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コレクター魂を満足させられる

魁皇が勝ち越して、現役のまま九州に帰れることは
しみじみと喜ばしいのであります。
それにしても、魁皇の勝ち越しが大相撲で一番の関心事である私は
もはや相撲ファンと名乗れないような気もしますが、
来場所、白鵬の連勝を止めるのは魁皇ではないかと
そんな気がしたりもするのですけど、どうでしょう?
「魁皇に負けた後に始まり、魁皇で止まる」なんてのは、
魁皇ファンにはたまらない展開なんですけどね。
甘いっすか?
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さて、本日ケンドリックス夫妻が我が家に来てくれましたよ。
ケンドリックス君と私は早速部屋に籠って、
70年代ソウルコーラスを中心に色々漁っていたのだが、
その間、奥さんのほうは、ムスメによるプリキュアの変身に関する
特別講義を延々と受講させられる羽目に。

ケンドリックス君も結構研究してきているので、
なかなか油断がならないところだが、そこはやはり歳の甲とでもいいますか、
デルズの廃盤CDとかJ・ブラックフットのサインを見せつつ、
これは某ディ○ク・ユニオンでウン千円で売っている、とか、
こいつも廃盤だとか、散々自慢しまくったのであります。
で、帰りにソウル・チルドレンとかマスカレイダースとかサリフ・ケイタとか
Pファンクとかカルトーラなんかを半ば強引に貸付けたのだが、
まあ、なんというか、こちらのコレクター魂が一方的に満たされるという、
なんとも満たされた気持ちになった一日なのでありました。

さて、明日からはインドネシアに出張、実は初のイスラム圏に突入。
なもんで、iPodにヌスラットを2発装填済み。
これで準備は万全なのだ。
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ケンドリックス君には次回この辺を薦めたいが、
その前にスタートレックを見てもらわないといけないような気もする。
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by zhimuqing | 2010-09-27 00:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)

エビというよりもバッタに近い気もする

以前ブラザGから勧められた映画『第9区』を見ましたよ。
突如ヨハネスブルグ上空に巨大UFOが現れるのだが、
乗っていたエビに似た異星人達は飢餓寸前。
難民として「第9区」に収容されていたのだが…、というお話。
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一見荒唐無稽なB級SF映画のような印象を受けるかもしれないけど、
これはなかなか優れた作品だ。
白人だけの街にされたその昔のケープタウン第6区がモチーフなのだろうけど、
他にも世界各国で同時進行中でもある民族問題や異文化の衝突なんかも
巧みに描きこまれていて、他者との関係性を問う、なかなか深い映画である。
それでいて、かなりおバカなタッチで物語を進めていくところは
個人的にはかなり好感を覚えますね。
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「エビ」(prawnですので、車エビとかブラックタイガーですね)と呼ばれる
異星人の強力な武器が彼らのDNAでないと作動しない、という設定が
この映画の脚本の肝になるところで、
その設定を中心に登場人物の立ち位置が
変わって行く展開はとても良くできていると思います。
あと、前半のドキュメンタリーなタッチも私好み。

でも、それ以上に面白いのは、「第9区」に入り込んでいるギャングが
ナイジェリア人なところですね。
ナイジェリア人の国際犯罪組織が話題になっているところでの設定なのだろうけど、
それ以上にヨルバ族かイボ族か分からないけど、その宗教観を上手いこと、
ストーリーに織り込んでいるところがこれまたポイント高い。

続編はありそうでなさそうなエンディングだったけど、
映画でやるよりも、テレビ・ドラマで第9区の世界を拡大してみたほうが
面白いように思いますね。
それこそスタートレックばりの良いエピソードが出来そうな気がするんですけどね。
ピーター・ジャクソンやってくれないですかね?
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この異星人がグロいので食事中に見るな、とかネットで書かれているけど、
スタートレックの世界では特にそんな気になるもんでもない。
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by zhimuqing | 2010-09-26 00:28 | Starship Troopers | Comments(0)

