<   2012年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧

君の財布に原発マネー!

☆☆☆☆☆
マキシマム・リスペクト!



もう私が大好きなスタンス!
チープな作りが最高だ。
お笑いに求められるセンスというのは、こういうものなのだ!
予告編集なんか、センス抜群だ!



主題歌もたまらん!
今年度ベスト10に入るか?



原作:正力松太郎なんてのも、もうたまらん。
歌のサビのセンスもいい!
Get! Get! Get! 原発マネー!
原子炉 Bang! Bang! ぶっ壊れても
頭にこびりつきそう!

マイケル・ムーアなんかに作らせてみたいな、スイシンジャー。
もっと良い意味であざとい出来栄えに仕上がりそうだ。
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by zhimuqing | 2012-04-30 23:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(2)

ちょっとだけ期待してみる

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正直に言うと、小沢一郎が無罪になるとは予想していなかった。
この間の政界、官僚、司法、マスコミ、全方位から攻撃は凄まじく、
強制起訴と同じように、無理矢理にでも有罪にされると思っていたのだ。

マスコミの歯ぎしりしているような、それでも諦めずに
資金疑惑を前面に出し、なんとか「有罪」感を出そうとしている社説は
この状況になると、なかなか微笑ましくもあるのだが、
本当に突っ込まれるべきは、資金に関する疑惑なんかではなく、
検察審査会の平均年齢の疑惑、一連の不法な取り調べ、
そしてその流れに沿った報道による情報操作なのだと思う。

そういう意味では、検察審議会の強制起訴は妥当なものであるという,
今回の判決は大いに不満が残るものだ。
本来は公訴棄却が正しい筋だったはずなのだ。
まあ、最悪の状態でなかったのではありますが、
手放しで喜ぶことは出来ないです。

今回の一連の流れの中で、小沢一郎に対して当然期待が高まるのだが、
とはいえ、あくまでも私は是々非々で評価したいな、と思ったりもするのだ。
「国民の生活が一番」といったあのマニフェストは当然有効であるし、
これまで、機会あるごとに小沢一郎自身もそれに触れていたのだが、
さて、どこまで信用していいのか?

消費税増税に関しては、まあ大丈夫でしょう。
外交に関しても、松下セイケー塾やビッチ原のような火遊びはせず、
アメリカや中国に対しても、バランスが取れた対応をしてくれるのでは、と思う。

でも、TPPや原発に関しては、あまり期待しすぎるのもどうか?と。
子分の議員は結構反対の声をあげているのだけど、
本人から具体的な話が出たという記憶がないのだが。
橋下あたりとの連携がありそうなのも、あまり喜ばしい兆候ではないし、
これまでも立ち位置を微妙に変えてきている人だし。

まあ、選挙で勝つことが何よりも大事だと考えていそうなのは間違いないし、
その流れで、TPPや原発に関しても一線を画してもらえたらいいのだけど。
仮に復権出来た場合には、官僚、というより財務省の支配体制を打破することを
何より期待したいのですけど、そうなると、ポイントはやはりマスコミか?
カネ(予算)を財務官僚から分捕ることが出来る体制を築くまでの
時間稼ぎが上手く出来るかどうか?

あと、先の民主党党首選で海江田を立てざるを得なかったように、
政治家として有能な子飼いをあまり育てられていないのも厳しいな。
田中康夫とか鈴木宗男と上手く連携してくれればいいのだけど。
亀井経由でビッチ原と近くなるのはやめてくれ。

話は変わるが、ビチ原、尖閣で勇ましいことを言っているが、
そもそも、あいつは尖閣諸島を守る気なんか、更々ないだろう。
日中、特に中国のナショナリズムを刺激して、
中国と国境紛争の状態を作り出して、戦前の体制を日本に復活させたいだけ。
それが出来たら、尖閣諸島なんかくれてやる、安いもんだってのが本音の、
単細胞のノスタリジジイなだけだ。無視しておけばよい。

とまあ、話はずれてしまいましたが、小沢一郎無罪のニュースは
手放しで喜べないのだけど、でも一つだけ確実にいいことがある。
顔を見るだけで不快になるノブタが退陣が早まりそうなこと。
これだけは一日も早く実現してほしいのだ。
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by zhimuqing | 2012-04-27 23:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

アタバキで盛り上がる

職場で最近仲良くなった英語の達人(TOEIC900点台!)にして、
MAWやレジスフォードやピート・ロックやATCQなんかについて
職場内で唯一、しかもがっつりと話が出来るM氏が
4月末で退社してしまうことになり、
二人で慌ててご飯を食べに行きましたよ。
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ちなみにM氏のベスト・アルバム、ヒップホップではビギーの1st。
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R&Bでは、バドゥの3rdをチョイス。

初めてじっくり話をしてみると、実はダンサーだったとか、
(本人いわくヘナチョコ・ダンサーだったとのことだが)、
昔プリンスのパープルレインを映画館に観に行ったとか、
友人(日本人)二人はラスタになってNYにいるとか、
そのうち一人は腰までドレッドなのに、寿司職人だとか、
なかなか有意義な話を聞くことが出来たのでありますね。

特に面白かったのは、シェルターやボディ&ソウルの全盛期の話。
今から振り返ると、ハウスの黄金期であったタイミングを
ニューヨークで過ごしていたというのは、本当に羨ましい限りです。
NYの伝説のラジオ番組『ストレッチ&ボビート・ショー』をいつも聴いていたなんて、
全く信じられない!

