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これもなかなか素晴らしい!

世間にやや遅れてシェウン・クティの話題(ですよね)の新作を入手。
早めに注文したはずなのですが、我が家になかなか届かなかったのです。
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評判だった前作≪From Africa With Fury: Rise≫、
そして個人的にはそのアルバムよりもずっと印象深かった来日公演、
そういうモロモロから受ける期待が膨らむ中での新作。
しかも、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのロバート・グラスパーが
全曲キーボードで参加しているだけでなく、シェウン・クティと一緒に
プロデュースも手がけるとなると、話題になって当然ですね。
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ということで、冒頭から高速アフロビート2曲続きますね。
アフロビートはテムポが早いと、ドラムの旨みが出にくいと思うのだけど、
そこはベースとのテンションの高さ、そしてシェウンの若さでカバー。
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オープニングの“I.M.F.” はあの世界機関に対する意見表明。
いいですね、この姿勢とネタ?選び。まさにおっしゃるとおりです。
誰もがフェラの名曲I.T.T.を思い出すと思いますが、
フェラが残した全曲の中でも個人的にベスト3に入るあの曲とは
流石に比べてしまうのは分が悪いのだけれど、
敷き詰められたホーンのリフ、インタナシオナル・マザファッカというキャッチーなコーラス、
途中から飛び出すデッド・プレズのラップ、最後のパートになった時の緊張感、
最後の親指ピアノみたいなキーボード、山あり谷ありの展開で盛り上げますね。
脂肪燃焼に大変効果がありそうですね、はい。
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続く“African Airways”も寄せ木細工のように緻密に構築されたホーン、
ズバンと縦に切り裂くドラム、と圧倒的な演奏力を見せ付ける。
一時期のスライ・ロビーを思い出すベースは聴いていると真似したくなりますが、
シンプルなフレーズだけど、このノリを出すのはとても難しいです。(少なくとも私にはね)
リズムの緩急がいい具合に効いていて、中盤のリズムの刻みが細かくなるブレイクから、
ラストに向かって疾走する流れがいいですね。
これも脂肪燃焼系ですな。

でも個人的には、もう少しテンポを落とした“Higher Consciousness”なんかのほうが
やはり盛り上がりますかね。今のところ、私のベスト・トラックです、はい。
リズム隊のフレーズの組み合わせ、特にギターの単音カッティングの効き方が良く、
ドラム・パターンの旨み成分もぐんぐん湧き出してくる感じ。
やはりこういうテンポの方が旨みの抽出がうまく出来るのかな、と。
シュウンの歌が出てくるまでの長さもいいし、その野性味溢れるシェウンと
クールなんだけどキュートなコーラスとの対比も効いているし。
あのダンサー二人のお姿を思い出すと同時に、ダンサーが踊りだすと、
一斉にカメラマンのレンズが主役そっちのけでダンサーを向いていたのを思い出すな。
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4曲目は異色のアフロ・ポップ、ギターが親指ピアノ的なニュアンスを出していて、
まあ、それはアフリカ全域のポップな音楽に共通するのだと思うのだけど、
厚いブラスセクションでのリフにはローランド・カークの名盤Slightly Latinや
フィッシュボーン、それに渋さ知らズなんかを思い出します。
ただ、別に箸休め的なトラックという感じではなく、これはこれでポップなイイ曲。
今後ともこういう曲は1曲、必ず入れておいてほしいものです。
ラスト近くのグラスパーとドラムのキメ?も楽しい。

