秋こそアイズリー

本日大阪はめちゃくちゃ気持ちよく晴れていますね。
雲一つない空を見ると実に良い気分。

こんな日はアイズリーズに限ります。
≪Brother, Brother, Brother≫
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濃厚なようでいて、実は後味のさっぱりしているアイズリーズ。
とはいえ、梅雨から真夏の湿度の高い時期ではなく、
秋から春のほうがすっきり聴くことができますね。

なかでもスタイルが完成する前の70年代前半、
3+3体制になる前のアイズリーズは
シンガーソングライター系の選曲も含め、
風通しの良さを感じるというか、
90年代以降この辺のアルバムが定番化しているのも
よく分かりますね。

このBrother3はキャロル・キング3曲と
ジャッキー・デシャノンのヒット曲があり、
どうしてもこれが目立ちますが、
アイズリーズの書いた5曲が実は聞きものなのではないか、と。

スタイルが完成していない時期のせいか、
90年代以降顕著になる憑依体質が既に発現しているのか?
どことなくキャロル・キング風な部分はありつつも、
それ以前の無骨な芸風とうまくマッチングしているのが
とてもおいしい部分ですね。

泣く子も黙る“Work To Do”からの3連発は
何度聴いても飽きることがありません。完璧でしょう。
リズムのゴツゴツ感と隠しようもないというより
隠そうともしていないゴスペル丸出しの歌の絡み。
アーニーのギターソロが“Lay Away”しか入っておらず、
しかも後年に比べ短すぎることぐらいしか、
指摘できるところがありませんね。
とはいえ、カッティングは随所に効いていて、
それだけでも十二分に満足できるレベルですが。

昨年ボックスセットを購入して以来、各時期満遍なく聴いていますが、
≪3+3≫以降の良さはもちろん素晴らしいのだけど、
一つだけ不満があるとするとドラム。
6人編成へのこだわりもあるせいか、スタジオ録音では
アーニーがドラムを叩いているのだけど、
よく言えば歌を邪魔しない、悪く言えば淡泊でコクの無いドラムが
個人的には勿体ないかな、と。
もちろんシンプルで悪いことはないのですが、
グリグリ押し込むような、もっと歌を煽るようなドラムだったら
更にギトギトになって私好みになるのだけど、と。

そういう意味では、70年代前半までのアルバムは
例えばバーナード・パーディーが叩いていたり、
このアルバムではジョージ・モーランドが叩いていたりと、
より私好みのドラマーが叩いているのが大きいわけですが、
ではギトギトになれば良かったのかと言えば、
私の周囲半径10mでは大好評だったとしても、
おそらくかつての大ブレイクは望めなかったような気も。
まあ、音楽に限らず何事もバランスというのは難しいよねってことで。



74年のアイズリーズ@ソウルトレイン

このころのルックスを見る限り、相当というか猛烈に濃厚。
ルックスを含めると、やはりドラムは控えめがいいのか。
ちなみにドラム叩いているのがモーランドさん。
きちんと紹介されているのがうれしいぞ!
それにしても、モーランド、他ではまったく写真が見当たらない。
裏方の寂しいところ。
ちなみにここでのドラミングはアーニーのノリを意識していて、
以前のごつごつした感じが減っているのも少し寂しい。

ちなみに、マーヴィン・アイズリーのベースは見過ごされているけど、
地味だけど、かなり良いベース。
いろいろな意味でお手本になります。
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by zhimuqing | 2016-11-02 17:50 | Funkentelechy | Comments(3)
Commented by みほこ at 2016-11-03 18:15 x
あれ??私コメントできてないですよねー??
Commented by zhimuqing at 2016-11-04 00:03
>> み◎◎さん

ご無沙汰しています。
5月のコメントは私達以外には見えない設定になっていますけど、
残っていますけどね。
その後にもしコメントいただいていたら、
何かうまくいかなかったのでしょうね。
idも同じだし、よく分かりませんね。

ということで、寒くなってますけど、お体お気をつけて!
Commented by みほこ at 2016-11-05 17:29 x
ご無沙汰です(*´ω`*)あれ、やっぱり送信できてなかったみたいです(^^;;
来月はいよいよ18周年記念ライブなのでめちゃめちゃ楽しみにしてるんです!もう何年も見てないので…。多分メンバーみんな私の顔も名前も覚えてないんだろうなぁ(;_;)
せっかくの記念ライブなのにワンマンじゃないのがちょっと不満だけど(集客の問題かしら…)楽しみたいと思います♪
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