ちなみに、この10年ぐらいはカポエイラを熱心に練習しているらしく、
ビリンバウはやらないものの、毎週アタバキを叩いているらしく、
コンガに嵌っている私と、またもや意気投合。
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コンガの兄弟(姉妹?)みたいなもんだ。
非常に物欲をそそられるぞ!

当然ながらカポエイラとなると、ブラジルのアフロなサイド、
つまりはカンドンブレなんかに非常に親和性が高くなってくるので、
こうなると、私のストライクど真ん中に突入、話は更に盛り上がるのだ。
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丸の内のオサレなお店でご飯を食べながら、周りのきれいなOLさんを見つつ、
しかし話していることはヴードゥー教だったり、カリブの秘密であったりと、
場所と人が変わっても喋っていることは大して代わり映えしないのが、
我ながら情けないところでありますね。

それにしても、こういう得難い人が割と近い所にいたのに、
仲良くなったと思うと、すぐにいなくなってしまう。
なかなかうまくいかないもんですね。
連休明けに名古屋に引っ越すらしいのですが、
今後もちょくちょく上京するということで、
まあこれからも会う機会はあるでしょう。
失踪騒ぎの人ではないが、また逢う日まで!
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本日貰ったティミーの音源!
早く家に帰って聴きたい!うー楽しみ!
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by zhimuqing | 2012-04-26 08:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

単細胞な血は水より濃い?

ドラマー20人を選んだその日に観に行ったブラザGのお芝居が、
幕末の館山を舞台とした太鼓が絡んだお話だったので、ややびっくり。
水木英昭プロデュース「SAMURAI挽歌~房州幕末編~」
太鼓の話は確かに聞いていたような気がするのだが、
すっかり忘れていました。
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Gの役は、江戸に剣術修行に行った兄、大八の帰りを待つ、
太鼓を叩くのが好きな弟、小助。
筋書きの展開に大きく絡むし、見せ場もたくさん。
ええ、今回も大変おいしい役です。

敵役である里見家の末裔、鶴岡清太郎のポジションがやや微妙。
佐幕派として出世を狙うという理由付けがやや弱いし、
そもそも館山の郷士レベルの数人の勤皇派の首で出世できないだろう?と
後で考えたりもしたのだが、随所に小ネタというかギャグを挟んで
場内の笑いを誘いつつ、テンポ良く進む肩の凝らない娯楽作なので。
細かいことをゴチャゴチャ言うのは野暮なのでしょう。

肝心のブラザGは?といいますと、結構いい演技だったのでは?
セリフも比較的聞き取りやすかったし、殺陣も一番躍動感があったし、
エアー太鼓?を叩く様も上手だったと思うのだ。

こういう兄弟ものを、しかも兄を慕う弟の役を実の弟に演じられると、
私なんか猛烈に照れくさいのですが、意外に感情移入してしまい、
終盤の鶴岡清太郎との殺陣の場面(最後にピストルで打たれてしまう)では、
演劇だと分かっていつつも、おいおい、お前、うちの弟に何しとんねん?と
やや腹が立ってしまう40男も私、単純極まりないです。

さすがに横で一緒に見ている父には、息子のそういう単純な心の葛藤?を
気付かせるわけにはいかんばい、と何気ない風を整っていた私なのですが、
終演後、Gに一声かけておこうと、楽屋に父と二人で顔を出すと、
おい、さっきの清太郎、あいつをちょっと連れて来い、俺がシメル、と
父が関係者の方に向かって突然切り出したので、思わず噴出しそうに。
あのね、笑顔っていうのは、目も笑っている状態を指すのですよ、と
内心で思いつつ、ああ、なんという単細胞な父と子なのだと
変なところで感心してしまうのでありました。
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パンフレットには、先日送った私の写真が載っているのはいいが、
かなり誇張された表現で、こっぱずかしい。
ちなみに左側は若かりし頃の単細胞な父と出来た次男と単細胞な長男。
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by zhimuqing | 2012-04-25 19:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)

ドラマーも選んでみた!