テンポは速めだが、慌しさを少し控えめにした“Kalakuta Boy”も目玉の一曲。
ベースのフレーズがフェラの名曲“I No Get Eye for Back”に少し似ているけど、
これは全般的に言えることだけど、よりレゲエを通過したタイム感だと思いますね。
ギターの単音ピッキングのフレーズは今のところ、この曲が一番好きなかも。
ホーンの処理がややダブっぽくもあり、特にホーンのソロを回す時のブレイク、
途中でのドラムのパターンが変化して、重心を後ろに持ってくる場面、
その後一気に全体を畳み込んできたり、コーラスに引っ張らせてみたり、
最後にはふわふわと煙るようなグラスパーの鍵盤で締めてみたりと
全編に亘る細かい心配り、おもてなしに聴いている私は燃えてしまうのだ。
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ブリッツ・ヂ・アンバサダーのMCからスタートする“African Smoke”、これも名曲。
これまたリズムのパターンは70年代後半のフェラ・クティっぽくて、
それだけでも、いとも簡単に私はノックアウトされてしまうのだ。
シェウンが男前に炸裂するが、どちらかというと鈍器で殴りかかるような男前、
後半にも登場するブリッツ・ヂ・アンバサダーは喉の奥まで響かせるような
ヒップホップの正統派の男前な感じで、その対比が楽しい。
ドラム・パターンはこれが一番好きかな。
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ブリッツ・ヂ・アンバサダーは最新作も大いに期待されているが、
チャックD、キザイア、バロジ、レ・ヌビアンが参加した12年作のアルバム、
今回一緒に入手したので、近々紹介する予定。

ラストの“Black Woman”は多分一番、グラスパー色が強いかな。
フェラ・クティのアルバムでもよくB面に入っているようなテンポを落とした曲。
ヴァイブラフォンもいい感じですね。ロイ・エアーズを引き合いに出すまでもなく、
アフロビートと蕩けるようなヴァイブの音は本当に相性が良い。

今回の目玉であるロバート・グラスパーは予想以上に前面に出てくることはないが、
よくよく聴きこんでいくと、結構効果を発揮している瞬間があって、油断できない。
全般的に曲の後半というかクロージングで目立つ場面が多いのだけど、
その辺もグラスパーらしいかも。
人を押しのけて前面に飛び出してくるタイプではなく、
雹をバラバラと空から散らしてみたり、煙のようにふわふわ漂ってみたりというのが
この人の面白みを感じさせる部分だと思っているのでね。
優れたプロデュースぶりだと思うのですが、いかがでしょう?

ドラムは今様のアフロビートに共通する、どちらかというとスネアでの叩き込みが中心で
この辺はヒップホップのメインストリームにもどこか通じるものがあると感じさせるもの。
バスドラとハイハットとスネアの三位一体のトリッキーなフレージングが前面に出る、
トニー・アレンの様なスタイルが少し懐かしくもあるのだけど、
勢いとか殺気とかそういう強度を増して行く方向を考えると、
こういうスタイルでもそれはそれで良いのだと思う。

ブライアン・イーノが手掛けた前作よりも音がツルツルしていないのも
個人的にはポイント高いところ。
でも、やっぱりまだクリアー過ぎるかな。
もっともっとザラザラ、ヒリヒリした音(ドクター・ジョンの近作のように)に
仕上げてもらえるともっといいのですけどね。

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生真面目な印象が抜けない(それはそれでいいのだけど)長男フェミに比べると、
末弟シェウンには、人工的に鍛えたのではない野性的な筋力を感じるし、
他のアフロビートやってるバンドに比べると、そこが大きな魅力になっているのだけど、
偉大な親父に比べると、殺気がかけるのは致し方ないところではありますね。
ステージで観たシェウンも人が良さそうだったしね。
でも、フェラ・クティを完全にコピーしてもあまり意味があるとも思えないし、
この調子で突き進めばよいと思うのだ。
ということで、今年度ベスト10いや、ベスト5には間違いなく入る作品。
この勢いでガシガシ突き進んで、親父と肩を並べる音楽を作ってほしいものですね。
仲間は世界中にいるのだし。
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やはり、それでも私が見習いたいのは、このペイントだな、やっぱり。
形から入るタイプなのかもしれない。
と思っていると、我が家でこんなことが発生。
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うーむ。やるな、お前。先を越されてしまった感が。
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おまえ、それではリル・ウェインだぞ!
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by zhimuqing | 2014-03-30 15:34 | Funkentelechy | Comments(2)

ようやく発見

先日新宿でライブをやった時のリハと本番の合間に
遂に某店で発見しましたよ。
Ras Micheal & The Sons Of Negus の≪Love Thy Neighbor≫。
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廃盤になって久しく、なかなか見つけられなかったアルバムなので、
正直かなりうれしいのだ。
ラス・マイケルはナイヤビンギの大御所ですが、
81年に発売されたこのアルバムは、録音自体は78年頃、
リー・ペリーとのコラボレーションで製作されたもの。
78年頃といえば、ブラックアークが焼失する直前、
つまりリー・ペリーが奇行に走り始めた直後な訳で、
アップセッターがクリエイターとして最後の輝きを見せていた、
もしかすると最後のアルバムなのかも。

ナイヤビンギのチャントとパーカッションにペリー師匠のダブが施される、
となると、宇宙とか古代とかそういう世界が展開されるのは、
誰が考えても自明の理で、期待がビッグバンのように膨らむのですが、
そういう期待をまったく裏切らない名作ですね、やっぱり。
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ラス・マイケル近影。カッコいい!

