先日の出張時にタイ人と日本人の皆さんから熱意をもってレコメンドされた映画「美女と野獣」、遅ればせながらムスメと観に行きましたよ。
思いの外、楽しく観ることができたのですね。文学や教養を大事にする姿勢とか自立した女性に対するエールとか主要人物の性的志向とか、その辺の時代や世相を反映した設定や調整も込みでの安定のディズニー作品ですね。とりあえず愉快なディナーや二人のダンスシーンでの微妙に抑制を聴かせたシーンは見事で、映画館に見に来て正解だな、と。それと魔法で替えられた召使の皆さんのデザインが私の好みでした。そうそう、主要登場人物の一人がですね、私のきわめて親しい友人に似ていたのは、本人には秘密です。
ムスメも喜んで観ていたようですが、帰りの車の中でボソッと「でも、王子が少しキモかったかな」と。そう、それこそが私が唯一感じた不満点なのだ!魔法が解ける前(野獣の時)のほうが、解けた後よりもずっとかっこいい!というのはどうなんでしょう?はっきり言って野獣、かっこいいんですよね。声がウォーフ並みに渋いし、ルックスだってクリンゴンの一人と思えば、超カッコいいのだ。それに対して、魔法が解けた後の王子は可愛らしいといえなくもないが、なんだが頼りなくてエマ・ワトソンの美貌と釣り合っていない!
ムスメと二人、大いに意見が一致して盛り上がったのだが、一方で一抹の不安を感じないわけでもない。いや、私は断固として野獣のほうがかっちょいいと思いますよ、威厳もあるし。がしかし、10歳女子の好みとしてこれが正しいのかどうか、については少しだけ自信がない感じもするわけですが、冷静に考えてみると、ムスメが普段接している父親が野獣のようなルックスなわけで、ま、ごくごく自然なことであるな、と納得することにしたのであります。
そうそう、映画上映前の予告編でスターウォーズⅧが流れて、父娘ともども大コーフン。なのですが、もう少しいろいろ見たかったかも。とか何とか言っていると、翌日の大阪出張でついに搭乗、C-3PO機!
年甲斐もなく大コーフン!離陸前の機内アナウンスにもドロイド凸凹トリオが登場。
ヨーダもいるし、エプロンもヘッドレストもドリンクのカップも特別仕様。
乗船証明まで!また乗りたいねぇ。
他のタイプにも乗りたいものだ!