酔っ払った森喜郎を相手にしている最悪の夢で目が覚めた本日、
携帯電話を落として、有機ELディスプレイが壊れてしまい、
本日より私の携帯、受信専用です。(メールも使えません)
さてもうすぐ春になるわけですが、
先日購入したティト・プエンテのCDのおかげで
我が家にはマンボ旋風が吹き荒れております。
マンボという言葉の響き、どうみても涼しげとはいえないプエンテのルックス、
多分暑苦しくて、たいへん野暮ったいのではないか?と
勝手に決め付けていた私が間違っておりました。
「ラテンの王様」の称号は伊達ではなかったのだ!
今回入手したCDはプエンテの最初期に残したTicoレーベルの10インチ音源。
ちょっと前までは入手が大変困難なものだったらしいのですが、
このCDシリーズはそのTico10インチのコンプリート集の第1弾です。
1949年~55年まで音源なので、今から50年以上も前になるのですが、
その音は野暮ったいどころか、大変クールです。
男前でダンディーな歌、ダルでシャープなホーンセクション、
完全に打楽器と化したピアノ、複雑なのに気持ちよいパーカション、
朝から晩まで聞いても気持ちよいです。
実際この1週間、家でも外でも出張先でも聞いている私です。
目玉はプエンテの火を噴くティンバレスですけど、
個人的には辛口メロウなヴィブラフォン(これもプエンテ)が気に入りましたよ。
カチカチに凝り固まった脳みそをやさしくほぐしてくれます。
英文のライナーを読んでいると、なんでもお母様が大変教育熱心だったらしく、
プエンテ少年の言うとおりに、ピアノやコンガを習わせていたらしいですね。
お姉さんの影響でダンスも踊っていたらしい。
やはり家庭環境の影響は強いようですね。
我が家のベイビーズもプエンテ漬けにするしかないな。
(既にそうなっているとの噂もあります。)
こうなったら、私の体内マンボ濃度も上げたくなってくるわけですけど、
マンボもサルサもブーガルーも、ラテン音楽はダンスミュージック。
体の動きをマンボ化する以外に近道はなさそうだ。
とはいっても、ラテンは基本がペアダンス。
ムスメはまだ小さすぎるし、母親と踊るわけにもいかない。
ここは当然ヨメサンの出番となるわけですが、
一体どうやってマンボ道に誘い出せばよいのだ?
昔の人が言うように、やはり千里の道も一歩から。
ひたすらプエンテを聞かせるしかない!
聞かせて聞かせて、マンボ耐性を強化する方針で臨むこととしよう!
なんでもプエンテが生涯に残したアルバムは130枚を超えるそうだ。
まさにプエンテ山脈!この山脈に挑んで踏破したものはいるのか?