ブラックアークでのペリーを時系列的に色々聴いてみると、
ナイヤビンギの影響が少しずつ強くなっていく感じもあるのですが、
そういう流れがブラックアーク終焉のぎりぎりになって
最終形態に行き着いたと考えてもいいのでしょうね。

冒頭こそ、比較的オーソドックスなミックスなのですが、
曲が進むにつれ、ペリー師匠の暴力的なダブの濃度が凝縮され、
コンゴスなんかでよく使われる、あのモーという牛の声の真似なんかも
ここではひずみまくって、牛というより海洋性の恐竜のような感じになっている。

メンバーのクレジットはブラックアーク関係ではなじみのない人が多いが、
なかではハックス・ブラウンのギターがかなり印象に残ります。
妙なフレーズが染み出すように湧き出している上、
ペリー先生がその上からバイフェイズとテープエコーをかけるので、
これまたアロマノカリスの触手のような状態になっていて、大変刺激的。
ちなみにエフェクトはナイヤビンギのパーカッションにもガッツリかかっている上、
随所に音程が合っているのか合っていないのか、もう一つ不明瞭な、
しかしかっこいいファルセットがこっそり差し込まれていて、これもまたイイ!

徐々にオーソドックスなナイヤビンギが崩されていきますが、
最終的に童謡の≪ロンドン橋≫に至る頃には、
音像どころか視野も歪むほどのギチギチに凝縮された漆黒の空間になっており、
ロンドン橋も大崩落してしまうわけですが、逆にこれはバビロンが崩れ落ちて、
ラスタが解放されるというイメージなのかもしれないですね。
そう考えると、グルングルンなのに、ぬるめのお風呂に半身浴しているような
心身ともにリラックスしてしまう感じがよく理解できるような気がしてくるのですが、
まあ、それは考えすぎなのでしょう。

ということで、ダブとナイヤビンギのピークへの到達点の一つとして、
まあ、お好きな人には絶対の自信を持ってお勧めできる名作。
しかし駄目な人にはこの良さがひとかけらも分かってもらえなさそうという事でも
自信が持てる一品でもあるかもしれませんね。
でも、多分子供にはOKです。我が家のムスメのいいね、これ!等と
したり顔でのたまっていますからね。
(たぶん、単にロンドン橋の歌を知っているだけの理由だと思うけど)
でも、もう少し入手しやすくなってもらってたほうがいいんですけどね。
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ラス・マイケルは実は名盤が多いらしい。
別名義DADAWAHでのこのアルバムもなかなか凄いと評判だが、まだ未聴。
しかし来月日本盤で再発されるとの由。
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一番有名なこのアルバムはもちろん持っている。
大学の時、友達の車でかけたら、みんなからブーイングを浴びた思い出の一枚。
おまえら、みんなバビロンの奴隷だ。
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by zhimuqing | 2014-03-28 01:12 | Open the gate | Comments(0)

初めて見た。

林剛さんからの紹介。

緊張しているタモリを初めて見た。
無理も無いですけどね。
わりとご機嫌なマイルスはやっぱりおシャレだな。


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by zhimuqing | 2014-03-26 00:48 | Blues 4 Terapin | Comments(2)

たまの早起きもいいもんだ

ということで、今年初のVoodoo Lotusのライブ、
無事に終了しましたよ。
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なにせリハが朝早くからあったのですが、
こういう遊びの時というのは意外に早く起きることが出来るもので、
朝からリー・ペリー爆音で聴きながら新宿に向かったのですが、
予想以上に早く着いてしまう羽目に。
休みの日の都内の道路事情、私にはまだよく読めないのだ。