ドラマーの20選をやってみようと思いたったのだが、
私の好きな音楽は漆黒のアフロな音楽なんで、
それこそ星の数ほど素晴らしいドラムがいるわけで、
散々悩んだ末の20選なのだが、個人的な好みだけを優先。
でも、見落としてしまった凄いドラマー、多分他にもいるのでしょうね。

まずは、私のオールタイム・ベストのこのお三方。

☆ Ramon "Tiki" Fulwood
☆ Joseph "Zigaboo" Modeliste
☆ Paul Humphrey


角度は違うけど、ファンクを最も感じさせるこの3人。
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Pファンクの中ではティキがダントツ。
77年以降のPでもティキが叩いていたら、と何度妄想したことか?
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ジガブーはミーターズ初期の頃のトリッキーなバスドラに幻惑されるので、
2枚目ばかり聴いていたが、中期以降もよく聴くと、相当カッコイイ。
乾いたスネアの音も良い!
エリカ・バドゥ辺りに復活の手助けをお願いしたいのです。
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ファットなドラムでは、やはりタカスコで有名なハンフリー!
安定感抜群でありつつも、緊張感も同居しているというドラマーのあるべき姿。
ソウル・ジャズなんかでは、ハンフリー印がついていると
私は、基本『買い』だとしています。

黒いドラムとなると、もちろんJB関連は外せない。

☆ John Jabo Starks
☆ Clyde Stubblefield

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ジャボとクライド、この二人が同時に一つのバンドにいたということ自体が
今となっては信じがたいことですね。
世間一般ではクライドのほうが人気が高い感じもするが、
個人的にはジャボが叩いた曲の方が好きな曲が多い気がします。
あと、ジャボに関しては、ボビー・ブランドの諸作での名演がありますね。

で、この二人に触れたら、当然そこに続くのが、今も現役のあの人。

☆ Tony Oladipo Allen
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今の時代だと、最も重要というか、含蓄の深いプレイをしているのが
トニー・アレンではないですかね?(特に70年代)
バスドラ、ハイハット、スネア、それぞれが独自の意思を持ったように動き、
かつ有機的に絡み合う様は、トニー・アレンでした求め得ない。

JB関係の二人と同等、もしくはそれ以上の貢献があるかもしれないのが、
モータウンの二人ですね。この辺も異論がない人が多いでしょう。

☆ Benny Benjamin
☆ Richard "Pistol" Allen


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最近ラテンを集中的に聴いているのだが、その耳でモータウンを聴くと、
そのリズムの凄さに唖然とするばかり。
ジェマーソンのベースとの絡み、というよりスペースのとり方は
非常にラテンからの影響をうまく消化しているなぁと感心します。
甲乙つけがたいが、どちらかといえば、ベンジャミンの方が好みかな。
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ルックスではピストル・アレンの方が好み。

ソウル系では、やはり名人、達人がわんさかいるため、
なんとも難しいところですが、すぐに頭に浮かぶのはこの辺りの人々。

☆ Quinton Joseph
☆ Al Jackson Jr.
☆ Howard Grimes
☆ Fred Below


カーティスやタイロン・デイヴィスとの名演が光るクィントン・ジョセフ、
ドテステという感じの大きな岩を転がすような音がたまりません。
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ネットで必死に探しても、この写真1枚しか見つからない。(涙)
過小評価にもほどがある。

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サザンソウルの魅力はドラムに尽きると思っている私には、
アル・ジャクソン、グライムスは外せない。
両方とも音を聴いた瞬間にその人と分かるのが驚異的だ。
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グライムズさん近影。
これまたもうちょっとどうかした写真が欲しいところだ。

ブルーズ系も腕っこきが多いけど、ベストはフレッド・ビロウかな。
とはいえ、ブルーズ関係はまだ勉強不足な部分もありますね。
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ルックスもなかなか良い!

これまた人材の宝庫であるファンクに限ると、
悩みまくるが、こんな感じ。

☆ Jimmy "Diamond" Williams
☆ Larry Blackmon
☆ Ricky Wellman


演奏がうますぎるオハイオ・プレイヤーズの中でも
特に凄いのが、ダイアモンドでしょう。名演は数知れず。
ぱっと聴きには上手すぎて、隙がなさ過ぎるのが難点とも言えますね。
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ダイアモンドは左から2番目ね。

ラリー・ブラックモンとエアロン・ミルズの鉄壁のコンビネーションは
80年代初頭のファンク界では屈指のコンビかと。
ドラムを生で叩くブラックモンを一度は見てみたいものだ。
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ブラックモン様がドラムを叩いている写真は
案の定1枚も見つからず、今やクレジット上でしか確認できない。

チャック・ブラウンのソウル・サーチャーズのリッキー・ウェルマンは
その後参加したマイルスのバンドで名を上げたけど、
ソウル・サーチャーズでのBustin’ Looseこそ、代表作に挙げるべきだ。
ちなみに前任のKenneth Scogginsも甲乙つけがたい凄腕ですね。
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マイルスと握手。いい写真やね。

