カテゴリ:Funkentelechy( 617 )

秋こそアイズリー

本日大阪はめちゃくちゃ気持ちよく晴れていますね。
雲一つない空を見ると実に良い気分。

こんな日はアイズリーズに限ります。
≪Brother, Brother, Brother≫
e0147206_0325826.jpg
濃厚なようでいて、実は後味のさっぱりしているアイズリーズ。
とはいえ、梅雨から真夏の湿度の高い時期ではなく、
秋から春のほうがすっきり聴くことができますね。

なかでもスタイルが完成する前の70年代前半、
3+3体制になる前のアイズリーズは
シンガーソングライター系の選曲も含め、
風通しの良さを感じるというか、
90年代以降この辺のアルバムが定番化しているのも
よく分かりますね。

このBrother3はキャロル・キング3曲と
ジャッキー・デシャノンのヒット曲があり、
どうしてもこれが目立ちますが、
アイズリーズの書いた5曲が実は聞きものなのではないか、と。

スタイルが完成していない時期のせいか、
90年代以降顕著になる憑依体質が既に発現しているのか?
どことなくキャロル・キング風な部分はありつつも、
それ以前の無骨な芸風とうまくマッチングしているのが
とてもおいしい部分ですね。

泣く子も黙る“Work To Do”からの3連発は
何度聴いても飽きることがありません。完璧でしょう。
リズムのゴツゴツ感と隠しようもないというより
隠そうともしていないゴスペル丸出しの歌の絡み。
アーニーのギターソロが“Lay Away”しか入っておらず、
しかも後年に比べ短すぎることぐらいしか、
指摘できるところがありませんね。
とはいえ、カッティングは随所に効いていて、
それだけでも十二分に満足できるレベルですが。

昨年ボックスセットを購入して以来、各時期満遍なく聴いていますが、
≪3+3≫以降の良さはもちろん素晴らしいのだけど、
一つだけ不満があるとするとドラム。
6人編成へのこだわりもあるせいか、スタジオ録音では
アーニーがドラムを叩いているのだけど、
よく言えば歌を邪魔しない、悪く言えば淡泊でコクの無いドラムが
個人的には勿体ないかな、と。
もちろんシンプルで悪いことはないのですが、
グリグリ押し込むような、もっと歌を煽るようなドラムだったら
更にギトギトになって私好みになるのだけど、と。

そういう意味では、70年代前半までのアルバムは
例えばバーナード・パーディーが叩いていたり、
このアルバムではジョージ・モーランドが叩いていたりと、
より私好みのドラマーが叩いているのが大きいわけですが、
ではギトギトになれば良かったのかと言えば、
私の周囲半径10mでは大好評だったとしても、
おそらくかつての大ブレイクは望めなかったような気も。
まあ、音楽に限らず何事もバランスというのは難しいよねってことで。



74年のアイズリーズ@ソウルトレイン

このころのルックスを見る限り、相当というか猛烈に濃厚。
ルックスを含めると、やはりドラムは控えめがいいのか。
ちなみにドラム叩いているのがモーランドさん。
きちんと紹介されているのがうれしいぞ!
それにしても、モーランド、他ではまったく写真が見当たらない。
裏方の寂しいところ。
ちなみにここでのドラミングはアーニーのノリを意識していて、
以前のごつごつした感じが減っているのも少し寂しい。

ちなみに、マーヴィン・アイズリーのベースは見過ごされているけど、
地味だけど、かなり良いベース。
いろいろな意味でお手本になります。
e0147206_0394839.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2016-11-02 17:50 | Funkentelechy | Comments(3)

太古の精霊を掘り起こしたのか?

