濃厚なファンクネスだ

一見、どこにでもありそうな風体であるが、
そういうやつこそ、実は底知れないファンクネスを宿していたりするもんだ。

都会の粋を集めた漆黒の美というものも当然素晴らしいのであるが、
カントリーサイドにこそ、我々黒い音楽愛好者を
惹きつけてやまぬファンクネスが存在するということは
JBやピケット、ウーマックなんかを例に挙げるまでも無く、
もうこれは自明の理ともいうべきものだ。
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ということで、こいつですね。
捕獲と献上はケンドリックス君!でかした!
(というか、いつもありがとう!と言うか、超絶感謝です、はい)

よくある、この昔ながらの外観(包装)ではあるが、
一皮むいた時のこの表面のソウルフルなこと!
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目の粗いやすりで磨き上げたような、この表面!
隠しきれない、有り余るパッションが白い結晶となって、
竹の皮の文様に沿って、薄化粧の様に表面にまとわりつく。
決して自己主張しすぎることはないが、
どうしてもその息吹を感じざるを得ないという点で、
アーネスト・ラングリンのバッキングのような風情であるが、
僅かに乾燥してクランキーになった肌触りは、ロバート・ホワイトの
単音ピッキングのような味わいとも言える。
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で、こちらが断面図。
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まずどうしても目を惹くのが、この断面の美しさでしょう。
黒光りを極めると、艶が消えてしまったというか、
黒過ぎてファンクをも超えてしまった、とでもいいましょうか?
このような画像をネットにアップして良いものか、
これはフード・ポルノと呼ばれるのではないか?と懸念してしまうほど。
(言葉の定義が全く違うのだが)
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先日福岡でなんと300円で入手してしまったディアンジェロの
12寸“Left & Right”のアカペラ・バージョン5分27秒に通じる
あまりのファンクネスにクラクラしてしまうではないか。
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で、ここで一口齧ってみる。
と思うや否や、瞬く間に物体が無くなってしまうのが不思議なのだが、
濃厚な甘みとともに、どこか豊潤な土壌を感じさせるボディとミネラルの香りが
いわゆる通り一遍のスウィートなだけの甘茶ソウルとは違う味わいを醸し出す。
これはまあ言ってみれば、アルトン・エリスの歌唱に近いな。
それもトレジャー・アイルでの初期録音、バックはスーパーソニックス。
うーむ、素晴らしい。
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ただアルトンの音楽とこれも共通する点ではあるが、
あまりに心地よくて、するっと手元から消えてしまうのが難点だな。
その神髄をなかなか味わい尽くせたような気がしない。
そのせいで、食している途中の写真も手元に残っていない。
うーむ、某氏にこの声が届くとよいのだが。
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ちなみにこちらは昨日の結婚記念日にヨメが購入してきたケーキ。
これも素晴らしい。
メロウな中に抹茶の渋みが効いていて、
いうならばトゥーツ・ヒバートの歌唱のようなものか?
それにしても、こういう物ばかり食べていて、私は大丈夫なのか?
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by zhimuqing | 2014-04-02 23:28 | Hot Barbeque | Comments(2)
Commented at 2014-04-03 23:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by zhimuqing at 2014-04-06 02:06
>> 雛さま

速攻で消えてなくなりましたよ、羊羹。すまんのう。
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