ソウル・ジャズ系については、

☆ Bernard "Pretty" Purdie
☆ Idris Muhammad aka Leo Morris


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「モータウンの半分は俺が叩いた」とか「ビートルズの3分の1も俺」と、
インタビューによって適当な事を好き放題のたまうパーディーは
それだけでも好きになってしまいそうだけど、
個人的には、やっぱりキングピンズでのアリサのバッキングが最高ですね。

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アイドリス・ムハマッド(個人的にはムハンマドと呼びたい)は
リオ・モリス時代の方が好きかな。
ルー・ドナルドソンでのバッキングが好きです、はい。
ニュー・オリンズ出身のドラマーは本当に凄い人だらけだ。

ジャズのドラミングの良し悪しを語るには勉強不足すぎるので、今回はパス。
フィリー・ジョー、エルヴィン・ジョーンズ、トニー・ウィリアムズは
確かに物凄いけど、それを適切にはかりとるだけの耳が無い。

レゲエも凄い人だらけだけど、私のチョイスはこんな感じ。
ミーハーすぎるかな?

☆ Sly Dumber
☆ Carlton Barrett


スライ・ダンバーはファンクとか叩かせても最高だし、
打ち込みの格好良さもまた格別。
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スライ&ロビー、バッドでウィッキッドなオーラが写真からも伝わってくる!

カールトン・バレットはウェイラーズでの名演ももちろんだが、
初期アップセッターズとしての演奏をこそ、大きな声でプッシュしたい。
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で、最後は現代漆黒音楽の守護神のこの人ですね。

☆ Amir "?uestlove" Thompson
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ドラムの腕前はもちろん、プロデューサーとしても100点満点。
そつがなさ過ぎるのが弱点だといえないこともないけど、
Dとの演奏のようにノリ自体を変更できることもいいですよね。
クリス・デイブも凄いけど、総合力ではまだまだ適わないですね。

ということで、意外に盛り上がったドラマー20選、
絶対抜けている人がいそうだけど、それはまた今度ということで。
ちなみに、惜しくも次点となったのは、次の通り。

サニー・フリーマン(BBキング)、エド・グリーン(モータウンのLA録音)、
ギャドソン、アール・パーマー、ジョー・デュークス(ジャック・マクダフ) 、
ロジャー・ホーキンス(マッスルショールズ)、ジュジュ・ハウス、クリス・デイヴ。

友人諸氏から凄い凄いと聞いているのは、ブライアン・ブレイドとボンゾ。
この辺はきちんと聴いていないので、これまた次回。
異論反論受け付けますよ。

あと、ブラックモンなんかもそうですけど、ソウル~ファンク系では
名シンガーが元々ドラマーだったというのが結構あるんですよね。
JB、マーヴィン・ゲイ、テディ・ペン、ジェフリー・オズボーン、
そしてアリ・オリ・ウッドソン!
この辺の系譜をいつかたどってみるのも面白そうだ!
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by zhimuqing | 2012-04-23 20:28 | Funkentelechy | Comments(2)

女王に不可能はないと思いたい

現地で予定が変更してしまい、少しばかり早く帰国しましたよ。
行きの便では、仕事の予習を慌ててしていた私、
見る時間が無かった映画を見よう!ということで、
映画館で見そびれた「ステキな金縛り」を見始めたのですが・・・。

中国からの帰国便って、ジェット気流の関係もあって、
飛んでいる時間が大変短くなってしまう上、
いちいち丁寧なアナウンスや機長からのご挨拶による中断もあって、
最後の15分ぐらいを残して、強制終了される羽目に。
ええ、ワタクシ、今続きが大変気になって仕方がありません。
今夜金縛りにあってしまいそうなぐらい。
それにしても豪華なメンツが贅沢に使われているのも凄いけど、
随所に面白い場面があるので、飛行機の周りの席の人の
視線が集中してしまうのも困ったもんだ。

さて、中国から帰ると、ネット環境が突然良くなるのがありがたいですね。
なにせブログ関係、ツイッター、ユーチューブ、ヤフオク、
そして政府に喧嘩を売ったグーグルでの検索、
向こうでは、一通り出来ませんからね。
(ブログはアップだけは出来るけど、修正は出来ない)
前項のギタリストの写真も無事アップ完了です。

そんな中、見つけてしまったアレサの映像!
映像をアップされた方によると73年らしいのだが、
レイ・チャールズとのデュエットが素晴らしい。



まだまだ細くて、なんというか抱きしめたくなるくらい!
レイ・チャールズもファンクネス濃度がかなり高濃度!

で、検索すると、色々お宝映像が出て来るので、
個人的な備忘録として、ついでにアップ。
なんと71年、with キング・カーティス&キングピンズ!