本当に凄いものでした。
e0147206_217346.jpg
98年発表の“The Miseducation of Lauryn Hill”は
ドゥーワップまで遡る豊潤な水脈の粋とヒップホップとの
架け橋を見事に架けたうえでグッと凝縮したもので、
輝かしい未来はヒルが握っていると当時誰もが思ったものです。
あれから18年、活動しているのか休んでいるのか、
はたまたゴシップ誌をただ賑わせているのか、
よく分からなくなっていたローリン・ヒル。
18年後に浮上した姿はとんでもなく進化あるいは深化を
遂げたものでした。

ドゥーワップどころか、ブルースの根っこの下の下を
ずっと掘り進めるうちに、地下で眠っていた大昔の精霊を
呼び起こしたかのような。
アフロ・スピリチュアルというのが一番しっくり来るかな。
でも片仮名で書かれた上っ面なものでなく、
もっと平仮名的というか、土着な何かを濃厚に感じさせるもの。
掘り進めるうちに西アフリカ由来の精霊に突き当たったのだろうけど、
十字路にいるレグヴァではなく、オシュンでしょう、あの姿は。
川の女神。富と出産、女性の美を司る色っぽい女神。
と同時に、自己の出自、ライムを紡ぐMCとしての矜持も
おろそかにしていないこともビシビシ伝わってきたのが嬉しい。

例えば、単にアフロビートを取り入れてみました、というのとは
100億光年ぐらい離れていますね。
DNAの中にある西アフリカ成分を増幅して
体の細胞全体から発散している感じ。
何気ない節回しに強烈な西アフリカの響きがあるし、
コーラスを含め強烈にハチロクを感じさせる。
(過去の大ヒット曲をやるときに特にそれを感じました)
バンドの揺れが足りないときはハンドクラップで手を叩いて
リズムのノリをたちどころに修正するし、
随所随所で各メンバーの細かいキューを出しまくる。
その殺気に満ちた姿。

バンドは決して下手なわけではなく、相当な手練れ揃いなのだけど、
おそらくは脳内で流れる音をその場で再現したくなる体質なのでしょう。
インプロヴァイゼーションをステージ全体で出てくる音で
表現したいのかもしれない。
コーラスまで随時指示を出しますからね。
ベースは一音間違えただけで、物凄く睨まれますからね。
逆に言うと、その溢れ出るイメージをメンバーが解釈し
独自に発展させるのはあまり好きではないのか?
あるいはイメージをまだ共有するまでに至っていないのか?

この辺は選び抜かれたバンドメンバーとのコンビネーションを
信じて疑わないようなディアンジェロとはかなり違う部分かと。
まあ、ディアンジェロの周りを固めるプレイヤーは別格ですからね。
その辺の完璧超人と今のローリン・ヒルがじっくり組んでみると
出てくる音は更に凄いことになること間違いないでしょうけど。
クリス・デイヴ+ピノ+シャーキーのヴァンガード勢や
ンデゲオチェロとかチャーリー・ハンター、フュンジンスキーとか
カマシ・ワシントンとかサンダーキャット周辺ミュージシャンとか。
e0147206_2205468.jpg
上にも書きましたが、ハンドクラップ等で気合を入れると、
いとも簡単に音の密度が濃くなり、ギアもガンガン上がるのは、
おそらく全盛期のJBとかフェラ・クティの直系かと。
歌も絶好調、フロウも最高、本当に凄い場所に辿り着いたのだな、と
凡人は遥か下界からただただ見上げるのみ。
ローリン、可愛い!と歓声をあげにきた普段濃厚音楽に
関係なさそうなライトなお客さんも
むさくるしいオッサン(ン、私の事か?)も引き込みまくる。

ルーズにもタイトにも自在にファンクを決めるディアンジェロとも
ギリギリと鍛え上げてシャープなショーを決めるマックスウェルとも
宇宙の果てまで突き進むバドゥとも、また違う個性。
ステージを見る喜びとしてはそれぞれまた異なる喜びがありますが、
スリルという部分では一番なのではないかと。
e0147206_2202992.jpg
ステージ構成も完璧でしょう。
代表曲で初めて、2枚目のアンプラグドでの曲を中心に進める前半。
アコギをもって座った時にはしっとり歌い上げるのかと思いきや、
ここでの西アフリカのグルーヴが細胞からにじみ出てくる爆裂演奏で
聴き手を完全に悶絶させる。
そうそう、アコギの演奏が実にシャープなことにも驚きました。

