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かきおこ

岡山出張で夕ご飯。
適当に選んだお店。岡山駅近く。
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我々が入店した時間にはお客は一組しかいなかったが、
妙に漂うオーラに気が付くと、鉄板の前に座ったのだが、
目の前の「かきおこ」と書いたメニューにムムっ!と唸る。

まずは生地を焼きます。
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その横でブリンブリンにセクシーな牡蠣を焼きます。
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で、生地を牡蠣の上に乗せて、その上にまた重ねるという暴挙を決行!
豊満な美女に上下を挟まれ、息をする暇もありません。
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裏返して、加熱しますね。ここはただもう我慢の一言!
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完成!
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もう大昔のことになるが、高校入試の前々日に牡蠣にあたって以来、
私は長いこと牡蠣を敬遠して来ていたのですね。
全く人生の無駄遣いをしてしまった気分です。
4年前に解禁?して以来、もう牡蠣が美味くてたまりません。
誰かオイスター・バーに連れて行ってくれ!
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by zhimuqing | 2014-02-28 23:28 | Hot Barbeque | Comments(0)

ブラックアーク



焼失前のブラックアークでの作業風景。ブルース・リーのポスターも見える。

この映像と音像には私が求めるもののほぼ全てが含まれているな。
リディム隊のカッコよさ、ハーモニーのいなたさ、リードとのバランス、
スタジオにいる兄さん方のルーディー極まりない着こなし。
ドラムのマイキー・ブーは結構男前だったんだな。

そしてリー・ペリーの笑顔。

友よ、感じるか、俺と同じように。

うーん、もう失われてしまった大事な何かがここにありますね。
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by zhimuqing | 2014-02-26 23:28 | Blues 4 Terapin | Comments(0)

久しぶりの開耳

1週間のうち2,3日は子供を寝かせようとして、
そのまま真っ先に自分が落ちてしまうのですが、
それ以外の日は大体ノロノロと遅くまで起きているのが常で
そういう日はタイマーをかけてCDを聴きながら寝ることが多いのですね。
もっともあっという間に意識がなくなるので、
ほとんど聴いていないようなものですけど。

そういうときに聴く音楽というのは、
当然のことながら、選択の余地が限られてくるわけで、
個人的なヘビー・ローテイションのベスト3は、
エリントンのインディゴかディズニー曲集、ジョアンの初期録音、リロイ・カー、
そしてアルセニオ・ロドリゲスの6枚組みボックスですかね。
(ベスト3どころか、全部で10枚になるけど)
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それにしても至宝過ぎる6枚。
分厚いブックレットはほとんど手を付けていませんが、
これは今後の楽しみとしておきましょう。

ということで、アルセニオ・ロドリゲスなのですが、
中村とうようがヘヴィーだヘヴィーだとマガジンに書き続けていたのですが、
私の印象は少し違っていて、ヘヴィーというよりヘヴィー級、
ヘヴィーという響きよりも、もっとバネが効いている印象ですね。
重くて切れの良いパンチが低い位置から飛んでくるとでも言いましょうか?
(それではロー・ブロウで反則じゃないのか?なんてとは言わないでね)
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そんなわけで、先日もいつものようの寝る前にかけていたのだが、
アルセニオのトレスの音が急にクリアーに耳に飛び込んでくるは、
ベースのフレーズが猛烈に染み込んで来るは、で
もう寝るどころではなくなってしまったのですね。

