フリーペーパーのRiddim最新号は石田昌隆の大特集、しかもポスターもあるらしい!ということを知って、慌てて入手。と言っても、店舗に出向くのは結構不発のこともあるし、前から買おうと思っていてなかなかお店で見つからない(本当に見つからないのです)MATT SOUNDSのCDをOVERHEATから通販で購入することで、すべて一気に解決してしまう作戦を実施。
ということで、我が家にCDと一緒に届いたRiddimは期待に違わぬ42ページに及ぶ大特集。UK1984と銘打たれた特集で、1984年夏に訪れたロンドンやブリクストンのヒリヒリした写真が満載で、もうね、最高としか言いようがありません。この辺の詳細については、名著「黒いグルーヴ」や「オルタナティブ・ミュージック」に結構詳しく書かれていますが、以前もここで書いてこともあるのですが、その時の市井の人々の写真がもっと見たかった私には、今回の写真集(ですよね)は大変ありがたいものですね。(しかもタダですよ!)サウンドシステムの風景やドミノやってる写真はもちろん、街の風景を移した何気ない写真にもヒリヒリした肌ざわりが感じられるのは、やはり写し手の空気の切り取り方がすごいからなのだと思います。
ミュージシャン系では、何ともキュートなフェラ・クティの写真は私が見たことがないもので、キュートな上、衣装も格好良すぎて鼻血が出るレベル。後ろでサックス吹いているのはおそらくはフェミではなかろうかと。サニー・アデもバスターもデニスもかっちょいいですが、一番見ていて痺れるのは突き刺さる視線のLKJ。もう溜息しか出ません。
フェラ、かわいい!
LKJ!!
ちなみに今回すこし遅れて購入したMATT SOUNDS、何故に買うのが遅れたかと言えば、一つは発売日にタイにいて買うことが出来なかったということもありますが、実はアナログで出ることを期待していたというのもあります。
ま、アナログはなかなか出なさそうだと思い、ディスクユニオンやタワレコで探したのですが、意外にどこにも置かれていないという信じがたい状況。でもまあ、今回OVERHEATから買ったおかげで石井志津男さんの署名入りの文章も一緒に送られてきて、気持ちがほっこりするというおまけもついて、これはこれで大正解なのでした。そうそう、一緒に発注した石田さんのポスター、部屋に無事に貼りました、はい。
本当にちょっとしたことなんだけど、受け手の気持ちがほっこりするのです。
MATT SOUNDSの7インチ“How Good And How Plesant”はカップリングがリン・テイトの“Under The Hellshire Moon”。はっきり言ってどちらも最高過ぎます。ターンテーブルの乗せるのが本当に楽しい、というかうれしくなるもの。在庫あるうちに是非とも。