カテゴリ:Funkentelechy( 617 )

もっともっと精進しなきゃ

先日のモヤーン氏上京の折のセッションの録音が到着。
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モヤーンとサンディーの初対面でもあったわけですが、聴き直してみると私以外の皆さん、凄い演奏ぶりで驚くばかり。プリーチャー、サンディー、モヤーンの3人は本当に凄いっす。スタジオでいきなり出来た曲なので、もちろん粗削りどころか大いにガシャガシャしておりますが、大コーフンで楽しんでいる空気は伝わるのではないかと。ライブがやりたくなりますね。
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by zhimuqing | 2017-03-22 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

惜しい、とても惜しい

マニア界隈で話題になっているアリ・テナントの新作は98年の“Crucial”以来なんで19年ぶり2枚目のアルバム。2枚目が発売されたと聞いて居てもたってもいられなくなり方々を駆け回るも、インディーものの悲しいところでなかなか入手できず、更に思いは募るという具合だったわけですが、ボン兄貴のおかげで先日無事入手。いつもお世話になっております。
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何といってもタイトル名“Crucial”がプリンスの未発表アルバムを思い起こさせるし、アル・グリーンの再来的な触れ込みで発売されていたので、私も興奮しながら買いに行ったものですが、あまり聴きこめないまま今日に至るのであります。あまりのめり込めなかった原因は自分の中では割とはっきりとしていて、音というかミックスが好みでなかったことに尽きるかな。歌のうまさは文句なしだし、ファミリースタンドによる曲も割と好みだったんだけど、特にヴォーカルの扱いがどうしても好きになれなかったのですね。
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ジャケットは1枚目の方がずっと好き。

ということでアリ2枚目のアルバムですが、昔に比べると声は滑らかに成熟した模様。アル・グリーンというよりもルーサー、ただしちょっと肌理が粗めという感じで、やはりいいシンガーだな、と。一曲ずつ丁寧に聴いてみると、曲も良い。曲が短めなのも悪くない。

でもね、やっぱりミックスが私にしっくりと来ない。低音から高音、ヴォーカルからドラムまで全音域のレベルが押しなべて高すぎるのか、歌や楽器それぞれの音のバランスにメリハリがない。リードもバックコーラスも同じレベルで録音されているような感じで、聴き手が呼吸する隙間がないように思えてしまうのですね。単品でポンと聴くととてもいいだけになんとも勿体ない。

思えば、UKソウル系では割と多いミックスのような気がしますね。その昔お蔵入りになったラファエル・サディーク制作のオーティス&シュグのアルバムが英エクスパンションから再発された時も、その前に入手していたUSシングル盤との音の違いに驚いたことを思い出しました。ささくれだったところがないというか平面的でつるつるした感触。Jポップのようでもあり、私の好みではないんですよね。
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これは自信をもって言えるのだけど、生でのアリ・テナントは間違いなく最高のはず。今回のアルバムはおそらく日本ではそこそこ売れているはずだし、何かのきっかけで来日してくれれば、この録音で感じる不満は全部解消されて歓喜の涙を流させてくれる予感がする、というかその予感しかないのだけど、日本に来てくれないかな?
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by zhimuqing | 2017-03-18 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

1曲あれば当たりともいえるのだが

エリック・ベネイの新作(とはいっても16年作)。店頭で流れているのを聴いて、居ても立てもいられなくなり購入。
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前々作ががっかりの日本エクスクルーシブで、「80年代のポップロックを歌う」という企画ものだったので、もう買わなくていいわいと思ったのですが、この人は超名曲を忘れたころにぶち込んでくる人でした。忘れていましたね。数年前、存在自体を忘れかけていた時の“Sometimes I Cry”とか。