久しぶりの開眼、いやこの場合は開耳?とでもいうのでしょうか?
これまでもアルセニオの音楽を愛好してきたつもりだったのだが、
今までこの音楽の何を聴いていたのだ?と自問したくなるほど、
スピーカーから溢れてくる音が実にカラフルで生々しい。
ドロリと垂れて来る殺気。
サンテリアの神々から降りてくるようだ。
(別に変なオクスリを服用したわけではございません)
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特にベースが凄いですね。
アルセニオはベーシストに歌うようなフレーズを作れと指示していたそうだが、
なるほど、それは確かにその通りだし、よく言われるように、
その血を濃く受け継いだのが、ジェマースンだったりファミリーマンであり、
そういう意味ではソウルやファンクやレゲエやヒップホップやテクノ等の
ベースが肝になる黒い音楽はみんなアルセニオの子孫だと言っても
過言ではないっっ!と大風呂敷を広げたくなるのですが、
まあ、冷静に考えると、その音楽はどれも西アフリカにルーツがあるわけで、
ここで私が拳を握り締めて力説するようなことではないですね。
これは大変失礼しました。
でもアルセニオ、素晴らしいので、ラテンに興味のあまりない人も是非!
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サンテリアの神々にこのLPを高くても買いなさい、いや買えと言ってるだろ、お前!
と言われているような気がする今日この頃。

こちらは家に帰るとテーブルに置いてあった楽器。
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アルセニオのトレスではないようだが、形状から判断するとボ・ディドリー仕様ギターだな。
細かいところまで手が込んでいていいのぉ。
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by zhimuqing | 2014-02-25 23:28 | Rumba DE Manbo! | Comments(4)

熱血指導、フォーメイションは3と13

来月23日のライブに向けて、4人だけでみっちり練習。
新曲を披露するのはやめて、既存曲の練り直しをみっちりと。
久しぶりにガッツリと練習して、気分は爽快です。
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プリマク氏の熱血指導に笑顔で誤魔化すマシーノ氏。
フォーメーションのナンバーの確認がバシバシと。

2014年3月23日(日) 新宿JAM 

【お昼の公演】music magic vol.12 open/start 昼頃
前売り¥1500/当日¥1800

RUMBLE URON
限りなく青
The・Road runner
VOODO LOTUS
dreadnought
金指孝則
東京ブートレグ


なんだか、バンド名が微妙に変わっていて、武道系みたいになっているが気にしない。
勢い溢れる若手もいれば、年季の入ったベテランもいるみたい。
これは久しぶりに「向かうところ客無し」ではない状態になるのかも。
年齢的には十分ベテランな我々ですが、たいした年季も入っていない訳で、
胸を借りるつもりで、ああドスコイって感じですね。
また近くなったら、ご案内します。
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by zhimuqing | 2014-02-23 16:09 | Funkentelechy | Comments(0)

マンチャでひたすら盛り上がる

そんな訳で、ラフィン系御三家の一人、スティーヴ・マンチャの続き。
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数年前にひっそりと出ていたマンチャのソロ音源集、
もちろんノーザンソウルに異様な情熱を燃やすイギリスならではの力作ですが、
気が付いた時には入手困難になっており、ボッタクリ価格が横行している始末。
私はなんとかイギリス方面で探索を重ね、無事サルベージ出来た訳ですが、
こういう貴重な音源はカタログとしてきっちり残していて欲しいものです。

デトロイト周辺に限らず、60年代のインディーズのシーンは
もう一つ(どころか、全く)分からないことが多いうえ、
点と点とが妙なところで繋がってしまうなんてことも多く、
これが面白いと思ってしまうと、もう泥沼で引き返すことが出来ないのですね。

例えばデイヴィッド・ラフィン。
モータウン入りする前に60年にアンナ・レコードで2曲、
61-62年にチェック・メイトで4曲録音していることは有名だけど、
その前にリル・デイヴィッド・バッシュ名義で
58年にゴスペルを2曲残していることを最近知ったのですね。
で、そのレコードのライターを見ると、グエン・ゴーディーの名前、
つまりベリーの姉ですね、が連なっていることにも気付き、
夜中に結構興奮してラフィンのような雄叫び(当社測定)を上げる、
いや本当に上げるとヨメに怒られるので、5dbぐらいで試してみる、
なんてことが、我が家でも夜な夜な繰り広げられる訳ですね。
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Vegaからのシングル1枚のお写真。
相場のことは良く分からないけど、万札1枚では済まないのは確実。


