カテゴリ:Funkentelechy( 623 )

良かった良かった

最近良かったことと言えば、盟友モヤーン氏に無事赤ちゃんが産まれたことで、
もうなんと言いますか、こういうニュースは無条件に嬉しくなってしまいますね。
おめでとう!あと10年したらマクンヴァ・アーケストラ第2世代だ!

さて、赤ちゃん誕生に比べると、些細なことかもしれませんが、
今月の重要ミッションと考えていた、あのブツを無事に入手です!!
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Eryka Badu "But You Caint Use My Phone"のLPですね。

毎年恒例のRecord Store Dayは思えば数年前ほどの盛り上がりを
感じなくなっているような気もしますが、この秋、最大の目玉ですね。
昨年の年末にデジタル配信されていましたが、
遂にフィジカル発売、限定1500枚。
無事に入手できてよかった。
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エメックのイラストはやはりカッコいいですねぇ。
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内袋のデザインもなかなかカッコいいが、
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肝はこの透明のヴィニール盤。
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開封した時に溜息出ました、はい。

もともとミックステープという位置づけですが、
なかなか良い曲が入っていて、個人的にはすごく好きな1枚です。
電話というかコミュニケーションをテーマにした統一感のあるアルバム。
ニュー・エディションの"Mr. Telephone Man"が評判になりましたが、
個人的にはラストのアンドレ3000との共演"Hello"の方が盛り上がりますね。
あとはリズムボックスとローズが絡み合うメロウな"Cel U Lar Device"の
気持ちよさはまた格別ですね。
"U Don't Have To Call"なんかの一筆書きっぽいノリも素晴らしい。

ということで、エリカ・バドゥに言いたいことはただ一つだけ。

早く本チャンの新作を作ってくれ!

いや、もう一つあったな。

日本に早く来て。
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by zhimuqing | 2016-11-25 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

なんてこったい

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来週30日は日本におらんっちゅうねん。

もっと早く教えてくれたら、出張の予定、変更したのに(涙)
とはいえ、ライブは今回もパスしていたので
偉そうなことは言えませんが。

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by zhimuqing | 2016-11-25 12:44 | Funkentelechy | Comments(0)

いよいよ次の日曜日!

いきなり11月に雪が降りましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

さていよいよ日曜日に迫ってきましたよ。
VOOODOO LOTUS、秋の恒例、高円寺Jirokichiでのライブ。
昨年一昨年は友人諸氏のバンドとのツーマンでしたが、
今年は満を持してのワンマンですよ。
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なんと先日ドラムのボンさんに言われて初めて気が付いたのですが、
7月から今回の次郎吉まで5か月連続でのライブですね。
メンバーそれぞれ忙しく動き回っているのに、
何と精力的なことでしょう。パチパチパチ。
今回は何と新曲も披露する予定。
2年ぐらい熟成させた名曲が遂に日の目を見ますが、
いつものように曲名は今日の時点でまだ決まっておりません。
ま、プリーチャーとサンディーの二大飛び道具によるワープが
楽しめることは間違いありません。

そうそう、今回はなんとゲストが登場しますよ。
ワンマン、時間もたっぷりあるじゃないか?とのことで
VOODOO LOTUS、かねてより目論んでいたゲストを呼んで
そのお力で我々を引っ張り上げてもらおうではないか?という
他山の石じゃなかった、旅の恥はかき捨てでもないな、
沢庵のおもしに茶袋でもダモクレスの剣(ダモクレスって誰だ?)でもなく、 
えーと、頼む木の下に雨漏る、多勢に無勢、いやこれではゲストに失礼だ、
そうだそうだ、棚からぼた餅、いや、立ち寄らば大樹の陰ということで、
一緒に楽しんじゃおうではないか、との作戦がついに実現するわけです。
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その第一弾は、知る人ぞ知る元RSP、現AUTRIBEのHilomu君。
バリバリのBボーイが我等VOODOO LOTUSに交じって
しかも大樹というには、あまりにもスリムで引き締まった体に
我ら6人がぶら下がって、一体どのような展開になるのかは
神のみぞ知るという感じですが、
(メンバーの我々すらどうなるか分からないのだ)
昨年のパリのテロの際、その僅か1ブロック隣で歩いていた男ですから、
今回のような危機(言ってしまったぞ、自分で危機と)でも
難なく乗りこなしてくれるのではないか?と
バンドメンバー一同大いに他力本願で乗り切る予定ですね。
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ということで、今度の日曜日、お天気はどうか分かりませんが、
まあお昼に雪が降ることはないでしょう。
年末の人が込みまくる前に是非とも高円寺まで。
そうそう、チケット代は投げ銭、つまり0円~。
ドリンク代だけで楽しめますよっということで、
是非とも高円寺まで。
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11月27日(日) 高円寺 Jirokichi
開場:13時 開演:13時30分(予定)

