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こいつも期待できそうだ!

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RZAが監督と主演の映画『The Man With The Iron Fists』、
タランティーノ・プレゼンツらしい。
どうもしっかりとした(いや、してないかも、いや絶対していない)映画らしく、
あの幻の名作『Wu-Tang Vs. The Golden Phoenix』程のヘッポコ感は
望めないだろうが、脚本にはしっかりとRZAが絡んでいるので、
個人的には、これは大層期待したくなるものだ。



実は結構お気に入りの劉玉玲が活躍しているようだし、
ラッセル・クロウとRZAの組み合わせは『アメリカン・ギャングスター』だし、
なんといっても、古代の力を利用して、鍛冶屋が人間兵器に変身するという、
その何とも言えない感じが、いいではないか!
映画マニアには受けなさそうだけど、私の友人諸氏には激賞されそうな予感。
11月アメリカ公開、日本は来春ぐらいかな?
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劉玉玲(ルーシー・リュー)は先ほど金メダルを取った松本薫にやや似ている。
松本薫もカンフー系に進んでみたらどうだろうか?
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by zhimuqing | 2012-07-31 01:28 | KUNG FU MEETS THE DR | Comments(0)

凄いとか素晴らしいとか言わないでくれ

ヨメコドモが実家に帰省しているので、誰もいない家に帰ってきたのだが、
大変暑くて、いきなりぐったりです。
暑すぎたのか、それとも実家に帰省する前に追加した水が悪かったのか、
帰ってみると、家のドジョウもご臨終していて、
更にぐったりです。
後援会会長の巨額の不正疑惑が発覚した醜態なほうの自称泥鰌のほうが
まいっていたらよかったのに。

さて、世の中はロンドンのオリンピックで盛り上がっていますが、
私のほうはと言えば、同じロンドンでも、五輪じゃなくて、
ホームズのほうですね。
BSで放送された「SHERLOCK」の第2シーズンの1回目、
ようやく観ることが出来ました。
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これが実に期待をはるかに上回る出来。
練りに練られた脚本の素晴らしさは言わずもがな、
ホームズやその周りの頭の中を映し出すかのような演出も
相変わらず面白い。

凄いとか、素晴らしい等とは言わないでくれ、
いつも隣でワトソン君が言っているから、と
ホームズに言われてしまいそうだが、
やはり素晴らしいとしか言いようが無い。

カンバーバッチ、フリーマンの演技も最高だ。
吹き替えの声も良いのだけど、本物の声は多分もっといいのでしょうね。
やはりDVD買わないといけないのか?
個人的には第1話で登場したアドラー役のララ・パルバーも
大いに気になるところだ。
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逆転に次ぐ逆転となる登場人物間の駆け引きの中で
捻じ曲がる話が最後にはホームズの謎解きのように
見事にすっきりする流れも良いが、
随所にクスリと笑わせるウィット、これがまた良いのだ。
私の中のイギリス、ホームズのイメージにぴったりだ。
原作で色々疑われている(議論されている)事柄にも、
何気なく触れてしまう会話等、原作ファンへのサービスも忘れない。

第1話では、ホームズの兄マイクロフトがたくさん出てくるのも嬉しいが、
端々に頭脳明晰なことを匂わせる会話はあるものの、
期待したほどの活躍でなかったのが残念。
ホームズよりも頭がいいはずなのだが。

ということで、興奮冷めやらない中、明日の放送が楽しみだ。
録画の準備はOKだけど、当然22時からはテレビの前でかぶりつくしかないのだ。
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シャーロック!vs サイラー!!
シャーロックも大いに気になるところだが、
スタートレックの新作もいい加減、待ち遠しいぞ!
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by zhimuqing | 2012-07-28 23:28 | A Felicidade | Comments(1)

“真の救済”はあるのか

水俣病患者の救済を呼びかけたNHKのクローズアップ現代、
中国でも見ることが出来たのだが、久し振りにNHKの良心を見た思いだ。
社会格差(あえて貧困とは書かない)を訴えていた頃の
高い社会意識を感じさせる、素晴らしくも、やりきれない番組。

パーキンソン病をおして出演した石牟礼道子、
その言葉を真摯に受け止める国谷裕子、
その対話をほぼ編集無しで放送するスタッフ。

やはり、国谷裕子はNW9の某キャスターとは比べ物にならない。
番組スタッフを含め、現在のNHKに忸怩たる思いをしている人が
組織の中に本当は多いのだと思いたい。
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それにしても、病状でなく、書類上、地図上での区分けだけで、
救済策(しかも「最後の救済策」だという)を簡単に決める行政の考え方は
あまりに官僚的で温かさがまったく感じられない。
水俣対岸の天草の住民に対して、40年以上前に水俣近辺の魚を
多く食べていたと証明しろ、と言ったって、
そんなの証明出来るわけがないではないか?