歌と演奏の凄まじさは映像の悪さを補って余りありますね。
なんだけど、73年のお姿に比べると、なんと言いましょうか、
豊満とでも言ったらいいのでしょうか?随分サイズが違うような?
3倍ぐらい大きく感じるのは気のせいか?
間違えて抱きしめると窒息してしまいそうだ!

キング・カーティスは71年に強盗に殺されてしまうので、
落ち武者というか幽霊になって出てこない限りは、
71年のモントルーというのは間違ってなさそうだ。

となると、女王が2年間で猛烈にダイエットした、
或いは73年という触れ込みが間違いで、本当は60年代だったのが正しいのか?
私としては、女王に不可能はないということで、前者の説を取りたいのだが、
やはり無理があるのかな?
うーむ。

それにしても、こういう全盛期のアレサの映像はなんとかして
リマスターの上、正規に発売してほしいものだ!
黒いオーディエンスの前での映像が特に期待したいところなのですけど、
贅沢は言いません。

それにしても、パーディーも細いし、デュプリーもまだまだ若いっすね!


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by zhimuqing | 2012-04-20 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

ギタリスト20選

ということで、今日から大連に出張!
意外に寒くないし、マッサージは安くて上手だし、
ホテルの部屋は広くて大変快適だ!

さて、レコード・コレクターズの最新刊の特集はギタリスト100選。
成田空港の本屋で立ち読みしてみたのだが、ピンと来ないというか、
どうにも納得できない感じ。だったら自分でピックアップするしかない。

レコ・コレは選者がそれぞれ20人ずつピックアップしていたようなので、
私も20人選んでみることに。
名前だけならともかく、好みを追求した上で100人ピックアップすることは
私の手に余りそうだし。

ということで、まずはギタリストと聞いて、頭に即座に浮かぶ不動の2名。
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☆ ジミ・ヘンドリックス
☆ エディ・ヘイゼル


レコ・コレでは、ジミヘンが1位だったのはよかったけど、
ヘイゼルの評価が不当に低すぎるのが気に食わない。
もっとも個人的にはギタリストというよりも、
トータルな意味でのアーティストとして捉えているのですけど。
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永らくヘイゼルの写真と思っていましたが、これはシャイダーじゃないかと。
ということで、写真を修整しましょう。2014/08/07
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ジミヘン、ヘイゼルと同様にアーティストとしての評価が高い、
この3人も私の中では絶対ですかね。

☆ カーティス・メイフィールド
☆ スライ・ストーン
☆ プリンス


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プリンスは言わずもがな、カーティスも当然。
スライはプリマクさんに以前貰ったブートでのギターを弾く姿が
猛烈にかっこよく、やはりこれは外せない。
スライに関しては、ベーシスト20選やっても選ぶかも。

ブルーズ系は名人揃いなんで、なんとも難しいのだけど、
個人的な好みを全開にすると、こんな感じ。

☆ クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン
☆ ハウンドドッグ・テイラー
☆ ジョニー・ギター・ワトソン
☆ スヌークス・イーグリン


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BBでもオーティス・ラッシュでもバディ・ガイでなくて、この4人。
スクイーズ系よりも、小気味よく叩き込むタイプのほうが
ブルーズメンだと好きなのかもしれない。
それにしても、みんな悪そうだ!

そうそう、絶対外せないのが、JBのリズム革命、ファンクの発明に
大いに貢献したこの人ですね。

☆ ジミー・ノーラン

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やはり悪そうだ!

ソウルの職人系はなかなか悩むけど、王道になっちゃうかな、やっぱり。

☆ デヴィット・T・ウォーカー
☆ コーネル・デュプリー
☆ ナイル・ロジャース


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やや、悪めな感じが薄く感じられるのは気のせいか?
フィル・アップチャーチはどうした?って言われそうだけど、
泣く泣く選外へ。ベーシストの部をやるときに忘れずに入れよう。

更なる職人系だと、ちょっと渋すぎる気もするけど、

☆ クラレンス・ネルソン
☆ メイボン“ティーニー”ホッジス
☆ エディ”スパンキー”アルフォード


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この辺の人は単体での写真がほとんど見つからない。
ジェイムズ・カーやスペンサーのバックでのネルソン、
ハイ・リズムのホッジスは絶対に外せない。
スパンキーはなんといってもトニーズやDのバックでの演奏が素晴らしい。
サディークの師匠だしね。
あと、ハイのホッジス兄弟はラリー・グラハムの従兄だというのは
本当なのだろうか?

