久しぶりの開耳

1週間のうち2,3日は子供を寝かせようとして、
そのまま真っ先に自分が落ちてしまうのですが、
それ以外の日は大体ノロノロと遅くまで起きているのが常で
そういう日はタイマーをかけてCDを聴きながら寝ることが多いのですね。
もっともあっという間に意識がなくなるので、
ほとんど聴いていないようなものですけど。

そういうときに聴く音楽というのは、
当然のことながら、選択の余地が限られてくるわけで、
個人的なヘビー・ローテイションのベスト3は、
エリントンのインディゴかディズニー曲集、ジョアンの初期録音、リロイ・カー、
そしてアルセニオ・ロドリゲスの6枚組みボックスですかね。
(ベスト3どころか、全部で10枚になるけど)
e0147206_22325066.jpg
それにしても至宝過ぎる6枚。
分厚いブックレットはほとんど手を付けていませんが、
これは今後の楽しみとしておきましょう。

ということで、アルセニオ・ロドリゲスなのですが、
中村とうようがヘヴィーだヘヴィーだとマガジンに書き続けていたのですが、
私の印象は少し違っていて、ヘヴィーというよりヘヴィー級、
ヘヴィーという響きよりも、もっとバネが効いている印象ですね。
重くて切れの良いパンチが低い位置から飛んでくるとでも言いましょうか?
(それではロー・ブロウで反則じゃないのか?なんてとは言わないでね)
e0147206_2236256.jpg
そんなわけで、先日もいつものようの寝る前にかけていたのだが、
アルセニオのトレスの音が急にクリアーに耳に飛び込んでくるは、
ベースのフレーズが猛烈に染み込んで来るは、で
もう寝るどころではなくなってしまったのですね。

久しぶりの開眼、いやこの場合は開耳?とでもいうのでしょうか?
これまでもアルセニオの音楽を愛好してきたつもりだったのだが、
今までこの音楽の何を聴いていたのだ?と自問したくなるほど、
スピーカーから溢れてくる音が実にカラフルで生々しい。
ドロリと垂れて来る殺気。
サンテリアの神々から降りてくるようだ。
(別に変なオクスリを服用したわけではございません)
e0147206_2236284.jpg
特にベースが凄いですね。
アルセニオはベーシストに歌うようなフレーズを作れと指示していたそうだが、
なるほど、それは確かにその通りだし、よく言われるように、
その血を濃く受け継いだのが、ジェマースンだったりファミリーマンであり、
そういう意味ではソウルやファンクやレゲエやヒップホップやテクノ等の
ベースが肝になる黒い音楽はみんなアルセニオの子孫だと言っても
過言ではないっっ!と大風呂敷を広げたくなるのですが、
まあ、冷静に考えると、その音楽はどれも西アフリカにルーツがあるわけで、
ここで私が拳を握り締めて力説するようなことではないですね。
これは大変失礼しました。
でもアルセニオ、素晴らしいので、ラテンに興味のあまりない人も是非!
e0147206_22371325.jpg
サンテリアの神々にこのLPを高くても買いなさい、いや買えと言ってるだろ、お前!
と言われているような気がする今日この頃。

こちらは家に帰るとテーブルに置いてあった楽器。
e0147206_22595036.jpg

アルセニオのトレスではないようだが、形状から判断するとボ・ディドリー仕様ギターだな。
細かいところまで手が込んでいていいのぉ。
e0147206_230376.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2014-02-25 23:28 | Rumba DE Manbo! | Comments(4)
Commented by ごっぱち at 2014-02-26 08:35 x
完璧なティッシュボックスギターです!!
Commented by zhimuqing at 2014-02-26 10:06
>> 58兄様

ミが一番ヘッド寄りにあるのは、前に私が説明したのを
覚えていたためかどうかは、まだ本人に確認していないので
分かりません。
問題は私がこれを弾きこなせるかどうか、ですね。
Commented at 2014-02-26 10:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by zhimuqing at 2014-02-26 16:47
>> モロコシさま

ぜひ弾きこなして、愛情の深さを見せつけてくださいませ。
<< ブラックアーク 熱血指導、フォーメイションは3と13 >>