VOODOO LOTUS

Kendrix - Lead Vox, Flute, Trombone
Mr. P the Chef - Hypeman, MC, Dancer, Percussions, BG Vox
Preacher – Guitar
Dr. Sandee – Keyboards, Melodica
Ladies Love Cool Bon - Drums, BG Vox
Magonosheen - Bass, BG Vox
Masheeno - Spiritual Forces

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by zhimuqing | 2016-11-24 20:28 | Funkentelechy | Comments(0)

やはり人徳か

キース・スウェットの新作"Dress to Impress"はかなりの名作。
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ジャケットも替わりませんが、
冒頭に1音鳴らしただけで、誰が聞いてもスウェットの音。
それが「焼き直し」でなく、変わらない「いつものスウェット節」と
捉えられるのはもう人徳と言えますね。
微修正を加えながらもぶれない美学に基づきながら、
ソロデビューから30年、オリジナルアルバム12枚に
ライブ盤2枚、クリスマスアルバム1枚を重ねてきた説得力は
やはり大したものです。

基本、常に良質なアルバムを作り続けてきた人だが、
今回のアルバムは96年の大傑作“Keith Sweat”以来の傑作かと。

勝因としては、

・下手に流行り物に色目を使わず、得意技のみでまとめた。
・その結果、いい曲が多数出来た。
・複数ゲストによる効果的な声の重なり
・90年代のメロウなソウルジャム中心
・でも70年代のスウィートソウルな空気もたっぷりと
・結果、当時スウェットがやらなかったあの頃のネオソウルな空気感が横溢
・そこはかとないケリス師匠やジャム&ルイスなコード感も


ま、メロウ大王が本気になったということですね。
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平坦なように思わせておいて、実は起伏がある展開。
ゲストの使い方は本当に上手い。
シルクやドゥルー・ヒルがピリリと辛味を加え、
スウェット好みのタキヤ・メイスンとの絶妙なマッチング、
4作目以降の得意のトークボックスものでは
何とバイロン・チェンバースを引っ張りだし、
ラストは故ジェラルド・リヴァートとのデュエットで締める。

それにしても、キース・スウェットは仁義があるというか、
義理堅いというか、昔からの仲間を大事にしますね。
シルクとの付き合いも長いし、最近でこそ名前を見なくなったが、
カット・クロースのアテナ・ケージもずいぶん長い間呼んでいたし。
その最たるものが今回のラストを飾るリヴァートの関係かな、と。
この辺の義理堅さはやはりこの人が信用出来る証左かな、と。
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さて、そろそろ日本公演、どうでしょう?
前回はジョニー・ギルとの来日だったのですが、
確か仕事の都合で泣く泣くパス。
もちろんジョニー・ギルとの来日でもいいですが、
希望はやはりソロでの来日。(もしくはシルクと)

ちなみにスウェットは元々NYのバンド、Jamilahでデビュー。
Jamilahということはジャミラ?
あの棲星怪獣ジャミラ、全ウルトラマンでも屈指の名作の?
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と思ったのですが、たぶん違いますね。
ま、普通に女性の名前かと。
もしかすると、アルジェリア独立の英雄のジャミラ・ブーパシャ?
そうだったら、それもまた凄いのですけどね。
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by zhimuqing | 2016-11-16 08:28 | Funkentelechy | Comments(0)

もっともっと深くまで

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これまた過去からの発掘品、010年6月27日のセッション。
曲名は"Gondwana"。
前半は超ドシャメシャなんだけど、後半につれて自分の細胞が喜んでいる。
そういう意味では、個人的には過去最深到達点。
もっともっと深くまで潜らなくては!という自分への鼓舞を込めて。
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by zhimuqing | 2016-11-14 19:41 | Funkentelechy | Comments(2)

Soundcloud あげてみた

昔のバンドのスタジオでの音源、こっそりアップしてみた。
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このメンツが完全に揃ってのライブは多分もう出来ないと思うけど、
久しぶりに聴いてみると、やけくそな勢いには得難い何かがありますね。
爆音過ぎて音潰れているのもまたそれも良し!