で今回は“Sunshine”。ま、これを聴いて触手が動かないスウィートソウル好きというのは真正の70年代至上主義のマニアぐらいしかいないかな、と思うのですが、案の定私も心を鷲掴みされ、レジ横のNow PlayingのところにあるCD見て、やはりベネイの仕業か!と思う暇もなく、レジでお金を払ってしまったわけですね。メロウなギターに合わせてセンシティブに始まり、プリンスばりのシャウトを聴かせる、ここ最近のベネイの黄金の必殺技。
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アルバムはその名も≪Eric Benét≫。期待に胸を躍らせて家に帰り、CDトレイに乗せて聴くわけです。1曲目はベネイらしいポップ・ソウル。ま、オープニングとしては悪くない。2曲目は必殺の“Sunshine”。グォーと盛り上がり、これやがなこれやがなベネイゆうたらこれやがな、を連発、何度もリピートしそうになるのをグッと我慢して、次の“Insane”へ。ベネイという過去の世代がみんな影響を受けているプリンス風味(でもポップな)で、これもなかなか。お次の“Cold Trigger”も80年代の味わいがあって、小粒だけど悪くない。
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ただね、この後が良くない。MOR全開な“Home”、 リズムが単調でバネが効いていない“Hold On”と続く流れがなかなかに退屈。中道路線を歩むのが悪いとは言わないけど、曲自体に魅力がない。その後、メロウな“Fun & Games”、マックスウェルの近作を思い出す“Floating thru Time”、 “Broken Beat & Busted”で持ち直すものの、途中でだれてしまった流れはなかなか取り戻せない。ベネイが好きなサルサ調の“Run to Me”も悪くないのだけど印象に残らないし。おまけに終盤の“That Day”、“Never be the Same”でまた王道ポップスに行ってしまい、不完全燃焼でアルバムが終わってしまう。

クレジットを眺めると、昔からの仲間のデモンテ・ポージーがこのアルバムの制作のメインのようで、これまた昔からの相棒の従兄弟のジョージ・ナッシュの名前がないのが目を引く。やはり名ギタリストでもあるジョージ・ナッシュ・Jrが作るオーガニックな音作りの上で軽やかな身のこなしを魅せるベネイが私は好きなのだな、と。ポップな曲で大ヒットを飛ばせ、というレコード会社の意向もあるだろうし、ベネイ本人も元々そういう体質の人だから、仕方ないのだけど、やはり≪Lost in Time≫でとことんこだわってみせた(魅せた)ソウル歌唱こそがファンが求めているものだと思うのだけどねぇ。
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ベネイの従兄弟ということですが、ナッシュさん、非常に親近感がわくルックスであります。

普通アルバムに1曲でも大名曲があれば、買いだとも言えるし、平均を超える曲もはいっているだけど、本来の実力からすると物足りないのもたしか。思えば12年の"The One"も前半の素晴らしさが後半で失速するアルバムでした。ルックスと歌双方でポップスでも突き抜ける実力を持った人だから
狙いたくなるのは分かるのですが、日本のレコード会社もトトとかのカバーでアルバム作らせるぐらいだから、そっちの需要の方が大きくて、私の好みの方が大幅にずれているだけなのかな。うーむ。
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シングルの12インチだけでも良かったかなと思ったり。ベネイを購入するのはなかなか難しい。



実に美しい二人のコーラス女性が気になりますが、この辺のチョイスは流石ベネイですね。伊達に元奥さんがハル・ベリーじゃない。が、この曲、実はコーラスは全てベネイ本人。その辺も伊達に現奥さんがプリンスの元妻ではないな。と。

とはいえ、ベネイのベストはやっぱりこれですね。


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by zhimuqing | 2017-02-24 21:28 | Funkentelechy | Comments(0)

感謝の念しかありません

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世界で一番サンプリングされたとか、数々の肩書はあるのだけど、その格好良さに純粋に痺れるしかないというクライド。今この時代に生きている人が耳にするポピュラー音楽は濃度の多寡はあれ、この人が編み出したリズムの影響を受けているわけで、そこには本当に感謝の念しかありません。
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ありきたりですが、私が好きなクライドがドラムを叩いている曲。

◎Cold Sweat
◎I Got the Feelin'
◎Give it up and Turn it Loose
◎Mother Popcorn (You Got To Have A Mother For Me)
◎Ain't Funky Now
◎Get Up, Get Into It, Get Involved

ほとんどの人と同じでしょうが、やっぱりこのへんですよね。
あとはこの人の代名詞Funky Drummerでしょうね。

実はクライドが気になって、JBのもとを去った後の参加作(ベン・シドランとか)も聴いてみたのですが、やっぱりJB時代には及ぶべくもない。ま、当たり前なのでしょうけど、JBとクライドの才能が爆発するピークが重なったとのことの幸運を私たちはもっとかみしめる必要があると思いますね、ありがとうとしか言う言葉が見つかりません。ありがとうございました!
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by zhimuqing | 2017-02-19 08:28 | Funkentelechy | Comments(0)