で、一息つかせるかのように“Ex-Factor”。
なんですが、自己の深化に合わせて曲のアレンジも完全に変わっていて、
更に悶絶させつつ、その後は“Final Hour”、“Lost Ones”の2連発。
で、類稀なるMCとしての自分を誇示するかのようなフージーズ3連発。
“How Many Mics”、“Fugee La”、“Ready or Not”。
その昔、オルタナティブなヒップホップ、MCではなく、
あくまでも自分は正統なMCなのだ、とインタビューに答えていたのを
思い出したのは私だけではないでしょう。
で、とどめを刺すかのような、オリジナルに比べ濃度100倍の
“Killing Me Softly”。

私は正直この時点でもう大満足。
1時間以上経っていたので、あとはソロ曲やってエンディングかな?と
思っていたのですが、ここからが全く予想外の展開。
多分会場にいた人はみんなびっくりしたと思うのですが、
まずはシャーデー2連発。
ナイジェリアとシャーデーは縁があるとはいえ驚きました。
“Your Love is King”をやった時点で興奮しましたが
さらに“Sweetest Taboo”が来るとは思いませんでしたね。
シャーデーの音楽が奥深くに秘めているアフロな心意気を
見事に表出させるローリン・ヒル。
思わずお会いしたこともないですが、絶対に会場にいるはずの
STRONGER THAN PARADISEのAbeja Mariposaさんが
狂喜している姿を想像しました。
(ブログ拝見したら、やっぱり会場にいたようですね)

更にその後はスティーヴィーの名曲“Jammin’”。
ローリン・ヒルがプロデュースしたメアリーJの名曲は
そういえば全盛期スティーヴィーの空気感が満載だったことを
思い出しつつ(というか、しょっちゅう聴いています)、
続いて今度はボブ・マーリー3連発。
“Turn Your Lights Down Low”、“Is This Love”と来て、
“Could You be Loved”。
(出だしにつまづいて、ギタリスト怒られないか心配だったけど)
この辺の演奏がまた素晴らしく、100%ピュアなレゲエではなく、
今演っている音楽のぐっと寄せた演奏で、こちらの気分は更に高揚。
で、続くのが必殺の名曲、ただし大幅改定の“To Zion”。

これで終わるかなと思わせておいて、お次は昨年出した
ニーナ・シモンのトリビュートから3曲。
一気にブルージーに迫ってくる。
で、最後はみんな大好き“Doo Wop (That Thing)”で締める。
1枚目の代表曲→2枚目→代表曲→MCとしての自分→
影響を受けたアーティスト→義理の父→最新作→最大のヒット曲。
完璧な流れでしょう。
e0147206_2232661.jpg
実はステージ上のPAの返しがあまり聞こえなかった模様で、
ドラムやハモンドの音を上げろとしきりに指示しまくること1時間。
集中力に欠けていたかもしれないコンディションの悪い中での
あのパフォーマンス。まったく信じられないですね。
あっという間に2時間、26曲。
e0147206_2214295.jpg
もちろん、ライブもまた観たいが、今この瞬間は
あの衝撃をじっくり自分の中で消化したいという思いの方が強いかも。
とりあえず私が望みたいのは、完全な新作の制作ですね。
厳選したミュージシャンとの綿密なリハを重ねたうえでの録音。
なかなか完成しないかもしれませんが、絶対に作る価値がある。
絶対に未曾有の名作になるはず。
というか、作らないと人類の損失かと。
たとえばケンドリック・ラマーがジャズのメンツと目指しているものとも
遠いようでかなり近いものになるはず。
ただしアフロ濃度は遥かに濃厚なものになるでしょうけど。
まあ、とにかく素晴らしかったということで。
e0147206_2211436.jpg


追伸1
バンドが登場するまでのDJタイムの長いこと長いこと。
何となく嫌な予感はしたのですが、19時開演後、1時間強続くのは
苦痛でしかない。
DJも初めは熱心に煽っていたのですが、客はみんなだれるだれる。
e0147206_2223138.jpg
これはかなりだれている場面。

あれ、やるほうも辛い、というか針の筵でしょうね。
40分経った時点で曲をつなぐこともなくなり、
1曲かけてはすそにはけるという、やる気のない有様。
選曲も悪かった。
初めこそ、黄金時代のヒップホップの連打で盛り上がりましたが、
後半はただただアッパーなEDMもどきの曲。
耳と足が疲れるだけ。
ま、その我慢も素晴らしい演奏で報われたわけですが。

