分この時期から少し後までぐらいが最高に輝いていた時期。
演奏の凄みは言うことが無い。
ジャズ界屈指の強力な推進力を持つレイ・ブラウンは
レイニーばり(というよりむしろその元祖ですね)のハイノート使いがカッコいい。
スリルとテクニックと安定感を高いレベルで兼ね備えたこの二人を
同時にセッションに呼ぶなんて、クインシーぐらいしか出来ない芸当です。

e0147206_2335186.jpg
個人的には、リトル・リチャードの歌とピアノがフューチャーされた
“Money Is”に尽きますかね。
ハイハット捌きも実に見事なハンフリーのキレと粘りの調和したドラミングに
レイニーの粒を揃えた、それでいて柔らかいベースが重なるとなると、
悪くなるはずもありませんね。
この時期には既に低調な活動になっていたリトル・リチャードも
流石に全盛期の爆発、というか暴発力はないものの、
技巧とかそういうものを振り捨てた、がむしゃらさが大変美しいですね。
e0147206_2341430.jpg
もう1曲、リチャードがフューチャーされた曲はもっとリチャードよりの曲
もちろんこれも悪くないですが、出会い頭の一発という点では先の曲に譲るかな。
この時期のリチャードのアルバムは一度も聴いたことはありませんが、
もしかすると70年代~80年代初頭にかけてのレイ・チャールズみたいに、
宝石の原石が隠れているような気もするんですけどね。
その辺を試掘してみるまでの余裕と余力がないなぁ。
そのうち、気が向いたときにでも、ということで、
誰か代わりに発掘してくださいませ。
e0147206_23646100.jpg
もっともクインシーのほうが隠れた名曲が多いでしょうね。
というか、もう既に隠れていなさそうだけど。
e0147206_2365819.jpg
モヤーン氏の敬愛するサミー・デイヴィス・Jrとの作品にも
カッコいいのが隠れてそう。
e0147206_2374579.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2014-06-25 00:28 | Blues 4 Terapin | Comments(0)

その先進性に今更ながら驚く!

我が家のヨメが熱心に見ているスタートレックですが、
この度、めでたくヴォイジャーを観終わりましたよ。
ネクスト・ジェネレーションズ、ディープ・スペース・9と合わせて
524話を踏破している訳ですが、その後、エンタープライズに行かず、
オリジナルのTOS(宇宙大作戦)を観始めた模様。
e0147206_23341545.jpg
で、何気に横で観ていると、全てのシリーズの原点である「宇宙大作戦」、
登場人物はやっぱり魅力的ですね。
特にカーク、スポック、マッコイの3バカトリオが動いている図は
分かっているけど、なんかこう、いちいち深い余韻が残ります。
e0147206_23382313.jpg
ストーリーは流石にこの後のシリーズに比べると進行が遅く、
笑わせるシーンもいまいちテンポが甘いかな?大昔の作品だからねぇと
ヨメと話している時に恥ずかしながら初めて気が付いてしまいましたよ。
この「宇宙大作戦」は1966年スタートの映画なんですね。
勝手に75-6年ぐらいの作品だと思いこんでいましたよ。

1966年!でこの作品、この内容!
しかもジーン・ロッデンベリーが企画を持ち込んだのが64年。
キング牧師が暗殺されたのが1968年ですよ。
e0147206_2340612.jpg
その2年前に黒人女性、スワヒリ語で自由を表す言葉のウフーラが
メイドではなく、宇宙船のブリッジで士官として働き、
異人種間のラブシーンに登場するという、この先進性。
ウフーラの姿を観て、ウーピー・ゴールドバーグが女優を目指し、
黒人女性初の宇宙飛行士マエ(メイ?)・ジャミソンが宇宙飛行士を目指し、
ウフーラは黒人の子供たちにとって目標である、とキング牧師が発言したのも
この時代設定を知って初めて、より腑に落ちるというものだ。
e0147206_23433786.jpg
ラフォージとマエ・ジャミソン(左)、ジャミソンのほうがずっと優秀そうだ!
e0147206_23435395.jpg
宇宙でのマエ・ジャミソン!かっちょいい!

e0147206_2348226.jpg
こちらは米俳優組合が定める最低賃金、つまりタダ同然で恩返し出演、
しかも準レギュラー、のガイナンことウーピーさん。かっこいい!

今更ながら、本当に今更ながらですが、驚きました。
やはりスタートレックは素晴らしいですね。映画の続編、早く作ってくれ!
e0147206_23441332.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2014-06-23 23:45 | Change! | Comments(4)

みんなでトランスワープは9月15日

スポーツの中継に芸能人は要らん、呼ばんでいい!と
毎回思うのだけど、今日のもひどかった。
それはさておき、イランも頑張ったが、
やはりメッシ、最後に決める男。
e0147206_485440.jpg
体調不良が伝えられて心配していたけど、本物は違う!