80を超えた石牟礼道子がパーキンソン病を患いながら、
患者(多くは亡くなっている)から受け継いだ言葉として、
搾り出すように語りかけた言葉の重いこと。
一方で、環境庁としてコメントを出す細野豪志の言葉の軽いこと。

これを見ていると、数十年後の日本でもまったく同じようなことが
起こるのではないか?と。
ヨウ素による甲状腺がんが出ても簡単に因果関係を認定されないだろうし、
それ以外のがんやさまざまな疾患となると、因果関係が認められる可能性は
まず無いのでは?
政府、官僚の隠蔽体質は何も変わっていない。
泣き寝入り確実なのかも。
石牟礼道子の言葉の重みが増していく。
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東京に行ってみた、全国に行ってみたが、
日本という国はどこにもなかった

日本という国には、希望が最初から失われている。
希望というのは作り出さなければならない。
最低の希望とは、(お互いが)分かり合える努力を行うこと、

全部許すことにした。
日本、チッソ、差別した人。
許さないと苦しくてたまらない。
みんなの代わりに私達が病んでいると考えれば。
それで許す、だが忘れない。
日本人の代わりに病んでいる。
それは、大変罪なこと。

田舎の人の純朴な心、いいものを ずたずたにした。
今日も無事に生きた。明日も今日のように無事に生きたい。
そういう風に、特別に出世したい、とか考えもしない人たち
普通に生きている人達の行く末。
普通に生きている、というのは大事なこと。
(政府や省庁は)普通に生きることの大切さを意識して欲しい。

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by zhimuqing | 2012-07-26 22:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

GCもSSももっと頑張るように!

まずは音質、もっと正確には音響かな。
ドクター・ジョンに似つかわしいものになっている。
とりわけドラムとベースの音は素晴らしい。
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ドクター・ジョンの近作は常にアヴェレージを軽く越える出来ではあったのだが、
一つだけ気に入らなかったのがクリアー過ぎる音色。
妙にツルツルした肌触りがドクターの音楽、特にボトムの座り心地を悪くして、
ガンボの湿地帯へ心身共にじっくり浸るのを妨げていたと感じていただけに、
この音作りをしてくれただけで、OK!
ダン・オーバックさん、素晴らしい仕事ぶりだと評価してもいいのでは?非常感謝。
この音で、『デューク・エレガント』なんかを再録音してほしいものだ。

肝心の音楽も最高だ!
初期の『グリグリ」の頃のアシッドでサイケな音に戻ったという意見が多いようだが、
個人的にはむしろニューオリンズの魅力である「ごった煮」が全開になっていることが
一番のポイントだと思うのだ。
カリブ海の北の玄関口としてのニューオリンズ、
それもジム・ギャリソンに滅茶苦茶にされる前の酸いも甘いも噛み分けた
あの時代のニューオリンズがそのまま現在に繋がった理想郷を思わせる音像。
そういう意味では、現実と異境の境目がごちゃごちゃな『グリグリ』に
確かに近いものがあるといえるのだが。
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あの時代から続いてきた世界での、しかもヴードゥーの司祭ともなれば、
カリブからアフロへの道がそこに示されている訳で、
アフロなリズム、特にドラムが前面に出て来る曲は特にコーフンさせられる。
ベストはオリシャの神々を連呼する8曲目エレグアかな、現時点では。

全編で素晴らしいドラムとベースを演奏するのは、
Max WeissenfeldtとNick Novshon。(読み方が良く分からない)
Weissenfeldtはヘリオセトリックスやホワイトフィールド・ブラザーズのドラマー、
それを知ると、ああ成程成程と膝を連打、ここでの素晴らしいプレイも頷ける。
ベースはNovshonもアンチバラスとかで有名な人であるし、
今回のプロデュースにあたり、ダン・オーバックの人選は実に的確だ。

