カテゴリ:Funkentelechy( 624 )

感謝の念しかありません

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世界で一番サンプリングされたとか、数々の肩書はあるのだけど、その格好良さに純粋に痺れるしかないというクライド。今この時代に生きている人が耳にするポピュラー音楽は濃度の多寡はあれ、この人が編み出したリズムの影響を受けているわけで、そこには本当に感謝の念しかありません。
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ありきたりですが、私が好きなクライドがドラムを叩いている曲。

◎Cold Sweat
◎I Got the Feelin'
◎Give it up and Turn it Loose
◎Mother Popcorn (You Got To Have A Mother For Me)
◎Ain't Funky Now
◎Get Up, Get Into It, Get Involved

ほとんどの人と同じでしょうが、やっぱりこのへんですよね。
あとはこの人の代名詞Funky Drummerでしょうね。

実はクライドが気になって、JBのもとを去った後の参加作(ベン・シドランとか)も聴いてみたのですが、やっぱりJB時代には及ぶべくもない。ま、当たり前なのでしょうけど、JBとクライドの才能が爆発するピークが重なったとのことの幸運を私たちはもっとかみしめる必要があると思いますね、ありがとうとしか言う言葉が見つかりません。ありがとうございました!
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by zhimuqing | 2017-02-19 08:28 | Funkentelechy | Comments(0)

やっぱり楽しいねぇ

ということで、新年恒例のレコーディング、無事に終了。

かなり前もってリハーサルを重ねているのだけど、レコーディングの現場ではどうしても色々なアイデアが湧き出てしまい、結局半日フルにかけて1曲しか録れないのはいつもの事。でもこの試行錯誤が楽しいのだから仕方ありません。

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ヴォーカルブースで暴れないように。

録音が終了してミックスを待つ間はラーメン。
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ということで、今年一発目の録音は「草いきれ」aka インコ。
さて次回のレコーディングはいつでしょう?
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by zhimuqing | 2017-02-11 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

気合いを入れる夜は

気合いを入れる夜には何年経ってもこれしか無い!
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by zhimuqing | 2017-02-10 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

アトランタに行きたいものだ

キッパー・ジョーンズの初ソロアルバム≪Ordinary Story≫やその前のティーズとしての3枚目≪Remember…≫は私をその道に導いてくれた本当に感謝しかないアルバムなのですが、今の耳で改めて聴き直してみると90年代半ばのネオソウルと呼ばれた音楽のかなり先駆けとなる音だったと思うのですね。
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その2作でキッパー・ジョーンズに助力した面々を見ても明らかですね。チャッキー・ブッカーやオーガン兄弟といったティーズでの仲間はマイコーやジャネットのツアーバンドの面々だし、キースとケネスのクロウチ兄弟はその後ブランディーやラサーン・パタースンに力を貸しているし。特にキース・クロウチは特に重要かと。ブランディーやラサーンのファーストなんかでの音作りはトニーズやDなんかに比べると注目度は低いものの、ファンク臭濃厚な音作りは間違いなく後進の範になったものですからね。
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裏方過ぎて写真がほとんど出てこないキース様。この人の名前があると、私基本「買い」なのです。この人についても一度じっくり考えてみたい。

さて、キッパー・ジョーンズの魅力も何といっても匂い立つファンクネス。一声で言うと、ソウルやファンク的にいい喉、いい声なのだが、なんというかウン十年も丁寧に使い込まれた中華鍋の鍋肌のように黒光りするタフネスがたまらなくかっこいい。なもんで、もちろんバラードを歌わせても繊細な節回しを聞かせて絶品なのですが(アイズリーのFootstepなんか最高としか言いようがない)、少し重心を落としたファンクを歌う時が圧倒的にかっこいいというか存分に持ち味が発揮されている気がします。
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あとファンキーな曲を歌う時のリズムの付け方が天才的。単調になりそうな曲でもいい歌を聴かせてしまうのは、例えば瞬発力や超絶技巧を見せつけた結果でなくて、曲のリズムへ自身の声のリズムをうまく乗せることで複合的にグルーヴを生み出しているわけで、実に素晴らしいと思うわけ。なので、例えばティーズの2枚目のようなミネアポリス寄りの音でも他のプリンス追随者とは違うノリが出ていてスリリングなのですね。

