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カテゴリ:Popper's Delight
  • 8人の女
    [ 2011-12-18 16:28 ]
  • 初期衝動が大事なのだ
    [ 2011-11-01 08:28 ]
  • 次の世代を担う彼らこそが僕たちの希望だ
    [ 2011-10-25 09:26 ]
  • 舞台『Orange』
    [ 2011-02-20 23:28 ]
  • カバンにつめられる
    [ 2010-10-05 00:28 ]
  • 簡潔でしっかりしている。
    [ 2010-08-14 23:45 ]
  • ゲイリー・インディアナ絡みだしね
    [ 2010-05-08 23:57 ]
  • 香港のチェンさんが良かった件
    [ 2010-02-22 07:22 ]
  • 凄いものを観た!
    [ 2010-02-12 21:53 ]
  • 34年の付き合いかぁ。
    [ 2009-12-15 23:55 ]
8人の女
かねてから年末最大の楽しみにしていた舞台「8人の女たち」。
加賀まりこ大地真央戸田恵子荻野目慶子
浅野温子牧瀬理穂マイコ南沢奈央
演出と上演台本はG2!
どう転んでも、極上のものにしかなりえない組み合わせ。
テアトル銀座まで、イデケン夫妻とヨメの4人。
これが、予想以上に良かったのだ。
冒頭の登場のシーンから、舞台に完全に引き込まれる。
ストーリーの展開、セリフ回し、舞台上での女優の配置、絶妙な照明、
粋な小道具、あでやかな衣装、舞台を挟んで向かい合わせの客席、
筋立てに小気味よくはまる音楽、そして8人の女優。
前半は集団でのシーンが基本。
実力派が揃って目の前で演技するので、
本当に見応えがあるのだが、どこを観たらよいのか分らなくなる
Pファンクもしくはマイルス7重奏(見たことないけど)状態。
徐々に8人のベールが薄皮を剥いでいくように露わになっていく展開が
もう堪えられない。
後半は一転して、1対1とか少人数で対決するシーンが増えて、
実力者同士の丁々発止の対決が実現。
実力がかみ合った演技を味わう私達は
ただただ圧倒されるのみ。

劇中に効果的に流れる音楽も凄い。
ジャズをベースとしているのだが、ドラムが特にかっこよかった気がする。
CDが出されたら、私は買ってもいいと思ったが、
音楽を担当した佐藤史郎のCDを聞いてみればよいのかな?
あと、音質自体も特筆すべきレベルでした。

ということで、ケンドリックス君にも感想を聞いてみましょう。
(一部、真実から若干かけ離れた、というか、心の言葉を感じとって表現してます。)

いやぁ、素晴らしい舞台やったね。
ええ、実にすばらしかったです、南沢奈央ちゃんの脚!
あれだけでも今日、銀座まで来た甲斐があったかな、と。


(周囲の眼を警戒して、あえて無視して)
やっぱり本物の女優のオーラは凄かったね。
大地真央なんか、僕の母親より年が上かもしれないけど、
全然行けますよ、自分。
熟女ブーム、自分にもついに到達した感じですかね?


ストーリーも良く出来てたよね。
あんな別嬪に囲まれて生活していたマルセルの事を思うと、
私は泣けてきましたよ、悔しくて。
あんなこととか、こんなこととか、色々していたのかな?
羨ましすぎます!


(双方の奥方の反応を横目で伺いながら)
使われていた音楽も良かったよね?
音楽なんか、耳に入りません。
目の前で動く8人の女優がいるのに、
音楽が耳に入る筈がないじゃないですか。


え?聞いていなかったの?
それをいうなら、セリフだって耳に入っていません。
女優の御姿を脳内に焼き付けるので精一杯でしたからね。
音楽がどうのこうのって、マゴノシンさん、
さては集中していなかったのですか?


(奥方2名の視線が突き刺さる様におののきながら)
まあ、個人的にも、これまで観た舞台の中でも屈指の作品かな?
そうですね、妖艶な熟女から清楚な若手まで、
どの世代も自分的にOKって再確認出来たところが
最大の収穫ですかね?
来年以降の私の行動指針・様式としても、
(以下省略)

見よ!楽屋の着到盤の豪華さを!
ちなみに、K子姐さんからは、イデケン家奥方の大きくなったお腹に触れてもらい、
祝福のお言葉をかけて頂きましたよ!