全ての音楽は繋がっている by B+

Bilalの新作を出したレーベルPlug Researchの主催者B+、
私が初めて意識したのは、DVD『Brasilintime:Batucada com Discos』。
マッドリブやポール・ハンフリー、ジェイムス・ギャドソンをブラジルに連れて行き、
ブラジルのミュージシャンやDJとセッションさせるもので、
ハンフリーのカッチョ良さに悶絶させられたり、マッドリブやJ.Roccがレコードを
漁りまくっている姿が印象的だったりと、なかなか良い映像だったのだ。

ということで、前々から気になっていたブツをようやく入手しましたよ。
B+と相棒エリック・コールマンの渾身の3発をまとめた『Timeless』!
ムラトゥ・アスタトゥケ、アルチュール・ヴェロカイ、
そしてJディラのトリビュート・ライブをそれぞれ1枚のDVDにまとめたもの。
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ヴェロカイとJディラはミゲル・アットウッド・ファーガソン率いるオーケストラによるライブ、
アスタトゥケは本人及びその周辺のミュージシャンをロスに招いて
アメリカのフュージョン系のミュージシャンとライブを行ったもの。
Jディラに関しては、私も昨年のベスト10に選んだEP『Suite for ma Dukes』の
拡大盤というか、こちらがその元となるライブですね。

まず特筆したいのは、モノクロの映像と音がとても良いこと。
映像はめちゃくちゃ綺麗、というより美しい。
画質はもちろんのこと、カメラワークがとても練られているというか、
ミュージシャン目線に近いこともあり、非常に臨場感に溢れている。
音もシャープで鮮明なんだけど、不自然に音圧を上げておらず、
耳触りとでもいいましょうか、聞き心地がとても良いですね。
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あまり大きな声では言えないが、
ヴァイオリンに一人アジア系の凄い別嬪さんがいるので要注目!
でも、座っている位置が悪く、あまり映らない寸止め加減も絶妙だ。


選択された3人のミュージシャンは流石B+といったところですかね。
エチオピア・ジャズのアスタトゥケ、ブラジルの名アレンジャーのヴェロカイ、
そして言わずと知れたJ・ディラ!
3枚とも収録時間はきっちり73分というところにも、こだわりを感じさせます。

当然どれも結構期待していたのですが、やっぱり1番良かったのは、
J・ディラ・トリビュートの『Suite For Ma Dukes』ですね。
アットウッド・ファーガソンとビルド・アン・アークのカルロス・ニーニョによる
素晴らしいアレンジには、鳥肌が溜息に変わってしまいます。
ステージ向かって左に置いてある白いチェロが目立つのだけど、
あれはJディラが使ってたチェロなのかな?

「その時興奮しすぎてカメラがぐらぐら揺れていたんだ」とB+が言っている、
ステージ中盤でドラムが入ってくるところ、私も大興奮しましたよ。
あっという間で、至福の73分。
ラストにタリブ・クウェリとかが出てきて、そこも燃えるポイントだけど、
個人的には会場にいたコモンもマイク持ってほしかったかな。
あと、アンプ・フィドラーはいつも以上にワルそうで、カッコ良かったっす。
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アルトゥール・ヴェロカイは正直良く知らなかったんだけど、
72年のソロアルバムを完全に再現する、という試み。
このアルバム、73分間聞いてると、確かに名曲揃い、
ワタクシの買い付けリスト?にも載せておくことにします。
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アジムスのドラムとキーボードが渡米して参加しているが、
この二人、以前大阪のブルーノートで見た時よりも、良い感じ。
ベースラインも結構気持ち良いので、初めのうちは一緒に合わせて
弾いてたりしたんですけど、実はこのベーシスト、やっぱり凄腕すぎるので、
途中で一緒に合わせて弾くのが嫌になりましたよ。

冒頭にMFドゥームとか出てくるんだけど、
あと、もう一回やるんだったら、Jディラの時のように再構築し直して
その辺のサンプリングしている人達と共演している映像も見てみたいもんだ。
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このアルバムに関するヴェロカイのインタビューがまた面白い。