追伸2
ベースのお兄さんは今を時めくNBAのウォリアーズの
クレイ・トンプソンに激似。
ただし体重は4倍ぐらいありそうでしたけどね。
PAのせいか低音の残響がしつこくて、大変そうでしたが、
やはり凄腕でした。ま、当たり前か。
[PR]
by zhimuqing | 2016-10-29 02:24 | Funkentelechy | Comments(0)

ATCQそしてティップ

e0147206_12211185.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2016-10-28 12:22 | Funkentelechy | Comments(0)

ヴードゥーこぶた

怒涛の空飛ぶロータス、無事に終了。
いいお店、いいごはん、いいお客さんがいれば、
演奏なんて二の次ばい!てなことはありませんが、
なかなか楽しい夜でした。
e0147206_138861.jpg
演奏自体は割とリラックスしてできたのかな、と。
曲をそれぞれ見ると、いろいろ不備な点や要改善点もありますが、
密かな新機軸もあり、その辺は今後もしっかりと推し進めていかないと。
そうそう、なんといってもドクトル・サンディーの加入がデカい。
お客さんの評判も高く、それだけでも私なんか嬉しくなってしまいます。
ソロでもバッキングでも溢れ出てくるイマジネーションが
ヴォーロンの宇宙船のようですね。
どんどんバンドに馴染んでいくのですが、
一方でいかにこの若い才能にバンドがしっかりとアジャスト出来るか、
そこが今後の課題であるような気もしています。
マシーノが某国から帰ってきたあとの更なる化学変化を
密かに楽しみにもしております。
e0147206_1382495.jpg
新たな試みとして忘れてはいけないのが、
そう、マジシャン、ササピュータ?の登場(搭乗でも可)ですね。
ミスターPがどこぞから捕まえてきたこれまた若き名手。
実は私は目の前で手品を見るというのは初めてで、
手先がスーパー不器用な私としては、
それこそ魔術にしか見えないわけですが、
2弾3弾と重ね打ちするその技に感服いたしました。
手品師(というか魔術師と言いたい)の登場は
いよいよメディシン・ショー方面への展開が膨らみ、
これも今後何とかしたいものであります。
e0147206_1384098.jpg
それにしても「空飛ぶこぶたや」ですよ。
ご飯がやっぱり美味しくて、それだけでも幸せな気分ですが、
マスターの永尾さんの隅々まで行き届いた心配りに感服です。
やり散らかして去って行く我々としては心が洗われるようです。
料理は勿論、全てに人柄というものは現れてくるもんだな、と。

ライブ始める前からガツガツ注文するメンバーのせいで、
名物の焼き豚足はなんと開場前に売り切れに。
わざわざお越しいただいたお客様の皆様、大変申し訳ない。
というか、私の分すら売り切れてしまったという。
次回開催の噂(正式決定ではありませんが)もありますが、
次回も皆様が来場する前に全部食べ尽くします!

ということで、次回11月27日は聖地、高円寺Jirokichi。
詳細は追って告知しますが、またまたゲスト登場との噂も。
実に楽しみですね!

VOODOO LOTUS
下北沢 空飛ぶこぶたや 2016年10月23日 (日)

VOODOO LOTUS are

Kendrix - Lead Vox, Flute, Trombone
Mr. P the Chef - Hypeman, MC, Dancer, Percussions, BG Vox
Preacher – Guitar
Dr. Sandee – Keyboards, Melodica
Ladies Love Cool Bon - Drums, BG Vox
Magonosheen - Bass, BG Vox
Masheeno - Spiritual Forces

Acoustic Set
1. Sign‘O’the Times ~ Soul Power
(Prince / James Brown cover)
2. I Wish (Stevie Wonder cover)
3. Don’t Think, Feel
4. Adore (Prince cover)
5. 1999 ~ Let’s Go Crazy (Prince cover)
6. Thriller (Michael Jackson Cover)
7. Here Comes Voodoo Lotus (Reprise)

Electric Set
1. Here Comes VOODOO LOTUS
2. パンツ
3. D Jam ~ インコ
4. いまさら
5. 光る糸
6. 蛹の間
7. ピンクのお尻
8. タイクキョーシ
9. Here Comes VOODODO LOTUS (Reprise)
Enc. Sometimes It Snows in April (Prince Cover)
e0147206_1385468.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2016-10-24 01:28 | Funkentelechy | Comments(0)

今度の日曜はこぶたや!

