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それでは良いお年を!

ということで、あっという間に今年最後の一日。

はっきり言って、今年は新譜を聴く暇がないほど、
色々な音楽を集中的に聴いていましたよ。
言葉にならないほど優雅でタフで甘くて毒性の高いエリントンと
激情とファンクネスそしてたっぷりとしたメロウネスで溢れるラサーンには
随分とお世話になりました。

3分間にほとばしるパッションと身のこなしを込めたノーザン・ソウル。
モータウンだと、ショーティー・ロング、マーヴ・ジョンスン、Jr,ウォーカー、
他のデトロイトだったら、デイヴ・ハミルトン関係やメルヴィンにバリノス、
その他にはバラッズ、クール・サウンズ、ルー・ラグランにやられました。

新しく出来た友人に影響されたものも多かったかな。
上のバラッズとかルー・ラグラン経由で60年代の都会のディープソウルや
70年代初期のグループものを聴き直すきっかけとなったDさん。
hideさんとのやり取りの中では、80年代のソウル~ブラコンを
自分の中で再評価することになったし、
58兄さんとの活動では、ブルースとカントリーとジャズの関係について
色々考えさせられるきっかけになったと思うし。


ということで、毎年恒例の音楽(新作)の年間ベスト10、行ってみよう!
フィジカルなブツのみ。

① Janelle Monáe:The Electric Lady
② José James:No Beginning No End
③ Ghostface Killah & Adrian Young:Twelve Reasons to Die
④ Le’Jit:New Begininng
⑤ Steve Arrington x DaM-FunK:Higher
⑥ パンチの効いたオウケストラ:ORCHESTRA ON A PUNCH
⑦ Gladys Knight:Another Journey
⑧ Red Hot + Fela
⑨ Ronald Isley:This Song Is for You
⑩ 吾妻光良&The Swinging Boppers:Senior Bacchanals


次点
・TGT:Three King
・7 Days of Funk
・Georgia Anne Muldrow:Lighthouse

1年後どころか1週間後にはランキングが変わっているかもしれないけど、
今日の時点ではこの順位かな?
2013年、新譜はあまり聴いていないけれど、
私の元に届けられた音楽の中に、ファンクだったりソウルだったりの
未来を築いていくれそうなものがチラホラみえて、
こうやって改めて振り返ると少し嬉しい気持ちも。

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1位は順当過ぎる気もするが、モネイちゃんで文句なし。
前作の方が良いという意見も目にしたが、そんなことはない。
アウトプットがすっきりして、間口がひろくなっただけ。
ファンカティアーの未来を大きく切り広げてくれることを期待します。
でもって、日本盤も出たことだし、なんとか来年中の来日を!

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あまりにも『Voodoo』で冒険心に欠けている気がするホセさんですが、
でも冷静に聴き直すと、やはり良いものは良いということで、
素直に評価したい。
クリス・デイヴとパラディーノのコンビネーションの深化にも
来年は期待したい。(というか、Dの新作は一体どうなっとンのじゃ?)

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エイドリアン・ヤングの作りだす殺気に満ち溢れた音、
それに対峙するゴーストフェイスの抑制の効いた(時々効かない)フロウ。
今年聴いた中で一番ヒリヒリしました。
続編を期待するとともに、ヤングにはソウル・シンガー、
例えばスモーキーとかアル・グリーンとか、そういうメロウなシンガーと
是非共闘してほしいものだ。

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レ・ジットは各紙Q、各媒体で絶賛の嵐だけど、それも当然の内容。
歌いっぷりはもちろん、音の作りも良い意味でスマートで驚きました。
今後もコンスタントに新作を発表してもらえると言うこと無し!

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デイム・ファンクは不勉強だったもので、今年初めて聴いたのだが、
たしかにファンクの未来を託していい一人だと思った。
今年一番の発見かもしれない!
スヌープ、グラディスとベテランの活かし方が凄すぎる。
特にアーリントンとのコラボは地味と言えば地味だが、
スレイヴと完全に地続きなのに、スレイヴのどの曲とも全く違うというのが、
実にイカしている。
リズム、特にベースライン(音色を含む)の組み立ての物凄さは特筆ものだ。

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パンチは先日観たライブの印象が強力すぎて、やや贔屓したしまったかな。
でも、確かな演奏力と豊かな妄想力と実行力が凝縮した名盤だと思う。
聴けば聴くほど、味わいが増してくる。
来年はこのオウケストラのライブを最低4回は観たい!