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アスタトゥケに関しては、独特の音階がなかなかエキゾチックなんだけど、
アメリカのフュージョン勢が参加していることもあって、
この3組のなかでは一番負けてしまうかな?
どうも、まだ私の中で消化不良になっている感じなので、
もう少し聞きこまないといけないですね。
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さて、このDVD、実はもう一つ優れている部分があるのです。
なんと、そのライブの音源をダウンロードできるようになっているのですね。
私は、購入して1週間以上経って、初めて気が付いた次第なのですけど、
でも、これは大変助かりますね。
iPodに落として聞きこむも良し、CDに焼いて家で聞くも良し、
痒いところにまで手が届く、愛情あふれる作品ですね、はい。

ちなみに私は日本盤を購入したのですが、解説が付いているだけで、
字幕は無いので、値段を良く見比べて買った方がいいかも、というのは
なんというか老婆心のようなものでしょうか?
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by zhimuqing | 2010-09-25 00:28 | On The Corner | Comments(0)

久しぶりに聞いて、そのファンク濃度に驚く

腰を直しにブラザG行き付け?の整体に行ったところ、
帰りにはほぼ回復という確かに素晴らしい腕前だ。
ただダンサーを多く診ている所に、
最近何も鍛えていない私が行くというのも、
何だか申し訳ないようなそんな感じです。

さて、街に出たついでになかなか普通の本屋で売っていない
ワックスポエティックスの最新刊を買いに行ったのだが、
ミュージックマガジンの別冊「クロスレビュー」が発売されていたので、
少し迷った挙句、同時に購入。
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中村とうようが仕切っていた頃のクロスレビューを集めたもので
ちょうど80年代を満遍なくカバーしている。
頭からじっくり読んで見たのだけど、やっぱり勢いがありますね。
ピックアップされた音楽の多くは私にはあまり馴染みがないロック関係が多いけど。

情報量が今ほど多くなかった中で、手探りで言葉にしていこうという姿勢が
暑苦しくも清々しい。
クロスレビューという形を取ってはいるが、
目玉は中村とうようだったことは今の時点で読んでもよく分かる。
(なもんで、中村とうようが登場しなくなる89年5月から急に生彩を欠いてしまう。)

自分の感性を基準(思い込み、独断ともいう)とした辛口批評というイメージなんだが、
徹頭徹尾攻撃しているヒップホップを除けば意外に客観性があり、
流石に名物編集長だっただけはある。
この辺のバランス感覚とか批評の効かせ具合が今のマガジンに3%でも残っていれば、
今でも結構良かったんでしょうけどね。
(とはいえ、ここ数号は読んでいないので、昨年までの話ね。)

様々な人が評者として登場しますが、
全体を通して感じるのは、やっぱりレアグルーヴ以前の文章だなということ。
使える音かどうか?というグルーヴに対するDJ的な視点、嗅覚の意識が欠けている。
ライムの流れ、言葉のグルーヴ、音響を含めた空気感を理解するという概念が
当時はまだあまり無かったんだな、ということを改めて感じますね。

なので、ヒップホップやレゲエ~ダブに対して、歯切れの悪い言葉が列挙されていて、
言葉が分からないので理解できない云々の言い訳が連発してしまっている。
だったら、ポルトガル語とかナイジェリア訛り英語で歌われた音楽は、
殆どの人が意味が分からなくて、聞いても楽しめないということになるんですけど、
当時高校生の私も含めて、そんな指摘をする人はあまりいませんでしたね。

あと、やっぱり売れている音楽に厳しくあたってしまう傾向があって、
そういう立場になってしまう気持ちはよく分かるんですけど、
自動的に耳(と目)を閉じてしまうと、それはそれで良くないな、と。
耳馴染みの良い音楽、売れている音楽=ダメという図式にハマらないように
耳をきちんと開いとかんと、後で損をするかもね、と思いました。

さて、同時に買ったワックス・ポエティックスなんですけど、
正直楽しめる記事は少なかったんだけど、アイス・キューブの1stにまつわる
インタビュー記事だけでも、元が取れたかな?
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久しぶりにアイス・キューブ、棚から引っ張りだして聞いているんだけど、
その昔、アイズリーズをサンプリングしたIt was a good dayにやられ、
同時期に福岡で佐世保のブラザーに囲まれながら、強力なライブを見たんで、
4枚目のPredator がベストアルバムだと思っていましたが、
やっぱりボム・スクワッドと激突した1stが一番カッコイイですね。
というか、ボム・スクワッド関連で一番カッコいいのでは?