さて、ムスメが大人気のアナと雪のなんとかの映画を観に行ったので、
我が家の男性陣2名は家でお留守番。
そうだ、スペース・グラスをバンド用に買っておかなければ!ということで、
ヨウタロウと一緒に散歩がてらに買い出しに船橋某所まで行ったのですが、
何と売り切れということで、結局遠方まで探しに行く羽目に。
でも桟橋で父子水入らずで遊べて良かったのかも。
e0147206_473843.jpg
最近得意のアルパカの踊り。ジョジョ風でもある。
上の写真の20番セルヒオ・アグエロのポーズのようでもある。
e0147206_475264.jpg
鳩を全力で追いかける。
万が一捕まえてしまうと、父として息子を褒めるべきか、
それともきっちり広東料理にしたてて食べさせるべきか、迷うところだ。

足を延ばしてスペース・グラスを大量にゲット。
これで一安心。
バンドの練習で早速みんなに配ってみる。(とはいえ2名欠席だが)
e0147206_464969.jpg
スペース・グラスのおかげか、心なしか腕の振りおろしがシャープなボン氏。
e0147206_47865.jpg
マシーノ氏は一呼吸で空気中からファンク成分を8000マーヨ取り込み、
鍵盤に振りおろす両手のエネルギーとして3000マーヨ消費するらしい。
e0147206_463127.jpg
一呼吸で取り込んだ8000マーヨのうち残り5000マーヨは
大切に保管していることは一応秘密です。

アーケストラが来るということで、マシーノ氏とプリーチャー氏は
歓迎と感謝の気持ちを示す新曲を演奏。
e0147206_46980.jpg
曲名は“ワープ10はデンジャラス、カエルになっちゃうよ”。
いつかどこかで宇宙に向けて公開したい。

とりあえず4人でのトランスワープの記録として。
e0147206_455167.jpg

当然のことだが、ロノブー兄さんとケンドリックス君の分も確保しておりますよ。
e0147206_48296.jpg
次回はみんなでトランスワープは9月15日です。
[PR]
by zhimuqing | 2014-06-22 03:00 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

調教されたり、窒息しそうになったり

職場のディグ氏とは相変わらず昼休みに社内秘密組織の活動の一環として
ソウルやR&Bの情報交換を行っていて、秘密資料?を融通しあっているのですが、
ディグ氏の守備範囲にあうブツともなると、私もややネタ切れの感が。
なもんで、アレサの未発表曲とかOuttasightのノーザン編集盤に加えて、
アルトン・エリスとか古豪のサンバものなんかを混ぜている今日この頃です。

逆にMr.Dさんのほうは、余裕綽綽ですね。
私がこれまで手を伸ばす余裕がなかった50年代のR&Bものを
これでどうだ!とばかり、繰り広げてくるので全く困ったものです。
まあ、実際問題大変ありがたいのですけどね。

ということで、先日JBの初期録音の素晴らしさについて語り合った流れで
貸してもらったブツがこんな感じ。
ファイブ・ロイヤルズ、ハンク・バラードの初期録音、そしてプラターズ。
e0147206_0371920.jpg
ファイブ・ロイヤルズやハンク・バラードは勿論知ってはいるのだけど、
人気絶頂期をあえてはずした初期やその少し後の録音をあえて持ってくるのが
まったく悔しいところですね。
ファイブ・ロイヤルズのこのCDなんかはPヴァインの限定品で
今では手に入らないというより、いったい誰が買うんだという代物なのだが、
ディグ氏の流石の選球眼、はずしませんね。
実にカッコいいものが多い。脱帽ですね。
e0147206_0413667.jpg
ミッドナイターズの前身のロイヤルズ。
なかなか歌えそうな面構えのメンツだが、特に右から4番目の男がイイ!
見よ!この面構えを!
e0147206_0425537.jpg

ファイブ・ロイヤルズは割と普通のグル―プだと思っていたが、
当時としてはかなり愉快なグループだった模様。
リーダー格はロウマン・ボウリング(ギターも弾く)だが、
インナーの写真を見ると、かなり愉快な人だったことが分かる。
e0147206_0504232.jpg
流石はJBがカバーした"Think"のオリジネイターだけのことはある。

もっとびっくりしたのが、まさかのプラターズ。
自分ではまず選ぶことがないモノ
完全に甘いオールディーズかと思いきや、まっとうにソウルフルな歌と音。
表情豊かなリード、リードを見事に引き立てる巧みなコーラス、
キャッチーでひっかかるメロ、実に素晴らしい。