とまあ、そんな謎が多いこの世界ですが、スティーヴ・マンチャに関しては、
先人の努力と探索のおかげで割とすっきりしているのがありがたいですね。

最初期の録音はWilburt Jackson とのデュオで、Two Friends名義。
売れよう!売れたい!という気概をあまり感じさせないどころか、
もしかして他に友達がいなかったのでは?と疑ってしまいそうな、
全くさえないグループ名ですね。
名A&Rとして名を馳せる、元ムーン・グロウズのハービー・フークアに
見出されてフークアの関わるいくつかのレーベルで数年間活動したそうです。
もちろん激レアシングルを追いかける資金力が無い私は未聴です。
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シングル道にだけは落ちないように気を付けないと。

スカウトの目も確かだったフークアを頼るのは良い選択だったと思うけど、
肝心のフークアは新しく見つけた別のコンビ、Johnny & Jackeyに夢中で、
マンチャはほぼ放置プレイになってしまう。
マンチャの経歴を追うと、こういう感じの繰り返しが多く、
良いところでいつも流れが上手くいかず、不運な流れになってしまうことが多く、
またそういう経歴が私のような者の思い入れをさらに強めてしまうわけですね。
ちなみに、このJohnny & JackeyのJohnnyは後にフークアとのコンビで
モータウン史やその後のメロウなソウル界に名を残すジョニー・ブリストル。
相方のJackey はデトロイト・ソウル屈指の名シンガーとして
つとに名高いJackey Beaversですね。
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マーヴィンを見出したのもフークア。
もしかすると、最強のスカウトマンだったかもしれない。
マーヴィン、アンナとグウェンのゴーディー姉妹、フークア、夫婦2組でもありますね。
アンナはマーヴィンとこのずっと後に泥沼の離婚劇を、
グウェンはフークアと別れた後、G.C.キャメロンと結婚することに。色々な人生


音楽面で非常に有能なフークアは、しかし金勘定は苦手だったようで
運営していたレーベル、トライ-ファイも結局うまく運営できずに
63年頃、義弟ゴーディーが手を差し伸べる形で買収(吸収)されてしまう。
フークアは義弟の会社に入ることになるのだが、自分の配下のアーティスト、
スピナーズとかショーティー・ロングと一緒にTwo Friendsも
快進撃を始めていたモータウンに移ることに。
ここで、快進撃の波に上手く乗ることが出来ればよかったのだが、
結局デュオでもソロでも録音を残すことが出来ず、ソングライターとしても
実績を残せずに、結局モータウンを離れるのが64年の末か65年。

いつも思うのだが、このタイミングはテムプスが四苦八苦していた時代だし、
ここで、マンチャとかメルヴィン・デイヴィスがリードに収まるという話が
持ち上がったりしなかったのかな?
ラフィンが収まってソウル史上最高の結果になるので結果オーライだけど、
あの凄まじいハーモニーとあの超絶名曲、あの演奏陣をバックに
マンチャが、あるいはメルヴィンが歌うのを想像すると、
それはそれで大いに盛り上がるのだけどね。
ちなみに、67年のラフィン独立時にメルヴィンが加わるという、
ダブル・メルヴィン体制を妄想しても、ご飯が何倍でもおかわり出来ますな。

モータウンを離れたマンチャが頼ったのが、同じくモータウンを離脱した
デトロイトの裏番長、ドン・デイヴィスの元。
配下のレーベルで9枚のシングルを残しているが、
これは実はほとんどCD化されていて、手元ですぐ聴くことが出来るのがとても嬉しい!
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ドン・デイヴィスの昔の写真もあるようで、意外に無いもんだ。

Wheelsville USA-102:Did My Baby Call / Whirl Pool
Groovesville-1001:You’re Still In My Heart / She’s So Good
〃   -1002:I Don’t Want Lose You / Need To Be Needed
〃   -1004:Friday Night / Monday Through Thursday
〃   -1005:Don’t Make Me A Story Teller / I Don’t Love And Leave You
〃   -1007:Just Keep On Loving Me / Sweat Baby
〃   -1009:Easy Living
GroveCity-204:Hate Yourself In The Morning / A Love Like Yours


