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星に戻った人に戻って来てほしいと    懇願したい件

真夜中に映画が放映されているなんて、
全く知りませんでしたよ。
基本的にサウス・ウエスト・ジャパンな人間なもんで。

ということで、夜中の六本木ヒルズに行ったわけですよ。
夜中の徘徊仲間はもちろんブラザGとK子姐さま。
もちろん目当てはあの映画です。
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もしかしてこの映画を誤解している人がいるかもしれませんね。
「往年のきらめき」とか「かつての天才の片鱗」とか、
そんなものを求めている人がいたら、
はっきり言っておきますけど、
そいつは大間違いってなもんだ。

全部天才、才能の凝縮、常に全開。
文字通り、頭のてっぺんからつま先まで。
「誰も見たことのない彼に逢える」という謳い文句は100%真実だ。

10年のブランクを経て復活しようとしていた、と言われているのですが、
「復活」とかそういうレベルではなく、
単なる活動休止を経てネクストレベルに進化しているところだったんですね。
歌は力強いし、動きもシャープ。
全盛期と同じ、というより、まさに今年が全盛期だったのかもしれないと思わせる
その立ち居振る舞いを見ることができただけで、私は本当に嬉しかった。

それにしても、リハーサルの映像は初めて見たのだが、
リハだからこそ、随所にその凄みが認識できるのだ。
ちょっとした節回し、ダンサーとの絡み、
スタッフやバンドメンバーに対する指示、
どの断片を切り取っても、とてつもない才能だったことが分かります。
健在だったら多分出てくることがなかった映像なので、
若干複雑な気持ちも残るのですが、
それでもやっぱりこの映像を見ることができて
本当に良かったな。
製作者が意図的に事実を歪めて作ったドキュメンタリーではなく、
この映画こそがマイケル・ジャクソンの真実を映し出しているのだ。

見どころは全部!なのだが、あえて挙げてみると、
Human Nature とか The Way You Make Me Feelとかかな。
横に座ってたブラザGから、ウヮッ!とか声が無意識に漏れてしまうほど。
ダンサーのコーナーで使う予定だった曲が
Shake Your Body だったってことも結構嬉しかったりするのですけど。

あと、主役のマイケル以外のダンサーとかバックバンドの表情も見どころだ。
マイケル自らダンサーのオーディションに参加していて、
あそこで選ばれたダンサーはやっぱり嬉しかっただろうなぁ。
マイケルがソロでステージに立ってる時に
客席側でダンサーがみんなでステージを見ているのだが、
彼らの盛り上がりぶりは大変ほほえましいものだ。

マイケルとバックバンドのメンバーとのやりとりが面白いのだけど、
「朝ベッドから降りた時の感じ」を表現して、と言われて
キーボードの人が弾いたフレーズは、あれは凄いっすね。
音符と休符の長さのコントロールが絶妙、流石に一流だ。
あと、ギターで参加しているTommy Organ、
あの人は80年代屈指のバンド、TEASEのギタリストですね。
キッパー・ジョーンズがボーカルだったあのバンドです。
意外な人の登場で、ひそかに盛り上がったのでありました。

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それにしてもマイケルのいるべき場所はステージ。
ステージで歌って踊る姿の輝きは他に比べるものがないのだ。
あの域に到達できる人はもう出てこないでしょう。
映画の中での姿は、もう本当に元気なので、
この星にいなくなったってのがどうしても信じられない。
どうしても信じられないので、また見に行こうと思ったのであります。
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by zhimuqing | 2009-10-31 18:33 | Funkentelechy | Comments(4)

懐かしいCDとHEROSにはまる

ということで、ブラザGが仕事の都合で我が家に泊まっているのでありますが、
華やかな仕事ですが、実際はなかなか地道で体力を使う仕事なんですねぇ。
毎日随分長い時間、練習していて全くご苦労さまでございます。

私の部屋のCDをいろいろ漁っていると
なかなか懐かしいCDが出てくるようで、
本日は91年の名作、Mr.Fiddler の「With Respect」を聞いて
しきりに懐かしがっていましたよ。
当時バリバリの高校生ですもんね。
当時の気持ちを呼び戻して、舞台フットルースに備えてほしいものです。
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さて、多大なる出費になる恐れがあるので購入は出来ないものの、
ものすごく気になっていっていながら、
レンタル屋に行くのもなんとなく面倒なので、
忘れようとしていたアメリカのテレビドラマ「HEROS」、
10月からBS朝日で日曜日に放送が始まったので、
これ幸いと、録画を始めましたよ。
週1本というペースが、他の趣味?の邪魔にならないので
なかなかありがたいです。
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1回スケートで放送がなかったので、まだ3回分しか見ていないのだが、
たしかに面白いね、これは。
変な日本の描写等が気になる人も多いみたいですけど、
そういうのが大好きな私には全く問題ないというより、
より好みに近くなるのであります。

