444ヶ月目のハードボイルド

さてさて生誕444ヶ月に達した私ですが、
なんか、もっと気合を入れなアカン、という感じがしてきとるとですよ。
ということで、構想10年、20世紀からの大計画を実行。

そうです、日本のギャングスタラップの総本山である、
ギャングスタバーバー「ヘアーサロンあすか」デビューである。
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小洒落た美容室はそろそろ卒業する時期なのではないか?
甘茶ソウル百科で有名な湯村輝彦画伯の行きつけの床屋で
私もギャングスタになろうではないか!との試みである。

日本屈指のハードボイルド地帯、歌舞伎町を通りぬけ、
怪しげな商店街から少し入ったところに目指す総本山がありましたよ。
一見店構えは普通の床屋に見えるが、
よく見るとJBの人形やら、Gラップのポスターやらが所狭しと飾ってある。
36歳の私であれば、うーん、やめとくか、と呟いて立ち去っていたであろうが、
444ヶ月の男としては、そうもいかない。
余裕を見せつつ、店のドアを開けたのである。

所狭しと飾られてある湯村画伯の作品群。
我が家の家宝であるオヤGトイレットペーパーも当然置かれている。
もちろん伝説の「ギャングスタ・ラブ」も飾られている。
(ちなみに最近再発されたばかりである。)
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表紙にあるようなお姉様方は残念ながらいらっしゃらなかったが、
壁に飾られている銀皿は大量に増殖しており、
もはや壁前面(天井を除く)を占領している。

店内のテレビでは「ゴッドファーザーⅡ」が流れているという、
これ以上ないシチュエーションの中、先客の理髪を待つこと1時間、
遂に俺様の出番だぜい。
ちなみに先客は普通の七三スタイルであったが、
これは相当ハイレベルなギャングスタなのであろう。

一つしかない椅子に座り、オヤジさんに俺様は言ったね。
「Gラップで頼んます」。
オヤジさんは傍らのG皿を指して言いましたね。
「お客さん、堅気かい?スーツにこの頭は厳しいだろ?」。
確かにソリを入れられるのはキ、厳しすぎる。
内心の動揺を隠しながら、傍らのカイリーの銀皿を指して、
「この辺でお願いします。」

完全に貫禄負けである。この時点で勝負あったのであった。
(別に勝とうとしていた訳ではないけど)
ということで、オヤジさんとしばし協議の上、
かなり怖めの体育教師のギャングスタ路線に落ち着くことになった。

バリカンで頭を刈る、というよりも、削るという作業が進むのであるが、
流石にオヤジさん、丁寧な仕事振りだ!
頭の部分部分で刃を変えて、みるみるうちに私の頭が変化していきますよ。
しまった、この頭ではムスメが怯えてしまう、と脳裏に浮かぶが
既に後の祭り、アフターカーニバルである。

完成形は予想以上にゴツイ仕上がりだった。
このままの頭で仕事に行くと、上司に怒られそうだ。
髪の毛を切って変化を付ける、という技を考えたが、
イコール「剃りあげる」という行為になることに気が付いた。
既に変更は不可能で、ボーグの言うところの「抵抗は無意味」状態である。

それはさておき、手触りがなんとも気持ちよい。
これがギャングスタの頭なのか!
しかしオヤジさん曰く、髪の毛が寝てしまうので、どうも決まらない、とのこと。
なかなかハードボイルドの道は険しいのであった。

ハードボイルドな男としては、そのまま家に帰る訳にも行かない。
歌舞伎町で香港映画「エグザイル/絆」を見ましたよ。
(こちらも桜を愛でるmugiさんご推奨)
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こいつはタマラン!
シティ・オブ・ゴッド以上だね。
ジョニー・トー、恐るべし。
ギャングの映画だけど、物凄くブルースだ。
マゴットブレインぐらいブルージーです。
東京以外では1月以降公開らしいですが、
我こそは男だ、と思う人はこれを見なさい。
それで語り合おうではないか!

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ハードボイルドな頭は、しかし非常に寒いことに気が付いた。
四季を体で感じて、野生に戻るのだ。
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by zhimuqing | 2008-12-28 23:55 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)
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