人気ブログランキング | 話題のタグを見る

悔しいのお

随分前から楽しみにしていたリロイ・シブルスの来日公演、
私は大阪で観ようと楽しみにしていたのですが、
仕事の都合でキャンセルせざるを得ないことに・・・。
悔しいのお_e0147206_12413551.jpg
これはかなり悔しいぞ。
リロイ・シブルスですからね。
ヘプトーンズの名リードにして、スタジオ・ワンのベーシスト。
歌手としてもベーシストとしても、レゲエの世界はもちろん、
世界で考えてもトップレベルのレジェンド。
悔しいのお。
昨今の嫌なニュースを忘れて気持ちの良い空気に包まれる予定だったのに。
悔しいのお_e0147206_12415562.jpg
スタジオ・ワンのハウスバンド、ソウル・ヴェンダーズの一員。
ということは、のちの世界に与えた影響の大きさたるや相当なレベル。
ファンクブラザーズで言えば、ジェイムズ・ジェマースン、
ブッカーT&ザ・MGズのダック・ダンと肩を並べても
全く問題がないレベル。
ジェマースンが持ち込んだシンコペーションのドライブ感のように、
スーパーソニックスのジャッキー・ジャクスン(J5の方ではないよ)、
そしてシブルスの作ったベースラインというよりタイム感は
時代を経て深く広く浸透しているわけで、
そういう意味では過小評価されすぎていると思いますな。
悔しいのお_e0147206_12432228.jpg
そうそう、スタジオ・ワン以降も名演多数。
悔しいのお_e0147206_12424282.jpg
この名盤とかこの名盤とか。
悔しいのお_e0147206_1243983.jpg


とはいえ、今回の来日では各地できっちりバンドが付くので
(このバンドもいいバンド揃いなので見たかったのだ、ウウウ)
ベースは多分弾かずに歌に専念するのだと思いますが、
それでも何といってもロックステディーを代表するヘプトーンズの
リードですからね。
聴いてみたかった曲は山ほどありますよ。
“Party Time”, “Pure Sorrow”, “Book Of Rules”, “Country Boy”,
最近のライブの映像を見ても元気いっぱいなので、
ああ、残念ですな。うー。

不朽の名作はこれ!最高過ぎる!
悔しいのお_e0147206_12452339.jpg
悔しいのお_e0147206_12434511.jpg


それにしても、シブルスにベースを教えたのがジャッキー・ミットゥー。
鍵盤を弾きながらのおそらく指導だったと思うのですが、
ミットゥーの凄まじさを感じさせる逸話ですね。
ミットゥーについては、また今度。
by zhimuqing | 2015-12-02 07:28 | Open the gate | Comments(0)
<< 祝:再来日決定! 命を失うより >>