さて明日から頑張ろう!
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by zhimuqing | 2016-11-05 01:35 | Funkentelechy | Comments(0)

秋こそアイズリー

本日大阪はめちゃくちゃ気持ちよく晴れていますね。
雲一つない空を見ると実に良い気分。

こんな日はアイズリーズに限ります。
≪Brother, Brother, Brother≫
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濃厚なようでいて、実は後味のさっぱりしているアイズリーズ。
とはいえ、梅雨から真夏の湿度の高い時期ではなく、
秋から春のほうがすっきり聴くことができますね。

なかでもスタイルが完成する前の70年代前半、
3+3体制になる前のアイズリーズは
シンガーソングライター系の選曲も含め、
風通しの良さを感じるというか、
90年代以降この辺のアルバムが定番化しているのも
よく分かりますね。

このBrother3はキャロル・キング3曲と
ジャッキー・デシャノンのヒット曲があり、
どうしてもこれが目立ちますが、
アイズリーズの書いた5曲が実は聞きものなのではないか、と。

スタイルが完成していない時期のせいか、
90年代以降顕著になる憑依体質が既に発現しているのか?
どことなくキャロル・キング風な部分はありつつも、
それ以前の無骨な芸風とうまくマッチングしているのが
とてもおいしい部分ですね。

泣く子も黙る“Work To Do”からの3連発は
何度聴いても飽きることがありません。完璧でしょう。
リズムのゴツゴツ感と隠しようもないというより
隠そうともしていないゴスペル丸出しの歌の絡み。
アーニーのギターソロが“Lay Away”しか入っておらず、
しかも後年に比べ短すぎることぐらいしか、
指摘できるところがありませんね。
とはいえ、カッティングは随所に効いていて、
それだけでも十二分に満足できるレベルですが。

昨年ボックスセットを購入して以来、各時期満遍なく聴いていますが、
≪3+3≫以降の良さはもちろん素晴らしいのだけど、
一つだけ不満があるとするとドラム。
6人編成へのこだわりもあるせいか、スタジオ録音では
アーニーがドラムを叩いているのだけど、
よく言えば歌を邪魔しない、悪く言えば淡泊でコクの無いドラムが
個人的には勿体ないかな、と。
もちろんシンプルで悪いことはないのですが、
グリグリ押し込むような、もっと歌を煽るようなドラムだったら
更にギトギトになって私好みになるのだけど、と。

そういう意味では、70年代前半までのアルバムは
例えばバーナード・パーディーが叩いていたり、
このアルバムではジョージ・モーランドが叩いていたりと、
より私好みのドラマーが叩いているのが大きいわけですが、
ではギトギトになれば良かったのかと言えば、
私の周囲半径10mでは大好評だったとしても、
おそらくかつての大ブレイクは望めなかったような気も。
まあ、音楽に限らず何事もバランスというのは難しいよねってことで。



74年のアイズリーズ@ソウルトレイン

このころのルックスを見る限り、相当というか猛烈に濃厚。
ルックスを含めると、やはりドラムは控えめがいいのか。
ちなみにドラム叩いているのがモーランドさん。
きちんと紹介されているのがうれしいぞ!
それにしても、モーランド、他ではまったく写真が見当たらない。
裏方の寂しいところ。
ちなみにここでのドラミングはアーニーのノリを意識していて、
以前のごつごつした感じが減っているのも少し寂しい。

ちなみに、マーヴィン・アイズリーのベースは見過ごされているけど、
地味だけど、かなり良いベース。
いろいろな意味でお手本になります。
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by zhimuqing | 2016-11-02 17:50 | Funkentelechy | Comments(3)

太古の精霊を掘り起こしたのか?