久しぶりに聞くと、極めてファンク濃度が高いのに改めて感服。
ワックス・ポエッティクスの記事ではボム・スクワッドだけでなく、
キューブとサー・ジンクスも大きく関係してたということで、
言われてみれば、このファンク指数の高さはキューブとジンクスの
仕業だったんですね。
途中で入るアル・ヘイズのギターとベースも非常に良い感じ。

それにしても、ブラザーに囲まれて見たアイス・キューブのライブは
なかなか凄まじいライブだったなぁ。
前座に出てきた日本人3組は始まって1分足らずで、
ブラザーのファッキュー大連呼で、早々に退散させられて、
少し気の毒だったんだけど、確かに面白くなかったんでしようがない。

じらすだけじらして出てきたキューブはもう鬼のようにカッコよく、
1stからの大ヒット曲The Nigga ya love to hateでは、
サビ?のファッキュ・アイスキューブをオーディエンスに大合唱させる等、
一緒に観ていても、物凄く面白かった印象があるし、
ライブ終わった後のキューブにサインを貰う機会があったんだけど、
おっかなびっくり近寄った私に対して、とても紳士的だっただけでなく、
ライブで着ていたTシャツまで貰ったのでありました。

今では、当時貰ったサインも流石に薄れて来ていますけど、
アイス・キューブ、音楽に役者にと、まだまだ健在なのが私は結構嬉しいぞ。
それにしても、この1stのAmerikkka’s Most Wanted、
あまりの良さに驚いている今日この頃。
セカンドのミニアルバムKill at will も聞きたくなってきたのだが、
どうも家には無いみたい。
中古屋で探してみることとしよう。
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大切に保管してあるんだけど、
17,18年!?の前のサインなんで、薄れてくるのは仕方がないですね。
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by zhimuqing | 2010-09-23 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

挑戦的ではあるのだけどね

マイケルの映画「ムーンウォーカー」に若き日に出演していたことでも
マニア?に知られているビラルが久々にアルバム出すということで、
非常に楽しみにしていたんですけど、HMVから1週間ぐらい遅れて
ようやく我が家に到着。
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2001年の1stアルバムは随分後追いで聞いたのだけど、
物凄い実力があることは分かったんだけど、
ゲストや製作陣が豪華になりすぎて、イマイチ焦点が絞り切れなかった感じ。
続く06年のセカンドは何故かお蔵入りということで、
客演だけは非常に多いという、実力に見合う活躍が出来なかった男。
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セカンドのジャケはこういうのだったらしい。別バージョンもあるらしい。

でもって新作が出ると言う話だったんですけど、
TIMELESSシリーズのDVDで大変お世話になっているB+のレーベルから、
ジャケはマルコムXの例のポーズ、タイトルが「Airtight's Revenge」、
製作のメンツはエリカ・バドゥの「アメリカ パート2」に近いしで、
期待は増していく一方だったのです。
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歌手としての素晴らしさには微塵の狂いもなし。
滑らかにゆらめくクルーンは他ではなかなか得難い味わい。
以前のイメージ(客演を含めて)と比べると、ぐっとプリンスに近くなったかな。

ただバックの音作り、どうなんでしょう?
スティーブ・マーキーが中心、サーラーのサフィークとか88キーズも参加しているが、
ロックとかエレクトロニカ?とかヨーロッパな感じに近くて、
実際にこういう音は結構最近多いのだろうけど
なんというか、黒さ、というか、黒いルーツをほとんど感じさせないのだ。
非常に挑戦的なアルバムであるし、メジャーで絶対出ない音でもあるのですけどね。
(ちなみにヨーロッパな感じ?かどうかは、なんとなく、です。)

勿論そこはビラル、どんな音にも抜群のノリの良さを発揮するし、
事実上手い具合にハマってプリンス全盛期のアップデート版のような曲もある。
突如レゲエになってしまう10曲目の前半なんかはパレードに入ってそうだし、
1曲目なんかはプリンスを通り過ぎてPファンクに到達するのだけど。
でも、やっぱりバックの音と相乗効果でノリまくるビラルが聞きたかったかな?
もうちょっと聞きこんでいけば、良くなるのかな?
でも、かなり暑苦しい音なんで、もう少し涼しくならないと難しいっすね。