本日帰国するので、現在バンコクの空港なのですが、
微笑みの国タイですが、スワンナプーム空港のトランジットの
手荷物チェックのスタッフは押しなべて態度劣悪。
15年以上前の中国よりも感じ悪くて、毎度のこととはいえ
驚きばかりです。(他が良いだけにね)

さて、今度の日曜は遂に下北沢でライブですよ。
現時点で体調不十分、練習不十分な今日この頃、
知力、演奏力はもとより望めないわけで
果たしてどうなるか分かりませんが、
常に進化し続けたい!という思いだけは溢れているわけで、
新加入のドクトル・サンディーの衣装がお披露目(予定)だったり、
ヴードゥーと言えばこれも欠かせない魔術師が登場予定だったりと
憧れのメディシンショーを目指し、色々仕込んでおりますよ。
e0147206_14433191.jpg
ま、演奏の方はおいといて(おいといたらダメなんだけど)、
今回は会場が下北沢の「空飛ぶこぶたや」
ご飯はとりあえず全部おいしいですからね。
それだけでも下北沢に足を延ばす価値があるてなもんだ!
チケット代は取りませんので、お店の美味しいものを
いろいろ頼んでくださいませ。

ということで、お暇な方もそうでない方も
是非とも今度の日曜日は下北沢まで是非とも!

10月23日(日) 下北沢 空飛ぶこぶたや
開場:18時 開演:19時

VOODOO LOTUS

Kendrix - Lead Vox, Flute, Trombone
Mr. P the Chef - Hypeman, MC, Dancer, Percussions, BG Vox
Preacher – Guitar
Dr. Sandee – Keyboards, Melodica
Ladies Love Cool Bon - Drums, BG Vox
Magonosheen - Bass, BG Vox
Masheeno - Spiritual Forces
e0147206_14444446.jpg
以前行った在タイのメキシコ人のお店
私が借りているアパートの近くに越してきました。
e0147206_11323010.jpg
可愛いネコ達は見当たらなかったものの、
しぶいブーガルーは爆音でかかっているのは◎。
バターンとかカコとかロエーナとかボビーとか。
前世紀!の上海のあるお店でファンカデリックがかかっていたのに並ぶ興奮。
これはメキシコ人と仲良くならねばと思い、話しかけたところ、
ネットに接続しているだけで、よく知らないんだ、お前詳しいな!とのことで、
ちょっぴりがっくり。でもまあ、そんなもんだよね。
[PR]
by zhimuqing | 2016-10-20 11:30 | Funkentelechy | Comments(0)

タイ航空、快挙です

タイ航空、快挙ですよ。
機内で映画を観ようと思い、座席のポケットのパンフ?を
ぼんやり見ている時にふと目に飛び込んだ文字。

The Prince of Paisley Park

プリンス・オブ・ペルシャとかそんなものかと思って
危うく見過ごすところでしたよ。

これはBBCが91年に作成した伝説のドキュメンタリー、
イギリス版のタイトルはずばり『Prince Rogers Nelson』、
アメリカで放送されたときは『The Prince of Paisley Park』、
微妙に放送された内容が違うことがマニアの間で知られている(はず)。
今回のはどちらかは分かりませんが、おそらくイギリス版かと。
e0147206_1831270.jpg
ここから孫引きどころか夜叉孫引きされた映像も多くあるほど、
かなり貴重な映像が多いドキュメンタリーの鏡なのですが、
まさかの機内放映。まさに快挙と言ってよいでしょう。
ビートに抱かれてのバスタブシーンから始まるドキュメンタリーを機内で。
何とヒップな試み!
そういえば、タイ航空はイメージカラーが紫のようだし、
秘めたるシンパシーがあるのかもしれませんね。
e0147206_1831302.jpg
ツアーやリハの映像が随所に出てくるのですが、
当たり前のことながらプリンスサイドから入手している映像なので、
機内プログラムなのに、音も映像も良い。
(もちろんブートで入手すること自体は可能なものですが)
パープルレイン・ツアーやラブセクシー・ツアーだけでなく、
NUDEツアー@東京ドーム、NPGでの91年のリハもある。
e0147206_18315667.jpg
謎の「人間」@ズボンの横。
この辺はジョジョで完全に認知されたと言っても良かろう。