本当に凄いものでした。
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98年発表の“The Miseducation of Lauryn Hill”は
ドゥーワップまで遡る豊潤な水脈の粋とヒップホップとの
架け橋を見事に架けたうえでグッと凝縮したもので、
輝かしい未来はヒルが握っていると当時誰もが思ったものです。
あれから18年、活動しているのか休んでいるのか、
はたまたゴシップ誌をただ賑わせているのか、
よく分からなくなっていたローリン・ヒル。
18年後に浮上した姿はとんでもなく進化あるいは深化を
遂げたものでした。

ドゥーワップどころか、ブルースの根っこの下の下を
ずっと掘り進めるうちに、地下で眠っていた大昔の精霊を
呼び起こしたかのような。
アフロ・スピリチュアルというのが一番しっくり来るかな。
でも片仮名で書かれた上っ面なものでなく、
もっと平仮名的というか、土着な何かを濃厚に感じさせるもの。
掘り進めるうちに西アフリカ由来の精霊に突き当たったのだろうけど、
十字路にいるレグヴァではなく、オシュンでしょう、あの姿は。
川の女神。富と出産、女性の美を司る色っぽい女神。
と同時に、自己の出自、ライムを紡ぐMCとしての矜持も
おろそかにしていないこともビシビシ伝わってきたのが嬉しい。

例えば、単にアフロビートを取り入れてみました、というのとは
100億光年ぐらい離れていますね。
DNAの中にある西アフリカ成分を増幅して
体の細胞全体から発散している感じ。
何気ない節回しに強烈な西アフリカの響きがあるし、
コーラスを含め強烈にハチロクを感じさせる。
(過去の大ヒット曲をやるときに特にそれを感じました)
バンドの揺れが足りないときはハンドクラップで手を叩いて
リズムのノリをたちどころに修正するし、
随所随所で各メンバーの細かいキューを出しまくる。
その殺気に満ちた姿。

バンドは決して下手なわけではなく、相当な手練れ揃いなのだけど、
おそらくは脳内で流れる音をその場で再現したくなる体質なのでしょう。
インプロヴァイゼーションをステージ全体で出てくる音で
表現したいのかもしれない。
コーラスまで随時指示を出しますからね。
ベースは一音間違えただけで、物凄く睨まれますからね。
逆に言うと、その溢れ出るイメージをメンバーが解釈し
独自に発展させるのはあまり好きではないのか?
あるいはイメージをまだ共有するまでに至っていないのか?

この辺は選び抜かれたバンドメンバーとのコンビネーションを
信じて疑わないようなディアンジェロとはかなり違う部分かと。
まあ、ディアンジェロの周りを固めるプレイヤーは別格ですからね。
その辺の完璧超人と今のローリン・ヒルがじっくり組んでみると
出てくる音は更に凄いことになること間違いないでしょうけど。
クリス・デイヴ+ピノ+シャーキーのヴァンガード勢や
ンデゲオチェロとかチャーリー・ハンター、フュンジンスキーとか
カマシ・ワシントンとかサンダーキャット周辺ミュージシャンとか。
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上にも書きましたが、ハンドクラップ等で気合を入れると、
いとも簡単に音の密度が濃くなり、ギアもガンガン上がるのは、
おそらく全盛期のJBとかフェラ・クティの直系かと。
歌も絶好調、フロウも最高、本当に凄い場所に辿り着いたのだな、と
凡人は遥か下界からただただ見上げるのみ。
ローリン、可愛い!と歓声をあげにきた普段濃厚音楽に
関係なさそうなライトなお客さんも
むさくるしいオッサン(ン、私の事か?)も引き込みまくる。

ルーズにもタイトにも自在にファンクを決めるディアンジェロとも
ギリギリと鍛え上げてシャープなショーを決めるマックスウェルとも
宇宙の果てまで突き進むバドゥとも、また違う個性。
ステージを見る喜びとしてはそれぞれまた異なる喜びがありますが、
スリルという部分では一番なのではないかと。
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ステージ構成も完璧でしょう。
代表曲で初めて、2枚目のアンプラグドでの曲を中心に進める前半。
アコギをもって座った時にはしっとり歌い上げるのかと思いきや、
ここでの西アフリカのグルーヴが細胞からにじみ出てくる爆裂演奏で
聴き手を完全に悶絶させる。
そうそう、アコギの演奏が実にシャープなことにも驚きました。