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年末ぎりぎりにグラディス・ナイト。
新作が出ていたとは全く気がつかなかったのだ。
流石にまだ聴き込めていないけど、前作に引き続きこれは傑作。
グラディスのソウル~R&B系の作品では過去20年の中でも最高傑作?かも。
(というか、過去10年、ほとんど出していないしね)
次回作にはデイム・ファンクを3曲、ゆかりの深いR.ケリーで5曲、
サディークで5曲、ケムで3曲、お願いしたいと勝手にお願いしてみる。
(想像すると鼻血が出そう。)

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レッド・ホット・シリーズの最新作はフェラ・トリビュートの第2弾。
メンツはグッと地味になったし、全く騒がれなかったけど、
バラエティに富んだ作りはなかなか面白い。
1曲ずつしっかり聴きこむと、私なんかは興奮してしまうのだけどね。
年末のアンチバラスのライブに行きそびれたのは痛恨の極み。
(ザ・ルーツも行きそびれたけど)

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今年観たライブでも屈指の出来だったケムが製作した曲が圧巻だった
ロンの叔父貴な訳ですが、若造には負けん!と流石の貫禄ぶり。
全盛期に比べればそりゃ声の艶も落ちている訳ですけど、
大事なことは心意気なのだと、60年近くになるキャリアが背中で語りました。
でも、次回は全曲ケムに任せてみてはいかがでしょう?伯父貴どの。

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最後の1枚は吾妻さんの新作。
はっきり言って大好きなのだが、知っている曲が多かったというか、
ようやくあの曲を音盤化ということで、インパクトがやや弱かったから、
この位置になっちゃいました。
社会人バンド(ですよね)なので、メンバーには早くもっと歳を取って
つまり早く定年になってもらい、バシバシ活動してほしい、と。
普通のバンドだと、歳を取ることを恐れるもんなんですけどね。

次点は、おとこ臭すぎてむせかえるTGT、
ハードコアすぎて収拾がつかないマルドロウ姐さん、
スティーヴ・アーリントンを優先したために涙をのんだ
スヌープジラとデイム・ファンクとのコラボ作あたりかな。

期待していたグラスパーの新作は良く出来ているけど、
心の引っかかるものがなく、残念でした。
ケリス師匠の黒パンティーはまだ聴いていません。来年に回します。
そういえば、クリセット・ミッシェルもまだだな。

年々質が向上しまくるミックステープやダウンロードものは、
基本的に無料のものだけ。
良く聴いたのはこの辺り。

◎ Chris Turner:LOVEElife Is A Challenge
◎ Jay Electronica:The Complete Discography (May, 2013)
◎ Busta Rhymes &Q-Tip:The Abstract & The Dragon
◎ Mandrill:1974
◎ Lord Finesse (The Underboss):Live From Tokyo
◎ Anthony Hamilton:Soul EP


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時代も年代もバラバラ。アップされたのも多分今年でないものが多いかも。
クリス・ターナーとジェイ・エレクトリカが個人的な2強。
クリス・ターナーはフィジカルなブツになっていれば、上のベスト10は確実。
この辺は謎の千里眼として有名なキープ・クール・フールさん情報。
なかなか作品が発表出来ないことに業を煮やしてこれまでの録音や客演を
一気にアップしたジェイ・エレクトリカ。
猛烈にありがたく思ったのも事実ですが、そうせざるを得ない今の音楽界に
複雑な心境となったのも事実。(でも嬉しかった。)
Funkitにはもっともっと過去の音源を蔵出ししてほしいなぁ。
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そんな訳で、今年度印象深かった、ありがたいものを色々。

【小説、自伝、新書】
・晴子情歌
・ギル・スコット・ヘロン自伝
・マネーボール
・あんじゅう
・解錠師
・里山資本主義
・善人長屋
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圧倒的な高村薫、凄すぎた。

【舞台、その他】
・今の私にカバンを詰めて
・SUMURAI挽歌III~ラストサムライCode.J
・フットルース
・ライブ! 9条どうでしょう
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姐さんの凄いのも当たり前。ブラザGも素晴らしかった!

【映画、映像】
・Into Darkness
・Iron Fists
・燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘
・TOKYO STORY 小錦vsデイブ・リー・ロス
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この映画のおかげで我が家には俄かにスタートレックが大ブーム。

【ライブ】
・ケム
・カサンドラ・ウィルソン
・パンチの効いたオウケストラ
・KIKI BAND ワークショップ
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いずれも最高だった!
結果的にベースのヘッドで殴ってしまった梅津さんの頭部が心配だ。


星になった人達もたくさんいるのが悲しい。
シュガーフット、ドナルド・バード、ブギー、リチャード・ストリート、
三國連太郎、マーヴィン・ジュニア、エルモア・レナード、ボビー・ブランド、
やなせたかし、そしてネルソン・マンデーラ。
世の中に必要とされる人がなぜ先に召されてしまうのか?