まあ、早朝で起きるのが多少しんどかったとはいえ、
楽器間の音のバランスが取れるので、
事前にリハをやった方がやはり安心できますね。
どちらにしても爆音ではないのか?と突っ込まれそうだが、
それでもそれなりに色々とあるのだ。

タイバンは6バンド、いずれもわれわれよりもずっと若い人々。
みなさん、私が同じぐらいの年の頃のことを考えると、
随分上手で、凄いですね。
個人的には、ソロでやっていた金指孝則さんの
ニューウェイブでパンクなステージ(とMC)が面白かったです。

次回はまだ未定です。
店長からはワンマンやらないか?とのオファーがあったのですが、
集客が大変なので、とりあえずはパスして、
8月ぐらいに企画モノでのライブをやる予定。
そんな訳で、対バンを2つぐらい、募集中ですよ。
我こそは!というバンド、こっそり我々にコンタクトを取って下さいな。
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2014年3月23日(日)新宿JAM
【お昼の公演】music magic vol.12 

【出演】
VOODOO LOTUS
RUMBLE URON
限りなく青
The・Road runner
dreadnought
金指孝則
東京ブートレグ

Voodoo Lotus are
Vo, Tb:ケンドリックス
Gu:プリーチャー
Key, Tb, Vo:マシーノ
Ba, Vo:マゴノシーン
Ds, Vo:L. L. クール・ボン
残念ながら、ノブードゥーさんはお仕事でお休み。

1.Here Comes Voodoo Lotus
2.インコーの歌
3.ブラウス
4.ピンクのお尻
5.タイクキョウシ
6.Here Comes Voodoo Lotus (Reprise)

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by zhimuqing | 2014-03-24 07:32 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

WASABEATSで鼻の奥がツン

そんなわけで、六本木のアミューズ・ミュージカル・シアターへ。
舞台『WASABEATS』!なんとブラザGがはじめて構成と演出を!
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我が家では今年度最高の晴れ舞台?ですね。
実の弟が演出するとなると、それなりにドキドキしそうなもんですが、
キャストの名前を見ると、私でも知っている凄い人達だったので、
別の意味でドキドキしましたよ。
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今回子供達を預かってもらうために、両親にも六本木まで来てもらったのだが、
その時に父から貰った会場までの地図。
地図というか、暗号にしか見えない。

それはさておき、それぞれが一流のダンサーですからね。
目が奪われっぱなし。
あっという間の二時間でした。
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うーむ、なんだかウータンみたいでかっこいいぞ。

一人一人の見せ場をきっちり作る。見せ場を作るだけでなく、
これまで他の人が気づいていなかっただろう、その人の持ち味も
しっかりと出して、観衆だけでなく演じる当人にもしっかり気づかせる。
いい演出だったのではないでしょうか?

見せ場では一人だけでなく、こっそりその横でも凄いことをやっていて、
どこを見ていたらいいのか分からなくなるというのは、
Pファンクとか、エディ・パルミエリとかパンチの効いたオウケストラと
同じ感触ですが、それと同時にキャストそれぞれに対する愛情と尊敬の念も
感じられるのが素晴らしい。
私は、自身の自己中心ぶりと比べて恥ずかしくなるぞ。

展開も緩急が効いているし、結構業界内でも評判が良いらしい、というのも
そりゃそうでしょう!私の弟だぞ!と自慢したくなるのだけど、
これでは、弟の威を借る、七光りのナントカというレベルで
これまた、我ながら情けなくなるのであります。
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ヒロムくんとタカヒロくん。
AUTRIBEに新メンバー参上じゃい!
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これは本当に凄い!
ヘッドスピン世界一のダイチ君と世界大会常連にて逆立ちでムーンウォークする内海君。
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Gオジちゃんとおばあちゃんとパパと。一部諸事情で顔の差し替えがあります。

そんな素晴らしい舞台、一点だけ画龍点睛を欠くと言いますか、
途中で舞台にゲストを上げて、いじるシーンがあり、
昨日まではヤリモとかホーリーとかモリチが血祭りにあっていたのですが、
私が観にいった回は、何の予告も無く(本当に無かったのです)、
この私が血祭りにあげられる羽目に。

