Q-B-CONTINUED Music Special

ということで、昨日はプリンスの誕生日。
ミネソタ州では「プリンスの日」に制定されたそうですね。

さて、満を持して、我らが丸屋九兵衛師、
トークショーQB Continuedにてプリンス追悼!
しかも二部構成、前半がNWA、後半がプリンス!
万難を排して参加しましたよ。
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これが噂のレッドブルスタジオ、カッコいい!

第一部 
ストレイト・アウタ・コンプトン編
:著書爆誕 N.W.A 祭り


一部のNWAは昨年末に日本で遅れに遅れて公開された映画、
Straight Outta Comptonに関する本を出版したところでのお話。
硬軟織り交ぜたトークはやはり面白い。
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こちらがその本!
当日購入のおまけが豪華ですよ!
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Fight the powerと書かれたTシャツを着た丸屋九兵衛さん、
六本木で警官に職務質問されるの図。
写真撮られているのが分かったので、
何気なくホールドアップしてみたとのこと!
このポストカードを入手出来ただけで、
トークショーに行った甲斐があるてなもんだ。
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ちなみに本の裏表紙の著者近影もこの写真です!

個人的に聞いてみたかった話としては、
カラーギャングの絡み、DJクリックとイージーの仲、ボンサグ、
ドレーの元奥さんミッシェレイ、映画であった再結成の話などなど。
本編では割とさらっと流されたので、質疑応答コーナーが欲しかったと
思ったのですが、会場で販売されていた本を読むと、
ほぼ網羅されていて、さすがQB師だと改めて仰ぎ見る結果に。
それにしてもミッシェレイがドレイと別れた後、
シュグ・ナイトと結婚していたとは!!
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イージーとドレに挟まれるジャネット!
ジャネットはやっぱり悪い男が好きなのかな?と。
そうそう、右端がミッシェレイですね。

本も一通りじっくり読んだうえで、不詳の弟子(自称)から師へ
恐れ多くも注文してみたい点としては、

①クリス・ウェバーがギャングスタなラップを出していた件

私はウェバーがいたころのキングスを心から愛していますが、
師よ、ウェバーは全盛期の当時でもギャングスタというよりも
肝心なところでダメダメな、言いたかないけど
どちらかというとヘタレに近いキャラ。
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でも、そんなウェバーが今でも好きな私。

ルックスが可愛いので、女性には大人気でしたけどね。
自分のスタッツを優先している、と書いていたのはペレケーノス。
アイバーソンとはやっぱり立ち位置が違いましたよね。
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これはキングスからシクサーズに移籍した後。
アイバーソンとのコンビに燃えた私でしたが、
二人ともキャリア終盤でもう一つな結果に。

②イージーEの弟子、アバブ・ザ・ロウはいずこに? 

映画でキューブ襲撃シーンなんかも描かれていた訳で
ドレイ離脱後のイージーを描く上では外せない存在のはず。
ルースレスでの3枚のアルバムは全部大傑作のアバブ・ザ・ロウ。
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ウィリー・ハッチの甥でもあるリーダーのCOLD187umは
ドレイと影響を与え合った仲だし、
後期のメンバーには後のスヌープのアルバムに参加して、
ごく一部のクリントン好きの間で男をあげたコケインが参加しているし。
ファンクマスターのQB師が全く触れないのが不思議すぎます。
何か深い配慮があるに違いない!
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ま、でも割と一生懸命考えても重箱の隅的にしかならないのは、
QB師ならでは、ですな。



第2部 プリンス編:殿下生誕祭

休憩後、始まった第二部プリンス篇は
打って変わってプリンス愛を前面に打ち出したトーク。
伝説の名著「音楽誌が書かないゴシップ無法痴態」を読むと分かるように、
殿下に対して愛が溢れすぎるQB師、言葉に詰まる場面も。
当然ですが、4月から突然熱狂的なファンになったヒョウロンカとは違い、
プリンス大百科におんぶにだっこの新書とも違う、
しっかりと筋の通ったトークで私も満たされました。
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写真はプリマク氏より拝借