さて、感謝しなければいけない人もたくさん。

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プリーチャー、ケンドリックス、ノブードゥー、マシーン、ボン兄、
貴方達は最高だ!Here Comes Voodoo Lotus!
あと、これは大事だ!はなちゃん、生誕おめでとう!
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58兄さん、スミエ姐、ランチ姐、A太郎さん、色々ご迷惑をかけています。
アサカ兄、一緒に演奏出来て楽しかったよ。
ミスターP、メガトン剛田サン!久しぶりの邂逅最高!
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M.A.さん、ヒロム君、hideさん。色々お世話になりました。
まず、ブログを読んでくれた人、つたない文章で済みません。
もう少しどうかしたモノが書けたらいいんですが。

そして、家族のみんな。一年ありがとうね!
わがままな私でごめんなさい!
みんなのおかげで私は楽しく過ごしております。
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暗愚な宰相でどんどん駄目になる一年でしたけど、
来年はもっと良くなると良いですね!
それでは良いお年を!
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by zhimuqing | 2013-12-31 23:59 | U GOTTA FRIEND | Comments(3)

今年のラスト1発!

そんな訳で、アサカ師匠とクール・ボンの兄貴に誘われて、年末にライブ。
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やり慣れないロックというものを演奏しましたが、
体に染みついたリズムではなく、BPMが早いので、
ベースとしての旨みを十分に出すことが出来ない等、
色々と難しいところもありましたが、
楽しかったので、いいのではないでしょうか?
(でも、もっともっと上手く演れたはずだと、悔しい気持ちがまさるかな)
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途中からケンドリックス君も乱入したし、ドラムはボン兄だしで、
まあ、馴染みのメンツというか仲間に随分助けられましたね。
やっぱり精進が必要ですな。
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ということで、今年はライブを一杯やれたけど、これで打ち止め。
来年は色々ありそうなんで、数は多少絞ることになると思うけど、
また充実したバンド生活がおくれたらいいなぁ、と思いつつ、
お世話になった皆様に感謝感謝の一文字ですね。いや、二文字だな。
皆様、大変お世話になりました!
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それにしてもライブの中の私の写真、ぶれてないものが一枚も無い。

The Freeks
2013年12月30日(月) 船橋ROOTS 

アサカ:ヴォーカル、ギター
マサル:ギター
ボン:ドラム
マゴノシーン:ベイスとひやかし

ゲスト:ケンドリックス

① T.V. Eye
② Talking About You
③ Bitch with ケンドリックス
④ Route 66
⑤ Big Gun

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みんな大好き、アサカさん。お疲れ様。
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by zhimuqing | 2013-12-30 23:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(2)

やはり凄いな、この人は

なんとグラディス・ナイトが新作を出していたとは
全く気付かなかった。しかもかなり良い!
林剛さんがFacebookで紹介していたので初めて気づいた次第。
やはり実店舗にも顔を出さないと、気付かずに終わってしまうものが
多くなってしまうのかもしれない。
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2006年に出た≪Before Me≫は割とスルーされたが、実は大名盤で、
この7年間愛聴してきたので、新作発表はちょっとしたニュース。
しかもこの新作≪Another Journey≫は5曲をレオン・シルヴァーズが
プロデュースしているのだけど、これがまた良い。
数年前のエンダンビでも本当に良い仕事ぶりだったのだけど、
レオン・シルヴァーズ、昔のソーラー時代よりも、
もしかしたら今の方が個人的に好みかもしれないな。

1曲目の”Old School”はなんとデイム・ファンクが演奏していて、
余り強調される事は無いけど、グラディスの類まれなリズム感が
バシバシ前面に出ていて、もう掴みは完璧だ。
林剛さんが言うように、デイム・ファンクにはこのままクエストラブのように、
偉人やレジェンド復活の必殺仕事請負人として活躍してほしいですね。
今年のMVPの一人かも知れないですね。
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再来日、激しく希望!

シルヴァーズとの曲は5曲あるが、2曲ほどある流行りの音に追随した曲は
大成功とは正直言えないけど、もう少し練った方が良かったかな。
グラディスも作曲に絡んだ8曲目の”I Who Have Nothing”はリミックス。
元の曲はもっと違うものだったのかもしれないけど。
(というか元のヴァージョンが聞きたい)
この手の流行りの音だったら、もっとリズムの重心を落として、
歌のグルーヴがリズムのコーナーを突くラストの”Searching…”なんかのほうが
ずっとかっこいいかな。

半分以上を占めるメロウな曲、これはもうグラディス・ナイトが
完全制圧するフィールドなので、慈愛に満ち満ちた歌世界にただ浸るのみ。
やはり実力ある人は素晴らしい。
その説得力たるや、スクリーンでのウーピー・ゴールドバーグと双璧だ。
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でも、やはり白眉はデイム・ファンクとの”Old School”だな。
ブギーだし、コーラスの付け方にはジェラルド・リヴァートの空気も感じる。
至福の4分17秒。連続20回聴いてもまだ満足できない感じだな。

そんなわけで、グラディス・ナイトだったら、このレベルは当たり前と
言う人もいるかもしれないけど、じゃあ果たして現存するシンガーで
このレベルの歌世界を築く事が出来る人がどれくらいいるか?と言えば、
ほとんどいないのでは?
贅沢は言わないので、2年に1枚、新作を出してくれさえすれば、
私は満足です。いや、それでは満足できないな。やはり生で見たい。
誰か日本に呼んでくれー!!
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by zhimuqing | 2013-12-29 01:56 | Funkentelechy | Comments(0)

