ヨメサンの友人からフルートを売りたい、という話があったらしい。
なんでもアルトフルートというフルートのビッグブラザー(シスター?)だそうで、
あんまり売っていない(買う人も少ない)ものらしい。
サックスにアルトとかソプラノがあるのは勿論知っていたが、
フルートにも同じような兄弟がいるとは知らなかった。
ヨメサン曰く、なんでもコントラバスフルート?等という珍品もあるそうで、
これはあまりに長すぎて人間では手が届かないので、
フルートなのにグニャグニャに曲がりくねっているらしい。
話を聞いた時には、チューバのように顔の周りを細い管がグルグル回っている
ジオン軍のモビルスーツのような感じを想像したのだが、
写真を見ると、残念ながらそこまでの変化球ではなかった。
しかし見れば見るほど、なかなか趣き深い。
知らずにこの楽器を見た人がこれをフルートと思うだろうか?
特にダブルコントラバスフルートというのは、もう名前の時点で訳が分からないが、
そのルックスも楽器というより もはや測量機の1種にしか見えない。
こちらがそのダブルコントラバスフルート!
良く見ると専用の台までついているようだ。
もちろんそのまま運べないだろうから、分解して運ぶのだろうけど、
組み立てるのも非常に面倒臭そうだ。
某氏のように練習でスタジオに入っても組み立て終わるころには1時間経ってたり、
組み立てが終わった後になぜかパーツが余ってたりするのでしょうねぇ。
コントラバスフルートはトロンボーンの、ダブルのほうはチューバの音域だそうで、
それだったらその楽器を使えばいいではないか、という意見は野暮というものだ。
何があってもフルートなのだ!!という心意気が大事だし、ファンキーなのだ。
見た目だけでも楽勝で合格!なので、是非ともバンドに導入したいですね。
ということで、お値段の方は?といいますと、安いものでも 200万!? ということで
某氏の奥方の名言「欲しけりゃ、自分で作りなさい」価格でしたよ。
さすがにこれは手が届かないっす。(当たり前です)
上述のアルトフルートは推定60%の確率で我が家に来ることになりそうなのですが、
そうなったら、我が家にフルートが複数存在することになりますね。
ということは、新しい流れが生まれるのは必然的なのではないか?
【フルート1本フリー】
↓
【一人がもう一人に教える】
↓
【声混ぜ吹きの探求】
↓
【縦笛も鼻に入れて吹いてみよう】
↓
【首からいっぱい楽器をぶら下げてみよう】
うーん、なんだか楽しくなってきましたね。
~続編に続く のか?~
フルートの巨匠といえば、やはりカーク艦長を挙げないわけには行かない。
しかしこうなるには、首の筋肉を頑張って鍛える必要がありそうだ。
そしてカークさんが認めたマルチリード奏者、ユーセフさん。
この人はフルートもサックスも凄いが、オーボエがこれまた凄まじい。
CD聞いていると、オーボエの練習もしたくなるのは、困ったことだ。