全部持っていかれる

BSでSISTER ACT 2、天使にラブソングを2。
これは本当に久しぶりに観たわけですが、
いやあ懐かしいですね。
1993年の作品!ということは、えーと何年前かと言いますと、
んー、考えるのをやめておきましょう。
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もうベタベタな展開でこれをクサいと取るか、
いや爽快だと取るかは、その人次第というか、
その時の気分次第なわけですけど、
今晩の気分ですと、とても楽しく見ることが出来たわけです。
(シスターや神父さんたちの演技はちょっとつらいけど)

私としてはウーピー・ゴールドバーグが出ているだけで、
ガイナン、この時代にはLAに住んでいたのだ!となるわけですけど、
トレッキーはまあ、必ず同じ反応を示すのでしょうが、
それ以外の人は完全に起きざりですが、そこは気にしません!
ちなみに、学生時代合コンってやつですか、あれで
好きな女優?ウーピーやね、と答えて、その場をクールダウンどころか、
変な空気にしてしまったことは内緒です、はい。
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マントショー!
音楽ネタ満載ですが、分からなくても楽しめますが、
分かるともっと楽しい。

この映画あたりが昨今のクワイアブームの走りなんでしょうけど、
当時から今に至るまで私はこの映画を見ると、
ただひたすら嗚呼ローリンたん♡みたいな感じで
全編通してしまうわけで、まあこれは致し方ないかな、と。
フージーズのデビュー1年前、The Scoreの3年前、
ソロアルバムの5年前ですから、世の中の誰もローリン・ヒルのことを
知らない時代ですが、この存在感のデカさ、大物感は凄いの一言。
その大物感のために、映画全編がローリン・ヒルを全力で
プロモーションしているような感じになるのも仕方ありません。

もうね、ふてくされるローリン、笑うローリン、
虚勢を張るローリン、泣きそうなローリン、
自信満々のローリン、弱気になるローリン、
18歳ローリンがこれでもかと言わんばかりの
てんこ盛りなわけですよ。
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ふてくされるローリン。
画像が粗いのはテレビ画面を写したためであって、
私が興奮しているからではありません。念のため
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苦笑するローリン
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挑発するローリン
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自信満々のローリン
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考え込むローリン

このローリンを前にして、出た!ガイナン!なんて言ってる暇はありません。
クワイアが成功する感動なんかが私の心に入り込む隙間は
1ミリもないわけですよ。
クワイアをバックに歌って映えるタイプではないですけど、
そんなこと、1ヘルツも気にならないわけです。
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エル・オーリア人(推定200歳)から教えを受けるローリン

思えば、ローリンの魅力はこの不機嫌そうな表情だったのですが、
40超えて更に気難しくなってしまい、
なんだかおっかないという印象が強くなっている最近に比べると
(それはそれでいい!という声があることも承知してますが)、
この奇跡的に瑞々しい当時のローリンの姿はどうだ!
その姿をフィルムに収めたということだけで、
誰がブッキングしたのかはわかりませんが、
まあ監督がビル・デュークですので、そこは代表して
デュークさんの功績を大いに讃えようではありませんか、みなさん。
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これは05年、10年前のローリン。
これはプリンスみたいで良い!
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不機嫌なローリン。
ま、出廷時の写真なので、不機嫌になる気持ちはよく分かる。
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全盛期のローリン。
この頃、あと20年はローリンの時代だと思っていたのですが。

それはそうと、この映画で注目したいのは、
ブラッカリシャスなセリフが面白いライアン・トビー君。
クワイアのシーンではハイテナーでのリードがたまりません。
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映画出演後、ジャジー・ジェフに見初められ、
全盛期ちょっと前のネオフィリー勢に参加して、
ウィル・スミスの大ヒット作で熱唱したかと思えば
ブレイク後の(ローリンに去られた)ワイクリフの指導の元、
ネクスト・フージーズを目指したCity Highでデビューして
なんとグラミーにまでノミネートされるという、
映画そこのけの活躍ぶり。
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隠れた名盤ですよね。
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City Highの紅一点、クローデット・オルティス、
うーむ、いいですな。(こればっか)

その後もアッシャーの大ヒット作にヴィダル・デイヴィスと
一緒に曲を書いて1000万枚売り上げるわ、と、
ある意味ローリン・ヒルよりも安定した活躍ぶりですが、
もうCity Highのセカンドは諦めたほうが良いのでしょうか?
秘かに期待しているのですけど。
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by zhimuqing | 2016-07-13 01:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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