あまり役に立たなそうなもろもろ

実家にとりあえず1日だけ帰省中。

いろいろ置いてあるレコードを整理しなさい、あんたもいい歳なんだから!と言われ、
引っ張り出して物色中。
ほとんどが高校生の時分になけなしの小遣いをはたいて買ったものだが、
あまり使えそうにないものがほとんどなのが、悔しい所だ。

高校生の頃、一番はまっていたプリンスは12インチが色々と。
80年代のプリンスはシングルのB面にNOT ON LP の曲が多く、
これは買っておかねば!と購入していたのですが、
その数年後にベスト盤という形でほとんどCD化されるとは思いもよらなかったな。
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近所のレンタル屋でのレンタル落ちの7インチもちらほら。
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な、懐かしすぎる。この辺はLPに入っているものがほとんど。
ショッカデリカのみLP未収録だけど、3枚組ベストに収録済み。

当然のことながら、粋がって背伸びしてブートも買ったが、
これがまた劣悪なプレス。溝が浅くて、すぐ針飛びする代物。
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次の時代はこいつらだと思って、12インチを買っていたが、
今となってはすっかり疎遠になってしまったブツ。
当時はかっこよかったのだが。
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今でも使えそうなブツは大学の頃に買ったものだな。
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リトル・ロイヤル、どこに行ったか探していたのだ。
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この辺はCDでも持っているので重複だな。

これは実に使えるのだが、レーザーディスクのプレイヤーがないので、
まったく役に立たない。今の若い人は知らないだろうな、LD。
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サイン入りのブツは人生の思い出として大事なものだ。
(実はほろ苦かったりするけれども)
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レンー・ホワイト、これは26ぐらいの頃のほろ苦。
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テイク6、これは19のほろ苦。

むしろ母親のブツのほうが使えるな。ありがたく貰っておきます。
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by zhimuqing | 2013-12-29 00:43 | BOP GUN | Comments(2)

ダンディズムに憧れるのだが

さて、ようやく今年の仕事が終わりましたよ。これから楽しい冬休み!
ということで?先日(と言ってもちょっと前だが)に大量に再発されたモータウンから、
チャック・ジャクスンの2枚を購入。
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はっきり言って、かっこいい!
チャック・ジャクスン、男前過ぎる!
ミスター・エヴリシングという別名は伊達ではないな。
任侠映画が激しく似合いそうなルックスも最高だが、
渋みとか苦みとか、そういうダンディズムの構成物質で満たされた声自体が
もうたまりませんね。
この声を聴いたバカラックがほれ込み、わざわざジャクスンの当時所属していた
ワンド・レーベルまで自作曲を持って行ったというのも頷ける話だ。
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モータウンでの1枚目≪Arrives!≫はモータウン総出での豪華すぎる布陣。
作曲陣にはゴーディー御大、スモーキー、H=D=H、ジョー・ハンター、
ノーマン、シルヴィア・モイ、スティーヴィー、コーネリアス・グラント、
ウィザースプーン、アル・クリーヴランドまで、錚々たるメンツ。
69年の2枚目≪Goin’ Back To≫ではメンツはやや地味になって、
全体の勢いでは1枚目に軍配が上がるかな。
でも、これもなかなかの名盤。
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モータウンのガイド本なんかでもほとんど紹介されないけど、
1000円で買える名盤として聞き継がれてほしいものだ。

豪放一途な節回し、苦み走った声、いつもよりややアーシーな演奏。
モータウンで他になかなか無いこの組み合わせはとても得難い。
解説には、モータウンの意識した曲では、ややくどいか?と書かれているし、
本人もモータウン時代にあてがわれた曲は自分にフィットしていなかったと
言っていたようなのだけど(モータウン・シングル集のブックレットより)、
まあ、そういう持ち味だということで、全然OKというか、最高なのでは?
もっとも私は全盛期と言われるワンダ時代の音を聴いていないので、
性急な判断は置いておきましょう。
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モータウンでの1枚目が発売されたのが68年なので、
当時31歳。うーむ、今の私よりも一回り近く若いのに、この貫禄。
自分とのあまりの違いに愕然としますが、そもそも比べること自体に
無理があるというか、ミスター・エヴリシングに失礼な話ですよね。
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実は本日で私の生誕42周年!
全く凄いことですね、自分でも信じられない。

41歳はこれまでで一番ライブをやることも出来たし、
スタジオに入った回数もこれまでで一番多かったということで、
なかなか充実した1年だったような気がしますね。

ということで、42周年が始まる今日から1年は
未知の世界を探索して、新しいファンクネスとグルーヴを求め、
果敢に航海していきたいと思いますね。
なんとか、チャック・ジャクスンの渋さの10分の1でも自分の物に出来るといいのだが。
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ジャクスン並みの渋さやダンディズムを得られなくても、
せめてこのライオネル・リッチーのTシャツぐらいにファンクネスが効いてくれれば
いいのだけどね。
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by zhimuqing | 2013-12-28 00:28 | Change! | Comments(0)

Mama said knock you out

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そういえば、中学の頃によく見た光景。
馬鹿で目立たない中途半端なカッコつけが不良に憧れて
馬鹿な振る舞いを行うも、周囲のクラスメートから総スカンを食らっている図。
周りのいけてない仲間に唆されて、自分の行動が大受けすると
勘違いして滑りまくる絵。

United States is disappointed that Japan's leadership has taken
an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors.


