前半は完璧ですね

アフター7の新作。
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私が高校生の時にデビューしたアフター7は、ベイビーフェイスの兄弟+LAリードの従兄弟ということで、割とハードコアな歌ものを求めていた当時の私にはなんとなく軟弱なイメージがあり、長いこと私のレーダーの範囲に入っていなかったのです。見直すきっかけとなったのは、ヘイリー兄弟とのユニット、Milestoneでの曲“I Care For You”ですね。



一番かっこいいベイビーフェイスのアンプラグドでのライブがYoutubeで見つからないのが残念ですが、スタジオ版もやっぱりかっちょいいですね。

今聴いてもK-Ciに痺れますが、ここでのエドモンズ兄弟の歌も相当なもの。ジョジョに続いて歌うのがケヴォン、その後がメルヴィンですね。当時のヘイリー兄弟と並んで負けない喉!ちなみにこのマイルストーン、実はグループとしてきちんと活動する予定だったのに、所属レーベル間でのいざこざでポシャってしまったのは返す返すも残念。声質のバランスが最高、全盛期のテンプスに並べた可能性もあったというのは褒め過ぎ?

カッコいいので、スタジオライブも貼っときましょう!



この頃はまだジョジョがしっかり歌っていますね!

でもって、アフター7に注目するようになったもう一つが、メイズのトリビュート盤でのケヴォン・エドモンズのソロ、"Never Let You Down"。



ほとんどの曲が名カバーだったアルバムの中でもケムと並んでマーヴェラスな出来だったこの曲、本家よりも良い出来かも。

そんあこんなで、私の中での待望の新作。エドモンズ兄弟2人+キース・ミッシェルのオリジナルメンバー3人にメルヴィン・エドモンズの息子のジェイスンが加わり4人組になっております。ま、コーラスグループとしては分厚いほうがいいので、これは良い傾向ですね。そうそう、キース・ミッシェルは昔LAリードの従兄弟という触れ込みだったんですけど、これは嘘だったということで、私は30年近く騙されておりました、はい。
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で肝心の中身ですが、オーソドックスな童顔印の美メロと美しい節回しが多くて、前半は文句なしですね。生音重視なのもいいところ。これこそが世界中のファンがエドモンズ兄弟に求めているものでしょう。冒頭の2曲や4曲目のドラムが気持ちよいミディアムものはとてもいいっす!

ただベイビーフェイス(とダリル・シモンズ)の曲作りにムラがあるのと、若作りした音作りでちょっと後半に少しだれるのがもったいない。アップものはもう一つなのは、初期を除くと童顔氏の弱点なので仕方ないかな。今風な音作りに軽い声質が全面に出てしまい、普通なポップスになってしまっていて勿体ない。昔のデバージの失敗を思い出しますね。私としては6曲目とか8曲目を取り除いて、冒頭の“Runnin’ Out”のように、もっともっと美メロ全開で磨き上げた曲を集めてもらったほうが好みというか実用的というか、ありがたかったかな。

とはいえ、主役の歌は流石の貫録。絶妙な節回しは健在だし、特にケヴォンの声の若々しさは凄いですね。50歳なのに少年の声にしか聞こえない。まだまだいけるぞ、次作にも期待しています!
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このインタビュー写真を見ると、年相応というか、もっと老けてるかも。なんというギャップでしょう。
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by zhimuqing | 2016-12-22 19:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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