スタートレックなんかが特にそうですが、
アメリカのテレビドラマは脚本にお金をかけているものが多くて
いったん見始めると、続きが気になってしようがないのです。

ということで、レンタル屋に行って、一気に続きを見たい気もするのですが、
ここはぐっと我慢我慢。
ウィキペディアとかネットの情報も我慢我慢。
ヒロ・ナカムラの全くもっていけていない姿もなかなか乙なものですが、
やはりインド人モヒンダーが大変気になっているのであります。
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たった今、弟から聞いたのだが、ヒロ・ナカムラはターミネーター2の
あの特殊映像のソフトを学生時代に作ったそうですね。
それにしても、サードシーズンまで結構見ているヤツは
私に中身が喋りたくて仕方がないようです。
今の私のとっては危険極まりないなぁ。
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by zhimuqing | 2009-10-28 23:56 | Popper's Delight | Comments(0)

鶉の雛では、大雨を回避できなかった

本日はレイたんの七五三に行きましたよ。
せっかく仕事休んだのに、外はすごい雨模様で、
残念というより、大変だったのであります。
雨模様ということで、見事な快晴頭を誇る父も参加するも
残念ながら、ご利益無しでしたね。
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それにしても、もう七五三とは随分月日が経つのは早いものだ。
親馬鹿の私がひそかに目指すところは、ファンク・クイーン。
すくすくと育ってほしいものであります。
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うーん。かわいいのだ♡
最近、ギターをみると、「さ〇〇クン」とプリマクさんの本名を呼ぶのが面白いのだが、
そのことをプリマクさんに伝えてみたところ、結構喜んでもらえましたよ。
がしかし、ここで一つ断わっておきますが、嫁にはやりません!
友情よりも父親としての愛情をここは優先させていただきます。


一方、興味のない男二人はいつもの自然体。
年が60以上離れても、行動は変わらない。世代がずれても行動はぶれないのだ!
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アンパンマンの頭部が可食部分であることは広く世間に知られていますが、
このたび実際に食べられた実例を初めて目撃しました。
なかなか凄惨な現場写真となっています。
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一つ断わっておきますが、ご飯は普通以上にきちんと食べさせて頂いております。
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by zhimuqing | 2009-10-26 16:40 | Dawn 'n' Shine | Comments(6)

友人の息子さんがグレていないのか?

出張に出るわ、残業は長いわ、で
我が家に帰っても、ベイビーズは当然寝ているので、
なんだか面白くないのだ。
レイたんはもうすぐ3歳、ヨウタロウは1歳ちょっとなので、
今が一番面白い盛り。
こういう大事な時期はしっかり見ておきたいのであります。

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自分の枕を友人達に譲る女の子。

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もはや何をして遊んでいるのか、他人には理解できない男の子。

という感じで、すっかりヤワになったと評判のワタクシですが、
それじゃいかんと、例のブルース・ムーヴィー・プロジェクトの1本、
持って行きましたよ。
出張にぴったりのこの1本、「The Road To Memphis」。
ボビー・ラッシュ、まさかの大フューチャーで、ごくごく一部で話題になってた映画ですね。
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メンフィス黄金時代のビールストリートやラジオ局WDIAにまつわる逸話と
チトリン・サーキットを回るラッシュご一行の姿と混ぜ合わせた映画ですが、
やはり、南部のクラブを回るボビー・ラッシュの姿が印象深いです。
ひたすら大型バスで広い南部を移動ですもんね。
ライブハウスと電話でギャラの交渉しているラッシュの姿が映画にも出てきますが、
あれほどのビッグネーム(でもないけど)なのに、バンド込みで1000ドル。
心から音楽が好きでないと、出来ない仕事なのだ。
私も仕事が忙しいとブツクサ言ってはいけないのだ。

ボビー・ラッシュといえば、70年代にギャンブル&ハフから出した
ファンク・ブルースのアルバム「Rush Hour」、
大学生3,4年の時、愛聴していたのだが、
一緒にブルースバンドやってた諸先輩方には今一評判が悪かったのでした。
同時期のジョニー・ギター・ワトソンよりカッコいいと思ってたんだけどね。
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下北沢のフラッシュディスクランチで中古LPを買った時に、
店長の椿さんに大変褒められたの懐かしく思い出すのでありますね。
あのLP、どうも部屋に見当たらないのだが、
実家にでもあるのでしょうか?