ポップと言えばポップなんだけど、味を薄めたというよりも
濃厚なエキスの上澄みを丁寧に抽出したという感じですね。
1曲1曲に色々な試みが施されていて、大変面白くて唸らされることも。
なかにはニュー・オリンズ風味のピアノを濃厚にまぶしているものもあり、驚きます。
当時ファッツ・ドミノやスマイリー・ルイスが流行っていたことを考えると、
まあ不思議でない感じもありますが、出会い頭の一発にはやられます。
歌えそうな顔といえば、プラターズ、やはり著名グループだけに頭抜けているかも。
e0147206_0514713.jpg
多くは語るまい。

ちなみにディグ氏がこれは買わないといけないと力説していたのがこちら。
e0147206_125092.jpg
スウィート・インスピレイションズのアトランティックのコンプ盤。
58スペシャルの為にも私も持っておかないといけない気もする。

とまあ、そんな感じで、先達に調教されている最中なのですが、
全く油断も隙もないことに、そんな私も追い討ちをかけるかのように、
ここにも時々登場していただいているhide兄さんよりDVDが大量に届く事態が。
e0147206_0522677.jpg
私の持っていないものを見繕って頂いたようなのですが、
これまた流石の選球眼。ツボをピンポイントでついてきますねぇ、
キース・スウェットとかアンヴォーグとかパティ・ラベールとか
Pファンクのブートとかスレイブとか、その他もろもろ。
うれしくて窒息しそうです。
うーむ、仕事、2週間ぐらい休ませてくれないだろうか?
[PR]
by zhimuqing | 2014-06-20 23:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

アッパーデッキ、羨ましすぎる!

ワールドカップのおかげで寝不足が続きますね。
12時間の時差というのは困ったもので、
夜中に試合があるとなると、ついうっかりテレビを観てしまうのだ。
特に今回は逆転ゲームが多い(=面白い)ので、
意志の弱い私には抵抗は無意味になってしまいますね。
それにしてもメキシコvsブラジルは本当に面白かった!
なんだか別のスポーツ見てるみたい。
みんな凄かったが、特にオチョアは凄かった!
e0147206_010295.jpg


さて、ブラジルの歌で誰でも知っている有名な歌といえば「イパネマの娘」。
なんでもイエスタデイの次に世界でカバーされている曲らしい。
一番有名なアストラット・ジルベルトのバージョンは
コアなボサ・ノヴァ好きの間ではあまり評判が良くないが、
個人的にはシングルでカットされたジョアンのパートのほうが良いとも思うけど、
アストラッドのパートだってポップで良い出来だと思うのですが、どうでしょう?

いずれにしても、美少女への届かぬ想いを郷愁たっぷりに、
しかし湿度は抑え目に表現した名曲なわけですが、
この全方位で爽やかな曲をリーヴァイとその仲間が歌いこむと、
不思議や不思議、濃厚な豚骨ラーメンのようになってしまうのですね。

そんなわけで暑い夏には熱い歌で対抗しようではないか!ということで、
66年、地元デトロイトのThe Roostertail's Upper Deckでのライブ、
熱く歌いこむのはフォー・トップスですよ。
e0147206_21143.jpg
フラッシュ・ディスク・ランチでなんと300円で購入。
ジャケットは本当にカッコいい!

アッパーデックといえば、テムプスの66年の大傑作ライブの会場ですが、
当時のモータウンの御用達のライブハウスだったのかな?
夢のような場所だな。タイムマシンを入手した暁には必ず寄ってみよう。

テムプスの盤と比べると、良くも悪くもトップスのカラーが出ていますね。
いつでも、どこでも、どこからでもリードが飛び出しそうなテンプスと違って、
熱く(暑苦しく)歌うリーヴァイ、良く言うと控えめな、悪く言うと影の薄い3人。
ジャジーな曲になると、実に見事なハーモニーを聞かせるのですが、
どこまでも端正で綺麗なジャズ経由のコーラス。
素晴らしいけど、後のグループものに繋がるスタイルではないな、やっぱり。

メロウなバラードではどうしてもポップ寄りになってしまい、
またこれといった熱いヒット曲もないこともあり、
カバー中心でわりと地味な印象になってしまいます。
観客の合唱率も低いしね。
(客のあしらいもテムプスのほうが上手いかな)

とはいえ、トップスの目玉はアッパーなダンサー曲。
脂の乗ったリーヴァイの歌、本当の意味でのクラシックな名曲群、
スタジオ録音よりもずっとワイルドな(雑な)バッキングとあいまって、
熱いを通り越した荒くれもの状態になっていて、これはこれでいい感じ。
ライブのパフォーマンスとしてはテムプスのほうが完成度高いけど、
でも、まあこういう感じもいいですよね。

サウダージな気分が皆無なイパネマの娘も美しいですが、
一番笑えるのがスプリームスの「恋はあせらず」ですね。
ダイアナ・ロスが歌うオリジナルは、母親が娘に優しく教え諭す感じだが、
リーヴァイが歌うと、これはもう押し付けがましいオヤジの説教の図。
しかも親子でも親戚でもない近所のオッサンが
通りがかりの女の子を捕まえて説教している絵が浮かんでしまう。

