社内シンジケートについて

職場内のソウル・シンジケート(構成員4名)の首謀であるD氏が
なんと関西に転勤になるということで、
まあ栄転になるので大変喜ばしいことではあるのですが、
なんというか、数少ない同好の士が身近からいなくなるとなると、
これはこれで寂しいわけですね。

ということで、お互いのブツの貸し借りがなかなか難しくなるので、
ここ最近いろいろと融通し合っていたのですが、
私もこの時期は多忙なので、細かい意見交換が出来なかったのが
やや心残りなところでしょうか。
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そんなこんなで、最後に貸してもらったのが、この2枚のブツ。
パティ・ラベル&ブルーベルズとスウィート・インスピレーションズの
アトランティック音源コンプリート集。
つい先日借りたばかりなので、まだ聴きこむことは出来ていませんが、
なかなか良さそう!というか、悪いはずもないですね。

この時代のパティ・ラベルはもう一つ評価が低いわけですが、
(もっとも他の時代だって、正当に評価されてはいないと思いますが)
やはり歌のうまさと押し込む力は60年代から現在に至るまで世界最高峰、
しかも割とオーソドックスにコーラスがついているしで、
ただ聞き惚れるばかりですね。
選曲がポップよりなのがその筋に受けない一番の理由だと思いますが、
何を歌っても自分の色に染め上げる、いや捻じ伏せるが正しいか?、
その【うたぢから】ですね。
スウィート・インスピレーションズのほうはすみません、
これからしっかり聴きこみたいと思います。
というか、2枚とも買っておいたほうがいい気がしますね。

で、一方、私の方はと言えば、D氏から受けた影響の恩返し?ということで、
ノーザン・ソウル、というかデトロイト物の編集盤の新しめのものを
ピックアップして持って行ったのだが、敵?もさるもの、
これは流石に聴いたことがないだろうと持っていった目玉のブツを見て、
あっさりと、これはかなり聴かせるよね、等とバッサリと返され、
結局負け続けで終わってしまったのでありますね。
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デトロイトのライター/プロデューサー、ジョージ・マクレガーの秘蔵グループ、
プレシジョンズのSidra/Drewのシングルと未発表曲を集めたもの。
6年前に発売されていたものなので、さすがに今の時点では廃盤。
アマゾンの出品を見て、岡山のロンマク氏の出張に合わせて
広島の中古CD屋で買ってきてもらった、逸話付きのブツ。

ちなみに、アマゾンの中古での出品、あまり大きな声で言えませんが、
どの店も店頭価格に大幅に上乗せした価格で出品しているので、
交通費その他を考えると、近場あるいは仲間がそのお店の近所にいる場合は
実際にお店で買ったほうがずっと格安で購入できることが多いですね。
私も津田沼とか町田に足を延ばしたり、浅香兄さんに国立に行ってもらったり、
今回のようにロンマク氏に見に行ってもらっている次第。
ひどいときは1800円ぐらい安く買えたことがありますからね。

で話を戻すと、このプレシジョンズ、中身は相当イケてますね。
ライナーノーツにはジョージ・マクレガーのコメントが載っていますが、
ネクスト・テンプスになってもおかしくない実力があったそうで、
ライブではテンプスをはるかに凌駕するステージを披露していたし、
しかも、こいつらのほうが若いし、ハングリーだったし、とも。

まあ、そのコメントも頷けるほどの出来で、特にリードをとるビリー・プリンス!
彼の歌がかっこよすぎますね。
シャウトでのひずみっぷり、押し出し方、ファルセットでの遠吠え、
まあ、言ってしまえば、私が愛してやまないラフィン系そのままとも言えますが、
魅力的なものは魅力的なのだ。
ファルセットはエディ・ケンほど華麗ではないですが、コクがありますね。
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ブックレットより。
60年代でこのステージをやっていたとすると、
これはソウル・コーラス・グループとしては相当画期的というか、
今でも十分に興奮するレベル。
客を意識したアシュフォード(左)、ギルモア(右から2番目)のジャンプに比べ、
マイク・モーガン(左から2番目)のジャンプは高さを追求した感じで、
客を無視している気もするが、それがまたいい感じ。

曲もやはりテンプスを意識したものが多いわけですが、
本家よりも洗練されていないところはマイナー・レーベルならではと言えますが、
逆に勢いというか男気というか、そういうものが奔流のように溢れ出してくる気も。
ライナーによると、バックの演奏はファンク・ブラザーズということですが、
これまで聞いてきた中ではジェマースン度はあまり高くない気が。
どちらかというと、ベースはボブ・バビットのほうが多いでしょうね。
ベンジャミンも時期的にはいない(ライナーにもその旨記載あり)ですが
ピストル・アレンとユリエルは参加しているそうですが、
自身がドラマーであるマクレガーがほとんどのような気がしますが、
正直推測の域を出ません。
マイク・テリーによるバリトンサックスがやっぱりかっこいい!

ボーナストラックの4曲がまた面白い。
プリンスの前任リードのポール・メリットがリードを取るヴォーカル違いの曲や
プレシジョンズの振付師のロガー・フリッカーのリード、
さらには何故かクリーブランドのルー・ラグランがリードをとる曲も入っていて、
プレシジョンズとしては?ですが、私のような人間には大変うれしいところです。
惜しむらくは、ATCOに残したシングル2枚4曲もついでに入れてくれれば、
完ぺきだったんですけどね、大アトランティック、
やっぱりライセンスが厳しいのかな?

というわけで、話はぐるっと戻るのですが、
私は実は今、関西に出張に来ているのだが、
肝心のD氏は東京に出張?に行っているとのことで、
うーむ、ソウル談義はまたお預けですね。
しかも曇っていてお月さんも見えないぞ!残念!

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これまた別件だが、ホテルに置いてあるタオルの横にあった表示。
先日、東京の映画祭が恥ずかしすぎると話題になっていたが、
これも規模は小さいとはいえ、同じレベル。
Pride of Japanという言葉を入れてしまったために、
なんだか恥ずかしいことになっている。
JBかマイルスぐらいしか許されないぞ、こういうのって。
まあ、なんとか維新なんとかがくぁzqwsxwでcうぇsds。
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by zhimuqing | 2014-11-05 22:51 | U GOTTA FRIEND | Comments(0)
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