グループ名義の曲も4曲ほど。(多分他にもあるのだろうけど)

The Professionals
GroveCity-101:Did My Baby Call / That’s Why I Love You

The Holidays
GroveCity-206:Easy Living / I Lost You


この二つのグループもメンバーが謎というか、ぐちゃぐちゃしていて
大変分かりにくいので有名ですね。
この辺になると、もう私の手にあまりますね。
特にホリデイズのほうは、エドウィン・スターとかJ.J.バーンズも絡んでいるのだけど、
この206に関しては、マンチャのソロをグループ名義で出しただけらしい。

VSOPというレーベルから発売されたCD≪Detroit Soul Man≫には、
上記18曲のうちソロ名義の15曲が含まれている上、
5曲の未発表曲も入っていて、もう本当に助かります。
オリジナルのシングルで集めると一体いくらかかるんだ!?という、
そういう一枚ですが、そういうレア度なんかよりも中身の良さ!が大事。
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この時期、マンチャの作品は、「言葉にならないほど良い!」、「絶句するほど良い!」、
「悶絶するほど良い!」の3段階しかないのは、皆さんご存じの通り。
なんといっても、せつなさとやるせなさと男の武骨さが綯い交ぜになった
マンチャの素晴らしい歌がたまりませんね。
コーナーを果敢に攻めて、ガードレールに車体がこすれて火花が出る感じといえば、
分かりやすいかな?かえって分かりにくいかな?
ドン・デイヴィスの作りだす、どちらかというと無骨な音作りも素晴らしく、
簡単にいうと、無敵のデトロイト・ソウルが展開!されるのだ。

残る5曲に関しては、先日購入したグルーヴズヴィルの編集盤に
プロフェッショナルズの1曲が入っているし、職場のD氏に借りた
別のグルーヴズヴィルの編集盤には、加えてホリデイズの2曲が入っているので、
残るはGroveCity -101の1曲、Did My Baby Callだけなんだけど、
インストという噂もあるし、無理して入手しなくてもよさそうですな。

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あとはスタックスから出たJJバーンズとカップリング盤に
入っているKeep The Faithが上のリストにないない曲だが、
これは実はSweet Babyと同じ曲。こういう変化技もあるから恐ろしい。
カップリングのJJバーンズも当然ドン・デイヴィス印なので、内容は◎。

その他未発表曲が結構まだあるんでしょうね。
90年代にイギリスのGoldmine Soul Supply から発売された
He Stole A Love That Was Mine / Come On Babyも67年の未発表曲。
でも、これはネットで聴いた限りではやや弱いかな。

ただ、これだけ素晴らしい作品を残しながら、
ドン・デイヴィスの元でも決定打となる大ヒットが出ない。
一方でドン・デイヴィスはスタックスに乞われてメンフィスへ。
マンチャはここで同行せずに、モータウンから離脱したH=D=Hが
立ち上げた新レーベルHot Wax /Invistusに参加する。
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ご存じホーランド=ドジャー=ホーランド、まだモータウンで楽しくやっていた頃ですね

当時のH=D=Hの勢いをみれば、デトロイトのシンガーで無くても
Hot Waxに参加するのは当然の選択なのだが、
そのままドン・デイヴィスと一緒にスタックスに行っていれば、
これまた違う展開が待っていたのだと思いますね。
例えばジョニー・テイラーとかソウル・チルドレンとか、
特にステイプルスのような南部のファンキーな音をバックに歌う
スティーヴ・マンチャも聴いてみたかったのは確かですね。
もっともマンチャはデトロイトのスタイルのほうが合っていたかも。