やっぱり楽しいねぇ

ということで、新年恒例のレコーディング、無事に終了。

かなり前もってリハーサルを重ねているのだけど、レコーディングの現場ではどうしても色々なアイデアが湧き出てしまい、結局半日フルにかけて1曲しか録れないのはいつもの事。でもこの試行錯誤が楽しいのだから仕方ありません。

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ヴォーカルブースで暴れないように。

録音が終了してミックスを待つ間はラーメン。
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ということで、今年一発目の録音は「草いきれ」aka インコ。
さて次回のレコーディングはいつでしょう?
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by zhimuqing | 2017-02-11 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

気合いを入れる夜は

気合いを入れる夜には何年経ってもこれしか無い!
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by zhimuqing | 2017-02-10 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

アトランタに行きたいものだ

キッパー・ジョーンズの初ソロアルバム≪Ordinary Story≫やその前のティーズとしての3枚目≪Remember…≫は私をその道に導いてくれた本当に感謝しかないアルバムなのですが、今の耳で改めて聴き直してみると90年代半ばのネオソウルと呼ばれた音楽のかなり先駆けとなる音だったと思うのですね。
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その2作でキッパー・ジョーンズに助力した面々を見ても明らかですね。チャッキー・ブッカーやオーガン兄弟といったティーズでの仲間はマイコーやジャネットのツアーバンドの面々だし、キースとケネスのクロウチ兄弟はその後ブランディーやラサーン・パタースンに力を貸しているし。特にキース・クロウチは特に重要かと。ブランディーやラサーンのファーストなんかでの音作りはトニーズやDなんかに比べると注目度は低いものの、ファンク臭濃厚な音作りは間違いなく後進の範になったものですからね。
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裏方過ぎて写真がほとんど出てこないキース様。この人の名前があると、私基本「買い」なのです。この人についても一度じっくり考えてみたい。

さて、キッパー・ジョーンズの魅力も何といっても匂い立つファンクネス。一声で言うと、ソウルやファンク的にいい喉、いい声なのだが、なんというかウン十年も丁寧に使い込まれた中華鍋の鍋肌のように黒光りするタフネスがたまらなくかっこいい。なもんで、もちろんバラードを歌わせても繊細な節回しを聞かせて絶品なのですが(アイズリーのFootstepなんか最高としか言いようがない)、少し重心を落としたファンクを歌う時が圧倒的にかっこいいというか存分に持ち味が発揮されている気がします。
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あとファンキーな曲を歌う時のリズムの付け方が天才的。単調になりそうな曲でもいい歌を聴かせてしまうのは、例えば瞬発力や超絶技巧を見せつけた結果でなくて、曲のリズムへ自身の声のリズムをうまく乗せることで複合的にグルーヴを生み出しているわけで、実に素晴らしいと思うわけ。なので、例えばティーズの2枚目のようなミネアポリス寄りの音でも他のプリンス追随者とは違うノリが出ていてスリリングなのですね。

ということで、私の愛してやまないキッパー・ジョーンズですが、悔やんでいることが2点。一つはその昔ベイビーフェイスが来日した時にバックヴォーカルで一緒に来ていたのに、見逃してしまった点。もう一つが07年か08年に密かに発売された自主制作のセカンドを買い逃して今に至ること。特にこの幻の2枚目≪K.I.P. (Keep It Pushin’!)≫はその後さんざん手を尽くすも影も形も無し。何とかしたいものです。
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銀盤があるものは、DLじゃ嫌なんですよね。銀盤が欲しいの。

もうこうなると、キッパー・ジョーンズが住んでいるアトランタに行って直接本人に直談判するしかなさそう。かの地では結構コンスタントにライブやっているようで、なんとも羨ましい限りです、はい。

昨年プリンスの"Head"歌っている映像見たけど、見つからず。
代わりにメイズの"Happy Feeling"、やっぱりかっちょいい。


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by zhimuqing | 2017-02-05 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)

