22年も経っているのに驚くばかり

中古盤でショマリ唯一(多分)のアルバム、≪Every Day Has A Sun≫を入手。
1992年に発売されたニュー・ジャック・スウィングの名盤として有名な1枚ですね。
10年前ぐらいには随分プレミアが付いていたと思うのだけど、
最近は値段が随分こなれてきているのか、3桁で購入。
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92年といえば、まさにNJS大流行の最後のコーナーを回るか?という時期だけに、
なかなか勢いがあって、よろしい。
今となってはグループ名の由来も良く分からないけど、
ラサーンとナームディーのラングリー兄弟とT-Roy・フロストの3人組。
ラサーンとナームディーが本名かどうかは分かりませんが、
もし本名だとしたら、名付け親はかなりハイセンスですねえ。
パタースンさんと同じように、どちらかの親がカークのファンだったんでしょうか?
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ラサーン君がどの人か非常に気になる。
味わい深さではセンターの人だが、果たして?

割と伸びるテナーのリードがNJSらしくグリグリ節を回し、
がっちりと横に伸びるコーラスがそれを支えるのだけど、
この時期のR&Bにしては、割と落ち着いた音作りなので、
20年以上経った今でも、割とすんなり聴けますね。

全部で15曲あるが、ほとんどの曲でショマリの3人が曲作りや製作に携わっており、
楽器もこなしたトラックも多く、なかなか多芸多才な人達だったと思われるだけに
この1枚で消えてしまったのがなんとも残念。
デビューの時期がもう少し早ければ、あるいは少し遅ければ、
その後の展開が変わったのかもしれないですね。
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それにしても時代を感じさせるな。
やはり左のラサーン氏(仮)が気になってしようがない。

同じ時期にグレン・ジョーンズの名盤≪Here I Go Again≫をプロデュースしていた
バーナード・ベルが3曲関係しているが、ここでもなかなか良い仕事振り。
ベル繋がりで1曲でグレン・ジョーンズがゲストで参加しているが、
さすがにグレン・ジョーンズが相手だと、勢い溢れるショマリといえど分が悪い。
ゲストに完全に食われてしまった、と見るのか、
それともあのグレン・ジョーンズ相手に頑張っているとみるのか、
意見が分かれそうですが、個人的には残念ながら後者かな。

しかし、このアルバムの価値を上げているのは、
ラファエル・ウィギンスのプロデュースの2曲ですね。
まだラファエル・サディークと名乗る前、それどころか、
大名盤≪Sons Of Soul≫で世界にその名前を轟かせる前の仕事。
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多分、この頃のことだと思いますね。(左端)
これまた味わい深い!というか、今の方がずっとイケている!

その後仲たがいしたのか、一緒に名前が連なるクレジットを見ることが
めっきり無くなってしまうトニーズのティモシー(この人のセンスも実は買っている)、
そして現在までに至る長い付き合いになるジュブ・スミスとの共同作業だが、
生楽器の音を活かした、それでいてエッジも十分に効いているという、
当時のシーンではかなり珍しい感触。
それこそ≪Revival≫と≪Sons Of Soul≫の間にしっくり収まる音作りです。
名曲"Pillow"冒頭でのあの印象的なギターのリックもしっかり入っています。

この後の活動が良くわからないのだけど、ネットで調べると
ミーシャのリミックスにも関係していた模様ですが、
さすがにそのあたりには興味がないので、パスするとして
今はどこで何をやっているのかな?うーむ。
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by zhimuqing | 2014-04-17 22:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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