ヒロム君が舞台から降りてきて、客席に入ってきた時点では
そういう羽目になるとは微塵にも思いもよらず、
余裕をブチかましていたのですが。
否応無く舞台に上げられることになった私は
幸い、突然のことに茫然自失となるなんてことは無く、
小芝居というか小リアクションを取ったのだけど、
帰りの電車であれをやればよかった、これをやればよかった、と
アフター・カーニバルで色々思いは舞台に馳せたわけですね。
その後、ブラザGから電話があり、リアクションは良かったけど、
あれでは、サクラに見えてしまうなぁ、とのお褒め(ですよね)の言葉を。


まあ、そんなどうでもいいことはさておき、今回の見所のもう一つは衣装ですよ。
カブキまくった衣装は出ました!ミッコさん!
いつもに増して凄みのある衣装ですが、
なんと総計48着をたった3週間で仕上げた!とのことで、
驚くしかないのですが、ご本人にいたっては、
「まあ舞台って、大体そんな感じで時間が無いものですもんね」と
飄々と言ってのけるのがまた恐ろしい。

ということで、そんな天才デザイナーが作った衣装で、
明日(というか本日)は、VOODOO LOTUSのライブですよ。
朝早くからリハがあるのだけど、大丈夫なのかしらん。
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2014年3月23日(日)新宿JAM
【お昼の公演】music magic vol.12 
・open/start 昼頃 ⇒ 我々の登場は6番目、13時20分頃みたいです。
・チケット  前売り¥1500/当日¥1800

【出演】
VOODOO LOTUS
RUMBLE URON
限りなく青
The・Road runner
dreadnought
金指孝則
東京ブートレグ

Voodoo Lotus are
Vo, Tb:ケンドリックス
Vo, Gu:ノブードゥー
Gu:プリーチャー
Key, Tb, Vo:マシーノ
Ba, Vo:マゴノシーン
Ds, Vo:L. L. クール・ボン

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by zhimuqing | 2014-03-23 01:42 | Popper's Delight | Comments(2)

次回はいつになるのか?

という訳で、博多にてモヤーン氏と合流。
ドラム&ベイスで、がっちりガチンコ二番勝負。
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一本目はソウルシンガーM田さんをお呼びしての骨組みセッション。
M田さんとは多分15年ぶりの邂逅ですが、全く変わらなく、
相変わらずスリムな体型で羨ましいです、はい。
シンプル極まりないバックをものともせず、
滑らかにリズムを自在に乗りこなす歌は素晴らしく、
やっぱり他では得難い味わいですね。カッコいい!

事前に合わせてみようと言っていた曲が互いに食い違っている等の
アクシデントもあったのだが、そこは軽く流しつつ、
昔やってたマーヴィンやテムプスの名曲なんかを織り混ぜたセッションとなり、
我々リズム隊としては絶品のスムーヴな歌を楽しく堪能。
いつか、一度がっちりバンドとしてあの歌を盛り上げてみたいものですが、
如何せん、福岡は近いようで遠いですからね。

M田さんとのセッションで相当満足していたのですが、
とはいえモヤーン=マゴノシーンのコンビとなると、
未知なるファンクネスを探求しないとならないわけで、
頑張って早起きして、二人でスタジオ一本勝負。

意外に福岡には24時間のスタジオがほとんどない上、車が無いので
スタジオ探しに以外に手間取ったのですが、
天神の北側に見つけたスタジオに突入。
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入口の看板!
リー・ペリーとスライの写真があるということで、既に合格ではないか!

大分の片田舎でひそかにクラーベの研究を重ねている、
その成果を前面に押し出して、ラテンとファンクとアフロを
縦横無尽に織り交ぜつつ、トリッキーな持ち味も失っておらず、
しかも音の長さやフレーズの中での呼吸のタイミングを
私に見事に合わせてくれる(勝手に合ってしまう?)ので、
お互いどんどんフレーズが湧きだしてくる。
後ろからベースをプッシュして来る駆動力もいいし、
シンバル主体のマンボ的なフレーズの組み立てから、
ハイハットとスネアの組み合わせに持って来る時のスリリングな展開、
これまた他では味わい難い快感ですね。
素晴らしい波に乗った時にサーファーはこういう気分なのでしょうね。
サーファーでないので、よく分からないけど。

ということで、実質半日の邂逅だったのだが、心身共に十二分に満足!
なんだけど、また次がいつになるか分からないので、
そういう意味では逆に満足度は一気に下がってしまうのだけど、
でも、次回更に楽しめるように、こちらも鍛錬するしかないという訳で、
大変楽しみました。それにしても次回はいつになるのか?