元のフランス映画も年末に見てみよう!

by zhimuqing | 2011-12-18 16:28 | Popper's Delight | Trackback | Comments(2)
初期衝動が大事なのだ
土曜日はAUTRIBEを見に渋谷まで。
中国から帰って以来、風邪気味だったのだけど、
このライブを見て、一気に風邪が吹っ飛んで、
という訳にはいかないのは、まあそれは仕方ないかな。

ブラザGと公私共に仲が良い良知君やヒロム君達とのユニットである
このAUTRIBE、事務所の壁を越えての活動というのが嬉しいところですが、
やはり一番の見所はメンバーそれぞれが
とても活き活きとして活動しているところですかね。
自分がやりたいことをやる、という初期衝動が前面に出ていて、
見ていて、これは大変気持ちが良いものだ。
曲もステージ捌きもメンバー間の絡みも前回よりもこなれてきているし、
今後の展開が期待できるので、なかなか忙しいと思うが、
もう少し活動のペースを上げて欲しいものだ。
あと、私個人としては、内輪ネタかもしれないけど、
マネージャーのお二人をもっとフューチャーして欲しいかな。
メン・イン・ブラックみたいで、マネージャーK氏は輝いていたと思うのだ。

個人的な希望をもう一つ付け加えると、
エレクトロというのがユニットのコンセプトであるので、
バリバリの打ち込みでいくのはOKなんだけど、
音質をもう少しいじったほうが良いかな、と。
音圧が高いのは良いのだが、あまりにもデジタルな音質なので、
ブレイクビーツをチョップして、もう少しダスティーというか、
ラフな音質にしたほうが、個人的には好みの音になるのだけど。

音源から元の音を抜いて、置き換えれば簡単に出来そうな気もするけど、
その辺の機材、良く分からないし、個人的な嗜好だし、
エレクトロ界のことは今ひとつ分からないので、
これ以上深入りしないほうがいいかな。
こいつがあれば出来るんだけどね。
欲しいけど、お金もない。
持っていても、使いこなせないでしょ?と友人からつっこまれること必至か?
by zhimuqing | 2011-11-01 08:28 | Popper's Delight | Trackback | Comments(0)
次の世代を担う彼らこそが僕たちの希望だ
ブラックバード夫人のブログから抜粋。

Elvis didn't do it. Beatles didn't do it.
We have to be phenomenal, when people leave this show,
when people leave my show, I want them to say,
'I've never seen nothing like this in my life. Go. Go.
I've never seen nothing like this. Go. It's amazing.
He's the greatest entertainer in the world.'
I'm taking that money, a million children, children's hospital,
the biggest in the world, Michael Jackson Children's Hospital.
Going to have a movie theater, game room."

Children are depressed.
The -- in those hospitals, no game room, no movie theater.
They're sick because they're depressed.
Their mind is depressing them. I want to give them that.
I care about them, them angels.
God wants me to do it. God wants me to do it.
I'm going to do it, Conrad."

Don't have enough hope, no more hope, that's the next generation
that's going to save our planet, starting with -- we'll talk about it.
United States, Europe, Prague, my babies.
They walk around with no mother.
They drop them off, they leave -- a psychological degradation of that.
They reach out to me: 'Please take me with you.’
going to do that for them."

That will be remembered more than my performances.
My performances will be up there helping my children and
always be my dream. I love them.
I love them because I didn't have a childhood.
I had no childhood. I feel their pain. I feel their hurt.
I can deal with it. 'Heal the World,' 'We Are the World,'
'Will You Be There,' 'The Lost Children.'
These are the songs I've written because I hurt, you know, I hurt."

エルビスにも成し得なかった。ビートルズにも。僕たちが奇跡を起こすんだ。
みんなが終演後、僕のショーを見終えて家に帰る時、こう言って欲しいんだ。
“こんな素晴らしいライブ今まで見た事無い。今まで一度も。最高だった。
マイケルは世界一のエンターテイナーだ。"
僕はそのお金を使って、小児科専門の病院を作るんだ。
世界一の病院を。マイケル・ジャクソン子供病院だ。
映画館やゲーム室も併設するよ。

子供達は落ち込んでいるんだ。今の病院にはゲーム室も、映画館も無い。
彼らの沈んだ心が彼らを病気にしている。彼らの心が彼らを落ち込ませるんだ。
僕は彼らに楽しみをあげたい。