で、Hot Waxで100 Proof Aged In Soulで遂に大ヒットが!
2枚残したアルバムも中身も抜群で70年代前半のソウルでも
10本の指に入ると言っても過言でないでしょう。
ややファンク寄りになったデトロイト・ダンサーも良いが、
やはり少しテンポを落としたミディアム・ナンバーのほうが
身が捩れるような、心の底がひりつくような、マンチャの持ち味が
より存分に発揮できているかな。最高としか言いようがないですね。
ロン・ダンバー、グレッグ・ペリー、そしてマンチャ自身のペンによる
曲の良さもまた格別だ。
Hot Waxの音は日本でほぼ完全に解明されていて
簡単に聴くことが出来るのが大変ありがたいですね。
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中身は最高だけど、100 Proofももう一つ垢ぬけないジャケット。
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表も?だが、裏も良く分からない。何故鳥が死んでいるのか?

そうして、ようやく永年の努力が報われるのだけど、
今度はH=D=Hが新興のフィリー勢に押されて、一気に減速してしまう。
モータウンは72年に、旧知のフークアもLAに移動している中、
マンチャも西海岸に来るように誘われるが、そのままデトロイトに留まり、
ゴスペルの世界へ戻ってしまうのですね。
70年代以降のウエストコーストの開放的な音にマンチャの陰影を
重ねてみるのも面白かったとも思うのですけどね。
あるいは、ルイス・プライスの代わりにテンプスに参加することを
妄想してもかなりイケルんですけどね。(うーん、妄想だらけだ)

その後の消息は良く分からないけど、90年代に入ってイギリスで
何曲か録音しているけど、これはまあ無視していい出来でしょう。
ということで、終生ほぼデトロイトから離れなかったマンチャ、
多分ツアーとか、そういう面倒なことが嫌いだったのかな?と思ったりも。
実力的には超一流、ポジショニング?も抜群だったのに、
結果的に全国的な知名度を得ることが出来なかったが、
こうやって足跡が辿れるだけでありがたいことですね。
ということで、今晩もマンチャに浸ろうではないか。
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by zhimuqing | 2014-02-23 02:28 | Funkentelechy | Comments(0)

ありがとう

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by zhimuqing | 2014-02-21 20:08 | Change! | Comments(2)

ラフィン系こそ!

60年代のデトロイトは本当に怪物のようなシンガーがゴロゴロいて
当時のシーンを想像するだけで気絶しそうになるのは
私だけではないと思いますが、やはりその中心で輝くのはモータウン。
技のキレで魅せるマーヴィン、抑制の中に秘めるパッションのスモーキー、
説得力溢れる直球自慢のリーヴァイ・スタブス、
そしてポール、デイヴィッド、エディのリード3枚が超怪物級のテムプスと
どの人も物凄い実力、そして隠しようも無い輝きがこぼれおちる、
歴然としたスターである訳ですね。
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やはり凄いな、このメンツ!

モータウン以外でも、剛球使いの地球代表のピケットだってデトロイト発だし、
70年代だったら、LJとロンのドラマティックスとか、
やや地味だけどフューチャーズ(フィリー出身だけど)とか、まあ色々いる訳ですが、
そういうスポットライトがうまく当たらなかったシンガーにも
凄い人がゴロゴロいるのが、デトロイトの恐ろしいところですね。

そんな中で誰が一番凄いか?カッコいいか?というのは、
スポーツではないので決めることが出来ないのですが、
デトロイトならではの身のこなしと教会の現場直送の熱を持ち合わせた、
デイヴィッド・ラフィン系にやはり思い入れが強くなるのは
仕方が無いところですね。
デイヴィッド・ラフィン、ポール・ウィリアムズ、メルヴィン・デイヴィス、
スティーヴ・マンチャ、バリノ・ブラザーズ。
地域は違うがザ・バラッズとかクール・サウンズのリードも同じタイプですね。
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ラフィンは圧倒的に悪そう(実際悪かったのだろうし)なのも魅力だけど、
他の人はひとくくりにされるのを嫌がるかもね。

ということで、スティーブ・マンチャ!
歌の技術もさることながら、聴き手を鷲掴みにする握力?の凄さ、
デトロイト№1に押す人が多いというのも頷ける。
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マンチャ、ろくな写真が残されていないのも残念だ。
これではDS9のオドが変身したマンチャにしか見えないぞ!