10代の自分を作った音楽

シカゴ在住のキュレーターというかDJのDuane. E. Powell が選んだティーンネイジャー時代に影響を受けた10枚のアルバムというのがなかなか面白い。

ちなみにそのリストはこんな感じ。

List ten albums that shaped your teenage years. Don't think too long. What was your teenage soundtrack? Mine off the top of my head:

01. Prince first 11 albums
02. Sade first 3 albums
03. Sting - Nothing Like The Sun
04. George Michael - Faith
05. INXS - Kick
06. From The Mind Of Lil Louis
07. Swing Out Sister - It's Better To Travel
08. Basia - Time & Tide
09. Take 6 self titled
10. De La Soul - 3 Feet High And Rising
Cheating
11. Loose Ends - Zagora
12. Terence Trent D'Arby - Introducing The Hardlines
13. B-52's - Cosmic Thing
14. Anita Baker - Rapture
15. Luther Vandross - The Night I Fell In Love
16. Fingers Inc - Another Side
17. DeBarge - In A Special Way
18. Nitzer Ebb - Showtime
19. SOS Band - first album and Jam & Lewis catalog
20. Keith Sweat - Make It Last Forever


いきなり、プリンスの11枚のアルバムがランクしていて反則だし、そもそも20枚じゃないか?という話はさておき、これはなかなか面白い。(と思うこと自体がオッサンの証なのだが)

となれば、私も選んでみるしかない。

熱心に音楽を聴きだしたのが16歳ぐらいなので、16歳から19歳、
加速度的に音楽にはまっていった時代の10枚ですね。

1. Michael Jackson – BAD / Thriller / Off the Wall
2. Prince – Sign ‘O’ the Times (Album + LD) / 1999 / Black Album
3. Motown 25 (LD)
4. Roger – Unlimited
5. Levert – Rope A Dope Style
6. Kipper Jones – Ordinary Story
7. Cameo – Real Men Wear … the Black
8. Whitney Houston – Whitney
9. Take 6 – So Much 2 Say
10. Bobby Brown – Don’t Be Cruel
11. Paul Simon – Graceland
12. Terence Trent D’arby – Neither Fish nor Flesh
13. Anita Baler – Giving You the Best I Got
14. Smokey Robinson – One Heartbeat
15. Gerald Alston – Open Invitation
16. Stevie Wonder – Characters
17. Karyn White - Karyn White
18. D’atra Hicks - D’atra Hicks
19. Kool Moe Dee – Knowledge is King
20. Public Enemy – Fight the Power


思いついた順番で20枚ばかり。私もマイケルとプリンスで少しだけ反則、でもこれは仕方ないっす。

えー、ちなみにこのリスト、格好付けていませんよ。JBやスライ、Pファンク、オハイオプレイヤーズのファンク神髄系やOVライトとかジェイムズ・カーなんかのサザンソウル、BDKとかBDPとかのヒップホップ、色々な音楽をこの時期聴き始めてはいたのだけど、そこは背伸びしまくる10代。その良さを本当に理解できていたとは思えないので、全部外してみました。

今思うと、本格的に黒光りする音にのめり込む入り口になったのは、マイケル好きが高じて購入したモータウン25のレーザーディスク。あれを見てスモーキーやらテンプスを知ったのが過去に向けて突き進む要因になったのは間違いないでしょう。この辺の好みはいまも変わっていないし。

同時代のファンクネス溢れる音という事では、ロジャーの大ヒット“I wanna be your man”とそれに続くアルバム≪Unlimited≫だったかな。ラップ(超オールドスクールな)も入っていたし、ロジャーが弾くバリバリで分かりやすいロックギターも入っていましたし、このアルバムの影響はデカイ。

あとは意外に軽視しがちなボビー・ブラウン。ナスティでストリート感覚にあふれていて、という流れで、キャメオとかリヴァートとかキッパー・ジョーンズに続けて進むことが出来たことには感謝ですね。アイドル的な意味ではホイットニーとキャリン・ホワイトかな、やっぱり。

ま、そんなことよりも当時、そして今の自分に一番影響を与えたのはパブリックエナミー89年、問答無用の“Fight the Power”でしょう。立ち位置がこれで全て明確になったということで。


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by zhimuqing | 2017-01-30 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)