子供達の事が気がかりなんだ。彼ら天使達の事がね。
これは神様が僕にくれた使命なんだ。神様が僕にやり遂げる様に言っているんだ。
僕はきっとやり遂げるよ。コンラッド。

多くは望まない。それ以上に望む事なんて無い。
次の世代を担う彼らこそが僕たちの希望だ。
彼ら子供達が僕らの地球を救うんだよ。
まずはアメリカ、ヨーロッパ、プラハ。僕の子供達。
彼らには一緒にいてくれる母親もいない。
彼らは捨てられ、心に大きな傷を負った。
そして僕のところにやって来て、一緒に連れて行ってと頼む。
僕はそうしてあげるんだ。

その病院は僕のパフォーマンスよりもみんなの心に残るんだよ。
僕のパフォーマンスは子供達を助ける、それが僕の夢なんだ。
子供達が大好きだ。僕には子供時代と言うものが無かったからな。
僕は子供らしく生きた事が無いんだ。僕には彼らの痛みがわかる。
彼らのつらさがわかる。だから僕には出来るんだ。
'Heal the World,' 'We Are the World,' 'Will You Be There,'
'The Lost Children.' これらの曲は僕の痛みから生まれた曲なんだ。わかるだろう。

<日本語訳;Mrs. McKnight>

by zhimuqing | 2011-10-25 09:26 | Popper's Delight | Trackback | Comments(0)
舞台『Orange』
2011年初のライブは弦が切れるなんてことも無く、
なんとか無事に終了。
しかしまあ、何と言いますか、本番には力が入りすぎるというか、
全然脱力できていないのが、今後の課題になりますね。
ライブの前のリハから(普段の練習不足もあり)指が痛くなっていたのだが、
ライブ終わってみると見事な血豆が中指に形成されていましたよ。
うーん、情けないですねえ。
ちなみに今回一番の収穫はわざわざ見に来てくれたケンドリックス君の
「少し痩せました」との一言だったというのが、
我ながら小さい感じをうけてしかたがないが、
まあ、収穫があっただけでも良いとしようではないか。


さて、一昨日は渋谷まで足を延ばして舞台『ORANGE』を。
神戸の消防士を描いたこの舞台、実はブラザG初の
歌ったり踊ったりしないミュージカルでない舞台です。
で、結論から言うと、この舞台は大変素晴らしい。
神戸の消防士を描いているということで、
当然阪神淡路大震災がテーマになることは知っていたが、
舞台を作っている人達、特にこの舞台を2004年からずっと大事に演じている
劇団People Purpleの魂がこもっていて、深く感動しました。
終演後渋谷のレコ屋廻っても、家に帰りついても舞台のことを考えてしまったし、
一日明けた今日でも胸に迫ってしまうほど。

特に1部の震災を描いた場面は実話がベースになっているだけに、
非常に辛くもある訳ですけど、きちんと直視しなくてはならない話でもあります。
今回のAmuseとの合同キャストでの舞台は24日に終わってしまいますが、
劇団People Purpleでの舞台は続くのでしょうし、
出来る限るたくさんの人に観てほしい舞台です。
それにしても、今回の舞台は東京だけの9日間10公演だけで終了。
なんだか勿体ないですね。
主要都市を回っても良いように思うのだけど。
我らがブラザGは?といいますと、あんまり素直を褒めるのもなんだけど、
なかなかの好演でしたね。
これまで出演させて頂いた舞台の中でも1,2を争う出来ではないかと。
出演させて頂くだけでも意義がある作品だったと思いますしね。
頂いた役も非常に良い役(オイシイ役でもある)だし、
共演者にも恵まれていたように思いますけど、
やはり本人のたゆまぬ努力もあってのことだろうし、
近しい関係者としてもなかなか感慨深いものがありました。

ということで、非常に良いものを見せて頂きました。
何事も魂を込めないといけないっすね。
私も色々と頑張らなくては。
by zhimuqing | 2011-02-20 23:28 | Popper's Delight | Trackback | Comments(0)
カバンにつめられる
ということで、人生初めての二日続けての表参道、
お目当てはもちろん「今の私をカバンにつめて」。
2月に「なにわバタフライ」の時に貰ったチラシを見て以来、
ずっと楽しみにしていた舞台です。
ヨメサン及びケンドリックス夫妻と観劇。
まずはなんと言っても、青山円形劇場の小ささというか、
客席とステージの近さにびっくり。
キャパは300人ぐらいかな?なんとも贅沢な感じですね。