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からすみ蕎麦、量は少ないが、大変美味かった。
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もっと美味かったのはゴマサバだな。
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by zhimuqing | 2014-03-22 09:58 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

まさしく名店!

さて、私ははどこにいるでしょう?
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やはり博多にいるだけで、テンションが上がるわけですが、
博多駅周辺は随分様変わりしていて、
なんだか知らない街に来たみたいです。
昔リー・ペリーのOpen The Gateを買った中古盤屋も無くなっているし、
高校生の頃よく冷やかしで行っていたレコード屋も当然ないのだけど
一方で新しく出来たイイ場所もありますね。

というわけで、プリマクさんに聞いていた噂のお店にいきましたよ。
なんと「大地のうどん」博多駅店。
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お昼に行くと間違いなくメチャ混みだろうから、
11時過ぎに行ってみたのだけど、このタイミングでも既に満席。
当然のべしで「ゴボ天ぶっかけ冷やし」を注文。
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やはり素晴らしい!
私が過去に食べたウドンの中でやはり最高峰!
旨すぎる。
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見よ、このつややかでセクシーな輝きを!

食べ終わって、気持ちが落ち着いたところで
外の看板をパチリ!
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開き直りが美しい。
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しかし以前は下山門にあったので早々行けなかったのだけど
こんな便利な場所にあると、福岡にいる時は毎日通ってしまいそうだ。
うーむ。
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今夜のホテルもなかなか良いし、今日は気分がいいぞ!
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by zhimuqing | 2014-03-19 22:28 | Hot Barbeque | Comments(0)

煙に包まれて開眼となるか!

キャリア最初期からブラックアーク消失までの間に
リー・ペリーが残した音源を全部網羅したい等と
大それた考えを持っている訳ではないのです。

とはいえ、この時期にペリーが作った音像の素晴らしい宇宙は
宇宙のみならずアフリカにも深海にも地底にも通じる音世界なので、
そこに山があれば登りたくもなるし、海があれば潜りたくもなるし、
○○が居れば触りたくもなるというのがやはり男の心情、
隙があれば、色々と音源を漁っているわけですね。

とはいえ、ペリー本にもあるように、この世界は玉石混交で、
当たりはずれが多いのが常識だし、自分の好みとの兼ね合いもある。
ということで、失敗作を掴まされてしまうことも多々あるのだけど、
遂に入手しましたよ、聖なる3部作と呼ばれるThe Holy Trinityの
2番目の聖典”Build The Ark”をついに入手!
スティーヴ・バロウ先生がコンパイルした問答無用のLP3枚組!
これは快挙ですね!ウレチイ!
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先日のプリメイン・アンプ導入で、タイミングもバッチリ!
針を落とすや否や、スピーカーからモクモクと立ち込める甘い煙。
地面から5センチぐらいフカフカと浮かび上がるベースライン、
シュワシュワかかるミュートロン・バイフェイズの波動。
ああ、こいつはタマラン。一気にブラックアークの魔境に突入で悶絶。
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流石にインナーからも聖典の香りが漂って来る。
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小さい字で使徒のお名前も。
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聖なる3部作。こうなると、Open The GateもLPで欲しくなってしまうが・・・。

さすがにまだ聴き込めていないので、詳細は後日書いてみたいが、
この音楽をかけた後にですね、色々な音楽が実にうまい(美味い)こと、
繋がるのですね。
特に効果が高まるのは、スライの暴動、ファンカデリック諸作、
DのVoodoo、そしてMF ドゥームでしょうか。
やばいですね、部屋に引きこもりそうになってしまいます。
聴いているだけで、楽器の演奏までうまくなってくる気がしますもんね。
いい、実にいい!