アタック音よりも低音の密度を重視したホーン使いも良いし、
コーラスも絶妙だし、なによりもドクターも元気一杯なのも良い!
収録曲が10曲と少なめなのも好感度高いですね。
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御大は71歳、オーバックからプロデュースの打診をされて、
ブラック・キーズってどんなんじゃい?って孫に聞いたらしいのだが、
グリグリとかガンボとかライトプレイスとかバック・トゥとかに匹敵する名作を
作り上げたのは大したもんだ。
GCとかSSももうひと踏ん張り見せて下さいよ!と脱線しつつ、
我が聖書の一つ、ドクターの自伝を再読している今日この頃なのでありました。
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by zhimuqing | 2012-07-25 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

家族サービスは難しい

今週、来週と中国やタイに出張に出るので、
クラゲが出る前のこの時期、子供達と海水浴に行こう!ということで、
金曜の夜中に発作的に海水浴に出かけることに決めたのであります。
日曜だったら天気も回復しているだろうし。

といっても、3年前に行った館山はもう一つだったし、
子供を持つ身としては、諸事情により外房とか茨城は避けておきたい。
少し足を伸ばして伊豆半島にしてみようではないか!ということで、
下田とか南伊豆まで行く時間もないので、
網代の先、宇佐美というところまで行って見ましたよ。
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山が海の近くまで迫っていて遠方まで足を伸ばしたという実感が涌くし、
駅前は絶妙に鄙びていて、なかなかいい感じ。
九州に比べると、砂浜が黒っぽいし、水の透明度も低めだったのだけど、
個人的にも館山とかよりも好印象ですね。
ということで、家族サービスの企画?としては最高だったはずなのだが…。

なんといっても、昨日の網代は最高気温が23℃、最低気温が18℃。
心地よい風も吹いているし、7月に外出するには悪くない天気でしたが、
いかんせん海水浴には寒すぎた。
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波打ち際で遊ぶヨウたろうは大きめの波で体が濡れると寒くなってしまったのか、
海辺から道路の方へ脱出しようとする。
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浮き輪を付けて、沖のほうへ連れて行ったレイたんは
1回目のトライで寒いから家へ帰ろうよと言い出す始末。
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結局、ヨメと子供達に向かって、「今回の企画は失敗です」と宣言して、
16時過ぎの電車を変更して、13時過ぎの電車で帰るはめに。
1日遅れていれば、気候的にはバッチリだったのに。
なかなか家族サービスというのは、難しいです、はい。
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by zhimuqing | 2012-07-23 22:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(1)

色々

一昨日の夜、新聞のテレビ欄で『SHERLOCK 第二話』の文字を見つけ、
すわ、シャーロック第2シーズン、既に放送されていたのか!と大コーフン。
結局すぐに第1シーズンの再放送であることに気付いたのですが。
(「すわ」って言葉、初めて使いました。)
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今度の日曜から3週連続で、新シーズン全3話が放送されるのに先駆けての
再放送だということで、全く危ないところでした。
完全にノーチェックでした。
偉いぞ、NHK-BS!
官邸デモをロクに放送しないので、「ナニもホウソウしない協会」と
各所から揶揄されているNHK、これは是々非々の立場から
大いに「是」としたいところです。
当然、録画体制もばっちり、最優先に設定いたしました。
本国でも好評だったらしいので、大変楽しみです!
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楽しみすぎる!!!



東京新聞に載ってた橋詰大三郎のインタビューが面白かったので、
昨年来大変売れているらしい大澤真幸との対談『ふしぎなキリスト教』を。
これは確かに売れているのが良く分かりますね、面白いもん。
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3部構成になっているのだが、面白いのは1部と2部かな。
一神教であるユダヤ教がどのように受け入れられてきたか、
非常に分かりやすく説明してくれる1部、
ユダヤ教の改革者としての人物としてのイエス・キリスト、
そしてその弟子たちがどのように「神の子」として押し上げていったのか、
説明していく2部、もう面白すぎて貪るように読みました。

