日本の店頭に並んだブツは当日すべて売り切れたらしいブツが 1週間後ようやく我が家に到着。 発送の連絡があったのが先月の25日だったのですが、 追跡のデータが更新されないので、少しだけヤキモキして、 発売日にディ〇ク・ユニ〇ンに偵察?に行ってみて少しだけ迷ってみる等、 この間色々楽しませていただきました。 で、ようやく到着したブツがこちら。 少し我慢してみようと3秒ぐらい考えたのだが、1週間我慢した後だったので、 流石にその必要はないかと開封。既に実物を店頭で見ていたので、感激は薄いものの、 中身を開けると、立派な12ページのブックレットが入っていて嬉しくなる! 拡大コピーして、部屋に貼ることが早くも決定ですな。 ポリドールへの移籍やなんかで結局お蔵入りしたという、このアルバムが 世に出た経緯なんかもライナーに詳しく書かれていて、相当楽しいのですが、 (キングの元社長ハル・ニーリーがこっそり1枚だけ自分用に持っていたそう) アラン・リードもなんだかんだでコピーを持っていたようで、 アラン・リードの隠し玉、まだまだあるんではないかと疑っております。 (これまでも功績はマックスでリスペクトですけど、出し惜しみしないでよ!) そのうち“The Grunt”と“These Are The JB's”はJB'sの1stに収録済み、 目玉は残る2曲の23分46秒になる訳ですが、 その前に“The Grunt”、改めて猛烈にかっちょいいなと 何度目か分からないけど再認識。 以前はあまり好きでなかったメロウな“These are”も緩そうでいて しぶとさがどうしても残る演奏もやっぱりいいなと思いましたね。 ピンクニー先生のフルートはやはり好きです。 これはやっぱり聴きものです。 ブーツィーの口癖“I'll zee ya later”から取られたという“I'll Ze”は ブルース進行のファンクだが、前半はコード進行があやふやなところがあるものの、 後半で一気に猛烈にタイトなファンクにまとまるのが凄い。 キャットフィッシュのギターはブツブツ断裂するブルース・ギターという感じで ジミー・ノーランのスタイルをブルース寄りにデフォルメした感じ。 アラン・リーズが言うほど、エディ・ヘイゼルを感じることはないですけど 面白みも感じるし、個性的ですね。 でも、やはり御大の押し出しの強いオルガンでのソロ、 そしてブーツィーのベースに尽きるかな。 追記:前半のあやふやなのは、御大の周りを気にしないオルガンのせいかと。 でも後半のオルガンソロは相当カッコいい! 余った時間にJBが、おい、ツアーで良く演ってるメドレーを弾け!との指令を受けた曲。 マーヴァ、クール&ザ・ギャング、ミーターズ、バンド・オブ・ジプシーズのメドレーを この時代のJB'sが演奏しているというだけではっきり言って大興奮だが、 Chicken StrutもLet the Musicも本家版をはるかに上回る漆黒の演奏。 御大がアルバムに合わせて途中でフェイドアウトしたらしく、 その後にはスティーヴィーの“I Was Made To Love Her”をやっていたらしく、 ああ、なんと勿体ない事を!と思ってしまうのは私だけではないでしょう。 ジミヘンがもう少し長生きしてブーツィーと合流出来ていたら!と夢を見てしまいますね。 今年はLove. Power, Peaceの完全版3枚組、スライの録音集、そしてこのアルバムと ファンク界の2大巨頭の蔵出し音源が出た訳ですが、 今回のライナーを読んで確信しましたね。まだまだ秘蔵のブツが隠されているはず。 まずはアラン・リーズの家からガサ入れだ! ちなみに今回はRappcatsから購入したのだが、嬉しいおまけが! これも何気に嬉しかったりして!(流石に中身は入っていなかったけど)
by zhimuqing
| 2014-12-05 21:46
| Funkentelechy
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