30周年

30年前の今日はアニタ・ベイカーの大傑作“Rapture”の発売日。
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“Rapture”の素晴らしさについては、以前色々述べたことがあるので、
ここであえて繰り返しましませんが、聴けば聴くほど、
ファンキーなボトムとそれに呼応するエモーショナルな歌がたまりません。
リッキー・ロウスンのドラムの素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。
あのドラムをバックに歌えば、私でも上手に聴こえてしまうのではないか?と
勘違いさせてしまいそうな、そういうドラミング。
歌もののバックとしては究極のスタイル(の一つ)だと思います。
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さて、30周年記念ということで、ワックスポエティックスのサイトに
プロデューサーのマイケル・J・パウウェルのインタビューが載っていますね。
はじめて読むパウウェルのインタビュー、非常に興味深いのですが、
バックのミュージシャンについてはやや勘違いというか、
次作“Giving you the best”と勘違いしているところもありますね。
クレジットの細々したところまで高校生の情熱に任せて
熟読していた私には、クレジットのとの違いがよく分かりますよ。
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とはいえ、グレッグ・フィリンゲインズとアニタの一悶着とか、
A&Rがその音が気に入らず、アニタがエレクトラの社長に直訴した話とか、
パウウェルがアニタに歌詞が聞き取りにくいと指摘した話とか、
興味深い話がたっぷり読めて満足ですね。
個人的には同一人物でないかと睨んでいたデイヴィッド・ワシントンと
フレディー・ワシントンが別人だったということが分かったのが発見。
でも、爆発的に売れた後の話をもう少し読みたかったかな。
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で、以前から考えているこのアルバムの功績は
パウウェル自身のこの言葉で裏付けされた感じで、
私も満足です、はい。
今晩はタイに向かう飛行機の中でエンドレスだな、アニタ・ベイカー。

The album made people go back to using live musicians again. Back then, all the producers were using drum machines and making all the music themselves. My thing has always been, when you only use one person on a song, as opposed to the energy of four or five different musicians bringing their talents to the table, it’s going to be hard to match. The sound from this album is what people were going for after it was released. It was real music.

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by zhimuqing | 2016-03-20 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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