ジャズ系のギターには特に惹かれない私なので、
あまり挙げることが出来ないのだが、ファンク魂と宇宙に繋がるという意味で、
この3人かな、やっぱり。

☆ ピート・コージー
☆ デイヴィッド・フュンジンスキー
☆ チャーリー・ハンター


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この辺の人は流石に達人の雰囲気が濃厚だ。
とはいえ、コージーはマイルスの数枚での演奏しか聞いたことがないし、
フュンジンスキーもソロ2枚とンデゲオチェロ2枚のみでしか聞いていない。
でも、量より質ですよね。
チャーリー・ハンターはその気になれば物凄いアルバム出してきそう。
Dとの再競演やモネイちゃんやバドゥ、アンドレとの共闘を希望します。

最後の一人は迷うのだけど、弾き語り系ということで、
迷うのだけど、最近ようやく初期のアルバムが再発された、この人。
ギターの達人は瞑想の達人?でもある。

☆ ジョアン・ジルベルト
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ということで、ここで20人。
意外に簡単に選べましたね。でも、明日選ぶとまた別の人が入ってきそう。
本日惜しくも選外になったのは、以下の人々。

マディ、ローウェル・フルソン、ウェイン・ベネット(ボビー・ブランド等)、
スティーブ・クロッパー、ブーガルー・ジョーンズ、マジック・サム、
ジョージ・ベンソン、ポール・サイモン、B・B・キング、バーデン・パウエル、
ジェリー・ガルシア、ブラックバード、シュガーフット、アイク・ターナー、
フレディー・ストーン、アーネスト・ラングリン、フランコ、サニー・アデ。
名前が分からなかったのは、フェラ・クティのギタリストの皆さん。

ロックはほとんど聞かないので、なんとも言えないですが、
キース・リチャーズとかライ・クーダーはかっこいいと思いますが、
聞きかじった程度なんで、入れていません。

さあ、お次はベーシスト20選でもやるか?
でも友人に半分以上当てられそうだな。
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by zhimuqing | 2012-04-18 23:28 | Funkentelechy | Comments(2)

ハードコアなヴィンテージもの

RZAの映像 → タランティーノ の連想で
ここ最近本棚からエルモア・レナードを引っ張り出している今日この頃。
久しぶりに読むレナード、やっぱり面白いです。

「五万二千ドルの罠」「スティック」「グリッツ」と続けざまに3連発、
話の組み立て自体が面白いのが言うまでもないけど、
登場人物のディテイルの作りこみが凄い。
エチオピア出身の黒人がラスタのカリブ人に信仰されてしまったり、
サンテリーアに熱心なキューバ人のギャングが出てきたりと、
随所に散りばめられる設定に、いちいち盛り上がる私がいます。
軽いといえば軽いのだけど、映像が目に浮かぶだけでなく、
登場人物が活き活きと脳内で喋っているように感じさせるのが、
エルモア・レナードならでは。
だもんで、映画化したくなる気持ちは良く分かるのだけど、
映画以上に映画らしいレナードの小説はやはり難物ですね。
ゲット・ショーティーもジャッキー・ブラウン(ラム・パンチ)も
やっぱり小説の方がずっと面白いもんね。

とはいえ、レナードの小説もル・カレなんかと同じように
絶版になっているものが多いようなので、
この辺も手に入るうちに、まとめて入手した方がいいのかもしれないな。
家にあるレナードをもう一回読んだ後に、リストの作成にかかるとしよう。

さて、サンテリーアといえば、アルバム『Top Percussion』ですね。
先日入手したティト・プエンテの名盤の誉れ高いアルバム。
ラテン・パーカッションを語るのだったら、これを聴いていないと
完全にモグリだといわれている、パーカッション中心のアルバムが
プエンテには2枚あり、1枚が1955年の『Puente in percussion』、
もう1枚が58年の『Top percussion』なのですね。

この2枚、今聴いても、かなりハードコア!
特に『Puente in percussion』はピアノもホーンもいない、ベースも少しだけ。
ティンバレス、コンガ、ボンゴ、カウベル等がメインというか、
ほとんどそれしか入っていない、無駄な肉を落としたというより、
ほぼ骨格標本のような作りで、凄まじくハードコアですね。
数年前再発されていたのだが、気がつくと廃盤になっていましたので、
慌ててドイツから中古を購入。値段は安かったのだけど、送料が高く、
個人的な予算ギリギリの価格でした。(残念ながら2000円オーバー)
ドイツから届いたCDのジャケはどうにも垢抜けない。
オリジナルのカッチョいいジャケのCDが欲しかったが、
まあ贅沢は言いますまい。


ウィリー・ボボ、モンゴ・サンタマリーア、パタート、そしてプエンテの
壮絶なパーカッションに大興奮させられますね。
どうしても、プエンテのティンバレスが音色的にも分かりやすいだけに
目立つのだけど、聞き込めば聞き込むほど、味わいが増していくことは
今の段階でも断言できますね。
とはいえ、聞き手をかなり選ぶアルバムではあるとも思いますね。