まあ、ネオソウルのレッテル貼られているのも本人は不本意だったろうし、
ここまで不遇の時代を過ごしてきただろうし、
自分の好きな音を発表できる環境にあることは大変良いと思うので、
ここは良し、としたいのですけど、甘すぎますかね。
でも、やっぱり類稀なファンカティアーとして、本格的なグルーヴアルバムを
出してほしいっすね。
やっぱり次作に期待かな?
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by zhimuqing | 2010-09-22 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

行ける所まで行ってくれ!

せっかくの休みなんだが、日曜の夜に子供と風呂に入っていて、
二人一緒に持ち上げようとして瞬間に、グキってなってもうたのだ。
腰が完全にやられました。

腰を痛めたのは随分久しぶりですね。
完全に動けない訳ではないのだが、
腰が完全に伸ばせないまま歩いているので、
オランウータンのようなのだなぁとヨメサンに言うと、
類人猿はもっと速く動ける、と悲しい突っ込みを入れられる有様。
明日は良くなっているのかな?

そんな訳で、身動きもままならない私なのですが、
今年度のベスト・シングル確定となるブツを発見してしまいましたよ。
これは、ごちゃごちゃ言わずに見て貰った方が早い!
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Janelle Monae (ジャネル・モネエ): Tightrope
(オフィシャル以外でもPVあるけど、画像が悪いので、こちらを見てほしい。)
立て続けに10回リピートしましたよ、私は。
こんなのは随分久しぶりだ。
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1stのMany Moonsもかなりカッコ良い。
ファンクのフォーマットから完全に外れているけど、ファンクそのもの。

3rdのCold War は全編顔をアップしてるだけなのだが、
これにも魅せられてしまう。

ちなみに、ライブ映像もなかなか楽しめる!



演出力もばっちり、溢れだすキュートさ、切れのあるパンチ。
歌っているだけで(歌っていなくても)目を虜にしてしまう存在感。
知性と肉体性と音楽性とルックスの見事なバランス。
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アウトキャストのビッグ・ボイ(ビデオにも出演)に見出された人らしいが、
JB、マイケル、アウトキャスト、エリカ・バドゥ、ローリン・ヒル、
先輩達からの良い遺伝子を確実に受け継いでいる。
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スローを歌わせても、なかなか聞かせる。


いつもバックにいるアンドレ3000みたいなギタリストが気になるが、
プロデュースをモネイと一緒に担当してるディープコットンの人なのか?

久しぶりに、生で見てみたいアーティストだ。
2010年代の世界の頂点を獲ってほしいものだ。

見て真似をしたくなるビデオも随分久しぶり。
タキシードはないけど、靴ならある。
明日でもすぐ踊ってみたいところなのだが、
その前に腰を直さなければ。
それより前にアルバムを買いに行かなければ。
うちのムスメ、こんな風に育てたいなぁ。
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恋をしたアンドロイドが賞金稼ぎに追われると言うコンセプトらしい。
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可愛いからプッシュしている訳ではないぞ、と弱弱しくアピールしてみておく。
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モネイちゃん、バドゥ様を泣かせている模様。
両方どっからどう見ても嘘泣きなのが、これまた良い!
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by zhimuqing | 2010-09-21 00:28 | Funkentelechy | Comments(4)

歌いまくられる

さて、この連休、キャミオが来日しているのだが、
コットンクラブ、一番安い席で11000円。
なんだかんだで、15000円ぐらいになりそうだし、
2010年、見るべきものは他にもありそうだし、
ああ、でも見てみたいし、と今この時点でも激しく葛藤しているのですが、
キンシャサから10月に来る話題のあのバンドのほうを優先しようかな。