前書きにも書いているように、大澤真幸による冒涜一歩手前の突っ込み、
それに対して自在に解を提示していく橋詰大三郎のやりとり、
ほぼエンターテインメントに近い感触もありますね。
ただ、1部、2部に比べ、西洋哲学が絡んで来る第3部の後半は
素養が無いこともあり、やや盛り下がってしまうのですが、
これは私個人の問題であるのかもしれません。
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哲学系で退屈になりそうだったら、大澤先生のご尊顔を思い出そう。
大変いい感じ。私のこの路線、目指そうかしらん。

特に面白いのは、キリスト教かに背を向けた自然科学等が
実は宗教的な伝統から出てきたのだという指摘。
マルクスによる資本主義批判だけでなく、
リチャード・オーキンスなんかも引っ張り出すのが興味深いですね。
久しぶりに『利己的な遺伝子』、読み返してみようかな。

「日本」「日本人」をやや特殊化しすぎているきらいがあるところが、
やや気になるところですかね。
キリスト教を研究する中で、日本との距離を日々感じているのだろうけど、
それは別に日本に限った訳ではないと思うのでね。
あと、キリスト教徒の人からの批判もあるようですが、
それはまあ仕方が無いでしょうね。
解釈に差が出て来るのは仕方がないし、
このように平易に解きほぐすとなると尚更のこと。
個人的には、イスラム教にもっと突っ込んだ対談も読んでみたいです。




ムスメに付き合ってプリキュアのDVDを借りに行った時に見つけましたよ。
タイの映画『チョコレート・ファイター』。
タイのアクションものということで、
『マッハ!!!!!!』のような感じかと思い借りてみたんだが、
これが中々のスマッシュヒット。
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タイのギャングの情婦と日本のヤクザの間に産まれた自閉症の女の子が
ギャング相手に暴れまわるという、超要約すると身も蓋もない筋書き。
なんだけど、主演のジージャー・ヤーニンの動きの実に滑らかで美しいこと。
随所に偉大な先達へのオマージュも散りばめるのだが、
身体の動きというより、ムーヴの美しさには、
ジージャー・ヤーニンのオリジナリティを強く感じます。
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何でも、撮影前に4年もかけて、練習に励んだとのことで、
マッハ!!!!!!もそうだったけど、タイのアクション映画が
人の育成にかける手間隙には頭が下がります。
何とスタント無し、ワイヤーもほとんど無し。全く信じがたい。
ちなみに、エンドロールでのNG集、これが一番のポイントですかね。

脇を固める面々も実に良い。
父親ヤクザの阿部寛もお尻を出して大熱演。
タイ人は小柄な人が多いので、巨人のようでもあるが。
悪役が総じて味わい深いのもポイントが高くなるところ。
小悪党の小物ぶり、残虐なオカマ軍団、最高です。
この辺の描写は日本を舞台にすると、あざとくなってしまいそうなので、
タイとか香港モノはその点、やっぱり有利ですね。

本国では大ヒットしたようで、2匹目、3匹目、4匹を狙った映画も
色々作られているようですが、まあ1匹目より美味しいものは
流石に無いのではないでしょうかね?
ジージャー嬢はジェット・リーが好きだということですので、
是非とも親子の設定での競演が見てみたいです、はい。


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by zhimuqing | 2012-07-20 00:28 | Open the gate | Comments(0)

またまた凄いもんを観た

戸田さんの舞台、なにわバタフライN.V.を観に、渋谷のパルコ劇場まで。
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パルコ劇場、来る時はいつも準備が悪いので、
開演ギリギリ(どころか、間に合わなかった事も)になって
会場に到着することが多いのですが、今回は実家からの出発だったこともあり、
かなり時間の余裕があったので、下北沢経由渋谷行き。
下北沢と渋谷でレコファンとディスクユニオンのダブルでお願いします、という、
黄金のコースだったのですが、下北沢のレコファン、なんと閉店!
なんだかもう、がっくりですね。
やっぱり本当にCD売れてないんやね?

ということで、渋谷での漁盤もやや盛り上がらない中、
パルコに着いたのですが、時間が早すぎたので、
地下の本屋に入って、洋書コーナーを見に行くと、
なんと三谷幸喜が目の前に立って、本を見ているではないか!