映画では、他にもB.B.とかリトル・ミルトン、ロスコー・ゴードンの
同窓会的ライブシーンが最後にあるのですが、
B.B.キング、噂には聞いていたけど、座ってライブやってる姿がちょっと衝撃ですね。
あれから5年近くたっているのだが、今でも元気にやってるのか、ちょっと心配だ。
あと、リトル・ミルトンをもっとフューチャーしてほしかったなぁ。

で、やっぱりカッコいいのは、アイク・ターナー。
サン・スタジオのサム・フィリップスとのやり取りも笑えるし、
ピアノを弾いている姿もグッときますが、
やっぱりアイクと言えば、ギターのアーミング。
分かっててもグッとくる。
ああいう一芸というのはブルースに限らず、
黒い音楽では無くてはならないものなのではないか?と確信しました。
そういえば、心底ワルそうなアイクのああいう風貌も
今となっては大変貴重なものだったと思うのでありました。
一回生で見たかったな。
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それにしても、息子にアイクという名前を付けたK島君は
元気なんでしょうか?
息子さんがこんな風にグレてなければいいのですが。
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by zhimuqing | 2009-10-25 01:43 | Blues 4 Terapin | Comments(5)

母子加算復活の攻防で思う

職場の福利厚生でインフルエンザの予防接種を受けてきました。
聞くところによると、この季節性のインフルエンザの予防接種でも
結構予約を取るのが大変な状況らしく、
我が家も結構慌てました。

それにしても、NHKのセーフティーネット・クライシスを
先日見て衝撃を受けたこともあって、
あの時テレビに出ていた子供達は大丈夫かな?と心配になってくる。

家に病院に行くお金のない子供達が保健室に駆け込んで
治療の代わりの応急手当を受けているシーンがありましたが、
あの子達がインフルエンザにかかった場合、どうすれば良いのだろう?
他の子供達への感染ももちろん心配だが、
その子供本人の生命にもかかわってくる問題だ。
学校の保健室では応急手当は出来ても、治療は出来ない。

病気の子供達を学校に行かせる親が悪い、という意見もあるかもしれないが、
少なくともあの番組に出ていた子供達の親は生活費を稼ぐために
必死で働いていた。
安易に彼らを非難出来る人もいるかもしれないが、私には出来ない。

あの番組の中で湯浅誠が政府に対して相対的貧困率を調べるように迫り、
民主党の山井和則が実施を明言した場面があったのだが、
先日、その調査結果が発表になった。

OECD加盟国30ヶ国の中で、下から4番目の相対的貧困率:15.7%。
メキシコ、トルコ、アメリカに次ぐ4番目。
当然子供の貧困率も同じように低くて、14.2%。
7人に一人の割合。
残念ながら、NHKの番組の内容を裏付ける結果が出てしまっている。
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※相対的貧困率
 国民一人一人の「所得」を順番に並べて、ちょうど中間の額の人を定め、
 その額の半分に満たない人が、全体でどれくらいいるか示したもの。
 国内の低所得者の割合を示す指標であり、格差の広がりをも示す。
 この場合の「所得」は、税金等を差し引いた可処分所得を
 その世帯の人数の平方根で割った数値としている。


番組の中で、アナウンサーの町永俊雄が強調していたように
この問題は待ったなしなのである。
一日の栄養分を学校の給食のみで補っている子供がいて、
高校の授業料が払えない為にバイトを紹介し、
バイト先にまで授業料を集金に行く高校の先生がいる。
今すぐ政府はマニフェスト通り、母子加算を復活させなければならないのだが、
長妻大臣は就任後、すぐに復活させると発表していたのだが、
案の定、藤井財務大臣と平野官房長官が妨害しているようだ。

テレビや新聞、ネット等を見ていると、藤井裕久の動きは
「国民の生活が第一」というスローガンを掲げていた民主党の動きとは思えない。
この間、藤井裕久が出した方針は、月額2万3000円の母子加算を復活させる代わりに
生活保護世帯の高校就学費と学習支援費を削ろうとしている。
さらに生活保護世帯への子供手当てを「収入」として認定し、
生活保護費から子供手当て分を減額しようとしている。

これが「国民の生活が第一」な政策なのだろうか?
子供は国の宝なのであり、国の未来の活力であることは自明の理であり、
「国民の生活」を長期的なスパンで捉えるならば、
子供に対する福祉や教育を充実させることは、至極まっとうな考えだと思うのだが、
なぜ藤井祐久は逆の方向に進もうとしているのか?