この声明は凄いね。よく言ってくれた!
同盟国の首脳に対して、こんな言葉があるのかと驚くと同時に、
そうか、同盟国でなく、属国だからなと思ったりもするけど、
このカウンターパンチは完全ノックアウトものでしょう!
やはりパンチはカウンターが一番!破壊力がちがう。
ずっとガイアツは大嫌いだったのだけど、
日本は外からしか変わらないのかも。

日本の国民としては恥ずかしい限りだが、
結果としては良かったのかもね。
色々のことがはっきりと衆人の目にさらされたこと。
アベシンゾウが馬鹿だってことじゃないですよ。
そんなこと、世界中の誰もが随分前からみんな知っている。

数年前から欧米のメディアから批判されているように、
おかしくなっているのは中国や韓国ではなく、アベであること。
戦争の危機を煽って戦争を仕掛けようとしているのは日本の政府である事が
はっきりしたこと。

何かあれば、台湾やロシアはもちろん、
アメリカ様もEUも日本を助けてくれたりなんかしないことが
誰の目にも明らかになったこと。
国際社会が足並みを完全に揃えて一致していること。
アメリカがあのような声明を即日出すことの意味。

こうなったら、期待するしかないな、滑り落ちる図。
無能だからヒロイックな気持ちになって盛り上がっているかもしれないけど、
それはそれで楽しみかもしれない。
中途半端にもの分かりよくなったりするなよ。
周りの馬鹿もみんなあぶり出さないといけないからね。
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Mama said knock you out (HUUUH!!!)
I'm gonna knock you out (HUUUH!!!)
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by zhimuqing | 2013-12-27 19:23 | Make Me Wanna Holler | Comments(5)

ドラゴンとアブストラクト

ちょっと前にQティップとバスタ・ライムスが出したミックステープは
基本的にATCQやソロ作での共演をピックアップしたものに
新曲を加えたものだけど、それでも無料というのは素晴らしい!
ティップが絡んだ曲はさすがにリズムのダイナミズムの付け方、
符割りだけでなく、音の質感も含めて、が素晴らしく、
ああ、この音が好きで良かった沁々と感じ入る訳ですね。
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それにしても、2MCの名コンビが数あるヒップホップ界、
Qティップとバスタ・ライムスだけでなく、私の思い付く中でも、
ファイフ、タリブ・クウェリとモス・デフ、アンドレとビッグボイ、
あとはレッドマンとメソッドマン、レイクウォンとゴーストフェイスなんかが
すぐ浮かびますが、そんな中でもQティップとバスタ・ライムスの
コンビネーションは群を抜いているのではないか?
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リズムを自在に乗りこなし滑らかな滑空を見せつけるティップ、
空間の伸縮と凝縮と爆発を自在に操るバスタ。
そのフロウや声質の違いと組み合わせ、互いの対比の魅せ方に至るまで、
ここまでお互いの強みを活かしあうコンビも珍しい。

ソウル界で見渡すと、古くはデイヴィッド・ラフィンとケンドリックス、
デルズのマーヴィン・ジュニアとジョニー・カーター、
最近だとKCとジョジョのヘイリー兄弟なんかが即座に浮かびますが、
お互いの長所を組み合わせて、凄味が引き出されるとなれば、
男女の組み合わせだけど、マーヴィンとタミー・テレルなのかな。
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あと、やや反則気味だが、器は違うがマイルスとコルトレーン、
もしくはパーカーとガレスピー、このクラスになってしまうと、
流石にティップとバスタ組と言えど、ちょっと比べるのは問題があるな。
そんなこんなを考えていると、なんだかキン肉マンの超人タッグを
思い出したりもするのですが、ちなみにあのシリーズでは
モンゴルマンとバッファローマンのコンビが好きでした。
ま、どうでもいい話ですけどね。
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そんな感じで、話を戻すと、ティップとバスタ、
二人とも新作を準備しているとのことなので、
バスタの体型が大幅に変わっていて昔のヒップさがなくなってしまっても、
ティップの完璧主義でいつまでも新作が出来そうになくても、
なんというか、来年の発表がとても楽しみですね。
ティップには是非ともサディークとDとのコラボを、
バスタにはモスデフの1stで魅せたような、ああいう凄いのをお願いしたいです。
あ、そうそう、どこかのDさんみたいに出る出る詐欺だけはやめといてね。