ということで、本日は新宿ピットインの昼の部に。
外山明と大儀見元のデュオ。
ずっと見たかったのだが、何故か見ることが出来なかったこのデュオ。
今の日本で一番見たかった組み合わせですね。
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客席の真ん中に向かい合わせで二人のセットを並べてて、
客はその周りを取り囲むスタイル。
予約をせずに行ったのだが、集まった観客は20名強だったので、
私は一瞬迷った末、外山和尚の左側、ハイハットの横に陣取りましたよ。
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外山明はいつ見ても凄まじいのだけど、共演相手の持ち味を活かす人なので、
共演相手次第で受ける印象が変わってしまうのだ。
これまで見た中では、やはりUAのバンドでの演奏が凄かった。
(逆に小難しい人と共演すると、見ている方は不完全燃焼になってしまう。)

ということで、今日の相手は大儀見元。
サルサに始まりキューバ、西アフリカと渡り歩いてきた達人。
相手にとって不足はない、というか、完璧な組み合わせでしょう。

決まりごとは多分何もなくて、お互いの呼吸に合わせて
自由に叩きまくるのだが、やっぱり日本最高のドラムとパーカション、
二人の対話が実に物凄かったのだ。

アフリカのトーキングドラム、あれは音楽というより、実は言葉なのだ、と
聞いたことがあるけど、大儀見元のパーカッションは本当に歌いまくる。
歌っている内容まで分かるような気がしましたよ。
あれはかなりセクシーな内容だったんではないか?

物凄く繊細に叩きわけているのが分かる。
太鼓を叩いた時の皮の震動だけでなく、
叩かれる太鼓の気持ちも分かるような気がしますね。
あそこまで慣らし切ってくれると太鼓のほうも嬉しいでしょうね。

展開はかなりアフロに寄っていたと思うのだけど、
そうなると外山明の特異性が前面に出て来る。
割り切れないリズムというか、リズムの訛りというか、
あの独特な美味しい部分がより強調されるので、私はたたもう大興奮。
手がいつものように勝手に動いた、なんてこととは、全く無縁で
ゴマカシがない、迷いがないスティック捌きは本当に一音入魂。

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後半は外山明のバラフォンでスタートしたのだが、
これはアフリカ度が更に増量して、本当に絶品。
高音部から雪崩れ込むフレーズも盛り上がるし、
ミニマルな響きになるところも、これまた良い。
鍵盤系の楽器はやっぱりリズム楽器なのだ、と
当たり前のことを改めて認識する私なのであります。

大儀見元の太鼓はドラムとの組み合わせの時よりは少し控えめな感じだが、
それでも二人が重なると、宇宙にも古代エジプトにも繋がりそう。
あれをサンプリングして、マッドリブに送ってあげたくなりますね。
新作がなかなか出来てこないディアンジェロにも効果あるかも。

あと、ライブハウスのほうで、突然照明を落として、
それが終わりの合図というのも、なかなか面白い演出でした。
色々な友人に見せたくなる素晴らしい演奏。

ということで、久しぶりにUAのバンドで叩く外山明が見たいですね。
個人的な希望を言わせてもらうと、
外山明+内橋和久+鈴木正人+吉森信+大儀見元+UAってのが
物凄く見たいんですけど、やってくれないですかね。
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by zhimuqing | 2010-09-19 09:50 | On The Corner | Comments(0)

物凄いパンチ力に腰砕けとなる

怒涛の残業週間をなんとか乗り切り、ようやく連休に辿り着いたのだが、
なにせ久しぶりに気合を入れたので、結構疲労がたまっている。
10年前だったら、週30時間ぐらいの残業、楽にこなせてたんですけどね。

そんな訳で待望の連休に突入したのですが、
休み初日の本日、我が家にメール便が届いたのだが、
中には先日の両親と開いた合同誕生会?の写真と一緒に、
「十鬼浩輝」(トキコウキと読むらしい)なる謎の人物が書いた歌詞が
同封されている。

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Gは今大変な状況だし、是非作曲をKにやって貰いたいと思います。
ラスベガス等のカジノをイメージしたらどうでしょう?
もう一つは、大人の女性を、、、、。