その理由を探ると、やはり藤井裕久の出身母体である財務省、というより、
その事務次官である丹呉泰健の存在が大きいようだ。
コイズミの首相秘書官をずっと務めてきた男。
社会保障費を毎年2200億円削減する政策を推し進めた官僚。

子供の貧困問題を解決するためには、子供手当てを配ったって、
そんな大きな効果はない。(もちろん多少の効果はあるが)
確実に困っている子供達が確実に生活できるようにする為には
もっと有効な手立てがあるはずだ。
とっとと、タケナカの盟友を道端にほっぽり出して、
やるべきことをきちんとやって欲しいものだ。

平野博文の意を受けているのかいないのか、
マスコミによる長妻昭の攻撃も激しくなってきつつあるが、
負けてはいけない。
粘って粘って自分の正しいと思う道を貫いて欲しい。
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こんな男に思うようにやられてたまるもんか!
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by zhimuqing | 2009-10-22 20:53 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)

フードゥームーンでグリグリ

先日ゲットしたブルース・ムーヴィー・プロジェクトのDVDでありますが、
ようやく日曜日に1本目を見ましたよ。
唯一映画館で公開されていない「ピアノ・ブルース」。
クリント・イーストウッドの監督作品ですね。
モンクやバードの映画を作っている人だけに、
そこかしこから滲み出るブルースへの愛情が素晴らしいのだ。
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映画は基本的にレイ・チャールズを中心に話が進むのだが、
ブギウギ・ピアノの達人(勉強不足のため、名前も初耳)や
ファッツ・ドミノやオーティス・スパンの映像がタップリ、大変美味しいです。
やっぱり一番燃えるのは長髪教授の映像ですけど。
ここにジェームス・ブッカーがいたら、もっと良かったんですけど、
贅沢は言いっこなしですね。

改めてレイ・チャールズの声の素晴らしさに震えるわけですが、
途中から結構出てくるドクター・ジョンにも痺れますね。
酸いも甘いも噛み分けた男のダンディズムというのでしょうか、
理想的な歳の取り方ですねぇ。

ということで、居ても立ってもいられなくなって、
以前から狙っていたドクター・ジョンの自伝本を買いに
千葉まで足を延ばしましたよ。
とっくに廃刊になっている本ですが、4ヶ月前ぐらいに
本屋に埋もれているのを見つけていたのであります。
「フードゥー・ムーンの下で」。
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470ページの分厚いこの本、値段も3000円強と手ごわいわけですが、
それだけも価値がある、素晴らしい本ですね。
これを読まなくてもニューオリンズ音楽は十分楽しめますが、
読んだらもっと楽しめること間違いなしですね。

大体カッコイイ音楽をやっているミュージシャンは
見た目もカッコイイものですけど、
そういう人は文章も結構面白い人が多いのだ。
(ここでいう「カッコイイ」は必ずしも世間一般的な意味ではないですけど)

自伝関係では、マイルス、JB、ザッパの本が群を抜いているわけですが、
この「フードゥームーン」はそれらに並ぶか、
もしかすると、それ以上の本かもしれない程、素晴らしい。
随所に出てくるスラングもいちいちかっこよく、
一度原書で読んでみたいとも思ってしまいます。
(こなれた訳文も特筆ものです。)

おクスリ関係の滅茶苦茶な青春時代(子供時代を含む)の逸話も笑えますけど、
全盛期のニューオリンズの街に対する深い愛情や
数々の腕利きの愛すべきミュージシャンに対する友情に胸を打たれます。
特別に章をたてているジェイムス・ブッカーとロングヘアーの部分が
この本一番のハイライトですね。

綴られた文字を読むだけで、素晴らしい音楽が聞こえてくるのだけど、
この二人が全盛期をきちんと音として残すことが出来ず、
生前にが世間から正当な評価を受けることがなかったことの
ドクター・ジョンが感じている寂しさも確かに伝わってくるのだ。