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それにしてもバスタの変わりようにはグウの音も出ない。
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このころは最高だったのだが。
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by zhimuqing | 2013-12-25 22:28 | On The Corner | Comments(0)

ということで、クリスマスなのだ

そんな訳でクリスマスの夜ですね。

私は先日のライブやった翌日、マンションの組合での掃除で
またもや腰を痛めて、よたよた歩いているのですが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

クリスマスと言えば、クリスチャンでもない我が家では
まず何はともあれJBを聴くというのが大事。
毎年このタイミングしか聴くことが無いクリスマス・アルバムですが、
JBのクリスマスはやはり本質が出るのか猛烈にブルージー。
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個人的に好きなのは66年のアルバムだけど、68年の2枚目もいいね。
≪A Soulful Christmas≫というタイトルに偽りなし。
オープニングの曲が”Santa Claus Go Straight To The Ghetto”で、
7曲目には必殺の”Say It Loud – I’m Black And Proud ”、
9曲目が”Let’s Unite The Whole World At Christmas”、
〆を飾るのが、”Santa Claus Gave Me A Brand New Start”。
やはりJBは偉大だなと思うことしばし。

さて、JB、ジャクソン5、ラサーン・パタースン、フェイス・エヴァンスが
我が家でのクリスマス・アルバムの定番なんですが、
今年ようやく買ったケムのクリスマス・アルバムもいいですね。
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昨年発売されたもののデラックス版として先月出たものですが、
このタイミングをずらしてのデラックス版、基本的に商法としては
好きではないのだが、ケムの場合は新録、しかも豪華なゲスト入りとなると、
昨年買っていなかった私としては、逆にありがたいてなもんだ。

オリジナルも定番曲もどれもケムの色に染められていて素晴らしい。
個人的にはケムにハマったのは今年の正月明けだったこともあり、
ケムと今の空気感(温度)がぴったり合うのも、いいですな。
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あまり冒険出来ないこの手の曲やアルバムなので、凡庸な歌手がカバーすると、
けばけばしいものになってしまうことが多いのだが、
その点、メロディーとリズムと歌詞を慈しむかのように細部まで磨き上げる
ケムのスタイルは、聴き手の琴線を丁寧に撫でていくようで、
色々いい気持ちになるのだ。
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来日したメンバーと重なるバンドの演奏もやはり良いですね。
ランディ・ボウランド、アル・ターナー、ロン・オーティス、一騎当千だ。
製作はレックス・ライダウト!だし、アレンジには達人ポール・ライザーも。
あと、ロナルド・アイズレーのアルバムでも感じたが、
ケムはデュエット相手の味を引き出すのが滅法うまい。
レディシもパティ・ラベルも再登場のロナルドもみんな実に生き生きしている。
スタジオ作では実力に応じたアルバムがあまりない様な気もするパティ・ラベルは
是非ともケムにプロデュースを依頼してもらいたいものだ。

さて、そんなこんなでクリスマスの夜は更けていくのですが、
寝ようと思ったら、サンタはカム・ストレイト・トゥ・我が家だったようで、
子供達の元にプレゼントが置いていましたよ。
明日の朝が楽しみだ。
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何故か、最近マグロのぬいぐるみをこよなく愛する我が息子。
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うっかり気がつかなかったが、サンタは確かこんな感じだったような。
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by zhimuqing | 2013-12-25 00:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)

1967年の120曲から27曲を選んでみる

発売年度別にモータウンのシングルを厳選して
1枚のCDに収めようという、ごく一部で好評な試みの第4弾。
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またまた前回より半年のブランクを経て、ようやく1967年のリストを完成。
全盛期の65年~66年に比べると、やや空気が変わって来ていることが
まとめて聴いてみると良く分かります。
もちろん、67年にはデトロイトで暴動があり、テンプスのオーティスはインタビューで
あの暴動でそれまであった何かが変わってしまったと言っているのですが。
そこに表れた音楽を聴いてみると、一言で言えばファンキーな音への変遷。
付属の7インチシングルがスティーヴィーの”I Was Made To Love Her”なのも、
よく頷ける、というか、Hip-O Selectは流石に良く分かっている。

とりあえず、相変わらず個人的な趣味を爆発させたチョイスを
ここで披露させていただきましょう。
あの曲がない!とか、俺の好きなあの曲を選ばないのは
センス皆無だとか、そういう批判は完全に無視させていただきます。

1. Jr. Walker And the All Stars:Pucker Up Buttercup
2. Shorty Long:Chantilly Lace
3. Smokey Robinson & the Miracles
:The Love I Saw In You Was Just A Mirage
4. The Four Tops:Bernadette
5. Jimmy Ruffin:World So Wide Nowhere To Hide (From Your Heart)
6. Gladys Knight & the Pips:Take Me In Your Arms And Love Me
7. The Supremes:The Happening
8. The Temptations:All I Need
9. Marvin Gaye & Tammi Terrell:Ain't No Mountain High Enough
10. The Four Tops:I'll Turn To Stone

