ポンド安でポップコーン!!

田中宇が「渾身の一冊」という、新刊「世界がドルを棄てた日」ですが、
発売6日で重版、ということで、大変売れているようです。
これまでメールマガジンで書かれていた内容がベースとなっています。
多極化を目指す一派「隠れ多極派」がわざと自滅策を取っているという説には
若干疑問点を感じたりもしますが、これまでの分析は深い部分で概ね外れていないし、
相対的に見て、非常に分かりやすくまとめられていると思う。
(特に第4章「金融崩壊の経緯」)
この分析を読むと、世界の不況からの脱出はなかなか厳しくなりそうだ。
オバマも相当苦戦しそうだし、日本の政治家への不信感も増すばかりなのだ。
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近所の本屋でも平積みの田中宇さんの新刊。帯に本人の近影付き!

で、その田中宇ニュースの1月24日号に書かれているように
イギリスのポンドが暴落しているのですが、
ごくごく些細な話ですが、ワタクシにも恩恵?がありましたよ。

ジェームス・ブラウンの全シングルを年代別にまとめてしまおう、という
アメリカHip-O Select の音楽史上に残る偉業、The Singlesシリーズですが、
全世界5000枚限定なので、いつまでも買えると思って油断していると、
気が付くとVolume 4が入手困難になっているので、焦りましたよ。
国内では足元を見たプレミア価格6800円!なんかになってて、
発売元のHip-Oでも、すでに完売!
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ちなみに現在Volume 6まで発売されていますが、
年代別なのでそれぞれ以下のようになってます。

Volume 1:1956年~1960年
Volume 2:1960年~1963年
Volume 3:1964年~1965年
Volume 4:1966年~1967年
Volume 5:1967年~1969年
Volume 6:1969年~1970年

JBに限らず、60年代のソウル系のアルバムは、
えてしてシングル数曲+おまけ曲みたいないい加減な作りが多いので、
こういうシングルをクロノロジカルに集めてもらったほうが
アーティストの全体像が掴みやすいように思えます。
特にJBだと、進化していく様が良く分かりますからね。

現在手元にあるのは、Volume 3までですが、
改めて聞いてみると(聞いたことが無い曲も一杯でしたが)、
初期のJB はルイ・ジョーダンとかロイ・ブラウンの影響も強いですが、
ものすごくブルージーで、なんといっても歌が上手い!!
JBはウッとかハッとかイギィィィとかしか歌えないと思っている人には
是非この辺もじっくり聞いていただきたい。
あれはJBが歌を極限まで削ぎ落としていった結果なのですね。
マイルスのトランペットが64年をピークにどんどんフレーズを削ぎ落として
フレーズがどんどん断片的になっていったのと、同じベクトルの向きなのだ。

とはいえ、JBの醍醐味はファンクにあるわけで、
ちょうどその誕生期にあたる64-65年を抜かすわけには行かない。
ということで、ネットで色々探しまくってみたら、
アマゾンUKに行き着いたわけです。

物価が高いので、イギリスの通販は遠慮というか敬遠気味なのですが、
さすがに1年前に比べるとポンドが半分に暴落していると
値頃感がある、というか、値頃すぎる!
volume 4と5合わせて送料込みで、20ポンド!
それぞれ2枚組みなので、2x2枚で2600円、1枚あたり650円程度ということで、
いやぁ、小遣い制を敷かれている私なんかには大変ありがたいですね。

残念ながらVol.6は発売日が1月末だったので、
ポンド暴落後にアメリカからイギリスに輸入されたものなので、
割安感がなかったので、購入は見送り。
レコファンあたりで買うことにしよう。

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先日発売されたVol.6。69-70年なので、ブーチー前夜。
(ブーチーは既に加入しているが、加入後の音源はまだ未発表)
別名ポップコーン時代なので、収録曲のなんと1/6がポップコーン絡みの曲。
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by zhimuqing | 2009-02-02 23:46 | Funkentelechy | Comments(0)
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