同封された歌詞は2曲分(の模様)。
タイトル(と思われる)は、「女の賭け!インシュアランス」と「抱擁」。

パンチの効きまくったライムに、私は悶絶。
腹筋がブチブチと切れていくかと思いましたよ。
大阪のラーメンの某迷店(とても名店とは言えるレベルではない)の店内の張り紙に
「一回食べただけではこの味は分かりません」と書いてあるのだけど、
今回送られてきたこのライムも似たようなところがあるのかもしれない。
1回読んだだけでは、失神しそうになって読み進めない。
2回、3回と挑戦しても、途中で読むのをやめてしまいそうになる。

どちらも女性の視点で愛が語られているように思えるが、
突如として男性の視点が混ざってきたり、
詞世界と全く関係なさそうな単語が挿入されたりと、
アブストラクトといえばよいのでしょうか、
音が無いのにダブになっているといいましょうか、
今年一番の衝撃作であることに変わりはないです。
シュールレアリズムと考えて、味わうべきなのか?
いや、もしかしたら、何かのパロディなのだろうか?
多分そうに違いない。

正直ここでありのまま公表する気はないのですね。
(というか、自分自身に降りかかるダメージが大きすぎる。)
近しい友人にもちょっと見せづらいな。

アテンド アテンドにもABCってあるわね
貴方なら Aクラスの3Aをご用意させていただくわ


なんて、歌詞を世間に公表する訳にはいかないのだ。
ここに加えるべき言葉としては、そうですね、
「今夜はいけるよ、ダンシン ツナイト ベイベエ」なんてのはどうでしょうか?

全編良く理解できないのだが、どうしても分からないのが、この1節。

貴方の言う 男の美学 とやらを賭けてみません?
小市民的な生き方しかできないの?
肩書にこだわる 強い男かと思ったわ


肩書にこだわない男の方が強いのではないかと、
人生経験が浅い私なんかは思ってしまうのだけど、
一体どうなんでしょうね?
それにしても、ここでは紹介しないけど、
MOF担とか毒饅頭とかプロパガンダ、テイクノートという
単語が突然飛び出してくるあたり、高杉良の経済小説の影響を
結構受けているようにも思える。
まあ、考えてみれば、高杉良の表現も
結構恥ずかしいものでもありますしね。

うーん、身近に潜んでいたこの深み。
人生、思いがけないところに罠が仕掛けてあるようだ。

ちなみに別件で電話がかかって来たブラザGに確認したところ、
あちらにも送付されていた模様。
しかも某関係者から絶対公表しないように口止めの電話もかかって来たらしい。
心配しなくても大丈夫です。
これを世間に公表する勇気は、私たち兄弟は持ち合わせていませんので。
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by zhimuqing | 2010-09-19 01:43 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)

人生の目標に定めるべきなのか?

先日送られてきたSoundway RecordsのCD、
忙しくてまだ全然聴けていないのですが、
とりあえずコロンビアのレーベル、ディスコ・フエンテスの
ヴィンテージ録音を集めたオムニバス盤を開封しましたよ。
Colombia the Golden Years of Discos Fuentes というアルバムです。

この前、手に入れたPanama! 3でも感じたことだが、
作り手の愛情が伝わってくるところがポイント。
当然のように、ブックレットの内容も非常に優れている。
ライナーは比較的平易な英文で書かれているのだけど、
コレクターズ魂が滲み出る文章がまず、いいではないですか!

いきなりコロンビアでレコードを探す時のためのスペイン語講座に始まり、
コロンビアのポピュラー音楽を振り返りつつ、
このレーベルの歴史を紐解いていく。

ブックレットに収められた写真も実に味わい深い。
ジャケ写も拡大してみたら、こんな感じだし、
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グループで格好つけているEl Sexteto Miramar も拡大してみたら
これまた味わい深い。
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ブックレットによると、このディスコ・フレンテス、
オーナーのフエンテスとその子供達が重要なのは当たり前だが、
音楽面での最重要人物はFrukoこと、Julio Ernesto Estradaらしい。
ギター、ピアノ、ティンバレス、ベースを操るマルチプレイヤー。