新年1発目

旧正月の元旦、1発目は先日感動のサルベージを果たしたこのアルバム。
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文句なしの名作。CDが擦り切れるほど聴いているアルバムですが、改めて聴いても当然素晴らしい。曲の粒の揃い方が凄い。でもLP両面に分けて聴くと、また違った曲の流れが感じられて実に新鮮な感じ。重量盤ではないので、音圧はさほどないけど、それでも銀盤よりも音の厚みはあるし。サディーク、いやこの頃はまだウィギンズでしたね、のベースはこの頃からすでに凄みを感じさせるし、インナーにもジュブ・スミス達の名前がある等、バンド感が強いのが何よりも嬉しいですね。
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今年最大の楽しみはサディークの新作ですが、そろそろデュウェインやティモシーの活動についても期待したいところですね。
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by zhimuqing | 2017-01-28 18:28 | Funkentelechy | Comments(0)

これまた待望の

昨年より続く来日ラッシュ、これまた待望のビラル!
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一昨年のケンドリック・ラマーの傑作、去年のBETでの見事のプリンス・トリビュートやホワイトハウスの図書室でのコモンとの共演と活躍ぶりが目立つミュージシャンズ・ミュージシャンのビラルですが、考えてみれば常に私のアンテナに現れる人であり、個人的にもまさに待望の来日ですね。

カメレオンのようなミュージシャンという表現はよく聞きますが、ビラルの場合はむしろ逆。巧みに変わる声でもって周りの音やバンドメンバーを変えてしまう逆カメレオンのような人。そのビラルに合わせなければならないバンドは当然ながら手練れ揃い。易々と音が変化していく様には溜息しか出ません。個人的にはビラルと楽しいヴォーカルバトルを繰り広げたマイカー・ロビンソン、複雑なのに分かりやすいドラムを叩いていたジョー・ブラックスが特に気になりました。

選曲自体は過去の5枚から満遍なく。新作からのナムバーを中心に冒頭からアフロサイケデリックな音でコーナーぎりぎりを攻めていくのは想定通り。で、やや歌い込みは軽めかな、と思わせておいての本領発揮は幻のセカンドアルバムに入っていた名曲“Hollywood”から。伸縮自在なリズム隊を従え、重く引きずるかと思えば、一気に成層圏まで舞い上がる。カラフルかつ重力を無視した歌。あの時代に仲間たちと成し遂げたグルーヴをさらに深化させたかのような音塊に大興奮。

私もおそらく他のお客さんも聴きたいのは類稀なグルーヴ使いとしてのビラルなわけで、“Hollywood”からファーストの“For You”、“Sometimes”と続くこの中盤が一番盛り上がっていたかな、と。近作のアフロサイケな音は当然カッコいいのだが、この人の歌はもっと粘着性の高いリズムの方がその変態性が露わになって、旨味成分が際立つのですね。そういう意味ではバンドの演奏を含め、本来持っているポテンシャルを全部開放していない感じもあったかな。すこし手堅すぎたというか、変態度を100%押し出さなかったというか。セッションでその場で臨機応変に飛翔するビラルとかって最高じゃないっすか?まあ、ビルボードではやっぱり難しいかな?とも思ったりも。チラ見せ具合で留めておくのもビラルらしいといえば、そうなんですけどね。



ああ何と素晴らしい!
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こういうのが観たいんよね。

ということで、個人的には大変満足しつつ、次回もまた来ようと考えながら会場を後にしたのですが、知人のRさんは翌日のライブ終了後のアフターでバンドとともにセッションして弾けるビラルを目撃したそう。なんという僥倖!そういう場面でのビラルが観たいのよ、私は。くはー、羨ましすぎる!

セットリストは多分こう。

1. Star Now (5)
2. Sirens Ⅱ (5)
3. Robots (3)
4. Pleasure Toy (5)
5. West Side Girl (4)
6. Hollywood (2)
7. For You (1)
8. Sometimes (1)
9. Love Child (5)
10. Levels (3)
11. Who are You (3)
12. Satellites (5)
13. Back to Love (4)
14. All Matter (3)

()の数字はアルバムの通算枚数

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by zhimuqing | 2017-01-25 20:28 | Funkentelechy | Comments(0)