有名なマイルスとの大晦日ペイズリーパークでの共演、
ロン・ウッドがクラウドギターを弾く場面もある。
こんな映像を機内で流れるとは!
e0147206_18151197.jpg
この辺はいまやネットで観ることが出来ますね
e0147206_18153852.jpg
私の好きな場面もばっちり。
マイルスにキス(の真似)をしようとするプリンス。
e0147206_18171762.jpg
ロン・ウッドと。曲はMiss UじゃなかったMiss You

嬉しいのはインタビューのメンツがなかなかいいこと。
プリンスの最初期のマネージャーのオーウェン・ハスニー、
この人は外せないアラン・リーズ、その弟のエリック・リーズ、
私の大好きなリーヴァイ・シーザー・ジュニア、
メイヴィス・ステイプルス、
驚きのセント・ポールにイングリッド・シャベイズ
そして忘れてはいけないシーラ・E。
e0147206_1833415.jpg
この数年後に仲たがいしてしまうリーヴァイ。
今はどうしているのでしょう?

91年当時なので、プリンスのプロデュース作も当然話題に。
アポロニアやヴァニティー、ザ・ファミリーにジル・ジョーンズ、
イングリッド・シャベイズのPVは初めて見ましたよ。
まあ、どうってことはない訳ですけどね。
e0147206_18334820.jpg
e0147206_18341252.jpg
音楽的にはどうってことはないのだけど、
歌詞のきわどさは相当なもの。
これが機内で流れるとは。
e0147206_18361089.jpg
そういう意味では服をいきなり脱いでいくこの映像も。

プリンス逝去後に堰を切ったようにブートのライブが
一般のCD屋に出回っていますが、
私が欲しいのは正規での発売なんですね。
前から言っているようにパレードとラブセクシーのツアーの映像化、
これだけは本当にお願いしたいところです。
e0147206_1840395.jpg
e0147206_18354022.jpg
そうそう、お気づきのように、嬉しくなり盛り上がった私。
スマホで写真をたくさん撮っていたのですが、
今思うと相当変すぎる、考えようによっては不思議な光景ですね。
随所にスマホを構える私の手が心霊写真的に。
いや、この場合はホーリーゴーストか!

それはともかく、流石に天下のBBC!
ドキュメンタリーは本当に良く出来ている。
ラストはThe Radderの弾き語りでしっかり締めるあたり、
プリンスのことを本当に好きな人達が愛情をもって作っているのが分かり、
こちらまで嬉しくなってしまいます。
まさにドキュメンタリーの鏡です!
e0147206_18382115.jpg


この時期のシーラEは無敵なのだ
[PR]
by zhimuqing | 2016-10-12 06:28 | Funkentelechy | Comments(0)

新旧2大ヒップスター

ずいぶん前から話題になっていたマイルスの映画、
ついに12月に日本で公開されるそうですね。
e0147206_14355682.jpg
注目のマイルス役はドン・チードル。
私も好きな俳優です。
アイアンマンで最近有名なようですが、
個人的には『ホテル・ルワンダ』(大傑作)、『青いドレスの女』(マウス役、最高!)が
印象に残っていますね。
映画の写真も色々出てきてはいますが、いい感じです。
e0147206_14361076.jpg

e0147206_14362877.jpg
e0147206_14365221.jpg
e0147206_14363863.jpg
e0147206_1437746.jpg
e0147206_14372581.jpg
ですが、マイルスはジャズというかアメリカ音楽史上でも最高レベルのヒップスター。
さすがのチードルさんもルックスではちと分が悪いっすね。
なにせ本家がこの文句なしの格好良さですからね。
e0147206_14381818.jpg
e0147206_14382748.jpg
e0147206_14383913.jpg
e0147206_14385193.jpg
e0147206_1439258.jpg
e0147206_14391127.jpg
この写真を見ると、完敗だなあと思ってしまうのですが、
チードルさんに限っては、その心配は不要です。