11. Stevie Wonder:I Was Made To Love Her
12. Smokey Robinson & the Miracles:More Love
13. The Elgins:It's Been A Long Long Time
14. The Temptations:You're My Everything
15. Brenda Holloway:You've Made Me So Very Happy
16. Marvin Gaye & Tammi Terrell:Your Precious Love
17. The Four Tops:You Keep Running Away
18. Stevie Wonder:I'm Wondering
19. The Temptations:(Loneliness Made Me Realize) It's You That I Need
20. Gladys Knight & the Pips:I Heard It Through The Grapevine

21. Edwin Starr:I Want My Baby Back
22. Smokey Robinson & the Miracles:I Second That Emotion
23. Martha Reeves & the Vandellas:Honey Chile
24. Jr. Walker and the All Stars:Come See About Me
25. The Temptations:I Wish It Would Rain
26. Marvin Gaye:You
27. Marvin Gaye:At Last (I Found A Love)


音としての勢いは申し分なしで、まだまだ全盛期の真っ盛りといっても
宇宙の隅々から賞賛されそうなレベルです。
コメントとしては、奇跡的に素晴らしいの一言です。
テムプスとマーヴィンが4曲ずつで最多。
製作陣だと、H=D=H関連が5曲、ハービー・フークワとジョニー・ブリストルが5曲、
絶好調のノーマン・ウィットフィールドが6曲。
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こちらはノーマンとバレット・ストロング

音や歌としての変化といえば、一気にファンク度が増している。
外に目を向けると、JBがファンク革命を行っているのがまさにこの時期。
“Bring it up”が67年1月、” Let yourself go”が4月、
問答無用の“Cold sweat”が7月、”I got the feelin’”が翌年3月。
スライ・ストーンが”Dance to the music”でデビューしたのも67年。
そう考えると、時代を牽引する音がヒッツヴィルから外部へ移動したのが、
この年かもしれないですね。

同時に、モータウンの面子にも大きな変化が現れたのがこの年ですね。
H=D=Hやシュープリームスがフローレンス・バラードが上層部と待遇で揉めて去り、
ずっと冷遇されていた西海岸在住のブレンダ・ハロウェイがベリー・ゴーディーに
末尾に“I’ll always love Motown and you”と書いた手紙を置いて去り、
これまた実力に見合ったプッシュをされなかったエルジンズは解散、
ジョー・スタブスからデニス・エドワーズにリードが変わったコントゥアーズも
67年のシングルがモータウンでの最後のシングルになる等、
なんだか寂しいというかやや陰のある逸話が目に付くのも、
過渡期に入りつつことの表れかなと。
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ブレンダ・ハロウェイ。時代が少し前か後ろにずれていたら、
もっともっと売れて大スターになっていただろうに。


とはいえ、新陳代謝が進むと良いことも当然あるわけで、
まずは新顔で目を惹くのは、なんと言ってもアシュフォード&シンプソン。
いきなり大名曲を連発。なんともフレッシュ!でロウ・ライク・スシ!
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こちらは垢ぬける前のアシュフォード&シンプソン。
でもいい味出している。


そして、そのおしどりコンビが持ってきた”Ain't No …”に小躍りして喜んだという
フークワとブリストルの仕事も大充実していて、これまた最高の一言。
テンプスのバンドのギタリストでバンド・マスターのコーネリアス・グラントと
その友人のロジャー・ペンザベンのコンビもいい仕事ぶり。
そして、ノーマン・ウィットフィールドとバレット・ストロングのタッグが
いよいよ本格活動というタイミング。
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テンプスに熱烈指導を行うフークアさん(立っている人)
やる気に溢れるオーティス(右から2番目)とラフィン(3番目)の対比が面白い。
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バンドマスター、コーネリアスさんはひそかに右端に写っていますね。