で、一息つかせるかのように“Ex-Factor”。
なんですが、自己の深化に合わせて曲のアレンジも完全に変わっていて、
更に悶絶させつつ、その後は“Final Hour”、“Lost Ones”の2連発。
で、類稀なるMCとしての自分を誇示するかのようなフージーズ3連発。
“How Many Mics”、“Fugee La”、“Ready or Not”。
その昔、オルタナティブなヒップホップ、MCではなく、
あくまでも自分は正統なMCなのだ、とインタビューに答えていたのを
思い出したのは私だけではないでしょう。
で、とどめを刺すかのような、オリジナルに比べ濃度100倍の
“Killing Me Softly”。

私は正直この時点でもう大満足。
1時間以上経っていたので、あとはソロ曲やってエンディングかな?と
思っていたのですが、ここからが全く予想外の展開。
多分会場にいた人はみんなびっくりしたと思うのですが、
まずはシャーデー2連発。
ナイジェリアとシャーデーは縁があるとはいえ驚きました。
“Your Love is King”をやった時点で興奮しましたが
さらに“Sweetest Taboo”が来るとは思いませんでしたね。
シャーデーの音楽が奥深くに秘めているアフロな心意気を
見事に表出させるローリン・ヒル。
思わずお会いしたこともないですが、絶対に会場にいるはずの
STRONGER THAN PARADISEのAbeja Mariposaさんが
狂喜している姿を想像しました。
(ブログ拝見したら、やっぱり会場にいたようですね)

更にその後はスティーヴィーの名曲“Jammin’”。
ローリン・ヒルがプロデュースしたメアリーJの名曲は
そういえば全盛期スティーヴィーの空気感が満載だったことを
思い出しつつ(というか、しょっちゅう聴いています)、
続いて今度はボブ・マーリー3連発。
“Turn Your Lights Down Low”、“Is This Love”と来て、
“Could You be Loved”。
(出だしにつまづいて、ギタリスト怒られないか心配だったけど)
この辺の演奏がまた素晴らしく、100%ピュアなレゲエではなく、
今演っている音楽のぐっと寄せた演奏で、こちらの気分は更に高揚。
で、続くのが必殺の名曲、ただし大幅改定の“To Zion”。

これで終わるかなと思わせておいて、お次は昨年出した
ニーナ・シモンのトリビュートから3曲。
一気にブルージーに迫ってくる。
で、最後はみんな大好き“Doo Wop (That Thing)”で締める。
1枚目の代表曲→2枚目→代表曲→MCとしての自分→
影響を受けたアーティスト→義理の父→最新作→最大のヒット曲。
完璧な流れでしょう。
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実はステージ上のPAの返しがあまり聞こえなかった模様で、
ドラムやハモンドの音を上げろとしきりに指示しまくること1時間。
集中力に欠けていたかもしれないコンディションの悪い中での
あのパフォーマンス。まったく信じられないですね。
あっという間に2時間、26曲。
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もちろん、ライブもまた観たいが、今この瞬間は
あの衝撃をじっくり自分の中で消化したいという思いの方が強いかも。
とりあえず私が望みたいのは、完全な新作の制作ですね。
厳選したミュージシャンとの綿密なリハを重ねたうえでの録音。
なかなか完成しないかもしれませんが、絶対に作る価値がある。
絶対に未曾有の名作になるはず。
というか、作らないと人類の損失かと。
たとえばケンドリック・ラマーがジャズのメンツと目指しているものとも
遠いようでかなり近いものになるはず。
ただしアフロ濃度は遥かに濃厚なものになるでしょうけど。
まあ、とにかく素晴らしかったということで。
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追伸1
バンドが登場するまでのDJタイムの長いこと長いこと。
何となく嫌な予感はしたのですが、19時開演後、1時間強続くのは
苦痛でしかない。
DJも初めは熱心に煽っていたのですが、客はみんなだれるだれる。
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これはかなりだれている場面。

あれ、やるほうも辛い、というか針の筵でしょうね。
40分経った時点で曲をつなぐこともなくなり、
1曲かけてはすそにはけるという、やる気のない有様。
選曲も悪かった。
初めこそ、黄金時代のヒップホップの連打で盛り上がりましたが、
後半はただただアッパーなEDMもどきの曲。
耳と足が疲れるだけ。
ま、その我慢も素晴らしい演奏で報われたわけですが。