で、その続編となる『Top percussion』、こちらは普通に入手できるけど、
やはりハードコアなことには変わりはありません。
冒頭の6曲(A面)はサンテリーアの儀式をスタジオで再現したもの!
もちろん、プエンテなりにアレンジしているのだろうけど、
サンテリーアの音楽をそのままアルバムにするという発想自体が
良い意味で良く分からない。
今となっては有り難い限りだけど、50年代後半のプエンテ、
脂が乗り切っているだけでなく、実に意欲的で革新的だったのですね。

ちなみに、このA面の6曲、コール&レスポンスが実にかっこよく、
家で練習して、子供達と3人で歌えるようになると凄く楽しそうだけど、
真似してみようと思っても、なかなか出来ない、というか、
シンプルに聞こえるけど、実は複雑。簡単には習得出来なさそうだ。

B面のほうは、プエンテのティンバレスが火を噴く演奏がテンコ盛り。
『Puente in percussion』よりも、サービス精神が多目に感じられるので、
やや分かりやすい演奏かな。
テクニックに裏打ちされた猛烈な演奏であるのだけど、
これ見よがしなテクニックのひけらかしに感じないのは、
グルーヴに溢れていることと共に、ルーツに対して真摯な想いが
その根底にあるからなのだろうと、思ってしまうのであります。

プエンテの素晴らしく華麗なティンバレスを聞かされると、
どうしてもこの音色が欲しくなってしまう。
スティック裁きが重要な楽器なので、
ここはモヤーン氏辺りに導入をお願いしたいところであります。
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by zhimuqing | 2012-04-16 18:28 | Rumba DE Manbo! | Comments(0)

もう移住しようか?

個人的には、葬儀と出張でバタバタしている間に、
北朝鮮の自称衛星打ち上げとか、婚活殺人とか、
そんなどうでも良いニュースで煙幕を張りつつ、
ノダとエダノとセンゴクがゴーを出してしまったのだ。

それにしても、エダマメは「直ちに影響はない」と言わされ続けた自分が
悔しくないのだろうか?
信用すべきでないことは良く分かっていたが、
類を見ない二枚舌に、弁護士という職業の職業病を存分に見せつけられます。

こうなると最後の砦は北陸と関西の自治体関係になるのだが、
維新の会としては、民主党が再稼働を強行した方が選挙に有利になるので、
本心では再稼働させたいはずだろうし、
橋下徹のこれまでの言動は、「弁護士」としての適性を感じさせるので、
エダマメと同様に信用出来ない。
北陸の自治体や議会は、それこそ抵抗のポーズを見せているだけで、
カネが欲しいのが見え見えだから、状況は厳しいなぁ。
もう一家で海外に逃げていきたい気分です、はい。

どこがいいかな?
放射能の影響がなさそうなところとなると、南が良さそうだ。
キューバ?プエルトリコ?コロンビア?ブラジル?オーストラリア?
移住すると、人生は楽しくなりそうなのだが。うーむ。


内橋克人著『原発への警鐘』(講談社文庫)より
当時の敦賀市長、高木孝一の講演を抜粋
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石川県羽咋郡志賀町(1983年1月26日) 

で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして
(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。
この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。

今年ひとつやってやろうか、と。
そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、
もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。

あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。
それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、
市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、
6億の修復をやろうと。
今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、
明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、
火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ(ドッと笑い)。
これで皆さん、3億円既に出来た。

こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。

まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。
火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、
といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが
出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。
これは(私は)信念を持っとる、信念!

えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、
50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。

わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方が
よいのではなかろうか‥‥。
こういうふうに思っております。どうもありがとうございました。

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by zhimuqing | 2012-04-15 23:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(2)

飄々とヒップでDIY

家族親戚の中で群を抜いてヒップだったシンヤ兄ちゃん。
人生のあり方において、私の理想像が現実となった姿でした。
願わくば、じっくり話す機会をもう少し持つことが出来ていたら、と。

シンヤ兄ちゃんはヒップである、ということは、
ヒップという言葉や概念を知らない子供の頃から、
はっきりと分かっていたのだ。

驚異的というか天才以外の何者でもないIQをたたき出して、
教育機関に付きまとわれていたこと。
本人は勉強することにほとんど興味がなかったらしいのだが。
(それでも成績は良かったらしいのだが)

子供のころから手先が異様に器用で、
お姉さんの家庭科の宿題を代わりにこなしていたのだが、
その出来が素晴らしいと評判になってしまい、お姉さんが困ってしまったこと

和歌山での高校生時代(70-73年)、小倉の祖母の家に帰省したのだが、
長髪でエレキギターを抱えた姿を見て、祖母は外人が家に来たと思ったこと。

西城秀樹等の衣装をデザインから縫製まで一手に引き受けていたこと。
そのことをテレビで紅白を見ている時に、この衣装だ!と親に教えてもらった時。
その衣装は風呂とトイレは共同の、4畳半の家賃2万円のぼろアパートで
作っていたらしいのだが。