しかもファンク・ブラザーズのアルバイトに怒ったゴーディーが
ゴールドマイン、リック・ティック・レーベルを買収したので
エドウィン・スターやファンタスティック・フォー等の素晴らしいシンガーが入社。
歌手の陣容が厚くなったというか、ディープな人も増えてきており、
そういう意味ではより強化されている。
ジュニア・ウォーカーとフークワ=ブリストルとのコラボも絶好調だし。
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更に、ついにスティーヴィーも変声期が終わり、ファンキーに開花。
この時期の代表曲、“I Was Made To Love Her ”は
この後、体調が悪化して以前のように叩けなくなるベンジャミンと
もう少し好調が続くジェマーソンのコンビの有終の美。
この少し後に録音したグラディスの"悲しい噂"では、 
もう既にベンジャミンはドラムをまともに叩くことが出来ず、ハイハットを叩いているだけで、
メインのリズムはユリエル・ジョーンズが叩いているらしい。
もう一曲選んだスティービーの” I'm Wondering”はあまり有名ではないけど、
ハーモニカが効きまくるし、歌に込められたファンクネスが濃厚な隠れた名曲。
(この後、もっと濃度が濃くなっていくのですけどね)
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でも、もっと凄いのはマーヴィン・ゲイ!
66年はやや不調気味だったマーヴィンだが、タミー・テレルとのデュオで目覚めたのか、
ボルテージが一気に最高潮に達している。
続く68年ぐらいまでがマーヴィンの人生の中でも最もファンキーな時期ですね。
タミーとのコンビはもうこれは史上最高の男女デュオで、
これを上回る組み合わせは出てこないでしょうね。
(とはいえ、あくまでも歌っている間だけの仲ですけれども)
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対する?ディヴィッド・ラフィンはテンプス最後の年。
名曲揃いのテンプス時代の最後を飾る“All I Need”、
“You're My Everything”、“I Wish It Would Rain”の3連発。
エディ・ケンドリックスとのコンビもこれまた史上最高峰のコンビだし、
というより、この5人のバランスが史上最高なので、
もう少し曲を残してくれていたら良かったのですけどね。
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当時最新鋭のヴィデオで自分たちの振り付けを確認するテムプス。
これはいい写真だ。


と、まあ、そんなわけで、さらに続くモータウンの探求。
次は63年をやるか、それとも68年にするか、なかなか迷うところですね。
さてどうしよう。



ちなみにスモーキー・ロビンソンの大名曲"More Love"は
奥さんのクローデットに捧げたスモーキー史上もっとも個人的な曲。
ふとした時に聞いてしまうと、胸がかきむしられそうになりますね。
何度も流産してしまい、子供が出来なくて御免なさいと落ち込むクローデットに
「何度生き返ってもキミの悲しみを拭い、励まし、守る」と告げた曲。

I'll always belong only to you
Each day I'll be living to make sure
I'm giving you more love and more joy
Than age or time could ever destroy
My love will be so solid
It would take a hundred lifetimes
To live it down, wear it down, tear it down
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by zhimuqing | 2013-12-23 08:28 | Funkentelechy | Comments(0)

航海は続くのだ。ありがとう!

そういうわけで、Soomy & the Dopesのライブ無事終了。
寒い中、しかも連休のさなか、わざわざ新橋まで足を延ばしていただいた皆様、
ありがとうございました。
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今回の個人的な隠れテーマは『脱力』。
やり気が無いではなくて、筋力を出来る限り使わずに、
伝説の武道家植芝盛平の言葉のように
淀みの元となる不要な力みを排して、スナップの効いた軽み、
まあ言ってみれば、空気投げの様なものを体現したかったのですね。
自分の力を使わず、バンドメンバーのパワーを使って(流用して)、
グルーヴを引き出す、みたいな。
まあ、凡人の私がそんな伝説レベルに達することが出来るはずもありません。
リハの時は比較的上手くいっていたような気もしたのですが、
あれも錯覚だったことが今では分かっているのですが、
当然本番ではもっといけてませんでした、はい。
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まあ、とはいえ対バンの方に骨がないみたいと言われたし、
私としても楽しく出来たので、まあ良かったのではないでしょうかね。
ちなみにこの日出た3番目のバンドのリーダーは剛腕テクニカルスラッパーで
これがまあ、本当に見たことのないレベルの爆裂ぶり。
お互い目指しているところが全く違うとはいえ、同じベーシストとして、
ああいうのを見せられると、ああ、出番が前で良かったと
ひそかに胸をなでおろしたのでありますね。
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SOOMY THE DOPE
2013年12月21日 新橋ZZ

Vo:SOOMY
G:プリーチャー
Ba:マゴノシーン
Ds:A太郎


① Look-Ka-Py-Py (The Meters)
② Hard To Handle (Otis Redding)
③ A La Modeliste (Erykah Badu)
④ Havana Candy (Patti Austin)
⑤ Superstition (Stevie Wonder)
⑥ Somebody’s On Your Case (Ann Peebles)
⑦ I Feel Good (I Got You) (James Brown)
⑧ Shake (Otis Redding)



さて、話は唐突なのだが、公私にわたる諸事情があり、
この素晴らしいバンド、Soomy & The Dopesでありますが、
今回を持って私は離脱させてもらうことになりました。
離脱してしまうと、後で後悔することは間違いないと思うのですが、
色々と事情がありますのでね。
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素晴らしいメンツが揃っているこのバンド、
新ベーシストを探して、航海を続けるとのことで、
バンド創設に関わっている私としては、私を物凄く後悔させるような
凄いバンドに育ってほしいと思っているですね。
他のベースが入ると、どんな音になるのか、すごく楽しみだし。
ということで、メンバーの皆さま、関係者の皆様、大変お世話になりました。
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by zhimuqing | 2013-12-22 22:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)