先にあげたラフィン系の面々とは声域が違うのだけど、
硬軟自在に使い分けるフレージング、ここぞという時に決めてくれるシャウト、
デトロイトのリズムに対する柔軟な身のこなし、
メロディを崩しながら音と感情を押しこんでいく節回し、
そしてその声の質感には、この一味?に共通して私を夢見心地にさせる
何かに満ち溢れていますね。
これぞハードコアなデトロイト・ソウルの旨みなのだ。

パワーだけで押しこむのではなく、また華麗な技を見せつけるだけでなく、
あえて抑制することで、不器用な男の背中とでもいいましょうか、
そういったものが醸し出される様が素晴らしい。
抑制しても隠しきれないエネルギーで、はち切れそうになる様がいいではないか!
たまりませんな。

さて、このラフィン系の系譜ですが、ディキシー・ナイチンゲールとか
ジュリアス・チークスなんかが原点という話もありますが、
やはり私としては、ラフィンとメルヴィン・デイヴィスとマンチャが
一緒に在籍していたというThe Jaywalkersこそ、その原点だと思いますね。

はっきり言って、今の日本的には、ジェイウォーカーズというバンド名、
完全にどうしようもないバンド名ですが、中身は凄まじいですね。
ラフィンとメルヴィンがドラムをかわりばんこに叩き、
マンチャがギターを弾き、それぞれが歌うという世にも恐ろしいバンド。
マンチャとエドウィン・スターとJJバーンズのホリデイズという
凄い組合わせのグループもあったようだが、それすら目に入らない凄い面々。
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メルヴィンも写真が少ない!
これは先日購入して少しずつ読んでいるデトロイト本からの抜粋。

10年遅ければ、物凄いファンクバンドになっていただろうし、
2,3年前後にずれていても、物凄いグループになったと思うのだけど、
何かが上手くいかなかったのでしょうね。うーん、実に観たかった!
録音が残っていないのはしようがないけど、せめて写真、
3人が一緒に写った写真、誰か持っていないのかな?
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by zhimuqing | 2014-02-20 23:28 | Funkentelechy | Comments(2)

不器用でも性格最悪でもカッコ良ければ

雪のせいでバンドの練習が流れてしまったので、
なんだか拍子抜けしたので、子供が寝た後好き放題。
ボ・ガンボスの解散ライブを観て、ピケットの全曲集を聴いて、
デトロイトものを大量にリッピングしたり、関係各位に配るCD焼いたりと
来月福岡に出張に行くので、その合間にやるべきことの手配をしたりと
なかなか大忙しなのですね。

ちなみに、ウィルソン・ピケットの全曲集、毎年猛烈に寒くなると
聴きたくなるのですが、多分このCDを入手したのが1,2月で
しかも当時東北への出張が多く、レンタカーの中でバシバシ聴いていたのが
オッサンの私の体に染み込んでしまっているのでしょうね。
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まあ、アトランティック時代のピケットは多少の好不調の波はあるとはいえ、
通常の音楽に比べると、とてつもないレベルなので、全部絶好調と言っても
全く差し支えない訳ですが、やっぱりフェイム・スタジオ時代が一番。
なのですが、最近の私の耳ではアトランティック入り以前の
ファルコンズ時代を含むデトロイト録音なんかの男の純情爆発にも
グッと来る訳ですね。
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オハイオ・アンタッチャブルズ(後のプレイヤーズね)がバックを付けた
ファルコンズでの3曲では、ロバート・ワードの変態トレモロギターに乗っかる
少し若い声のピケットの暴れ具合が都会に染まりきらない感じで大層愛おしい。
その後のDouble Lでの1枚目のアルバムはロバート・ベイトマン絡みで
バックがファンク・ブラザーズだったりするんだけど、
モータウン色はあまりなく、その昔は中途半端な感じもしていたのですが、
いやいやどうして、このアーリーソウルなバックで歌うピケットというのもかっこいい。
ブックレットを読むと、若い頃はギターを抱えて
エルモア・ジェイムズを歌っていたということで、
その手の曲もやってほしかったな。(というか聴いてみたかった)
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アトランティック入りした後の、スタックスに赴く前も同じ感想だな。
バート・バーンズとの録音もあれはあれでカッコいい。
(でも続けてスタックス録音聴くと、完成度の違いに驚くのだけど)
それにしても、ごく初期の段階でピケットが完成していたのに改めて驚きますね。
まあ悪く言えば不器用ということになるのかもしれないけど、
あれだけカッコ良ければ、不器用でも性格最悪であっても、
そんなことはどうでもいいですね。
ということで、ピケットに興奮しつつも、そろそろ寝るとしよう。
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by zhimuqing | 2014-02-16 03:10 | Funkentelechy | Comments(0)