ということで、私の愛してやまないキッパー・ジョーンズですが、悔やんでいることが2点。一つはその昔ベイビーフェイスが来日した時にバックヴォーカルで一緒に来ていたのに、見逃してしまった点。もう一つが07年か08年に密かに発売された自主制作のセカンドを買い逃して今に至ること。特にこの幻の2枚目≪K.I.P. (Keep It Pushin’!)≫はその後さんざん手を尽くすも影も形も無し。何とかしたいものです。
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銀盤があるものは、DLじゃ嫌なんですよね。銀盤が欲しいの。

もうこうなると、キッパー・ジョーンズが住んでいるアトランタに行って直接本人に直談判するしかなさそう。かの地では結構コンスタントにライブやっているようで、なんとも羨ましい限りです、はい。

昨年プリンスの"Head"歌っている映像見たけど、見つからず。
代わりにメイズの"Happy Feeling"、やっぱりかっちょいい。


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by zhimuqing | 2017-02-05 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

10代の自分を作った音楽

シカゴ在住のキュレーターというかDJのDuane. E. Powell が選んだティーンネイジャー時代に影響を受けた10枚のアルバムというのがなかなか面白い。

ちなみにそのリストはこんな感じ。

List ten albums that shaped your teenage years. Don't think too long. What was your teenage soundtrack? Mine off the top of my head:

01. Prince first 11 albums
02. Sade first 3 albums
03. Sting - Nothing Like The Sun
04. George Michael - Faith
05. INXS - Kick
06. From The Mind Of Lil Louis
07. Swing Out Sister - It's Better To Travel
08. Basia - Time & Tide
09. Take 6 self titled
10. De La Soul - 3 Feet High And Rising
Cheating
11. Loose Ends - Zagora
12. Terence Trent D'Arby - Introducing The Hardlines
13. B-52's - Cosmic Thing
14. Anita Baker - Rapture
15. Luther Vandross - The Night I Fell In Love
16. Fingers Inc - Another Side
17. DeBarge - In A Special Way
18. Nitzer Ebb - Showtime
19. SOS Band - first album and Jam & Lewis catalog
20. Keith Sweat - Make It Last Forever


いきなり、プリンスの11枚のアルバムがランクしていて反則だし、そもそも20枚じゃないか?という話はさておき、これはなかなか面白い。(と思うこと自体がオッサンの証なのだが)

となれば、私も選んでみるしかない。

熱心に音楽を聴きだしたのが16歳ぐらいなので、16歳から19歳、
加速度的に音楽にはまっていった時代の10枚ですね。

1. Michael Jackson – BAD / Thriller / Off the Wall
2. Prince – Sign ‘O’ the Times (Album + LD) / 1999 / Black Album
3. Motown 25 (LD)
4. Roger – Unlimited
5. Levert – Rope A Dope Style
6. Kipper Jones – Ordinary Story
7. Cameo – Real Men Wear … the Black
8. Whitney Houston – Whitney
9. Take 6 – So Much 2 Say
10. Bobby Brown – Don’t Be Cruel
11. Paul Simon – Graceland
12. Terence Trent D’arby – Neither Fish nor Flesh
13. Anita Baler – Giving You the Best I Got
14. Smokey Robinson – One Heartbeat
15. Gerald Alston – Open Invitation
16. Stevie Wonder – Characters
17. Karyn White - Karyn White
18. D’atra Hicks - D’atra Hicks
19. Kool Moe Dee – Knowledge is King
20. Public Enemy – Fight the Power


思いついた順番で20枚ばかり。私もマイケルとプリンスで少しだけ反則、でもこれは仕方ないっす。

えー、ちなみにこのリスト、格好付けていませんよ。JBやスライ、Pファンク、オハイオプレイヤーズのファンク神髄系やOVライトとかジェイムズ・カーなんかのサザンソウル、BDKとかBDPとかのヒップホップ、色々な音楽をこの時期聴き始めてはいたのだけど、そこは背伸びしまくる10代。その良さを本当に理解できていたとは思えないので、全部外してみました。

今思うと、本格的に黒光りする音にのめり込む入り口になったのは、マイケル好きが高じて購入したモータウン25のレーザーディスク。あれを見てスモーキーやらテンプスを知ったのが過去に向けて突き進む要因になったのは間違いないでしょう。この辺の好みはいまも変わっていないし。