個人的に嬉しかったのは、「グリグリ」とか「ヴードゥー」とか
「レヴァレンド・マザー」とか、その辺に関して結構詳しく書かれていたところ。
グリグリ、ヴードゥー、サンテリーア、カンドンブレ、オリシャといった
ニューオリンズ、ハイチ、キューバ、ブラジル、そしてアフリカを繋ぐ
このたまらなく魅惑的な文化。
この辺が予期しない形で繋がったので、かなり興奮しましたよ。
よく考えてみたら、当たり前のことなんですけどね。

しかし板垣真理子から続くこの流れ、我ながら一貫しているなぁ。
Dr.Kyon の名言「俺のテーマはガンボなんだ」を真似て、
「おいのテーマはマクンバやけん」と宣言したくなる今日この頃なのであります。

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フェス以前にはがらんとした空間があるだけ、
フェス以降も、私たちは闇の中で口笛を吹くだけだ。


プロフェッサー・ロングヘアーの章から引用、これは本当に名言だ。
カエターノの名盤LIVROの最後を飾る名曲Pra Ninguem の歌詞に匹敵しますね。

全ての音楽より美しいのは沈黙。それよりも美しいものはジョアンだけ

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カエターノの自伝本『Verdade Tropical』も非常に読んでみたいのだが、
ポルトガル語はさすがに読めないのであります。
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by zhimuqing | 2009-10-20 20:23 | Blues 4 Terapin | Comments(0)

まだまだ枯れてしまうのは早すぎるぞ!

先々週からの出張ラッシュがようやく終わったのだが、
おかげさまで、ここ数年で一番忙しい、というか
同僚が大丈夫?と気を使ってくれるぐらいの
殺人的スケジュールになっていますよ。
今週も出張があるし、無事切り抜けることが出来るのでしょか、私?

とまあ、そういう状況にもかかわらず、というか、そういう状況なので
現実逃避?で、我が家のハードディスクレコーダーに
ひたすら溜まっている映像を見るわけですが
やっぱり帰国後一発目は、BSで放送された東京ジャズでしょう!
もちろん、お目当ては言うまでも無く、Pファンク!
会場、持ち時間及び個人的資金面を考慮して、
泣く泣く見送ったライブですね。
マガジン誌なんかでも、結構褒められていたので、
結構期待していたのですが・・・。
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うーん、どうなんでしょ?
臨場感のないテレビ放送であることを差し引いても、
ちょっと寂しさが残る内容だったような気が・・・。
もちろん全編放送されたわけではないし、
日本のテレビ放送独特のツルリとした質感もあるのだろうけど、
なんだか逞しさに欠けているのだな。
シャイダー、Pナット、ベリータ・ウッズ、ライジ、キャッシュワディ、アンドレ、
結構タマは揃っていたんだけどなぁ。
(スティーヴ・ボイドのボーカルは相変わらず素晴らしい。)
やはりブギー、ハンプトン、ブラックバードが居ないと随分寂しいものだ。

それにしても?マークの連発だった昨年のアルバムといい、
なんだか心配になってくるのでありますが、
こんなところで枯れてもらっては困ります。
頼むよ、クリントン!
もう1発、いや1発といわず5,6発、大きな打ち上げ花火を
ドカンと打ち上げてくださいな!
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今月号のミュージックマガジンを読んで驚いたのだが、
なんとPファンクご一行の来日にスライ・ストーンも同行していたそうだ。
ステージはもちろん、ホテルから全く出なかったらしいのだが、
もはやジョアン・ジルベルト並みの仙人ぶりですね。
こうなると、スライとジョージ、一緒にアルバム作ったほうがいいんじゃない?
まとめてクエストラブあたりが面倒見てくれないかなぁ。
(ほとんど個人的な願望ですけどね)
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by zhimuqing | 2009-10-19 22:16 | Funkentelechy | Comments(0)

NHKスペシャルに驚いた件

我が家にハードディスクレコーダーを導入したのは良いのだが、
撮り貯め?する一方で、なかなかゆっくり見る時間がない。
一体便利になったのか、そうでないのか、よく分からないのであります。

さて、先日のNHKスペシャルの『セーフティネット・クライシスvol.3』、
遅ればせながら、ようやく見ることが出来たのだが、
凄まじい現状を切り取っていて、日本はここまで来てしまったのか?と
本当に驚いてしまった。

この番組に対するコメントを書きたいのだが、
あまりの驚きになかなか文章が書けないので、
明日からの中国出張での宿題とすることにしよう。
どうせネットがつながらない環境に行くのだし。

ひとつ特筆しておきたいのは、アナウンサー町永俊雄の気迫。
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これまで意識して見ていたことはなかったが、
なかなかの感性・温性の持ち主のようだ。

