随分前から楽しみにしていたリロイ・シブルスの来日公演、
私は大阪で観ようと楽しみにしていたのですが、
仕事の都合でキャンセルせざるを得ないことに・・・。
これはかなり悔しいぞ。
リロイ・シブルスですからね。
ヘプトーンズの名リードにして、スタジオ・ワンのベーシスト。
歌手としてもベーシストとしても、レゲエの世界はもちろん、
世界で考えてもトップレベルのレジェンド。
悔しいのお。
昨今の嫌なニュースを忘れて気持ちの良い空気に包まれる予定だったのに。
スタジオ・ワンのハウスバンド、ソウル・ヴェンダーズの一員。
ということは、のちの世界に与えた影響の大きさたるや相当なレベル。
ファンクブラザーズで言えば、ジェイムズ・ジェマースン、
ブッカーT&ザ・MGズのダック・ダンと肩を並べても
全く問題がないレベル。
ジェマースンが持ち込んだシンコペーションのドライブ感のように、
スーパーソニックスのジャッキー・ジャクスン(J5の方ではないよ)、
そしてシブルスの作ったベースラインというよりタイム感は
時代を経て深く広く浸透しているわけで、
そういう意味では過小評価されすぎていると思いますな。
そうそう、スタジオ・ワン以降も名演多数。
この名盤とかこの名盤とか。
とはいえ、今回の来日では各地できっちりバンドが付くので
(このバンドもいいバンド揃いなので見たかったのだ、ウウウ)
ベースは多分弾かずに歌に専念するのだと思いますが、
それでも何といってもロックステディーを代表するヘプトーンズの
リードですからね。
聴いてみたかった曲は山ほどありますよ。
“Party Time”, “Pure Sorrow”, “Book Of Rules”, “Country Boy”,
最近のライブの映像を見ても元気いっぱいなので、
ああ、残念ですな。うー。
不朽の名作はこれ!最高過ぎる!
それにしても、シブルスにベースを教えたのがジャッキー・ミットゥー。
鍵盤を弾きながらのおそらく指導だったと思うのですが、
ミットゥーの凄まじさを感じさせる逸話ですね。
ミットゥーについては、また今度。