黒豹さん

東京マラソンに合わせて、マラソン並みの持久力が必要なチャックブラウンが
来日していたわけです。
ライブの日程を勘違いしていたこともあって、ギリギリまで迷っていたわけですが、
ヨメサンが行ってくれば?って快くゴーサイン出してくれたので、
日曜の夜の六本木ミッドタウンBへ初出撃。

チャック・ブラウンといえば言わずと知れたゴーゴーのゴッドファーザーですが
今回はEUのジュジュ・ハウス、リトルベニー、モーリスも一緒だということで、
これはもうゴーゴーオールスターズみたいなもんですね。

いなたいチャック御大はバンドとオーディエンスを操る司令塔なので、
ギターのフレーズがどうとか、スキャットがどうとかゴチャゴチャ考えたりせずに
持続するリズムに身を任せて躍るのが正解です。
というより出会い頭のジュジュのバスドラ一発で左脳がノックアウトされたので、
ただひたすらヘロヘロ躍る人になってしまったのでした。

御年72歳のチャック御大はとても元気で、理想的な年齢の重ね方です。
まだあと50年は軽く現役でいけますね。
ゴーゴーなので1ステージ90分がノンストップで進みますけど、
ひたすらハードコアに迫るトラブルファンクやEUとは違って、
ジャズ系ブルース系の曲でメロウに進行していくのは、チャック御大ならでは。
リトルベニーが前に出てくると、途端にハードになってくるのが面白かったのと、
太った女の人がステージにただ立っているだけのが気になった訳ですが、
やはり見どころはジュジュのドラムとモーリスのパーカッションですね。
(最後のほうで太った女の人は2曲歌いましたが)

ファンク系のドラマーでは随一と言われるシェイプアップされたボディを露にして
艶やかにしなるジュジュの動きは聞きしに勝るセクシィーさで、黒豹のよう。
しかしまあ、あれは女性同伴では危ないですな、必ず負けてしまいますからね。
昔MMかBMRかなんかで、女性の評論家がステージ後のジュジュに
たまらず抱きついたとか自慢気に書いていたけど、成る程分かるなぁ、
私も女だったら抱きついてしまうなぁ、と変に納得してしまうのでした。

スネアが凄いと聞いていましたが、クローズハイハットの一撃が印象的でしたね。
腕の振り下ろしが凄く早いのとタメを作る時のトリッキーな動きに目が釘付けです。
コンガと小さいコンガみたいなのを黙々と叩き続けるモーリスもカッチョイイ。
あの小さいコンガ(ボンゴではない)と後半多用していた白いパーカッションは
なんという楽器なんでしょう?
特にスティックで叩く白い楽器は結構効いていましたよ。
ああいうのを見てしまうと、パーカッション部隊が欲しくなりますね。

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かたやセクシィ度100%、かたや0%の男のツーショット。
画面が暗くて見えにくいのが幸いです。




アンコールのマイファニーバレンタインが終わった後、時間が押してるせいか
会場は即座に音楽かけて終わらそうとしたけど、皆さんのバスティンルースの
掛け声のお陰で、お目当ての1曲がかかって良かった。
それにしてもゴーゴーで90分は短すぎますね。
初来日は3時間軽く越えてたらしいですし、コールアンドレスポンスで騒ぐには
このハコは上品過ぎますね。

ということでライブ自体は満足だったんですけど、ハコに結構不満が残ったのです。
受付のオニイサン、感じ悪すぎ、というか接客時の話し方を十分に研究してください。
会話というのは言葉の選び方だけでなく、伝え方も大事なファクターです。
PAも低音が上手くさばけてなくて、ベースが非常に聞き取りにくい。
サインに並んでいた時の仕切りのお姉さんも時間が無くて大変でしょうけど、
あんなに事務的に仕切ってしまうと、なによりチャックブラウンに失礼でしょ!
ドリンク2杯目からは自分でカウンターに行かなければダメだし、
丸の内Cの温かさ(うちの両親も感動)や青山Bの隙のないサービスや
大阪のBのスタッフの気前の良さに比べると、まだまだ精進が必要ですね。
気が付いていないけど高圧的というか、おもてなしの心が足りていないというか、
私は積極的に何度も行きたくなる感じではなかったのが残念です、はい。
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ゴールドを指定したのですが、これじゃ見えんやろ、って
わざわざ黒でもう一回書いて頂いた御大のサイン。ありがたやありがたや。
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by zhimuqing | 2008-02-18 12:12 | Funkentelechy | Comments(0)
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