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御茶ノ水は恐ろしい

新宿までスミエ姐さんのライブを観に行ったのですが、
なんとこの日、姐さんが掛け持ちしている2バンドまとめて
一遍に面倒見るわよ!という凄まじさ。

ハート(Onicamas)とエアロスミス(エロスミエス)のコピー・バンド。
何となく聴いたことがある曲がそれぞれ1曲と2曲の計3曲と
完全に門外漢の私なので、まあ予想通りの展開だった訳ですが、
なにせ曲を知らないので、初めのOnicamasがやっている曲を
ずっとエアロスミスだと勘違いしてしまうとは、完全に予想していなかった。
途中休憩の時にプリマク氏と話をして初めて気が付く始末。うーむ。

実はスミエ姐さんが歌う姿を、自分が弾いていないバンドで見るのは初めて。
体力、いや気力かな、に感服しましたよ。
ギリギリと攻めていく姿は流石ですね、はい。
今度是非ともタイバンやりましょう。

で、新宿に向かう前にプリマク氏と合流して御茶ノ水へ。
あの街は大変危険な街で、楽器屋とディスクユニオンの波状攻撃で
メタメタに殺られてしまうので、出来るだけ近づかないようにしているのだが、
ディスクユニオンが新春ナントカセールなんかやってるもんで、案の定。
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今回サルベージしたのは、この諸々。
先日入手したスリム・ゲイラードに引き続き、MCAジェムズ・シリーズの
ライオネル・ハンプトンが超格安で入手できたのも嬉しいけど、
やはり、この本でしょう!≪Groovesville USA≫。
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60年代デトロイト・ソウルのインディー・レーベルの動きをまとめた本。
こんな本が古本で入手できるのが御茶ノ水の凄さですが、
OUTTA SIGHTから本の出版に合わせて発売された同名の編集CDも
中古で売っているというのも、やはり凄いですね。
この辺はまさに今の私の好奇心が激しくそそられている部分なので
大変ありがたいのであります。(同時に恐くもありますが)
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私の大好きなメルヴィン・デイヴィス様!シブイ!

帰りの電車で少し読んでみたのだが、英文もかなり平易だし、
私の中でまだ全く整理できていない当時のシーンがこの1冊で
かなり整理出来そうな予感。
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写真もいっぱいあるし、人名事典もあるし、レーベル毎に
どういう人達が録音を残したかというレーベル辞典まである。
とりあえず、前からガシガシ読破していくも良し、
興味のあるところからズンズン突破を図るもまた良し。
とりあえず、仕事が捗らなくなりそうなこと、
そして研究?が進んで欲しいものが増えていきそうなことを除けば、
もう最高としかいいようがないな。
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by zhimuqing | 2014-01-26 01:28 | BOP GUN | Comments(0)
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