もう一つ言わせてもらうと、この時のリーヴァイは明らかに歌詞を覚えておらず、
うなったりガナったりのソウルフルなごまかし方で乗り切ろうとしていて、
これがまた、説教を試み、小娘に反論を食らったオッサンの図を思い起こさせて
たいそう味わい深いのだ。
まあ、ムスメに反論を食らう図はそのうちヒトゴトでなくなりそうだし、
私もこういうソウルフルな反論方法を覚えておくべきなのかもしれませんね。
e0147206_2111461.jpg
裏ジャケにはスプリームスの姿も見えるが、MCではマーヴィンに触れているし、
多分一緒に3組か4組まとめてライブをやっていたものと思われますね。
ラスト前のI Can't Help Myselfではダイアナ・ロスやマーヴィンが一節歌うし、
ラスト前でマイクを取って盛り上げる人ももしかしてマーヴィン?って感じだし、
やっぱりこの時にクラブで見ていた人が羨ましいすぎますね。
それにしても、マーヴィンに対する嬌声が物凄い!
これも同性として別の意味で羨ましい!
[PR]
by zhimuqing | 2014-06-19 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

仮に銃所持がOKだった場合

e0147206_23573184.jpg


斉藤美奈子の切れ味は凄いね。
どんどんやれ!もっともっといけ!
[PR]
by zhimuqing | 2014-06-18 23:57 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

週末の本

e0147206_14251100.jpg

デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』

古本屋でたまたま手に取った本。
日本での各種ミステリランキングで高評価だったそうですが、
そういうランキングはあまり気にしていないので、
腰巻を見て初めてその情報を知った次第。

連続殺人犯から伝記作家として指名された売れない作家が
事件に巻き込まれてしまう話ですね。
まず事件の設定自体が面白いのは当然だとしても、
主人公の売れない小説を本編に挟み込んでいる構造が面白く、
新しさは感じないものの、一気に読ませますね。
ま、私の場合は一気読みが基本なんですけどね。

主人公の周りにいる女性がみんな美人過ぎるとか
伏線の張り方が判りやすいとか、底が浅いんではないか?と思わせる部分もあるが、
どことなく読者を喰ったような文章とあいまって
作者がどこまで狙って書いているのかが曖昧な感じもあり、
その辺がひねくれた深く読み込む人には特に面白かったり、
逆に鼻についたりすることになりそうですね。
私?私は至極単純な体質なんで、面白く読みましたけどね。

ちなみに舞台を日本に移しての映画化がされている模様。
そちらはあまり観てみようという気にはなりませんが、
実際のところ、どうなんでしょうか?
映画には向いてそうな題材ではあるけど、
死刑囚との対話という部分がネックになるのかな。
キリスト教の文化との違いがなかなか難しそうだと思うのだけど、
そんなことをごちゃごちゃ考えている暇があったら
映画観たほうが早いんですけどね。

途中で挟まれる売れない小説がブラックスプロイテーション風だったり、
未来の宇宙を舞台にしたSFモノだったりということで、
私とゴードンとの趣味も結構近そうなのも好評価の要因です。
その辺のジャンルが好きなミステリ好き(総人口は限られてそうだけど)にはお勧めです。
そうでない人も買って損はないし、古本屋で見かけたのだったら絶対に買いかな。
微妙な評価だけど、でもゴードンの次作は結構楽しみだ。

e0147206_24138.jpg

ロバート・B・パーカー『ダブルプレー』

スペンサーの作者がジャッキー・ロビンソンを使って書いたハードボイルド。
もちろん実話ではないが、これは面白い!
パーカーが描き続けた男の美学を結晶化させたような内容だが、
ベースボールそれにボクシングへの愛情も滲み出る。
(それも、パーカーが折に触れて書き続けいたことだけど)

もちろん主役のバークも魅力的だが、
何と言っても誇り高きロビンソンの姿が圧倒的ですね。
リスペクト丸出し度合いが美しい。
脇役も魅力的で、そのままスペンサーのシリーズに登場させたいほど。

パーカーが好きな人には最高(もちろん私のこと)!
そうでない人にはもう一つ面白さが伝わらないかもしれないが、
まあ、そのような人には縁がなかったということで。
スペンサー・ウィギンズの絶唱に好き嫌いが分かれるのと同じことですね。

それにしても、野球は門外漢の私、ボックススコアは全く読めませんが、
ロビンソンの映画42は早めにDVDで観とかないといかんと思います。反省
e0147206_1494311.jpg
e0147206_1521743.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2014-06-17 23:28 | La Sombra Del Viento | Comments(0)