意表をつくオープニングがなかなか絶妙。
バンドのリハーサル前のザワザワした空気感と同時に
舞台設定もスムーズに表現しているので、
一発目の歌でするっと舞台の世界に引き込まれる。

シンガーとマネージャーとの間のやり取り、リハーサルの中で
その二人の微妙な人間関係、それぞれの微妙な背景が浮き上がってくる。
余韻を残したエンディングに至るまで、滑らかに濃淡を変えながら
流れていく展開が実に見事。
脚本が良いのか、演出が凄いのか、素人の私には分からないのだけど、
多分どちらも凄いのでしょう。
主役はもちろんシンガーであるヘザーなのだけど、
へザーとのやり取りの中で次第に明らかになるマネージャー、というより
アメリカ社会の建前と本音がテーマというか、主役。

戸田姐さんの素晴らしさは言わずもがな。
最初から最後までほとんど舞台に出づっぱり、
迫力ある歌も凄いけど、見ているほうの気持ちを凝縮させる演技を
目の当たりにすると、本物は違うなぁと感嘆してしまいますね。
まあ、いつものことなんですけど。
あと、姐さんを支えるコーラスワークも実に見事でした。

対する石黒賢、初めて見たのですけど、姐さんと真っ向勝負?でも
組み負けず、説得力抜群。
円形の舞台なので、姐さんとの絡みなんかで、
こちらから表情が見えなかったりすることも多いのだけど、
肩や背中を見ているだけでも、人物の感情が分かるので、全く大丈夫。
ちなみに今回本人と少しだけお話できる機会があったのだが、
舞台上でも、舞台から降りても、やっぱりいい男ですねぇ。
まったくもって羨ましいもんだ。

さて、こういう人たちに囲まれて鍛えられている我らがブラザG、
本人曰く「ハッチャケ隊」ということで、今回も比較的おいしい役。
ここ最近の舞台では高いキーの歌が多かったのだけど、
今回はそんな無理な歌もなく、安心して聞けました。
ギターに苦戦という事前情報も入ったりしてきてたんですが、
「グリース」に比べれば、大分余裕を感じましたね。
それにしても、舞台のたびに操る楽器が増えていっているのが面白い。
気がつけばマルチプレーヤーかも。
そんなわけで満喫した舞台だったんですが、
楽屋裏に行ってみると、演出のG2さんに似ていると言われ、
さらにご本人からも「他人とは思えない」とありがたいお言葉を頂き、
かなり良い気分になったのでありますが、
入江加奈子さんに、我ら兄弟の顔が似ていると言われて、大変驚きました。
30ウン年(というかほぼ40年!)生きてきて、ほぼ初めてかもしれませんね。
おそらくブラザGとしては、不本意だったんだろうけど、
そこはまあ置いて置こうではないか。

劇中のセリフに「LAのトルバドール」というセリフがあるが、
トルバドールといえば、ソウル、いやポピュラー音楽屈指のライブ盤、
ダニー・ハザウェイの「Live」のA面が録音されたライブハウスですね。
小ネタだけども、意外に嬉しいネタであります。
by zhimuqing | 2010-10-05 00:28 | Popper's Delight | Trackback | Comments(8)
簡潔でしっかりしている。
新宿でビッグイシュー、買いました。

スペシャル・インタビューの内容、
簡潔なんだけど、非常に良くまとまっている。
表面的でなく、話し手の懐へしっかりと
書き手が入り込もうとしているのが良く分かる。
実に良い記事ですね。

実は、インタビュー記事の後ろにある記事が本当に良いので、
買えとは言わないけど、読んでほしいですね。
by zhimuqing | 2010-08-14 23:45 | Popper's Delight | Trackback | Comments(0)
ゲイリー・インディアナ絡みだしね
昨日、連休明け仕事を一日やっただけだが、
溜まりまくった仕事をバリバリ片付けるという感じにはならず、
リズムに乗れないまま、不完全燃焼のまま家に帰ったのだが、
1歳と8カ月の我が息子ヨウたろうが夜中に起きてきて、
布団に寝転がったまま、一人でくすくす笑っている。
座敷わらしとコンタクトを取っていたのか?
シロヒビンを含有するヒトヨタケ科ヒカゲタケ属の茸を食べてしまったのか?
はたまたヴードゥーのスピリットが降りて来たのか?
真相は明らかにならないのだが、まあ個人的には平穏な夜なのであります。

さて、本日は初台の東京芸術劇場に足を延ばしましたよ。
話題?のミュージカル「ザ・ミュージックマン」を見に行ったのです。
お目当ては、マーセラス役の人が見たかったんでね。


予想外の出来の良さで結構驚きましたよ。
50年以上前にブロードウェイで初演された作品ということで、
なるほど、それだけの魅力を持つミュージカルだと納得しました。
ちなみにK子姐さんはなんと25年前に初演で演じているそうだ!