一部でミーハーとして知られる私ですが、
下手に声をかけると、田舎もん(まあ、間違いではないが)と思われるそうだし、
それはそれで癪なので、隣とか向かいに立って、
本を読んでいるふりをするという、近距離観察作戦を実行しました。
一見本を読むふりをして委細詳細を観察するこの技、
その昔、天神の新天町の本屋にて、女性を尾行している探偵を
偶然発見した時に会得した技なのでありますね。
とはいえ、観察してからどうということも無かった訳ですけど。

ということで、肝心のK子姐さんの舞台、
なにわバタフライを観るのは、今回で3回目ですが、
話の筋は十分に分かっているのだが、何度見ても感動する。
これは物凄い!凄すぎる!という溜息しか出ないのが、
我ながら情けないところです。
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何度見ても溜息が出るのが、冒頭の準備から本編に入った瞬間の
空気の変わり様。
あの空気の密度が突然ギュッと濃縮される感じ、
あの瞬間を味わえるだけでも、観に来たかいがあるというものだ。
(演技を辞めた瞬間の、観客の糸が緩むさまも面白い。)

前回から2年経って、一部手直しが入ったらしいのですが、
今回の方がもう一つ凄いと思いますね。
前回の時点で最高峰だと思っていたのですけど、
良い意味で裏切られました。
後半部分、特に二番目の夫「ボクちゃん」との離別のシーンは、
間違いなく前回以上の迫力ですね。
一人の女優にひたすら圧倒される場内。
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あとね、凄いのが、劇が進むにつれ、ミヤコ蝶々の歳に合わせて
戸田さんの風貌や佇まいが変わっていくところ。
見た目だけでなく(それだけでも凄いが)、
内面の変化まで感じさせるのだ。
そこにいないはずの相手の姿を感じさせるだけでなく、
その相手の心情まで感じさせるのだから、本当に恐ろしいほどだ。
本物を観たけりゃ、パルコ劇場に行くべきでしょう。

それにしても、二時間強、たった一人で演じるだけでも凄いのに、
その後、今年発売されるCDのために、レコーディングをするというのだから、
本当に凄い体力でもありますね。
私なんか、人前でマイクなしで1時間喋っただけで、
喉がガラガラになりますからね。
超一流は体力も超一流なのだと感心すると、当たり前だと怒られそうなのですが。
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by zhimuqing | 2012-07-18 00:28 | Popper's Delight | Comments(0)

マヤ歴5126年元旦

またもや、ライブやります!
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Voodoo Lotus

8月11日(土)出演時間はお昼過ぎ(詳細は不明、後日報告します)

8月11日と言えば、5126年前のこの日にマヤ歴が始まったことで有名ですが、
427年前のこの日に長宗我部元親が豊臣秀吉に降伏した日でもあり、
47年前のこの日にワッツ暴動が起きた日でもあり、
2492年前のこの日にペルシャでアルテミシオンの海戦が始まった日でもあり、
23年前にしんかい6500が世界記録6527メートルの海底に到達した日でもあり、
83年前にベイブ・ルースが生涯通算500ホームランを記録した日でもありますね。
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こんな恐れ多い日にライブ出来るのは、幸せなのか?

場所:歌舞伎町 新宿JAM

チケット代:1500円 +ドリンク代500円(ぐらい?)

【乗組員名簿】

担当楽器、名前、一行情報(噂真風に)

Vo:イデ・ケンドリックス オオクワガタの完全養殖に成功するも、泣く泣く凍結処理との噂

G,Vo:ロノブー 諸事情で失踪した件を某著名シンガーに歌にされたとの噂

G:プリーチャー 排ガスに火を付けたため、古着のパンツを焦がした過去との噂

K,Tb:マシーノ 諸事情により当時の彼女(現奥方)へロングブーツを進呈する

B:マゴノシーン 水着を忘れ、雁の巣の海岸にてブリーフで海に入るも透け透けに

D:L.L.クール・ボン 男気溢れる好漢、ペコちゃん監視下でシュークリーム販売の過去

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前回に引き続き、またもやほぼ新曲で臨む予定ですが、
果たして曲は完成するのか!?

お暇な方は是非とも。



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by zhimuqing | 2012-07-15 00:28 | Funkentelechy | Comments(6)

難知如陰、不動如山、動如雷霆でいこう!