同時代のファンクネス溢れる音という事では、ロジャーの大ヒット“I wanna be your man”とそれに続くアルバム≪Unlimited≫だったかな。ラップ(超オールドスクールな)も入っていたし、ロジャーが弾くバリバリで分かりやすいロックギターも入っていましたし、このアルバムの影響はデカイ。

あとは意外に軽視しがちなボビー・ブラウン。ナスティでストリート感覚にあふれていて、という流れで、キャメオとかリヴァートとかキッパー・ジョーンズに続けて進むことが出来たことには感謝ですね。アイドル的な意味ではホイットニーとキャリン・ホワイトかな、やっぱり。

ま、そんなことよりも当時、そして今の自分に一番影響を与えたのはパブリックエナミー89年、問答無用の“Fight the Power”でしょう。立ち位置がこれで全て明確になったということで。


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by zhimuqing | 2017-01-30 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

新年1発目

旧正月の元旦、1発目は先日感動のサルベージを果たしたこのアルバム。
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文句なしの名作。CDが擦り切れるほど聴いているアルバムですが、改めて聴いても当然素晴らしい。曲の粒の揃い方が凄い。でもLP両面に分けて聴くと、また違った曲の流れが感じられて実に新鮮な感じ。重量盤ではないので、音圧はさほどないけど、それでも銀盤よりも音の厚みはあるし。サディーク、いやこの頃はまだウィギンズでしたね、のベースはこの頃からすでに凄みを感じさせるし、インナーにもジュブ・スミス達の名前がある等、バンド感が強いのが何よりも嬉しいですね。
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今年最大の楽しみはサディークの新作ですが、そろそろデュウェインやティモシーの活動についても期待したいところですね。
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by zhimuqing | 2017-01-28 18:28 | Funkentelechy | Comments(0)

これまた待望の

昨年より続く来日ラッシュ、これまた待望のビラル!
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一昨年のケンドリック・ラマーの傑作、去年のBETでの見事のプリンス・トリビュートやホワイトハウスの図書室でのコモンとの共演と活躍ぶりが目立つミュージシャンズ・ミュージシャンのビラルですが、考えてみれば常に私のアンテナに現れる人であり、個人的にもまさに待望の来日ですね。

カメレオンのようなミュージシャンという表現はよく聞きますが、ビラルの場合はむしろ逆。巧みに変わる声でもって周りの音やバンドメンバーを変えてしまう逆カメレオンのような人。そのビラルに合わせなければならないバンドは当然ながら手練れ揃い。易々と音が変化していく様には溜息しか出ません。個人的にはビラルと楽しいヴォーカルバトルを繰り広げたマイカー・ロビンソン、複雑なのに分かりやすいドラムを叩いていたジョー・ブラックスが特に気になりました。

選曲自体は過去の5枚から満遍なく。新作からのナムバーを中心に冒頭からアフロサイケデリックな音でコーナーぎりぎりを攻めていくのは想定通り。で、やや歌い込みは軽めかな、と思わせておいての本領発揮は幻のセカンドアルバムに入っていた名曲“Hollywood”から。伸縮自在なリズム隊を従え、重く引きずるかと思えば、一気に成層圏まで舞い上がる。カラフルかつ重力を無視した歌。あの時代に仲間たちと成し遂げたグルーヴをさらに深化させたかのような音塊に大興奮。

私もおそらく他のお客さんも聴きたいのは類稀なグルーヴ使いとしてのビラルなわけで、“Hollywood”からファーストの“For You”、“Sometimes”と続くこの中盤が一番盛り上がっていたかな、と。近作のアフロサイケな音は当然カッコいいのだが、この人の歌はもっと粘着性の高いリズムの方がその変態性が露わになって、旨味成分が際立つのですね。そういう意味ではバンドの演奏を含め、本来持っているポテンシャルを全部開放していない感じもあったかな。すこし手堅すぎたというか、変態度を100%押し出さなかったというか。セッションでその場で臨機応変に飛翔するビラルとかって最高じゃないっすか?まあ、ビルボードではやっぱり難しいかな?とも思ったりも。チラ見せ具合で留めておくのもビラルらしいといえば、そうなんですけどね。



ああ何と素晴らしい!
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こういうのが観たいんよね。

ということで、個人的には大変満足しつつ、次回もまた来ようと考えながら会場を後にしたのですが、知人のRさんは翌日のライブ終了後のアフターでバンドとともにセッションして弾けるビラルを目撃したそう。なんという僥倖!そういう場面でのビラルが観たいのよ、私は。くはー、羨ましすぎる!