非常に分かりやすいコメディなのだが、なかなかグッとくる展開が
随所に挟まる効果的な音楽と相まって、実は結構感動したのであります。
人々の高揚感や街のざわめきを見事に表現している歌と踊りが
特に印象に残りますが、あれこそがミュージカルの醍醐味ですね。
時間とお金と一人一人の熱意があって初めて出来るもので、
それはプロの仕事だからと言ってしまえば、そうなんだろうけど、
でも流石にプロの仕事だと深く納得させられる、そういう作品でした。

やはり群舞シーンが一番見どころなのだけど、
特に目を引いたのは男性カルテットの歌と子役の素晴らしさ。
4声のハーモニーは抜群のバランスで、
こんなに良い歌が聴けるとは予想していなかった。
特にベース・ボーカルの小原和彦さんの低音は素晴らしい。
テンプスのあの曲とかPファンクのあの曲とかザップのあの曲を
是非とも一度歌ってほしいものだ。
こちらは私が一番好きなベースシンガー、メルヴィン様!

子役陣の素晴らしさも特筆すべきもので、
ああいう演技、歌や踊りを見ると、もちろん天性のものもあるのだろうけど、
舞台の裏で努力を物凄く重ねているのだろうと思ったりして、
それに比べ、いいオッサンになった自分はなんとまあ!と感じますねぇ。

今回のミュージカル、私は大いに満足したし、出来るだけ多くの人に
見て頂きたいと心から思うのですが、ちょっとだけ難点を言うと、
ごくごく一部で演技の密度が異なっている方がいるところ。
全体の流れが断ち切られてしまうというか、違和感を感じてしまい、
素人目には、それは熱演というより、雑な印象を受けてしまうのだ。
導入部分と大詰めの部分という、両方とも大事なところにかかるだけにね。

そんな素人意見はさておき、肝心のマーセラスのG氏、
相変わらず良い役を貰ってて、笑える場面もあるし、見せ場もあるしで
大変ありがたいことですね。
秘密情報によると、大物である某姐さんに恵子じゃなかった稽古を
今回もつけて頂いたそうで、安定感も出てきていて安心できます、はい。
あとネタばれになるので詳しく書けないが、スーザホン、良く練習したと感心しますが、
貴方がそれを吹いているということ自体が私にとっては結構笑えますね。

それにしても、見せ場で踊るダンスが、舞台の年代設定と
まったく関係ないところはご愛敬ですね。
舞台設定は1910年代、ということはですね、
ルイ・アームストロングもまだレコーディングしてないし、
ロバート・ジョンソンも産まれたばかり。
ジャズもブルーズもまだまだ産まれたての時代ですからね。
でもまあ、主役のハロルド・ヒルが詐称する音楽学校の所在地は
インディアナ州のゲイリー(劇中では何故かギャリー)なので、
これはマイケルの生誕地なので、ウィッキド・ゴーストが降りてくるのは
仕方がないところなのでしょう(笑)。

ということで、期待を大きく上回る舞台。
良いものを見せて頂きました。
チケットは正直高めなのだけど、でも見る価値がある舞台です、はい。

by zhimuqing | 2010-05-08 23:57 | Popper's Delight | Trackback | Comments(5)
香港のチェンさんが良かった件
とまあそんな訳で、二日続けて見に行ってきましたよ。
小倉久寛ひとり立ち公演vol.2「ウノ・ドス・トレス」
同じ舞台を2日続けてみたのは初めて。
ライブだったら何度もあるのですけどね。
Pファンクとかマルコス・ヴァーリとか。
昨日は一昨日と違って真ん中あたりだったので、
落ち着いてみることができましたよ。
(前の方過ぎると、なんだかやっぱり照れくさいのだ。)