封鎖されてそうな国会議事堂前で降りるのは諦めて、
新橋から東電本店前経由で歩いて行ったのですが、
財務省上の交差点で鉄柵他によって警察に完全に分断。
結局、官邸に続く道路は結局開放されず。
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やっぱり、官邸前の道路、あれを全部占拠している「絵」が必要なのだ。
いくら行列が延びていったって、マスコミ(国内、海外問わず)が報道した時に、
インパクトのある絵とはなりえない。
このデモの声を届ける相手は、ノダなんかではなく、
もちろん警察なんかでもなく、日本の国民向けである以上、
マスコミに出来る限り、大きく報道してもらわないといけない訳で、
そういう意味では、戦略的に失敗しつつあると感じてしまうのだ。

結局、先々週のデモの途中、警察の言い分に従って
主催者が解散に同意してしまったのが、ターニングポイントだったのか?
前回の出口封鎖と誘導の「成功」に味をしめた警察は、
機動隊の車の上から、「主催者との協議の結果です」と連呼していたが、
結局「分割して統治(ちょっと意味は違うが)」されている感が強烈に残りますね。
人の密度をもっと上げないと、熱気が上がらない。
警察と「協議」するのはいいが、結局いいように動かされているだけなのでは?
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継続は力なりと思うので、今後も出来る限り参加するつもりですが、
どうなんでしょ?このままでは参加者は先々週、先週がピークとなるのでは?
来週以降、どのように規制されるか分からないけど、
以前のように戻ることはないと思うので、尻すぼみにならないように
場所をゲリラ的に変えてみるとか、そういう動きが出来たらいいのだけどね。
今週は経産省前、来週は東電前、その翌週は民主党前とか。
故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆。
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by zhimuqing | 2012-07-14 23:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(2)

綿毛で宇宙飛行

ジャケ買いというのは、流石に最近少なくなってきているのだけど、
このジャケットは、ばっちりだ!
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ンデゲオチェロの2枚目を店頭で見た時の衝動に近いのは色調のせい?
タンポポの綿毛を持って写っているマルドロウの姿、
そのまま宇宙に通じているオーラを発している。
レコードが擦れたような跡が付いているのも大変良い!
今年度随一のアルバムジャケットでしょう。
このジャケット、そしてプロデュースがマッドリブとくれば、
当然の助動詞「べし」で購入してしまうのも仕方がない。

ということで、まだ通して10回も聴けていないアルバムだが、
マッドリブが切り開いてきた新しいリズムの形が
見事に花開いている感じだ。
それにしても、サンプリングが上手く出来ずに、
撚れたり、ぎこちなくなったりしていたヒップホップのリズムから
骨格というか骨髄までつきつめて抽出してくれるのだが、
超絶テクニックで魅せる器楽奏者の技とはまた別の次元で再現不可能。
聴かされる方は溜め息が出るばかり。
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あまりの高密度ぶりに聴いていて頭の中が疲れてしまうことも多いのだけど、
今回のジョージア・アン・マルドロウとのコラボレーションは
冒険心と歌心が絶妙なバランスで噛み合っているため、
何度聴いても、ギクシャクしたリズムが大変心地よく、何よりも美しい。
数多いマッドリブのディスコグラフィーの中でも、
突出した作品の1枚となることは間違いない。
私の中ではマッドヴィリアンに次ぐアルバムになるでしょうね。

エリカ・バドゥに作って欲しかったというか、
むしろNew Amerykah二部作の延長線上にあるアルバム。
まあ、マルドロウはNew Amerykah Part 2の屈指の大名曲
Out My Mind, Just in Timeのプロデュースも担当しているので、
当たり前のことでもあるのだけど。
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定形フォームがない自由な音楽ではあるが、コーラスを含め
メロディーは妙に耳に残るものが多く、人懐っこくもある。
マルドロウの歌の吸引力、ファンクネスは相当なものだ。
ファンクの最新進化系と考えると間違いないが、ヒップホップの子供でもあり、
本来の意味での自由なジャズの子孫でもある。
あまりにも情報量が多すぎて、旨み成分をきっちり味わい尽くすには
まだまだ時間がかかりそうだ。
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マッドリブの頭の中で鳴っている音楽の凄さもあるのだろうけど、
やはり主役のマルドロウがあって、初めて出来た音楽だとも思う。
初めてジョージア・アン・マルドロウを聴いてみたが、凄い才能だ。
他のアルバムも早急に聴いて見ないといけませんね。
あと、新作録音中のエリカ・バドゥの動向が大いに気になりますね。
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by zhimuqing | 2012-07-13 07:28 | Funkentelechy | Comments(0)