セットリストは多分こう。

1. Star Now (5)
2. Sirens Ⅱ (5)
3. Robots (3)
4. Pleasure Toy (5)
5. West Side Girl (4)
6. Hollywood (2)
7. For You (1)
8. Sometimes (1)
9. Love Child (5)
10. Levels (3)
11. Who are You (3)
12. Satellites (5)
13. Back to Love (4)
14. All Matter (3)

()の数字はアルバムの通算枚数

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by zhimuqing | 2017-01-25 20:28 | Funkentelechy | Comments(0)

備えが足りなかった私

ムスメとの会話で、遂にこの日が来てしまったことが分かりました。いや、いつか来るとは思っていたのですが、心の準備が出来ていなかったと言いますか。

























パパ、ファンキーって何?









悲嘆に打ちのめされる哀れな父親像を想像した人もいるかと思いますが、残念でした。それはまだのようです(と思いたい)。がしかし、かれこれウン十年、ファンキーだ、ファンクだ、ファンクネスが云々、と人様に言い続けてきたこの私がですよ、そのものズバリを子供の視線で問われたときに、満を持して回答出来ないというのは一体どういうことなのか?ウーンと沈思黙考する私の姿を想像して嬉しそうな表情を浮かべる友人諸兄の顔が目の前に浮かんできますよ。

もちろん様々なもの、映像や写真や音や書籍やなんやらを取り出してゴチャゴチャと頭悪そうに何時間でも説明できますよ、そりゃもちろん。でもね、それってファンキーでもファンクでもないわけですよ。君はそこに濃厚なファンクネスが存在すると断言出来るのか?って話。(子供相手に一晩かけて真剣に説明し続ければ、一周回って濃厚なファンクネスとも言えますけどね)問答無用、言語道断じゃないとダメなわけで、右往左往だとダメなんです。

とりあえず私の部屋に連れていき、「この部屋にあるものが全部ファンクだ」と返すのが精いっぱいの45歳。まだヒップの説明の方が出来るような気がする。ボーシッ(牛糞)の方だと、ずっと自信がある。でもファンク、ファンキー、ファンクネス、ファンクの三段活用、私の人生のタームというかテーマな言葉を問われて、スパーンと返せなくて一体どうするのよ?って。



あるべき姿、理想形は分かっているのだ。やっぱりこれしかない、どう考えても。









パパ、ファンクって何?












私の生き様、すなわち私の中に今この瞬間存在する、この大宇宙のことだよ、ベイビー!



うーん、今の私はどうやってもこう答える資格はない。そこまでの修行を積んでいないことは誰よりも自分が分かっている。ああ、なんと無駄に人生を過ごしてきたのでしょう、私は。猛省に値します。ファンクネスを高める修行があまりにも足りなかったのだ。友人諸氏、笑いたければ笑え。これから真剣に修行します。君たちへの影響も必ずや大きなものとなって君たちの生活をも覆いつくすことになるだろう。ファンクとともに。長寿とファンクを。


【メモ】
同様の状況に陥るかもしれない諸兄のために応急処置を。但しこれはあくまでも応急処置であり、根本的な問題解決には程遠いことを肝に銘ぜられたし。諸兄はよくご承知のことであろうが。

1.簡潔な図案にて容易に咀嚼できるであろう概念を説明する
 (参考図案Aを参照の頃)

2.ファンクの概念と宇宙との親和性について講義する
 (今回は状況を鑑み、特別に図案Bと構造物Ⅽを使用した)

3.部屋に無秩序のように見えて秩序だって保管されている各種音盤、楽器、書籍、映像等を指ししめし、これらはファンクすなわち宇宙と繋がるために日々苦心して蒐集しているものであり、無駄遣いのなれの果てや物欲に突き動かされた無残な姿ではないことを説明する。

参考図案等
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by zhimuqing | 2017-01-22 23:28 | Funkentelechy | Comments(2)

Atlanta!!