その後、全盛期のメンズ・バツでデザイナーをしていて、
私もバツのパーカー等を貰ったりしたのだが、その価値をあまり知らず、
友人に説明すると、それはとても物凄いことだと、驚かれたこともあったな。

独身の頃は、休みになると、行方不明になっていること。
実は自作の自転車で渓流釣りをしていたらしいのだが。
もちろんフライ・フィッシング、フライや竿は当然手作り。

祖父の法事で披露したエイトマンの歌と振り付けは最高におかしかったし、
そのとき叩いていた祇園太鼓は実に上手かったこと。

20年以上前、祖母が亡くなった時、泣いている私たち兄弟を抱きしめつつ、
ここは病院で、他の部屋には病気と闘っている人がいるので、
ここで泣いていたら駄目だよ、と果てしなく優しい言葉で諭してくれたのだ。
アフリカでは、その人が亡くなっても、その人のことを覚えている人がいる限り、
その人は亡くなったことにならない。
だから、お互いおばあちゃんの思い出を大事にしておこう、とも。

高校~東京時代の親友の方が葬儀に参列していたので、
少し話をすることが出来たのが、とてもありがたかった。

高校2年(71年)の文化祭で演奏していた曲は、
ジミ・ヘンドリックスの「All Along the Watchtower(見張り搭からずっと)」。
昔から、なんとなくビートルズとかかな?と思っていたので、
個人的に、これは嬉しい驚きですね。
そうそう、71年にカバーするのだったら、やっぱりジミヘンでしょう!
「見張り搭」はディランよりもジミヘンの方がずっとかっこいいと言っていたそうだ。
素人のベースと掛け持ちのドラムをバックに、大音量で歪みまくったギターで
延々とソロを弾いていて、先生と生徒の大半は呆然としていたらしい。
まあ、当時の和歌山だからねぇ。
ちなみに翌年はアコギとハープでディランを一人で延々と歌ったらしいのだが。


和歌山の高校時代から、自分(とその仲間)の服を仕立て直していたらしいのだが、
髪型は流石に自分で切れないので、伯母に向こうのミュージシャンの写真を見せて
リクエスト通りに、無理矢理切らせていたらしい。
このあたりのエピソードはブラザGを髣髴させて、少し笑ってしまう。

卒業して上京後、本格的に衣装のデザインの仕事を始める。
私は西城秀樹とか野口五郎とかの話しか聞いたことがなかったので、
今回友人の方(同じアパートに住んでいた)に聞いて驚きましたね。
より深く交流があったのは、細野晴臣や小坂忠等のはっぴいえんど周辺だったそうで、
小坂忠のアルバムの衣装を手がけたりしていたそう。
お互いの家を行き来して、小坂亭でよくビリヤードをしていたらしい。
この辺の人は伯母や母には余り興味のない人達だったので、
私にはまったく伝わらなかった話ですね。
意外に関西方面のミュージシャンとも縁が深かったそうで、
山岸潤史なんかも上京時によく泊まりに来ていたそう。
みんな、大物すぎる!何というメンツ!

徹底した趣味人であり、とはいえ、冷静に研究、そして判断をする人だったらしい。
無駄にお金を使わず、基本的にDIYの人。
ピンポイントでズバッとお金をかけることもあったらしいのだが。
常人の趣味の域を簡単に(傍から見ると)超えていくのだが、
なのに、自慢めいたことは一切しない。
飄々としている春の心地よい風のような人。
私が子供のころから憧れたあんな境地にどうやったら届くのだろう?

結婚したのが遅かったので、二人の子供は中学生と小学生、
まだまだ小さいのが、なんとも心残りだったと思うのだ。
なにせ子供が大好きだった人で、私も随分可愛がられたものだ。
私が産まれた時に一番早く会いに来てくれた人でもある。
(ちなみに一番遅く来たのが実の父だったりするのだが、これはまた別の話)
本人の気持ちを察すると、なんともやりきれない。

でも、この二人が両親のいいところを着実に受け継いでいるのだな。
素直で、飄々としていて、実に気持ちの良い子供たち。
父親としても、実に素晴らしい人だったことが良く分かる。
心配して葬儀に行ったのだが、あの子達だったらきっと大丈夫。
大変なとき、困ったときはいつでも頼ってきて欲しいけど。
教育論についても、一度ゆっくり聞いてみたかったな。
本人は照れて、そんなもの何もないよ、と言っただろうけど。

ああ、もっと色々な話がしたかったよ。
聞きたいこと、話し合いたいこと、教えてもらいたいことは、
山ほどあったのに。
さびしいな。本当にさびしいね。
でも、いなくなってしまったわけではないんだよね。
いつかのアフリカの話、きちんとダイちゃんとカナちゃんに伝えたよ。
私もシンヤ兄ちゃんとの思い出、大切にします。
では、それじゃあ。
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by zhimuqing | 2012-04-08 14:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(1)