ということで、週末までサヨウナラ。
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by zhimuqing | 2009-10-13 00:52 | Make Me Wanna Holler | Comments(2)

毎年恒例のリリースラッシュに困る件

プリマク氏より、かなり愉快というか驚きの情報を入手したので、
続報が楽しみなのであります。
ヒントは土星から来た人。
それにしても後からジワジワと効いてくる大変素晴らしい情報だ。
ありがとうございます。

さて、年末が近くなってくると、いろいろ気になるCDが発売されるので、
大変困ったものだ。

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ミーターズの未発表ライブ、たぶん70年代前半、シリルが加入直後ぐらい?
しかし、ここまで購買意欲を減退させるジャケットというのも珍しい。

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サーラーのあの人。
ジャケは間違いなくモンク及びあの名作のジャケを意識しているでしょ?
これは近いうちに買う予定。


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デイヴィッド・ラフィンのお兄さん。
基本的に兄弟っていうのは、弟の方がカッコいいもんだ、と
20年前ぐらい弟が言っていたので、対抗してジミー兄さんを応援したくなる私。
お控えなすって、なポーズなので、日本でもその筋の人が堪らず購入しているとの噂。


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Qティップ様の幻のセカンドが正規発売。
たぶん、店頭に並んでいるけど、まだ聞いていないのだ。


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ンデゲ姐さんの新作。
一部で3枚目の「Bitter」に似ている、という噂が流れているので、
怖くて買えない一枚です。


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遂にメジャーデビュー!
ジャケの変な感じ、ピンクエレファントというタイトル、パッケージ的には文句なし。
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by zhimuqing | 2009-10-11 23:24 | Funkentelechy | Comments(0)

エールを送る人が他にもたくさんいた件

オバマ大統領、ノーベル賞おめでとう。
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これまでの受賞者を見ると必ずしもふさわしい人が
受賞しているわけではない(特に1974年はひどい)けど、
今回のバラク・オバマは十分それに値すると思う。
今後に大いなる期待を込めて、この受賞を歓迎したい。
核廃絶、パレスチナ、イランとの和解、軍産複合体解体、
そしてアフガンやイラクの問題の解決など、
彼がやるべきことは山ほどもあるわけですが、
任期終了後には、是非とも日本に帰化して、
オバマ党を立ち上げてほしいものだ。
少なくとも私はついていきますよ。

受賞を受けたオバマの演説の一部。

これは私が成し遂げたことに対してではなく、
すべての国の人びとの希望を代表して
米国の指導力に与えられたものと考えている。
歴史を見ると、平和賞は特定の成果にではなく、
目標達成への機運を高めるために贈られることもある。
私は、この賞を21世紀の挑戦に立ち向かう行動への呼びかけとして受け入れる。


本当にどこまでも良く分かっている男だ。

それにしても、ブッシュとその一味のやらかした始末で苦しんでいるオバマですが、
それ以外でもアメリカの医療保険を改革しようとして
なかなか苦境というか厳しい状況に立っているらしいですね。

アメリカでは貧しい人と65歳以上の人以外は民間の医療保険に入るしかないのだが、
保険掛け金が高すぎて、何千万人の人が加入できないでいる。
しかも、そんな高い掛け金を払っても、いざって時に色々いちゃもんをつけて、
保険会社が保険金を支払わないことも多いそうだ。
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この辺のひどい事情はマイケル・ムーアの最高傑作『Sicko』に詳しく描かれている。

そこでオバマは医療保険に入っていない人(入れない人)のために、
医療費や掛け金を安くした公的医療保険制度を立ち上げようとしているのだが、
保険業界や共和党、そして一部の民主党議員の反発が物凄いらしい。

「オバマは医療改革をして、アメリカを社会主義にしようとしている」とか
「政府が医療を管理するのは、ヒトラーの政策と同じ」とか、
出来の悪いお笑いのような主張を反対派の議員は叫んでいるのだが、
彼らのほとんど全員が保険業界や製薬会社から多額の献金を貰っているのが
これまた出来の悪いコメディーのようなのだ。
(国民の半数近くがそのネガティブ・キャンペーンに踊らされているところも)

ということで、ひそかに負けるなオバマと思っていたのですが、
同じように感じていたいた人がオスロにもいたんですね、ということで、
オバマ大統領、がんばれ!
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by zhimuqing | 2009-10-10 23:45 | Change! | Comments(0)