追伸2
ベースのお兄さんは今を時めくNBAのウォリアーズの
クレイ・トンプソンに激似。
ただし体重は4倍ぐらいありそうでしたけどね。
PAのせいか低音の残響がしつこくて、大変そうでしたが、
やはり凄腕でした。ま、当たり前か。
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by zhimuqing | 2016-10-29 02:24 | Funkentelechy | Comments(0)

ATCQそしてティップ

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by zhimuqing | 2016-10-28 12:22 | Funkentelechy | Comments(0)

ヴードゥーこぶた

怒涛の空飛ぶロータス、無事に終了。
いいお店、いいごはん、いいお客さんがいれば、
演奏なんて二の次ばい!てなことはありませんが、
なかなか楽しい夜でした。
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演奏自体は割とリラックスしてできたのかな、と。
曲をそれぞれ見ると、いろいろ不備な点や要改善点もありますが、
密かな新機軸もあり、その辺は今後もしっかりと推し進めていかないと。
そうそう、なんといってもドクトル・サンディーの加入がデカい。
お客さんの評判も高く、それだけでも私なんか嬉しくなってしまいます。
ソロでもバッキングでも溢れ出てくるイマジネーションが
ヴォーロンの宇宙船のようですね。
どんどんバンドに馴染んでいくのですが、
一方でいかにこの若い才能にバンドがしっかりとアジャスト出来るか、
そこが今後の課題であるような気もしています。
マシーノが某国から帰ってきたあとの更なる化学変化を
密かに楽しみにもしております。
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新たな試みとして忘れてはいけないのが、
そう、マジシャン、ササピュータ?の登場(搭乗でも可)ですね。
ミスターPがどこぞから捕まえてきたこれまた若き名手。
実は私は目の前で手品を見るというのは初めてで、
手先がスーパー不器用な私としては、
それこそ魔術にしか見えないわけですが、
2弾3弾と重ね打ちするその技に感服いたしました。
手品師(というか魔術師と言いたい)の登場は
いよいよメディシン・ショー方面への展開が膨らみ、
これも今後何とかしたいものであります。
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それにしても「空飛ぶこぶたや」ですよ。
ご飯がやっぱり美味しくて、それだけでも幸せな気分ですが、
マスターの永尾さんの隅々まで行き届いた心配りに感服です。
やり散らかして去って行く我々としては心が洗われるようです。
料理は勿論、全てに人柄というものは現れてくるもんだな、と。

ライブ始める前からガツガツ注文するメンバーのせいで、
名物の焼き豚足はなんと開場前に売り切れに。
わざわざお越しいただいたお客様の皆様、大変申し訳ない。
というか、私の分すら売り切れてしまったという。
次回開催の噂(正式決定ではありませんが)もありますが、
次回も皆様が来場する前に全部食べ尽くします!

ということで、次回11月27日は聖地、高円寺Jirokichi。
詳細は追って告知しますが、またまたゲスト登場との噂も。
実に楽しみですね!

VOODOO LOTUS
下北沢 空飛ぶこぶたや 2016年10月23日 (日)

VOODOO LOTUS are

Kendrix - Lead Vox, Flute, Trombone
Mr. P the Chef - Hypeman, MC, Dancer, Percussions, BG Vox
Preacher – Guitar
Dr. Sandee – Keyboards, Melodica
Ladies Love Cool Bon - Drums, BG Vox
Magonosheen - Bass, BG Vox
Masheeno - Spiritual Forces

Acoustic Set
1. Sign‘O’the Times ~ Soul Power
(Prince / James Brown cover)
2. I Wish (Stevie Wonder cover)
3. Don’t Think, Feel
4. Adore (Prince cover)
5. 1999 ~ Let’s Go Crazy (Prince cover)
6. Thriller (Michael Jackson Cover)
7. Here Comes Voodoo Lotus (Reprise)

Electric Set
1. Here Comes VOODOO LOTUS
2. パンツ
3. D Jam ~ インコ
4. いまさら
5. 光る糸
6. 蛹の間
7. ピンクのお尻
8. タイクキョーシ
9. Here Comes VOODODO LOTUS (Reprise)
Enc. Sometimes It Snows in April (Prince Cover)
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by zhimuqing | 2016-10-24 01:28 | Funkentelechy | Comments(0)