今回もリラックスして見ることのできる肩の凝らない舞台なのは
座長の小倉さんのキャラクターもあるのでしょう。
舞台を見に来ているお客さんも皆さん笑いにきているという感じで
非常にアットホームな雰囲気。

それにしてもK子姐さんの特訓?の成果もあって、
ここのところ、ブラザGの演技は安定感が出て来てて
見ている私も嬉しくなりますね。
声を張り上げても耳障りにならないし、
台詞回しも随分こなれてきたような気がします。
(あくまで素人目&贔屓目で見ての感想だが)

この舞台はみなさん色々な役をやるのだが、
今回のブラザGの当たり役は香港のチェンさん(陳さん)かな。
ラムネのオカマ役とか、今回のこの役とか
こういうエキセントリックなオイシイ役を貰えるだけでも
大変ありがたいことです、はい。
共演陣の中では、以前ラムネで共演していた
麻生かほ理さんの芸達者な演技が光りますね。
今年の秋もブラザGとご一緒させていただく予定です。

今回の舞台にはフラメンコとのコラボもあったのですが、
日本フラメンコ界の著名人らしい鈴木敬子さんが登場。
なかなか迫力あるダンスを見せてもらったのだが、
誤解をしないでほしいのだけど、フラメンコって
なんだかクリンゴンの儀式みたいですね。
見えの切り方とか、そんなところが。
あ、ちなみにこれは褒め言葉ですよ。
ではでは!
by zhimuqing | 2010-02-22 07:22 | Popper's Delight | Trackback | Comments(0)
凄いものを観た!
いやぁ、凄いものを観ましたね。
舞台『なにわ・バタフライ N.V.』


三谷幸喜が劇作・脚本・演出で、出演者が戸田恵子とくれば
内容は保証されているのは初めから分かりきっているのだが、
実力者が力を存分に発揮すると、とんでもない高みまで
登ることが出来ることを証明した2時間弱でした。

出演者は姐さん一人、舞台もシンプル、効果音も最小限という
DJプレミアの作るビートのように、無駄を極限まで削ぎ落とした
ミニマルな設定なのだが、演出と演技の並外れた力量によって
そこにはいない登場人物や風景がありありと浮かんでくる。
まさにLess is Moreですね。

舞台に初め姐さんが登場するのだが、その時はまだ素の状態で、
観客に対して話しかけたりして、なかなかアットホームな感じなのだが、
その流れで演技に入ると、一気に会場の空気が凝縮して
観客みんなの集中力が高まる様が肌でヒシヒシと感じます。
あとは、もう素晴らしい筋立てと演技に身を任せるだけ。

若かりし日から大御所になるまでのミヤコ蝶々の変化を
絶妙に演じ分ける姐さんの演技に心を鷲摑みされますが、
演出も照明も当然ながら素晴らしい。
額縁を使って人を表現するところが特に印象に残りましたね。
(詳しくは書けないけど)

正月に姐さんにお会いした時は、台本が上がったばかりで
物凄く焦っていると聞いていたのだが、
あれから1ヶ月強で、こんな状態にまで仕上げるのだから
「本物」というものは凄まじいもんだな、と思っていたのだが、
楽屋でお会いすると、まだまだ山を登っている最中ということで、
これまた非常に驚いたのでした。
高い山は麓から見ると、本当の高さが分からないものだと
またまた実感したのであります。

「戸田さんはこの舞台をライフワークにするべきだ」と
三谷さんは言っているそうですが、全くその通り。
どんどん熟成されていく様を私も見てみたいものです。
というより、今よりこなれていなくてもよいので、
明日にでもまた見たくてたまらないのですが、
プラチナ・チケットなので、入手できないのが残念。
いいな、これから見に行ける人。

さて、余談?なのだが、客席に置いてあったチラシを見て
私は非常に嬉しかったのだ。
9月に三谷さん関係の舞台があるのだが、そのチラシに嬉しい名前が!
しかし、ここがゴールなんかではないぞ!
ここからが正念場!気合を入れて頑張るように!
by zhimuqing | 2010-02-12 21:53 | Popper's Delight | Trackback | Comments(0)
34年の付き合いかぁ。
34年間付き合ってきたが、
ますます良くなってきているのではないか!?
立っている土俵は違うわけだが、
その姿に鼓舞されることがしばしばある。
それもまたありがたいことだと思う今日この頃なのだ。
by zhimuqing | 2009-12-15 23:55 | Popper's Delight | Trackback | Comments(4)