ということで、聴いているだけで演奏が上手になることは
その昔、通販で売っていた睡眠学習と同じで、なかなか難しいと思いますが、
そんな状態で今年初めてのVoodoo Lotusです。

今回はなんだかたくさんのバンドが出るみたいで、楽しみです。
もし観に来てもいいよ、という奇特な方はご連絡ください。
チケット用意しておきます!
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2014年3月23日(日)新宿JAM
【お昼の公演】music magic vol.12 
・open/start 昼頃 ⇒ 我々の登場は6番目、13時20分頃みたいです。
・チケット  前売り¥1500/当日¥1800


【出演】
VOODOO LOTUS
RUMBLE URON
限りなく青
The・Road runner
dreadnought
金指孝則
東京ブートレグ


Voodoo Lotus are
Vo, Tb:ケンドリックス
Vo, Gu:ノブードゥー
Gu:プリーチャー
Key, Tb, Vo:マシーノ
Ba, Vo:マゴノシーン
Ds, Vo:L. L. クール・ボン
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by zhimuqing | 2014-03-18 01:30 | Open the gate | Comments(0)

抵抗は無意味だ

前日カズオ・イシグロに感動して眠れないと言っていたくせに、
その翌日はムスメと幼稚園時代の友達R嬢を連れて(連れられて)、
毎春恒例のプリキュアの映画へ。
まあ、あと数年もすると、連れていくどころか、ついて来ないで等と
言われそうなので、素直に喜んで付いてくる今のうちが華でしょうね。

公開二日目のプリキュアの映画は結構人が多かったのですが、
今回はあまり大きなお友達はいなかったかな。
それにしてもパンフとかグッズ、いちいち高い上に、
二人分も払うと、これはやはりなかなか大変な出費。
一応二人ともお小遣いを貰っているのだけど、
なにせまだ1年生なだけに、金銭感覚がなく、色々と教え諭そうとするも、
抵抗は無意味だ!という感じで、防衛線を軽々と突破される私。
数年後、もし一緒に街に行こうと言われても、ホイホイついて行かない方が、
身の為の様な気もしますね。
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劇場内でパンフレットを熟読する二人。
そのパンフ代はもともとパパのレコード代に消えるはずだったのだぞ!とは
言えるはずも無く、その一方でヨメにも言えるはずも無く。

さて、映画が終わったのちは58兄さんから誘われた錦糸町駅前での
河内音頭を観に行ったのですね。
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よく言われる事ですが、河内音頭はどことなくレゲエに近い響きがあり、
生で聴くと、その感もことさら強くなるのです。
生でこそ威力を発揮する現場の音楽。楽しいね。
昔大阪に住んでいた時にもっと積極的に聴きに、
いや踊りに行っておくべきだったと思ったりも。
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とはいえ、うら若き美女2名は多分3分ぐらいで興味を無くし、
お前達も前で踊ってこい、パパも一緒に行こうか?等と提案するも却下、
その他、色々なだめすかすものの、これまた抵抗は無意味だということで
後ろ髪を引かれつつ、錦糸公園へ。
人目をはばからず、子供達とプリキュアごっこをやって
疲れ果てて家路に着いたのでした。
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by zhimuqing | 2014-03-16 22:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(2)

揺さぶられ続ける今夜

『わたしたちが孤児だったころ』でその面白さに圧倒されたカズオ・イシグロですが、
あまりのおもしろさに続いて『わたしを離さないで』を先日購入して、
つい先ほど読み終わったのだけど、びっくりしました。
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私はそんなに読書家でもなく、まあ普通に本を読むぐらいなんですが、
これまで読んだ本の中で多分一番凄いです、この本。
端正で抑制が効いた、薄皮を剥いでいくように進む展開。
感想なんて簡単に書ける訳が無い。
ただただ素晴らしいということだけですね。
文庫本の裏の売り文句に「全読書人の魂を揺さぶる」と書いてますが、
看板に偽りなし。揺さぶられ続けています。
今晩は興奮して寝れそうもない。
どうしてくれる、カズオ・イシグロ。
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たとえば、美術品なんかと違って、本というものは本物中の本物が
極めて安価に個人の手に入るものだと思うのだけど、
この『わたしを離さないで』も文庫本で僅か800円。
文字というものは人間の発明の中で最も優れたものの一つですね。
昔の人に感謝しよう。
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流石にこれだけの作品なので、映画化もされているようだけど、
これは観る必要は全くないな。
今私の中で拡がるイメージだけで十二分におつりがくる。
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by zhimuqing | 2014-03-16 02:59 | La Sombra Del Viento | Comments(0)