別にアイアンマンだからというわけではありません。
アイアンマンのチードルもかっこいいけどね。
e0147206_1444057.jpg

なんと言ってもキャプテン・プラネット!役があってこそのチードル師匠!
かっこよすぎます。
燦然と輝くこの役がある限り、チードル師匠のヒップ度は他に負けないっすね。
e0147206_1445431.png










それにしても、キャプテン・プラネットがアべンジャーズに参加していないのが残念。
チードル師匠が二役になってしまうのが原因だと推察しているのだが。
[PR]
by zhimuqing | 2016-10-04 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

歌唱(を)評価(したい)な一枚

ビラルの1stは制作陣がバラバラで統一感がないため、
名曲がたくさん入っているのに、見過ごされているアルバム。
音楽性の高さでも過小評価されてしまうという点?でも
文字通りビラルの原点ですね。
e0147206_342523.jpg
ジャケはあまり好みではないけど。

ホセ・ジェイムズのようなジャズをネオソウルに、
あるいはネオソウルをジャズにおとしこんだナンバーもあるし、
ラファエル・サディークとエムトゥーメイ!が組んだネオソウルでは
揺蕩うような絶品のリズム感が楽しめるし、
クエストラブのキャタピラのようなドラミング(ベースはピノ)を従え、
本気になったシャカ・カーンのような歌を聴かせるファンクもある。
(この曲のポイザーの鍵盤は凄い)
一曲一曲丹念に聴いていくと本当に名曲揃い。
ドレーの2曲が流れを削いでいる感じがあるのだけど、
でも後半の“You Are”は名曲です、はい。

が、しかし、16年の今の耳で聴いて一番刺激的なのは、
ラストのビラル自身がプロデュースした曲“Second Child”。



ケンドリック・ラマーの先を行くこと10年、
全盛期のコモンが“Electric Circus”で狙うも達成出来なかった音。
今聴くからこそ、その真価も分かるというものですね。
現在ゲストとして引っ張りだこになっているのも頷けます。
本人が好きなミュージシャンをピックアップしたバンドでのライブが
見てみたいのですが、そうなった時には誰を選びたいのか!
一度本人に聞いてみたいものです。
e0147206_3454061.jpg
個人的にはエリカ・バドゥとの双頭アルバムが聴いてみたい!
[PR]
by zhimuqing | 2016-10-04 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

今年は凄いね!

無事ゲット!
e0147206_11525.jpg
それにしても今年は凄いね。
3月のディアンジェロ、8月のマックスウェル、
9月のジル・スコット(本当に観たかった)にアンダーソン・パーク(観たかった、うう)
そして10月のローリン・ヒル。
100点満点で500点ぐらいじゃない?
これでエリカ・バドゥが来たら、10000点ですけどね。
[PR]
by zhimuqing | 2016-09-26 06:28 | Funkentelechy | Comments(0)

ไม่เป็นไร ครับ!

e0147206_2244676.jpg
ということで、台風上陸で大変なことになっている日本ですが
VOODOO LOTUS、明後日柏のWUUに上陸です!

9月22日(祝) 柏 Studio WUU
ADV:JPY 2,000 DOOR:JPY 2,300 
開場:18時30分 開演:19時
出演:Wild Balsamicos、Bealets、VOODOO LOTUS


VOODOO LOTUSの登場は19時45分頃の予定です。

台風一過、すがすがしい天候になっているのではないかと
勝手に予想しておりますが、果たしてどうなることやら。
ちなみに私は明日までタイにいるわけですが、
これもきっとなんとかなるでしょう。
ライブに向けた練習もほとんど出来ていませんが、
何とかなるでしょう、ไม่เป็นไร ครับ!という事で、
お待ちしております!ขอบคุณ ครับ!
e0147206_2251911.jpg
ドクトル・サンディーも参加しますよ!
楽しみだっ!
[PR]
by zhimuqing | 2016-09-20 22:05 | Funkentelechy | Comments(0)