殿下の曲に関する選曲、これは人それぞれになりますね。
昨日かかっていた曲を順不同で挙げてみると、

Why You Wanna Treat Me So Bad?
Sister
Do Me, Baby
Little Red Corvette
D.M.S.R.
Lady Cab Driver
International Lover
Computer Blue
Darling Nikki
I Would Die 4 U
America
Mountains
Batdance
Gold

おまけでジェシ・ジョンソンのCrazyとジニュワインのPony

選曲に妥協無し!で素晴らしい。
ですが、私のリストとは余り重ならない。
ま、殿下好きですと、それぞれ重ならなさそうで面白いですね。

まずは歌詞の部分から切り込んでいったのですが、
この切り口はやはり面白かったですね。
物議を醸しだしたので有名なSisterの歌詞、
QB師は姉と解釈していましたが、文字通り年上のシスターと
解釈したほうが面白いというか冒涜度高くて当時のプリンスっぽいかな、と。

リトルレッドコルベットについては、殿下が自身のコルベットに
語りかけているという、師の解釈は初耳ですが、
これが正解でしょう。耳からうろこが落ちました。あと、ポニーにも絡めた上下関係の話ですが、
向こうは基本女性が上なので、特に解釈に迷う必要はないと
思うのですが、そこは遠慮したのかな?
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この写真を選ぶ気持ちがよく分かる!分かりすぎる!


どうしても異論として不詳の弟子(自称)から申し上げたいのは、
プリンスの女性のチョイスの件。
アポロニア、ヴァニティ、カルメン・エレクトラに絡めて
殿下の女性アーティストの見る目がないとの話ですが、
キャット・グローバー、シーラE、ボニ・ボイヤー、ロージー、
そして何よりマイテ、この辺をあえて外したのは解せないところ。
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ジル・ジョーンズやエリサ・フィオリーロも結構実力あると思うし。
あとは、パティ・ラベルやメイヴィス、チャカと超実力派熟女系を
絡めてほしかったかもね。

そうそう、デイブ・シャペル、ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィーを
絡めてくるというのは、これはもうQB師ならではの必殺技かと。
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そこに元シャラマーのミッキー・フリーを絡めるのも素晴らしい。
でも同じく元シャラマーのジョディ・ワトリーが
アンドレ・シモーンのプロデュースでデビューする話を
絡めればもっと繋がりがあったのに勿体ないと思うのは私だけ?
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当時恋仲だったとか。
若いジョディさん、かわゆい!

QB師の言葉で特に頷けたのは、
「プリンスの安売りしたファンクの曲は好きでない」の一言。
これは90年代半ばに私がプリンスの曲を聴いて
微妙に感じていたことを一言で表現しきった名言でしょう。

その他、面白かったネタとしては、ミャンマーでは
映画Under the cherry moonがテレビで放送されていて、
プリンスのことを昔の映画スターだと思っていた人がいるというネタや
1999のCDでのD.M.S.R.問題等等。

ラストはプリンスがマイテと一緒になって一番幸せそうだった時期の
GOLDでクローズ。
この演出はなかなか憎いですね。
あの曲を福岡で演奏した時には金色の紙が
客席に一斉にばらまかれてめちゃくちゃ綺麗だったのを
思い出しました。

全体的にプリンスへの愛が溢れるばかり、
ドープ過ぎる方向へ進みそうになるのを
我慢して押し戻していたような感じもあり、
もっと爆発してもよいのに、と思う部分も。

ということで、プリンスに関しては是非とも続編をお願いしたい!
事前予告されていたみんなでの振付とか歌真似も残ってますしね。
続編が出来ないのであれば、プリンス本の執筆を是非とも!
スペースシャワーから出た「プリンス 戦略の貴公子」の解説だけでは
我々両方の信者には足りないですよ、やっぱり。
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by zhimuqing | 2016-06-08 18:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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