杜撰な印字までグリッティ

嫌になるほど雪が降っているのだけど、
子供達はとても楽しそうで、やはりそういう気持ちを忘れてはいかんと
思いを新たにするのですね。

ということで、風の子のように寒さを吹き飛ばすには
濃厚なソウルを聴くしかないということで、先日入手したシングル盤を。
シングルには手を出さないと言っていたはずなんだが、
新品で500枚限定プレスト聞いてしまうとね。
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なんといっても、ボー・ウィリアムスの未発表シングル。
Truth & Soul から最近発売された“I’ll Be Home Soon / Outside Love”。
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この杜撰な印字がまたソウルフルではないか!?

いつの録音か?はもちろん、作曲者すら分からない謎の一枚ですが、
ものすごくチープな音で、キャピトル以降のボーしか知らない私には
随分受ける印象も違う訳ですが、バタバタしたドラムがドープ極まりなく
独特の粘りがあるボーの歌と相まって、激烈にグリッティな2曲。
それにしても、筋と骨しかないような、このドラムの音は、
ヒップホップのデモ音源並みにローファイな上、
基本バスドラとハイハットとスネアしか目立たないシンプルなセットで
曲が進むにつれ、盛り上がって叩きまくる。
シンガーより俄然目立ってしまい、音のバランスでいえば、
ドラム>ヴォーカル>>ピアノ>>>ベースという感じになるのが
殺気に満ちていて◎。
唐突に曲が終わるのも含め、実に楽しい!
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慌ててキャピトルの2枚目と4枚目を聴きなおしたが、
やはり本当に魅力的なシンガーだ。
テムプスからリード・シンガーとして誘われたというのが実に頷ける。
ただ、やけくそな殺気に欠けてるな。
やはりボボ・ミスター・ソウルの時代までさかのぼらないといけないのかな?
発掘するとまだまだ色々出てきそうだから、今後の発見に期待したいところですね。

ということで、限定のブツなので、気になる人はお早めに。
もし入手出来なかったら、私までご一報を!
とりあえずこれを聴いていれば、明日の雪かきは全く問題なさそうだ。
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by zhimuqing | 2014-02-15 02:40 | Funkentelechy | Comments(0)

陸軍の勝ちかな

アメリカ空軍vsアメリカ陸軍のガチンコ勝負。
これは凄い。
久しぶりに映画ドラムラインみたくなったかも。



音を消してみると良く分かるが、エアフォース(先攻)の小技の効かせ具合も凄いけど、
アーミー(後攻)のほうがはるかにグルーヴィーで
私としては、アーミー(陸軍)の方に軍配を上げたい。
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そういえば、ジミヘンもエアーフォース出身。
アメリカの軍隊の中はなんだかよく分からないね。
軍隊の中にこういう文化があるのが面白い。
精神論を説いているレベルとは全く違う。「美しい」とか「とりもろす」とか。
まあ、それはどうでもいいけど。(本当は良くないが)
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by zhimuqing | 2014-02-14 22:06 | On The Corner | Comments(0)