このレーベルの70年代のほとんどの曲に絡んでいるそうだが、
個人的には、タイト極まりない、しかしどこかヘッポコネスもある
ベースプレイが癖になりそうな感じです。
しかし、このFrukoさん、なんといってもルックスが素晴らしいです。
ウィリー・コローン&エクトル・ラボーを意識したアルバムジャケが多いけど、
どうしようもないイナタサがたまりませんねぇ。
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さらに拡大してみると!
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こちらはライナーの中で、このアルバムを見つけることは不可能!と力説されている
超レア・アルバム「Tesura」なのだが、こちらもかなり良い湯加減だ。
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ちなみに右側がFruko師匠です。
私もそろそろこの路線に挑戦しても良い頃合いな気がしてきていたりして。

と、ここまで、あまり音楽的なことに触れていないのは
なにせ忙しいので、ほとんど音楽を聞く時間がなくて、
仕方がないから電車でライナーを読んでいるからなのであります。
ようやく開放されるこの連休、いよいよサウンドウェイ音源が解禁ということで、
それでは皆さん、ごきげんよう。
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by zhimuqing | 2010-09-17 22:17 | Rumba DE Manbo! | Comments(0)

脱力しまくる夜

長い残業が終わって、家に帰ると荷物が届いていた。
ロンドンのSoundway Records、さすがに仕事が早い。
ということで、これから聴きまくるぞ!と、現実逃避もしたくなるというもんだ。



ええ、マスコミが言っていることが正しいです。
マスコミ様は民意を代表しているので、
今後は決して逆らうなんてことはしません。
私が間違っていました。


なんてことは絶対無いのだ!



まず初めに言いたいのは、最後まで態度を明らかにせず、
最後に一気にヘンセツ菅に雪崩を打った民主党議員100人弱。
あんたら、アホなん?
菅が勝った時点で、一気に手のひら返すのが分からんのか?
小沢になったら自分達がコントロールできない、ということで、
マスコミが菅を応援していたことも分からないのか?
なぜこの間、報道の自由が無いと言われる中国でさえもニュースで流していた
韓国にいるらしい菅の隠し子の報道をしなかったのか、分からないのか?

民主主義だから多数派に従えばよい、ということにならないし、
国会議員の仕事は自らが正しい、良し、とする政策を訴えて
それを実現していくことだろうに。
多数派の意見を聞けばよいというのだったら、
別に国会なんていらないじゃないのか?

そもそもマスコミがいっている「多数派」自体が危ういものだ。
この前の参院選で消費税反対という判断を下した国民が
この間に消費税に賛成という意見に変わってしまったのか?
自分達は「国民の生活が一番」という鳩山小沢体制で当選してきたのであって、
消費税増税、法人税減税を宣言するヘンセツ菅の元で議員になったのではなかろうに。
「自分の地位が一番」なのかもしれないが、そうだったら
選挙に弱く、経済オンチで、天下りは自由に認める、
アメリカの言いなりになっている人間をわざわざ選んで、
自分の首を絞めようとするのか、全く理解できない。

これでマスコミは鬼の首を取ったとばかり、
いわゆるコイズミ改革路線を歩むように大合唱していくのだろう。
まあ前原とか野田とか玄葉とか、民主党にたくさん紛れ込んでいる
松下政経塾の面々はもともとみんな元祖・新自由主義の人達なんで、
元に戻っただけだ、とも言えるのだけど。

さあ、始まりますよ。
消費税増税、法人税減税、予算はシーリングされるので医療・福祉・教育は大幅カット。
公共サービスなんて、財政危機の中、全部後回しにしよう。
非正規社員増大、格差が出来るのは個々人の責任なのでしようがない。
少子化対策の名目で外国人移民を自由化して人件費を大幅に抑制しよう。
もちろん企業の内部留保200兆円はもっともっと増やしていきましょう。
経営者と株主に積極的に所得再分配していきましょう。
もちろん国民が貯めてきた郵貯なんかの資金はどんどんアメリカに投資しよう。
アメリカの海兵隊が日本から出ていかないために、積極的にお金を使おう。

うーん、明日の朝刊を見るのが憂鬱だ。
経済関係が無策のあまり、円高になるしかない状況下で
海外からCDが安く帰ることぐらいしかメリットがないな!
やっぱりヘッドホンで音楽聞いていたほうが良いのかな?
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もうこうなったら、ヴードゥーに頼るしかない。
これでも喰らえ!
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by zhimuqing | 2010-09-15 01:15 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)