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ドナルド・グローヴァーがゴールデン・グローブ受賞。
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主演・原案・脚本を務める"Atlanta"で。
気合のこもったスピーチが話題。
akaチャイルディッシュ・ガンビーノ。
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Pファンク好きの快挙はただそれだけで快哉ものではないですか!
おめでとう!
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by zhimuqing | 2017-01-09 16:54 | Funkentelechy | Comments(0)

BLACK AMERICA AGAIN

まずはこの映像を見たほうが早いかな。タイニーデスク、まさかのホワイトハウスの図書館でのこのパフォーマンス。コモン、マスター・カリーム・リギンズ、シュープリーム・ロバート・グラスパー、インコンパラブル・デリック・ホッジ、キーヨン・ハロルド、レイナ、そしてビラル。




涙が出ますね。


大統領選挙に合わせて発売したコモンの新作は復活の狼煙を上げる久しぶりの力作。前2作は結局買わなかった私が言うのもなんですが、“Be”以来でしょう。いやもしかすると、Like Water以来かも。
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BLACK LIVES MATTERに深くコミットしたアルバムという意味では、DのMessiahやラマーのButterflyに続くアルバムであることはすぐに分かることですが、ソランジュの新作とも波動を一つにする作品でもありますね。アフロアメリカンを取り巻く状況の酷さという厳しい流れではあるものの、コンシャスな姿勢はそのままにコモンがかつての力強さを取り戻してくれたのは1ファンとして本当にうれしいところです。(状況は良くなりそうにないことがつらいところですが)
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なんといっても黒幕のカリーム・リギンスに尽きるでしょう。コモンのバックバンドでドラムも叩いているリギンスによるトラックの切れ、これがないとコモンに力感が戻っていても映えないわけで、というより、このトラックがあったからこそ、の復活作かと。

プログレのキュラキュラしたキーボードをこれ以上なくドープにチョップした上にビラル、元フロエトリーのアンブロージアス、BJ・ザ・シカゴ、パリス・ジョーンズ、シド・ベネットによるホーリーゴースト漂うコーラスで包んだ最高のオープニング、その直後にまさかのO.V.ライトの大傑作“I’m Going Home”から地を這うファンクネスを抽出した“Home”で完全にノックアウトです。カチカチしたドラムは勿論リギンスの手になるもの。オルガンは名盤の陰にこの人あり、のポイザーさん。この2曲だけでも傑作の名にふさわしい出来かと。それにしてもO.V.のこの曲を使うとは驚きました。

で、ここからはロバート・グラスパーが登場。アルバムタイトル曲はJBの“Say It Loud”のライブ盤でのイントロダクションから御大の声を、コモンの声にかぶせてMCライトにチャックD、最後にスティーヴィー。ベースはエスペランサ。チャックDの居場所がまだ分からないのが悔しいと言えば悔しい。ちなみに、この曲は全く異なるけど、21分に及ぶ力作ヴィデオを見ることをお勧めします。というか、私の感想文なんか不要です。ヴィデオを見て、あとは音を聴けば十分です。



大半の曲に参加しているグラスパーの音も心持ちいつもより強度があるように聞こえるのは、コモンとリギンス効果なのか?それにしてもリギンスのリズムはディラ以降のあの撚れた感が強く、しかもビラルをはじめとする歌の絡み方を含め、ソウルクウェリアンズの心意気に非常に近い感じがしますね。リギンス自身の新作は来年早々に出るそうですが、これは大いに期待できそうな予感ですね。先のタイニーデスクにも出演していたフルートのレイナは全編で相当効いています。
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後半にはロイ・ハーグローヴ登場で更にソウルクウェリアンズな空気感に。ジョン・レジェンドとのグローリーコンビもあり、沈鬱な表情からポジティブな心持ちに変わっていったところで、ビラルとのコンビでの魂の祈りで大団円。それもまたコモンを象徴するかのような流れ。アルバムトータルでしっかり練られていて、後味がまた素晴らしい。閉塞感が漂う今の日本にもしっくり来る(来てしまう、残念ながら)アルバム。アメリカの状況はもっとひどいのかもしれないけど、ここで見せるコモンの力強さはまた別格。力づけられます!末永く楽しめるアルバムになりそうです。必聴。
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by zhimuqing | 2016-12-24 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)