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聴覚細胞が冴えてしまう件

モヤーン氏久々の上京で都内某所にてセッション。

大分の片田舎(失礼)で仙人のように一人研究を進めているだけあり、今回はキューバのリズムを中心に実に面白いリズムを次々と繰り出してきて、迎え撃つ側の我々としても実に想像力を掻き立てられるというか、やはり得難い体験です。潜れるところまで潜る、みたいな。とはいえ短い時間、しかも今回は金曜の半日のみということで、いかんせん時間が足りないのが残念。もう少し上京できる回数が増えてくれるといいのですが。ある程度形になったものもあるので、その辺はまたそのうち紹介出来たらいいな、と。

大昔からそうなのですが、このモヤーン氏と一緒に音楽を聴きながら話をすると、聴覚細胞に化学反応が起きるというか、結構な割合で色々音楽の細かい部分に発見があるのが面白いところ。
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パナマのマキシモ・ロドリゲスのオルケスタ、68年の名曲“Flora”の途中のパートに突如登場するバスドラ?トゥンバドーラ?の低音三連符乱れ打ちの醍醐味に大興奮して何度もそのパートを繰り返して聴いたり、サー・ジャブロンスキのレゲエとカリプソが渾然一体となったグルーヴに痺れてみたり、ジナ・マーティンの58年ヴィンテージ録音のポンコツなのにかっこよすぎるリズムセクションに痺れたり、アルセニオのトレースのソロに身をよじらせてみたり、というのはなかなか身近にはない体験なので、本当に刺激になりますね。猛烈にモチベーションが上がった気がするぞっということで、さ、今日も練習頑張ろうとのことですね。
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今回のアルセニオはド定番のこれ。
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個人的にはバニー・ウェイラーの赤盤を気に入ってもらえたのが嬉しかったりも。
by zhimuqing | 2017-03-11 23:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)
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